ヌオー - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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ヌオー [編集]

No.0195 タイプ:みず/じめん
通常特性:しめりけ(じばく、だいばくはつ、ビックリヘッド、ミストバースト、ゆうばくを無効にする)
     ちょすい(みずタイプの技を受けた時、その技を無効化し、HPを最大値の1/4回復する)
隠れ特性:てんねん(相手の能力変化を無視する)
体重  :75.0Kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
水/地HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性くさむすびの威力
ヌオー958585656535430しめりけ/ちょすい/てんねん80
ナマズン1107873767160468どんかん/きけんよち/うるおいボディ40
トリトドン1118368928239475ねんちゃく/よびみず/すなのちから60
ラグラージ10011090859060535げきりゅう/しめりけ80

ばつぐん(4倍)くさ
ばつぐん(2倍)---
いまひとつ(1/2)ほのお/どく/いわ/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなしでんき

特性「ちょすい」の場合、みず無効
フリーズドライで4倍ダメージ


第二世代出身のみず×じめん複合。この複合は耐性が優秀で、弱点はくさのみ、メジャーなものも含めた5タイプを半減以下に抑える。
また、ちょすいによりみず技を無効化、こおりも等倍なのでみずを受けられるじめんタイプというのも魅力的。
ただしそれらの特徴だけだとトリトドンが同じ芸当を可能とし、種族値では上回られている。

結果、差別化の為に希少特性てんねんによる積みアタッカーのストッパーとして起用されることが多い。
ミミッキュバンギラス等、トップメタには積み技や能力ランクを上昇させる道具を採用しているものが多く、それらに対して強気に出られるのが強み。
あくび等の誤魔化し、流し技も習得し、物理受けとして高い汎用性を持つ。

ただし火力は乏しく、耐久指数も中の上程度と決して高くはなく、あくまで特性ありきの役割である点には注意。
こだわりハチマキ等、ランクに依存せず高火力を叩き出す相手は予め積んでおかないと受けが成立しない。
かたやぶりにも弱く、ばかぢから、りゅうせいぐんといった技による能力低下も無視してしまう等、欠点も多い。
同複合全般に言えることではあるが、フリーズドライを食らうと一気に役割破壊されてしまうので警戒が必要。

第九世代ではステルスロック、まきびし、どくびし、ゆきなだれ、ドレインパンチ、ボディプレス、てだすけを習得。
またトリトドンと同様にねっとうを没収されひやみずを習得したが、てんねんだと攻撃低下が無効化されてしまう。

新ポケモンの中に3体のてんねん持ちポケモン(ドオーラウドボーンヘイラッシャ)が存在している。
タイプが異なるものの皆優秀な性能であるため、意識はしておきたい。

カラフシティのNPCにパルデアウパーと原種ウパーを交換してもらえる。
パルデア地方内でタマゴ孵化による厳選を行う場合、原種ウパー・ヌオーにかわらずのいしを持たせること。
キタカミの里では野生出現するようになり、エリア内ではかわらずのいしを持たせず孵化できるようになった。



特性考察 [編集]

しめりけ
場のポケモンがじばく・だいばくはつ・ミストバーストを使用する、或いはゆうばくが発動した際にそれを無効化。
ミストバーストの習得手段が消え、習得者が激減したため対策対象が少ない。
効果があまりにピンポイント、かつヌオーの種族値に見合うものではないので、基本的に候補外。
ちょすい
本来等倍で受けるみず技を無効化し、最大HPの25%を回復。シンプルに耐性が増加する強力な特性。
トレースされるとみず技が通らなくなるので注意。
てんねん
隠れ特性。相手の素早さ・急所以外の能力ランク補正を無視して行動できる。
安定して物理受けとしての役割を果たせるようになり、ヌオーの採用理由にも直結する有用な特性。
ただし、かたやぶりには無効化されるためオノノクスは基本的に受けきれない。
相手の攻撃・特攻のランク低下も無視することを忘れずに。
こちらのランク補正は無視されないので、アシッドボムやいやなおとなどで能力を下げてくる相手にも注意。
ちなみにつけあがる、アシストパワーの威力上昇は防げない。
こちらもトレースされるとこちらの積み技が通用しなくなるので注意しよう。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
じしん100(150)100-タイプ一致技。性能安定。ダブルでは周囲全体攻撃。
じならし60(90)100素早さ↓100%流した先への嫌がらせ。後続サポート向け。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%用途はじならしと同じだがタイプで無効化されない。
ただしダメージ・命中率は下回る。
アクアブレイク85100防御↓20%タイプ一致技で範囲も広いがじしんと被る。
じしんと違って一部防御特性を除けば無効化されない。
アクアテールも覚えるが、命中不安なため耐久型で採用されることは稀。
ストーンエッジ10080急所ランク+1地面との相性補完に優れるサブウェポン。命中不安。
いわなだれ7590怯み30%命中重視。4倍弱点なら十分落とせる。
れいとうパンチ75100凍り10%4倍弱点の相手に。
カウンター-100優先度-5タマゴ技。物理に対する強力な役割破壊技。
ただし、草はリンドのみかきあいのタスキでないと無理。
ボディプレス80100-自分の防御値で火力計算。のろいやたくわえると相性が良い。
特殊技タイプ威力命中効果解説
こごえるかぜ5595素早さ↓100%後続サポート。がんせきふうじと選択。ダブルでは相手全体攻撃。
アシッドボム40100特防↓↓100%タマゴ技。ちょすいでの火力補強、後続サポートに。
ダブルバトルでは味方のラランテスに浴びせて耐久アップを狙う手も。
変化技タイプ命中解説
じこさいせい-タマゴ技。優秀な回復技。PPが5に減少したのが痛い。
たくわえる-タマゴ技。防御と特防を同時に3回まで上げられる。
のろい-タマゴ技。AB↑S↓。てんねんなら相手の積み技で崩されることがない。
ゴーストタイプにテラスタルすると効果が変わるので注意。
どくどく90交代先に撃つ嫌がらせ。積みの起点にされないてんねんとは好シナジー。
あくび-ヌオーの採用理由に直結する強力な流し技。積みエースなどを無償降臨させる場合に有用。
アンコール100強力な補助技だが遅いので読みが重要。
かいでんぱ100特殊アタッカーの交代を読めれば有効。てんねんだと意味がないのでちょすいの場合に採用。
ドわすれ-てんねんならこちら。特殊耐久を高められるが、草技持ちからは逃げたほうがよい。
ねむる-できればカゴのみと合わせて。状態異常も回復するのがメリット。
まもる-相手の型を見分けるときに。どくどく・たべのこし等とは相性がよい。
ステルスロック-あくびと合わせて、交代のスリップダメージか眠らせるかの選択を相手に迫る。
てだすけ-ダブルでのサポート用。優先度が高いので鈍足でも問題ない。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト解説
テラバースト火傷無効。
アクアブレイク解説
テラバースト元々電気が無効かつ鈍足なので、麻痺無効の恩恵は薄い。
テラバースト粉技無効。
れいとうパンチ解説
ボディプレス
テラバースト
解説
テラバースト毒・猛毒無効。どくどくが必中になる。
じしん解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
ストーンエッジ
いわなだれ
解説
テラバーストダブルでちょすいで運用し、のろいを放ち、味方のなみのりで回復といった手も可能。
テラバースト解説
テラバーストいたずらごころ耐性の獲得。
テラバースト毒・猛毒無効。
テラバースト解説

型考察 [編集]

てんねん耐久型 [編集]

特性:てんねん
性格:ずぶといorのんきorわんぱく
努力値:HB252
持ち物:ゴツゴツメット/オボンのみ/たべのこし/きあいのタスキ
確定技:じこさいせい
優先技:まもる/たくわえるorのろい/あくび/どくどく/ボディプレス/じしん
攻撃技:ストーンエッジ/アクアブレイク/うずしお
変化技:みがわり/ステルスロック

特性てんねんにより相手の積み技による能力補正を無視できる。
こちらの積みは有効なため、積んだ相手を流した隙に要塞化していくことができる。

どくどく、あくびはいずれも状態異常を仕掛ける優秀な技だが、技スペースが悩ましい。
一つだけでは相手によって腐る事も多いので、併用しておくのもアリ。

主な役割対象はバンギラスミミッキュドラパルトなど。
一般的な積み型なら後出しから完封可能。相手は退くしかなくなる。
草技やかたやぶりには弱く、オノノクス等は安定しない。

ちょすい型 [編集]

特性:ちょすい
性格:ずぶといorのんき
努力値:HB252
持ち物:たべのこし/オボンのみ/リンドのみ/ゴツゴツメット
確定技:じこさいせい
優先技:あくびorどくどく/まもる/ひやみず
攻撃技:じしん(のんき採用時)/れいとうビーム/ストーンエッジ/アクアブレイク/ボディプレス
変化技:たくわえる/のろい/みがわり/ステルスロック

ヌオー=てんねん型のイメージを逆手に取り、水タイプを後出しから流す型。 
てんねん型が対の選択肢として非常に強力なため、アタッカーに対面で積み技を使うのを躊躇させられる。
さらに、本来苦手なウォッシュロトムなどのアタッカーを釣り出しつつ、確実に役割が持つことが出来る。
単純な性能だけ見るとよびみずトリトドンに劣り気味だが、相手はてんねん型を考慮しつつ動かなければならないため、実際の立ち回りは完全に別物と言って良い。

単純な物理受けとしてはてんねん型以上に不安定。
とはいえ、上手くてんねん型に偽装できれば本来ちょすい型で受けるのが難しい相手も起点にできる可能性がある。

勿論、つるぎのまいなど処理速度の早い積み技持ちに、ちょすい型の一点読みで攻撃された場合は為すすべがないため、そこは割り切って使う必要がある。

プレイングにおいてはいかにてんねん型に上手く偽装できるかが重要。
一例として、ハッサムなどの積みエースに後出しするなど。ハッタリとはいえ非常に効果的な撹乱が見込める。
受け出しでちょすいが発動した時点で型バレし、積みエースを強く呼ぶことになるため、流し際に撒いて起点化を防げるあくびの有用性は非常に高い。
どくどくは流し性能ではあくびに劣るが処理速度を早めることができる。トリトドンは習得できないため、差別化の観点でも有用。


対ヌオー [編集]

注意すべき点
現状において物理アタッカーにとって手を焼くヌオーのほとんどは特性てんねんによるもの。
その性質を理解していないと手が付けられなくなるため注意が必要。
また水・地面の相性補完により弱点が突きづらく攻撃範囲も広いのが厄介。
その他流すための補助技も充実しており、安易に有利なポケモンを後出しすると手痛い役割破壊を受けることも。
対策方法
素の能力は低いので、積み技や回復技を使う隙を与えず一気に落とす。
ちょうはつやみがわりで補助技を防ぐと処理しやすい。
物理受けが多いため特殊技の方が通る。フリーズドライは裏のドヒドイデにも一貫するので最も有効。
持ち物・天候・フィールド効果で高火力を出せるポケモンや、かたやぶり持ちならてんねんの影響を受けない。

外部リンク [編集]