ヨクバリス - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ヨクバリス [編集]

No.0820 タイプ:ノーマル
通常特性:ほおぶくろ(きのみを使用した時、最大HPの3分の1回復する)
隠れ特性:くいしんぼう(最大HPの半分以下になった時、使用条件に関係なくきのみを使用する)
体重:6.0kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
食いしん坊ノーマルHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ヨクバリス1209595557520460ほおぶくろ/くいしんぼう
パフュートン♂11010075598065489とれないにおい/くいしんぼう/あついしぼう
パフュートン♀1159070599065489アロマベール/くいしんぼう/あついしぼう
カビゴン160110656511030540めんえき/あついしぼう/くいしんぼう
ほおぶくろノーマルHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ヨクバリス1209595557520460ほおぶくろ/くいしんぼう
イッカネズミ7475706575111470フレンドガード/ほおぶくろ/テクニシャン

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第八世代の序盤ノーマル。例に漏れず合計種族値は控えめだが、素早さを捨てて耐久に振った数値であり、差別化がしやすい。

第九世代では同じ鈍足高耐久ノーマルのカビゴンに続いて、新顔のパフュートンくいしんぼうを持ち、新たなライバルとなる。
専用技だったほおばるをパフュートン、マルノームが獲得し、個性はやや弱まってしまった。
幸いこの中では防御種族値が最も高く、ほおばる+ボディプレスの威力で差別化は可能。

第九世代の新技にはこれといったものは無い。強いて言えば自身との相性は悪いが、後続補助になるじならし程度。
くさわけは、素の素早さが低すぎる、バトンタッチを覚えない、トリパでは逆効果になるため、有用性が今のところあまりない。

碧の仮面では失ったしっぺがえしの代わりにはたきおとすを新規習得、ジャイロボールも再獲得してアタッカー性能が補強された。



特性考察 [編集]

ほおぶくろ
何らかの手段できのみを食べると体力を最大1/3回復できる。きのみの種類は問わない。
ほおばるで能動的に発動可能。相手の攻撃を耐えたうえで防御を2段階上げられる。
味方のなげつけるで効果のあるきのみをぶつけられた時も発動できる。
はたきおとすやどろぼう等で喪失した場合は無効なので注意。
くいしんぼう
隠れ特性。HPが最大HPの半分以下になると、残り体力が1/4以下で使うきのみをすぐに使う。
チイラのみやカムラのみと相性が良い。
くいしんぼうフィラのみは、回復量がほおぶくろオボンの下位互換になるので注意。
(フィラのみ = 1/3 = 33%回復、ほおぶくろオボン = 1/4+1/3 = 7/12 ≒ 58%回復)

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
のしかかり85(127)100麻痺30%タイプ一致技だが、弱点を突けないこと、
ほおばるリュガ後のボディプレスの方が火力が高いこともあり、採用しない選択もある。
とっておき140(210)100-タイプ一致技。他の技を全部使う必要があるが、高威力で連発可。
長期戦になりがちなポケモンなので、他の技を使い切りやすい。
いかりのまえば-90-優秀な削り技。ゴーストには無効。
ボディプレス80100-リュガのみをほおばる場合のメインウエポン候補。
ジャイロボール1~150100-対岩・氷・フェアリー。最遅なら無振り50族から威力80超え、
無振り85族から威力120超え、準速80族以上に威力150が出る。
ハバタクカミはHB特化でもない限り確定1。
じしん100100-対鋼・毒・炎・電。
じならし60100全体S↓100%後続のサポート用。
はたきおとす65/97100道具排除対ゴースト。追加効果が優秀。
かみくだく80100防御↓20%対ゴースト。性能安定。
タネばくだん80100-対水地面。積み型でてんねんヌオー対策。
タネマシンガン25*2~5100-対水地面。積み型でタスキ頑丈対策。期待値は3発。
A全振り+はらだいこなら3発で無振りミミッキュ高乱数。
ワイルドボルト90100反動1/4対水。反動が痛い。
かみなりのキバ6595麻痺10%
怯み10%
こちらは反動無し。ギャラドスペリッパーに。
ほのおのキバ6595火傷10%
怯み10%
4倍ピンポイント。主に対ハッサム
こおりのキバ6595凍り10%
怯み10%
4倍ドラゴンに。
A特化ならランクが+1以上で確1なので、つるぎのまいの後にいかくを受けても役割遂行可能。
サイコファング85100壁破壊壁破壊に。
ほしがる60(90)100道具奪取ほおばるで能動的に持ち物を空けられるため相性がいい。
どろぼうよりも威力が高い。
どろぼう60100道具奪取ほしがるより火力は下がるが、タイプ相性で無効化されない。
せいぎのこころには注意。
カウンター-100優先度-5余程のことが無ければ一撃で倒されないので狙いやすい。
ほおぶくろオボンでリカバリも可能。
特殊技タイプ威力命中効果解説
テラバースト80(120)100-通常でもタイプ一致技。
自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
マッドショット5595相手S↓100%サポート用。ダブルバトルでじならしを嫌うなら。
変化技タイプ命中解説
ほおばる-きのみ効果を発動させつつ、防御2段階上昇。同時にほおぶくろの効果も発動する。
相手が「きんちょうかん」でも発動が可能。
ねむる-基本的に素ねむりとなるが、積み技や弱点を持たない物理なら受けきれる。
はらだいこ-ハイリスクな積み技だが、持ち前の高耐久とほおぶくろ+オボンのみと合わせて。相手のイカサマに注意。
つるぎのまい-堅実に積みたいならこちら。1積みでは決定力不足気味。こちらもイカサマには注意。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
のしかかり
ギガインパクト
一致技の強化に。
テラバースト
ほのおのキバ
火傷無効。
テラバースト解説
テラバースト
かみなりのキバ
ワイルドボルト
麻痺無効の恩恵は薄い。
タネマシンガン
タネばくだん
粉技無効。
テラバースト
こおりのキバ
解説
ボディプレスボディプレスの威力強化。
テラバースト闘半減、猛毒耐性。
じしん
じだんだ
じならし
解説
テラバースト対格闘。
サイコファング対格闘。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト格闘無効。
テラバースト解説
どろぼう
かみくだく
いたずらごころ耐性の獲得。格闘が一貫する。
テラバースト解説
テラバースト解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

ほおばる型 [編集]

特性:ほおぶくろ
性格:のんき/わんぱく
努力値:H252 B252orA252orD252
持ち物:リュガのみ/オボンのみ/フィラのみ
確定技:ほおばる/ボディプレス
攻撃技:いかりのまえば/カウンター/じしん/のしかかり/かみくだく/かみなりのキバ/こおりのキバ/ほのおのキバ/タネばくだん/ほしがるorどろぼう
補助技:たくわえる/つるぎのまい/ねむる

ほおばるにより防御2段階上昇しつつほおぶくろで回復し、防御依存ダメージのボディプレスで殴る型。
リュガのみと合わせれば防御3段階アップ。攻撃に努力値を割かずとも火力が出せるため、物理を起点化しやすい。
いかりのまえばでの削りや物理へのカウンター、きのみ使用後のどろぼうで相手の妨害など、他の動きも多彩。

B特化+リュガほおばるによるBランク↑3でのボディプレスは火力指数32160。
2ターンかけた割には然程強力というわけでもない。
タダで殴られるにはリターンが見合わないため、ほおばるによるB上昇が活かせる相手をしっかり選んで繰り出したい。

参考までに、素のB特化ボディプレスは火力指数12880。

ちなみに、わんぱくにして鈍足耐久型に先手を取るようにするのも手。
Sに124振ると無振りドヒドイデに先手を取れる。

オボン積み型 [編集]

特性:ほおぶくろ
性格:ゆうかん/のんき/いじっぱり/わんぱく
努力値:H244 A252ベースでB調整
持ち物:オボンのみ
確定技:はらだいこorつるぎのまい/のしかかり
優先技:じしん/かみくだく
攻撃技:かみなりのキバ/こおりのキバ/ほのおのキバ/タネばくだん/ボディプレス
補助技:たくわえる/ねむる

ほおぶくろ+オボンのみの回復量を活かした型。
元々耐久は高めなので、HP最大なら大概の攻撃は一発は耐える。
相手の攻撃を耐えつつはらだいこやつるぎのまいを積み、減ったHPはきのみでほぼ全回復することで、次ターン以降の高火力で殴り勝つ。

元々A95とそれなりで、三色キバを始め技範囲も広いため、攻撃面での不安はない。
一度積めば十分な火力が出る。

リターンが大きいのははらだいこだが、被ダメージを見誤るとほおぶくろ+オボンの回復量を合わせても上から叩かれて終了となってしまう。
トリル下での運用や壁貼りから繋ぐなど一工夫するとハマりやすくなる。
はらだいこではなくつるぎのまいにすると、HPを削らないのでほぼ確実に十分に行動回数を稼ぐだけのHPを確保でき、単騎でも積みが安定する。

はらだいこオボンをする場合はHPを2n調整、具体的にはH244振りするとよい。

クッション型 [編集]

特性:ほおぶくろ
性格:のんき/わんぱく
努力値:HB252
持ち物:オボンのみ/フィラのみ
確定技:カウンター
攻撃技:ボディプレス/いかりのまえば/のしかかり/じしん/ほしがるorどろぼう
補助技:たくわえる/まもるorこらえる/ねむる

B特化時の耐久力はA特化ガブリアスのいのちのたま地面テラスタルじしんでようやく53.8~64.4%の確定2発。
ほおぶくろ+オボンのみで58%、フィラのみで66%の体力を自動回復できるため、規格外のクッション性能を発揮できる。

仮に体力赤ゲージまで削られても6~7割のリカバリーが可能なので、一度カウンターを使用した程度では使い捨てにならない。
物理エースにゴリ押しされても、複数回のカウンターで返り討ちにしてしまえる。
カウンターを嫌って引く相手には、いかりのまえばやボディプレスで削りを狙いたい。
のしかかりによる麻痺撒きや、ほしがるで持ち物を奪うのも良い。


対ヨクバリス [編集]

注意すべき点
耐久力が高く一発では倒しづらい。
更にはほおばるやたくわえる等で粘り強さを上げ、いかりのまえばやほしがるで嫌がらせを仕掛けてくる。
のしかかりで反撃を仕掛けてくる事もある。
対策方法
きのみが戦術の肝なので、はたきおとすやきんちょうかん等できのみを無効化してしまえば怖くない。
ただしほおばるはきんちょうかんで無効化できないので注意。
いかりのまえばやほしがるの効かないゴーストタイプをぶつけるのも有効だが、ゴーストタイプは悪技に一応注意。
ステータスを上げてくる事も多く、ちょうはつやふきとばしで動きを封じたり、てんねん持ちを対峙させるのもアリ。

外部リンク [編集]