ブースター - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ブースター [編集]

No.0136 タイプ:ほのお
通常特性:もらいび(受けた炎タイプの技を無効にし、交代するまで炎技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:こんじょう(状態異常のときに攻撃が1.5倍になる・やけどによる物理技の威力低下を無視)
体重  :25.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
中速物理炎HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ブースター65130609511065525もらいび/こんじょう
ウインディ90110801008095555いかく/もらいび/せいぎのこころ
こんじょうからげんきHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ブースター65130609511065525もらいび/こんじょう
ガチグマ130140105458050550こんじょう/ぼうだん/きんちょうかん
ヘラクロス8012575409585500むしのしらせ/こんじょう/じしんかじょう
ハリテヤマ14412060406050474あついしぼう/こんじょう/ちからずく
レントラー8012079957970523とうそうしん/いかく/こんじょう

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/じめん/いわ
いまひとつ(1/2)ほのお/くさ/こおり/むし/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性「もらいび」の場合、ほのお無効


ブイズ:イーブイ シャワーズ サンダース ブースター エーフィ ブラッキー リーフィア グレイシア ニンフィア


イーブイの進化系、通称ブイズの一角に当たるほのおポケモン。
高い攻撃力とこんじょうから放たれるフレアドライブは極めて強力。
特攻も役割破壊には十分な程度にあり、オーバーヒートのデメリットを実質的に緩和することもできる。

ただし二刀流気質の配分は無駄が多く、特に素早さへのしわ寄せが辛く、中途半端な鈍足。
物理耐久も低いため、物理アタッカー相手は上を取られて縛られてしまいがち。
こんじょうを活用しようとした場合、持ち物がどくどくだまにほぼ固定されてしまい更に場持ちの悪さが際立ってしまう。
一応テラスタルの登場で、かえんだまで発動させることも可能にはなったがテラスタル権を切るだけの価値があるかはよく考えたい。

技方面でも当初は逆風が大きかったが、その後DLCの登場と同時にニトロチャージを技マシンで覚えられるように。
藍の円盤でやけっぱち、みわくのボイスを新規習得。ドラゴンあくに対する有効打を獲得した。
ねっさのだいち、ウェザーボールを再習得している他、鈍足で相性は微妙だががむしゃらも新たに覚えるようになった。
ウインディエースバーンなど、同タイプのライバルとの差は相変わらず感じざるを得ないが、それなりに戦える程度には強化されたか。
一方でばかぢから、アイアンテール、マジカルフレイムは覚えられなくなり、かくとう技は事実上、テラバースト頼りとなっている。



特性考察 [編集]

もらいび
通常特性。相手の炎技を無効化し、自身の炎技の火力をアップ。
無償降臨と強化を同時に行えるが、炎技やおにびを強く誘えるパーティ構成と読みが必要。
競合相手であるウインディも同じ特性を持つことは頭に入れておきたい。
かたやぶりには貫通される。無振りかつほのお等倍テラスだとかまどオーガポンのツタこんぼうで確1なので注意。
トレースサーナイトポリゴン2への有効打も物理ではノーマル技しかない。
ダブルバトルでは味方のふんえんでも発動可能。
こんじょう
隠れ特性。状態異常で攻撃1.5倍。
炎タイプでは自身のみで差別化に有用だが、火傷無効なのでかえんだまや相手のおにびで発動できず、からげんきも不一致。
活用するにはどくどくだまとまもるが必要で、ハチマキと違い1ターン目から火力を出せず、スリップダメージも毎ターン増加するので非常に痛い。
かえんだまで一定のダメージ量で抑えられる他のこんじょう持ちと比べても、ミスマッチで扱いづらい。
一応テラスタルでかえんだまを強引に起動することは可能ではあるが、
貴重な繰り出しチャンスである鈍足特殊相手に受け出しで起動出来なくなるのは大きな痛手になる。
発動できても鈍足かつ低耐久であるため、まともに行動回数を確保するにはトリックルームなどのサポートが必須。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
フレアドライブ120(180)100反動1/3
火傷10%
一致技。物理のメインウェポンだが反動が痛い。
やけっぱち75/150
(112/225)
100技失敗直後
威力2倍
一致技。メインにするには半端な威力だがタスキが潰れない。
追加効果が活きる場面は少ない。
ニトロチャージ50(75)100素早さ↑100%一致技。殴りながら加速。バトンタッチするのもよい。
くさわけ50100素早さ↑100%積み技兼攻撃技。バトンタッチするのもよい。ニトロチャージはDLCで再習得。
全ての弱点タイプに有効なのでブイズではリーフィアと並び特に相性がいい。
すてみタックル120100反動1/3等倍範囲が広いが岩には半減。反動が痛い。
からげんき70/140100-こんじょう型でのサブウェポン。どくどくだまやテラスかえんだまとあわせて。
のしかかり85100麻痺30%威力は微妙だが麻痺をワンチャン狙えると思えば悪くはない。
じたばた20~200100-脆いのできあいのタスキで最大火力は狙える。
でんこうせっか40100優先度+1最後っ屁、きあいのタスキ潰し、ダメ押しなど、それなりに役立つ。
かみつく60100怯み30%ドラパルトイダイトウラウドボーンに。怯みは狙いにくい。かみくだくは覚えない。
にどげり30×2100-がんじょうやきあいのタスキに強いが、威力は低い。
がむしゃら-100-削り技。でんこうせっかとのコンボも可能。
特殊技タイプ威力命中効果解説
オーバーヒート130(195)90特攻↓↓一致技。撃ち逃げ専用として割り切ればかなり優秀。両刀型でも。
だいもんじ110(165)85火傷10%一致技。特殊メインウェポン。やや命中不安。
かえんほうしゃ90(135)100火傷10%一致技。PPが多く耐久型等で安定して使える。
ふんえん80(120)100火傷30%一致技。ダブル用。
火傷だけ狙いたいならおにびの方が確率が高いが、技スペースを節約したいなら。
ほのおのうず35(52)85拘束一致技。あくびとセットで。度々外れるので注意。
シャドーボール80100特防↓20%ドラパルトイダイトウラウドボーンに。
アシストパワー20~100-二刀を活かしてバトンタッチ先にするなら。
ウェザーボール50/100
(150)
100-天候でタイプ変化&威力倍。晴れでは威力225命中100のメインウェポンに。
苦手な場面だが、雨でも高威力になる。
ねっさのだいち70100火傷30%対炎岩。火傷も狙える。
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
おにび85耐久型、サポート、スリップダメージ狙い等用途は様々。
あくび-交代読みで撃ったり、相手の交代促進に使ったり。
炎ポケモンで他に覚えるのはバクーダコータスカエンジシラウドボーン
ねがいごと-耐久型には必須。まもるとセットで使いたい。
まもる-様子見、ねがいごとと併用、たべのこし・状態異常のターン稼ぎ等使い道はそれなりにある。
あまえる100物理に対する嫌がらせ。おにびと違い炎にも有効であくびと共存可だが、交代で解除される。
無効特性やクリアチャームにも注意。
つぶらなひとみ100あまえるより下降幅は低いが、先制で打てる。
こわいかお100後続のサポートに。
バトンタッチ-くさわけの引き継ぎにセットで。
めいそう-特殊型で運用するなら。ただし積む隙は作りづらい。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
からげんき
すてみタックル
でんこうせっか
からげんきを更に高威力にして突破を図る。
ただし、環境的に接触ノーマル技は通りにくい上、それをやるならガチグマで十分。
ねっぷう
かえんほうしゃ
だいもんじ
オーバーヒート
フレアドライブ
一致技の火力補強。
テラバースト解説
テラバースト解説
くさわけ
テラバースト
呼びやすい水、地、岩に強いが、テラバースト以外の対応技の威力が低い。
テラバースト解説
テラバースト没収されたばかぢからの代わりで、仕様によりこれまでのばかぢからと同等相当の火力を連発可。
ただしフェアリーが半減→弱点になる。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト弱点の地面を無効にし草、虫耐性は維持する。
テラバースト
アシストパワー
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
シャドーボール
テラバースト
解説
テラバースト水半減、草耐性は維持。鋼、氷、妖は元のタイプで呼びにくい。
かみつく
テラバースト
解説
テラバーストもらいびで炎耐性を維持しながら、多耐性を得ることで低めの耐久をケアする。
今作ではばかぢからを没収されたため、苦手な岩への最大打点である。
テラバースト解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

性格:いじっぱり/ようき/せっかち/さみしがり
特性:もらいび
努力値:A252 H252orS調整残りH
持ち物:いのちのたま/こだわりスカーフ/オボンのみ/とつげきチョッキ/せんせいのツメ
確定技:フレアドライブ
攻撃技:だいもんじorオーバーヒート/すてみタックル/でんこうせっか/シャドーボールorかみつく/くさわけorニトロチャージ/テラバースト
変化技:おにび/あくび

火力は高いがタイマン性能は低いため撃ち逃げが基本。
フレアドライブの反動もあって非常に短命なので、有利対面でも相手の型・動きをしっかり見極めたい。

ブイズ特有の豊富な補助技を捨てることになるが、フルアタでとつげきチョッキを持たせて特殊相手への繰り出し性能を上げるのも手。
くさわけは最速で一度使っても130族を抜けないが、とつげきチョッキを持ったままでも使える積み技として考えると調整範囲が増える。アップデートでニトロチャージが復活したため、基本的にはこちらを採用する事になるか。

サイクルに組み込む運用となるためなるべく耐久に割いておきたいが、S振り運用の少ない中速帯を逆手にとって多少の調整はあり。
S20振りで無振りアーマーガア、44振りで無振り70族、124振りで無振り80族まで抜ける。

こんじょうアタッカー型 [編集]

性格:いじっぱり/ようき/ゆうかん
特性:こんじょう
努力値:攻撃252 HP252or素早さ252
持ち物:どくどくだま/かえんだま(ノーマルテラスタルの場合)
確定技:フレアドライブ
優先技:からげんき/でんこうせっか(ノーマルテラスタルの場合)
攻撃技:すてみタックル/かみつく/くさわけ/ニトロチャージ/テラバースト
変化技:まもる/おにび/あくび

こんじょう発動からの一致フレアドライブで負荷をかける型。
ブースター以下の鈍足や耐久型への崩しを重視するならAS振り。
サイクルや撃ち合いを重視するならHA振りになる。

得られる火力は相当なものだが、物理面の脆さと中途半端な素早さがネック。
特に耐久面はもともとの脆さに加えて猛毒と反動ダメージによりさらに短命となるため、トリックルームやおいかぜなどのサポートが欲しい。
有用なサブウェポンがからげんき程度しかなく範囲が狭いこともあって、運用難度はかなり高い。

今作ではノーマルテラスタルにより火炎玉で根性を発動させることができ、一致からげんきを撃ち込む事ができる。
でんこうせっかもタイプ一致となりハッサムのテクニシャンバレットパンチと同じ火力指数になるため優先度が高い。
ガチグマは先制技を習得しない為、元の一致技である炎技や素の素早さの違いと合わせ差別化のカギとなる。

+  過去の議論まとめ

特殊アタッカー型 [編集]

特性:もらいび
性格:ひかえめ/おくびょう/れいせい
努力値:特攻252、HPor素早さ252をベースに調整
持ち物:こだわりスカーフ/いのちのたま/とつげきチョッキ
確定技:だいもんじorかえんほうしゃorオーバーヒート
優先技:シャドーボール
特殊技:みわくのボイス/ねっさのだいち/アシストパワー/テラバースト
変化技:まもる/おにび/あくび/ねがいごと/めいそう

特攻は95と低くなく、特殊アタッカーとしても運用可能。
攻撃も素でそこそこ高いので、両刀もありか。

特殊受け型 [編集]

性格:おだやか
特性:もらいび
努力値:HP252 素早さ調整 残り特防
持ち物:たべのこし/ラムのみ/オボンのみ/しめつけバンド
確定技:ねがいごと
優先技:おにびorあくび/まもる
攻撃技:かえんほうしゃorふんえん
変化技:バトンタッチ/めいそう

おにび、もらいび、高い特防110を活かした耐久型。
耐性有利な草・炎・妖、こちらの弱点を突きづらい電気や超・霊などの特殊を後出しから受ける。
交代で出てくる物理アタッカーには鬼火やあくびを撃てるため、起点回避能力もそこそこ。
種族値傾向に合致し、ウインディとの差別化にも有用だったマジカルフレイムが没収されたため、使い勝手は下がっている。

HP種族値が低いため、実際はウインディと耐久力はあまり変わらない。
実際の特殊耐久力(HP×特防)は補正ありで、ウインディ28565、ブースター30616。
想定されうる双方の特殊受け型の技構成を比べると
ウインディ:あさのひざし/バークアウト/おにび/炎技
ブースター:ねがいごと/おにびorあくび/まもるor攻撃技

サポート型 [編集]

性格:ようき/おくびょう/しんちょう/おだやか
特性:もらいび
努力値:HS252orAS252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:こわいかお
優先技:あくび/おにびorあまえるorつぶらなひとみ
攻撃技:ふんえんorフレアドライブ/でんこうせっか/がむしゃら
変化技:こらえる/ねがいごと

タスキで耐えつつこわいかおで素早さを下げて、後続の起点を作るサポートを行う。
Sが下がった相手には上からあくびを撃つことができるので、そのまま落とされてしまえば起点作りが完了する。

相手の火力を削ぐ手段が豊富にあるので、積み技に対しても比較的対処しやすく、起点になりづらい。
あまえるはつるぎのまいを使われてもイーブンにでき、おにびと違ってあくびと併用しやすい。
つぶらなひとみは必ず先制できるので、落ちる前の最後っ屁としてはでんこうせっか以上に有用。

フレアドライブは自主退場用。


対ブースター [編集]

注意すべき点
攻撃種族値130+こんじょう+フレアドライブの破壊力。からげんきも不一致だが馬鹿にならない威力になる。
あくびやおにびなど豊富な補助技を駆使してくることも。
特殊耐久も高いため、チョッキ持ちでさらに耐久を上げたり、ねがいごとでの耐久型も。
対策方法
足は遅く物理耐久も脆いので、素早い物理アタッカーで上から殴る。高火力先制技で倒す。
アタッカー型の攻撃範囲は狭いので、ほのお+ノーマル+くさが通らないドラパルトラウドボーンなどのポケモンなら有利をとれる。

外部リンク [編集]