ゾロアーク(ヒスイのすがた) - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

このページはリージョンフォームのものです。
通常フォームはこちら→ゾロアーク

ゾロアーク(ヒスイのすがた) [編集]

No.0571 タイプ:ノーマル/ゴースト
特性:イリュージョン(控えのポケモンに化ける)
体重:73.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
ヒスイ/原種HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値
Hゾロアーク551006012560110510
ゾロアーク(原種)601056012060105510

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)あく
いまひとつ(1/2)どく/むし
いまひとつ(1/4)---
こうかなしノーマル/かくとう/ゴースト

ゾロアークのリージョンフォームであり、唯一のノーマル×ゴースト複合タイプ。
原種と同じくイリュージョンによる攪乱が持ち味で、弱点1に対して半減2、無効3と優秀な耐性との相性も良い。
二刀流ステータスである為、初見ではどちらの技で攻撃して来るか分かりづらく、イリュージョンを含めて更に相手の受け出しをし辛くしている。
特にかくとう+ゴーストの範囲を同時に半減以下にできるのは、他にテラスタルしたきよめのしおキョジオーンのみ。

一方で耐久の低さは原種同様どころか、HPが低下したことで僅かながら下がっている。
抜群はもちろん、一致等倍から危険水域に入ってしまい、一致技の抜群範囲が狭いこともあって真正面からの殴り合いは苦手。
イリュージョンを用いて相手の読みを外しつつ、多彩な変化技と広範囲のサブウェポンを用いたトリッキーな戦いが重要となる。

ちなみに他のリージョンフォームと同じく、原種との同時採用は不可能。
どちらが化けているか分からなくすることはできないが、いずれかのゾロア+ゾロアークの組み合わせであれば一応可能。
参考までに下記にゾロアについての詳細を記載。

専用技のうらみつらみはSVで霜焼けが廃止された事で『LEGENDS アルセウス』から効果が変わり、確実に攻撃ランクを1段階下げるようになった。
効果はひやみずと同じだが、専用技である分か威力がやや高く、最大火力のシャドーボールと比較して一致補正を含めても差は10に満たない。
本人の耐久が低すぎるので自力で活用するのは難しいが、後続補助も兼ねたメインウェポンとして採用可能。
等倍範囲が広いのも強みだが、ノーマルに無効化される点は忘れずに。また専用技な以上、使用者は他にドーブルのみ。
基本的にドーブルに覚えさせるメリットは薄いし威力も大きく異なるので、撃った時点で大体正体はバレるだろう。

タマゴ技であく版メタルバーストのほうふくを習得。ただし優先度0なので、素早いゾロアークとの相性は微妙。
碧の仮面ではポルターガイストを習得。物理技かつ条件があり、命中率にも不安があるものの、火力指数は同条件の特殊ゴースト技よりも高くなる。
素早いのでやや活用しづらいが、積み技や能力ランクの低下を誘う相方と相性の良いしっとのほのお、うっぷんばらしも習得。
不一致かつ物理ということで威力は原種に大きく劣るものの、搦め手としてはたきおとすも獲得している。

孵化厳選する際は、ヒスイゾロア/ゾロアーク側にかわらずのいしを持たせること。持たせないと通常のゾロアが産まれるので注意。

DLC「ゼロの秘宝」早期購入特典として入手可能。2023/10/31まで
テラスタイプは悪、プレシャスボール入りで、特別な技「ハッピータイム」を覚えている。

+  Hゾロアのステータス比較


特性考察 [編集]

イリュージョン
効果は原種と同じ。仕様詳細はあちらの考察を参照。
耐性が全く異なるため、組み合わせる相手も原種とは大分変わってくる。
主に格闘やゴーストが弱点となるポケモンに化けることになるだろう。
特にダブルバトルでは見せ合いの時点でヒスイゾロアークを認識させる事で、相手のねこだましを心理的に躊躇させる利点を持つ。
たとえ繰り出す余地が無いパーティでも、手持ちに入れるだけで抑止力となり得る。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
うらみつらみ75(112)100攻撃↓100%専用一致技。追加効果の強さの割に威力が高く、等倍範囲も広めで優秀。
一度使うと正体がバレることには気を付けたい。
シャドーボール80(120)100特防↓20%タイプ一致技。うらみつらみよりわずかに威力が高い。
イリュージョンがバレることを気にする場合の選択肢にも。
たたりめ65/130
(97/195)
100状態異常相手に
威力2倍
タイプ一致技。自己完結させるならおにびとの併用が必要。
はかいこうせん150(225)90次ターン
行動不可
タイプ一致高火力技だが、反動が痛い。
臆病C振り眼鏡テラス時の火力指数79650はHD特化カバルドンを一撃で倒す破壊力。
珍しく進化前のゾロアも覚える。
ハイパーボイス90(135)100-タイプ一致技。性能安定。みがわり貫通。
テラバースト80(120)100-テラスタル時テラスタイプに変化。非テラスタル時も安定した一致技として使える。
バークアウト5595特攻↓100%威力は低いが、ダブルなら相手2体に攻撃しつつ相手の能力を下げられる。
きあいだま12070特防↓10%ゴースト技と相性がよく、技範囲も広く威力も高いが命中不安。
かえんほうしゃ90100火傷10%草や虫、鋼に抜群。草やエスパーに化けて誘い出す。だいもんじは覚えない。
しっとのほのお70100同ターン中
能力が上がった
相手に火傷100%
相手全体攻撃。ねっぷうを覚えないのでダブルバトルでは候補。
素早いのでやけどは狙いにくい。
ヘドロばくだん90100毒30%対フェアリー。
くさむすび20~120100-対水、岩、地面。炎や電気に化けて誘い出す。
サイコキネシス90100特防↓10%対闘、毒。岩やノーマル単体に化けて誘い出す。
こごえるかぜ5595素早さ↓100%きあいのタスキと併せて。
スカーフ・りゅうのまい・がんせきふうじ持ちのドラゴンに勝てる。
物理技タイプ威力命中効果解説
のしかかり85(127)100麻痺30%タイプ一致技。性能安定。すてみタックルは覚えない。
からげんき70(105)→
140(210)
100状態異常で
威力倍増
タイプ一致技。イリュージョンで状態異常を呼びやすいポケモンに化けるなら。
かげうち40(60)100優先度+1タイプ一致技。先制技。対面性能の向上に。
ポルターガイスト110(165)90相手道具所持時に
技が成功
タイプ一致技。相手が道具を所持していなければ失敗する。非接触技。
シャドークロー70(105)100急所ランク+1タイプ一致技。低威力だが状況を選ばず使える。
ゴーストダイブ90(135)100溜め攻撃タイプ一致技。まもる貫通。シャドークローより高威力。
だがノーマルを呼んだり積みの起点にされるなどスキが大きい。
はたきおとす65/97
(97/145)
100道具排除追加効果が優秀。
イカサマ95100-攻撃無振りでも使える攻撃技。
とんぼがえり70100自分交代対悪。攻撃しつつ撤退。流し性能が高いポケモンに化けるなら。
つばめがえし60100必中対草。キノガッサを強く意識するなら。
けたぐり20~120100-対悪、鋼。ノーマルや岩などにも抜群。炎に化けて誘い出す。
ローキック65100素早↓100%追加効果が優秀。ゴーストには無効。ほうふくとは相性が悪い。
かわらわり75100壁破壊対悪、鋼。壁対策。
きあいパンチ150(225)100-イリュージョンと無効タイプの多さを武器に賭ける。交換読みと併せて。
ほうふく-100-メタルバーストと同じく1.5倍返し。きあいのタスキとセットで。
タイプ相性で無効化されないが、優先度0のためそれなりに素早い自身とは相性が悪い。
変化技タイプ命中解説
おにび85物理アタッカー対策。炎やこんじょうに注意。
ちょうはつ100補助技対策。先発サポート型に。
のろい-削り技兼流し技。サポート後の退場にも。
テラスタルでゴースト以外になると効果が変わるので注意。
おきみやげ100サポート用。起点作りに。
わるだくみ-特攻を強化。イリュージョンで積む隙を作る。
めいそう-特攻・特防を補強。特殊方面を補える。
てだすけ-サポート用。ダブルでの補助に。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
はかいこうせん
ギガインパクト
ハイパーボイス
のしかかり
一致技の威力アップ。格闘が弱点になる事に注意。
かえんほうしゃ
テラバースト
対草、虫、鋼。水や悪、フェアリーに化けて。
テラバースト解説
テラバースト解説
くさむすび
テラバースト
粉技無効。サーフゴーほどではないがキノガッサに滅法強くなる。
テラバースト
こごえるかぜ
対地面、龍。炎や龍に化けて。
炎に化けると火炎放射が使いやすい。やけども狙える。
きあいだま
けたぐり
かわらわり
テラバースト
唯一苦手な悪を半減にできる。
ヘドロばくだん
テラバースト
対フェアリー。
テラバースト解説
つばめがえし解説
サイコキネシス
テラバースト
解説
テラバースト対悪、超。タイプそのものは弱点が多いので注意。
テラバースト解説
うらみつらみ
シャドーボール
たたりめ
シャドークロー
一致技の威力アップ。ゴーストが弱点になる事に注意。
テラバースト解説
あくのはどう
イカサマ
かみくだく
ゴースト技はもともと無効のため、攻撃での主な仮想敵はミラーやリキキリンなどややピンポイント気味。
他には悪タイプの技を凌ぎきあいだま等で返り討ち狙いか。
テラバースト解説
テラバースト唯一の弱点の悪に耐性を得つつ弱点を突けるようになる他、一致技と合わせて全てのポケモンに等倍以上を取れるようになる。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:イリュージョン
性格:おくびょう/せっかち/むじゃき
テラスタイプ:かくとうorフェアリー
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/たつじんのおび
確定技:うらみつらみorシャドーボール
選択攻撃技:ハイパーボイスorテラバースト/きあいだま/かえんほうしゃ/くさむすび/サイコキネシス/こごえるかぜ/かげうち/とんぼがえり
選択補助技:みがわり/ちょうはつ/わるだくみ/おきみやげ/おにび

特殊技で殴る。攻撃技の選択肢の多さが強み。

一致技だけで殆どの相手に等倍以上を取れるので、補助技の採用も検討できる。

物理アタッカー型 [編集]

特性:イリュージョン
性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/たつじんのおび
確定技:ポルターガイストorシャドークロー
選択攻撃技:のしかかり/かげうち/はたきおとす/けたぐりorかわらわり/とんぼがえり/ギガインパクト
選択補助技:みがわり/ちょうはつ/おきみやげ

かげうちの威力を底上げ出来たり、格闘技で命中安定のけたぐりを扱えるのが利点。
ポルターガイストを採用した場合、ゴースト技の火力指数は特殊型を上回る。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ゾロアーク(ヒスイのすがた) [編集]

注意すべき点
原種に引き続き準専用特性イリュージョンによる牽制・奇襲。
無効耐性が多く、ゴースト・かくとう弱点のポケモンに化けられると厄介。弱点もあくのみ。
相性補完に優れるポケモンや、積みアタッカーに化けて撹乱してくる。
エスパーやゴーストを呼んで霊技、1:1交換を狙えるほうふく、ノーマル・格闘技を誘って無効化。
専用技うらみつらみのAダウンにより後続のサポートにも優れている。
対策方法
耐性は優れているが耐久そのものは貧弱で、アタッカーの一致等倍ぐらいから確1圏内。
原種と違い、反撃技は高い素早さと相性の悪いほうふく。中速アタッカーなら反撃で問題無く落とせる。
基本的には原種と同じく、一貫するタイプの攻撃技が安定行動となる。
うらみつらみにより、物理アタッカーは起点にされる危険もあるので可能な限り特殊アタッカーで。

外部リンク [編集]