#author("2024-09-08T00:29:08+09:00","","") #author("2024-10-14T08:53:05+09:00","","") *グライオン [#gliscor] No.472 タイプ:じめん/ひこう 通常特性:かいりきバサミ(相手に攻撃を下げられない) すながくれ(天気が「すなあらし」の時、回避率が1.25倍になる・すなあらしのダメージを受けない) 隠れ特性:ポイズンヒール(どく・もうどく状態の時、毎ターンHPを最大値の1/8回復) ※グライガーの時「めんえき」 体重 :42.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60) #table_edit2(edit=off){{ |BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|c |~地/飛|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計種族値|~特性|h |>|>|>|>|>|>|>|CENTER:||c |グライオン|75|95|BGCOLOR(pink):125|45|75|95|510|&taglink(かいりきバサミ);/&taglink(すながくれ);/&taglink(ポイズンヒール);| |[[ランドロス(化身)>ランドロス(けしんフォルム)]]|BGCOLOR(pink):89|125|90|BGCOLOR(pink):115|BGCOLOR(pink):80|BGCOLOR(pink):101|600|&taglink(すなのちから);/&taglink(ちからずく);| |[[ランドロス(霊獣)>ランドロス(れいじゅうフォルム)]]|BGCOLOR(pink):89|BGCOLOR(pink):145|90|105|BGCOLOR(pink):80|91|~|&taglink(いかく);| }} ---- #table_edit2(edit=off){{ |ばつぐん(4倍)|[[こおり]]| |ばつぐん(2倍)|[[みず]]| |いまひとつ(1/2)|[[かくとう]]/[[どく]]/[[むし]]| |いまひとつ(1/4)|---| |こうかなし|[[でんき]]/[[じめん]]| }} ---- [[じめん]]×[[ひこう]]複合。同複合は他に[[ランドロス]]のみ。 耐性はまずまず優秀で、物理アタッカーに多い[[かくとう]]半減、じめん無効、岩等倍。数値としてもサブウェポン程度では倒れない堅牢さ。 ひこうが苦手な[[でんき]]無効で補完も悪くないが、[[ドラゴン]]対策に搭載される[[こおり]]は4倍なので注意。 過去世代では&taglink(ポイズンヒール);+まもる+みがわりが猛威を振るった。 ひとたび起点を作れれば大きく時間を稼げ、どくびし等でスリップダメージを稼げれば完封に繋ぐことも可能。 天候やフィールドなど、時間制限のある戦術に対して強いのも嬉しい限り。 先に自ら毒状態になる性質から、&taglink(こんじょう);や&taglink(マジックガード);と同じく状態異常を軸とする戦術にも副次的に耐性を得られる。 なお、プラス効果に変換できるとはいえ毒状態であることには変わりないので、たたりめ、どくばりセンボンなどのダメージはしっかり倍増する。 第九世代では第七世代で採用率の高かったハサミギロチン、はねやすめが習得不可。一方でBDSPでは習得不可であったどくどくを再習得。 これによりポイズンヒールを活かした型は技が実質的に固定化されてしまった。 また、8世代で追加されたトリプルアクセルやすいりゅうれんだ、音技かつ回復封じのサイコノイズなど無限戦法への対抗手段が増加した。 とりわけトップメタに強力な連続技、音技を持つ[[連撃ウーラオス>ウーラオス(れんげきのかた)]]や[[ガチグマ(アカツキ)]]がいることは厳しい。 一方でテラスタルの登場により耐性を変化させることが可能となり、本来役割を持てない相手を起点にする手段を得た。 とりわけ弱点の[[こおり]]タイプに対抗でき、耐性も優秀な[[はがね]]、[[みず]]タイプは相性が良い。 解禁当初は型の狭さやトップメタへの弱さが露見し、過去世代と比較して大幅に採用率を落としたが、 受けループやママンボウを中心とした受けサイクルにおいて需要が増加し、今世代でも無視できない存在となっている。 また、一致技としてダブル向けの10まんばりき、連続技のダブルウイングを新規習得している。 不一致技も音技対策のじごくづき、新たなサブウェポン候補としてクラブハンマー、ダストシュート、とびかかるも獲得。 それぞれ採用率は低いが、TOD型の裏をかいた奇襲を可能か。 ---- #contents ---- *特性考察 [#ability] :かいりきバサミ| どくどくだまによる耐久をしない場合はこちら。 きあいのタスキを持たせて起点作りとして使う場合にも。 ポイズンヒール型が大多数であるため、ほとんど警戒されない。 :すながくれ| すなあらし下でしか発動しない上に不安定。 他2つが優秀なこともあり、あえてこの特性を採用する意味がない。 &taglink(トレース);対策にもかいりきバサミでいいため候補外。 :ポイズンヒール| 隠れ特性。 概要の通りグライオンの強みであり、採用理由に直結する。持ち物はどくどくだまが基本。 防御が高いので連続技にもある程度対応できるが、テラスタルしない限りつららばりには滅法弱いので注意。 トレースされるとこちらのどくどくを牽制される。 またポイズンヒール発動中も猛毒のターン数はカウントされているため、居座り中に&taglink(かがくへんかガス);など何らかの方法で特性を消されるとカウントターンに応じたダメージを受けるので注意。 ---- *技考察 [#moves] #table_edit2(edit=on){{ |BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|c |~物理技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説| ||>|>|>|CENTER:||c |じしん|地|100(150)|100|-|タイプ一致技。性能安定だが飛行・&taglink(ふゆう);には無効。ワンウェポンの場合は注意。| |10まんばりき|地|95(142)|95|-|タイプ一致技。ダブルでの単体攻撃やGFを意識する際に。| |じならし|地|60(90)|100|素早↓100%|タイプ一致技。追加効果が優秀。自身より速い相手も起点化できる。&br;がんせきふうじに威力・命中で勝るが、飛行・ふゆうに無効。| |ダブルウイング|飛|40(60)*2|90|2回攻撃|タイプ一致技。連続攻撃でみがわりに強いが、たまに外すのが傷。| |アクロバット|飛|55(82)/&br;110(165)|100|-|タイプ一致技。なげつける後なら高威力を狙えるが、技枠が制限される。| |からげんき|無|70/140|100|異常で威力倍|どくどくだま持ちなら威力140の高威力サブウェポンとなる。| |がんせきふうじ|岩|60|95|素早↓100%|追加効果が優秀。じならしに威力・命中で劣るが、無効タイプ無し。| |こおりのキバ|氷|65|95|凍り10%&br;怯み10%|4倍ピンポイント。同族や[[ボーマンダ]]、[[ガブリアス]]等に。| |クラブハンマー|水|100|90|急所ランク+1|SVで新規取得。耐性を反転できる水テラスを切る際の攻撃技に。範囲は地面と被り気味。| |とんぼがえり|虫|70|100|自分交代|攻撃しつつ撤退。スカーフと相性がよい。| |スケイルショット|竜|25*2~5|90|B↓S↑|うまく行けば起点化できる範囲を拡張できるが、防御低下が痛い。| |はたきおとす|悪|65/97|100|道具排除|追加効果が優秀。アタッカー型でもサポーター型でも有用。| |じごくづき|悪|80|100|音技封じ|無限型の穴の1つである音技を封じられるのは大きなメリット。| |なげつける|悪|-|100|道具消費|主に使用済みのどくどくだまを投げる。アクロバットとあわせて。| |BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|c |~特殊技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説| ||>|>|>|CENTER:||c |テラバースト|無|80<120>|100|-|テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。| |BGCOLOR(#8C5A9C):|>|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|>|BGCOLOR(#e0c068):|c |~変化技|>|~タイプ|~命中|>|~解説| ||>|>|>|CENTER:||c |まもる|>|無|-|>|無限型の要。どくどくだまの発動や、どくどく・ポイズンヒールのターン稼ぎに。| |みがわり|>|無|-|>|無限型の要。変化技対策や、まもる・交代読みで。| |どくどく|>|毒|90|>|ダメージ源。無効化手段に注意。| |どくびし|>|毒|-|>|サポート用。はがねタイプやひこうタイプに無効、どくタイプに回収される。| |ステルスロック|>|岩|-|>|サポート用。素早さと読まれにくさを活かして。| |ちょうはつ|>|悪|100|>|変化技対策。撃たれる前に撃てれば強力。| |つるぎのまい|>|無|-|>|攻撃を強化。アタッカーとしては攻撃と素早さが不安。バトンタッチ可。| //|ロックカット|>|岩|-|>|素早さ強化。ポイヒ型では技スペが足りない。バトンタッチ可。BDSP技マシン。| |バトンタッチ|>|無|-|>|積み技やみがわりとあわせて。| |おいかぜ|>|飛|-|>|サポート用。味方の素早さ倍増。| //|はねやすめ|>|飛|-|>|回復技。相手に耐性変化の隙を狙われないように。| }} #region2(採用率の低い技){{{ #table_edit2(edit=on){{ |BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|c |~物理技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説| ||>|>|>|CENTER:||c |すなじごく|地|35(52)|85|拘束ダメ|タイプ一致技。どくどくとあわせて。ダメージ源にも。| |つばめがえし|飛|60(90)|必中|-|タイプ一致技だが居座る型では優先度は低い。| //|つばさでうつ|飛|60(90)|100|-|タイプ一致技。PP35(最大で52)で泥仕合に強いが、現ルールでは意味が無い。| |ストーンエッジ|岩|100|80|急所ランク+1|対虫・飛行。地面技との相性補完に優れる。つばめがえしより高威力。| |いわなだれ|岩|75|90|怯み30%|ストーンエッジと選択。スカーフなら怯みを狙える。| |ほのおのキバ|炎|65|95|火傷10%&br;怯み10%|4倍狙いで[[ハッサム]]や草/鋼に。&taglink(はがねタイプ^ひこうタイプ){鋼/飛行};の突破は厳しい。| |かみなりのキバ|氷|65|95|麻痺10%&br;怯み10%|4倍狙いで[[ギャラドス]]や[[ペリッパー]]などに。| |どくづき|毒|80|100|毒30% |対フェアリー。技スペースがきついか。| |ダストシュート|毒|120|80|毒30%|同上。威力重視。| |とびかかる|虫|80|100|攻撃↓100%|範囲は狭いが追加効果が優秀。| |はいよるいちげき|虫|70|90|特攻↓100%|範囲は狭いが追加効果が優秀。| |サイコファング|超|85|100|壁破壊|追加効果が優秀だが、範囲は一致技と被る。かわらわりも覚える。| |カウンター|闘|-|100|物理技倍返し|物理技を倍返し。読まれにくい。| |でんこうせっか|無|40|100|優先度+1|先制技。タスキ潰しに。威力重視ならこちら。| |フェイント|無|30|100|優先度+2|先制技。タスキ潰しに。優先度重視ならこちら。ダブルではまもる解除用途も。| }} }}} **テラスタル考察 [#terastal_phenomenon] //タイプ一致というだけで実用性の低い技まで記載しないこと。 #table_edit2(edit=on){{ |BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c |~タイプ|~主な技|~解説| |CENTER:|||c |BGCOLOR(#a8a878):COLOR(#f8f8f8):無|テラバースト|弱点が一つのみになる。格闘に注意。| |BGCOLOR(#f08030):COLOR(#f8f8f8):炎|ほのおのキバ|氷半減。水が一貫する。| |BGCOLOR(#6890f0):COLOR(#f8f8f8):水|クラブハンマー|本来弱点の水・氷を半減して起点を作る。ただしフリーズドライは一貫して苦手。&br;タネマシンガンにも注意。| |BGCOLOR(#f8d030):COLOR(#f8f8f8):電|かみなりのキバ|弱点が一つのみになる。| |BGCOLOR(#78c850):COLOR(#f8f8f8):草|テラバースト|水半減。やどりぎ耐性。氷が一貫する。| |BGCOLOR(#98d8d8):COLOR(#f8f8f8):氷|こおりのキバ|氷半減。| |BGCOLOR(#c03028):COLOR(#f8f8f8):闘|かわらわり|解説| |BGCOLOR(#a040a0):COLOR(#f8f8f8):毒|どくづき&br;どくどく|どくどくが必中に。どくどくだまが発動しないので一度毒になってから。| |BGCOLOR(#e0c068):COLOR(#f8f8f8):地|じしん|アタッカー向け。一致技強化。| |BGCOLOR(#8694ea):COLOR(#f8f8f8):飛|アクロバット|アタッカー向け。一致技強化。電気耐性を失う。| |BGCOLOR(#f85888):COLOR(#f8f8f8):超|テラバースト|解説| |BGCOLOR(#f85888):COLOR(#f8f8f8):超|サイコファング|解説| |BGCOLOR(#a8b820):COLOR(#f8f8f8):虫|とびかかる|解説| |BGCOLOR(#b8a038):COLOR(#f8f8f8):岩|がんせきふうじ&br;いわなだれ&br;ストーンエッジ|水が一貫する。| |BGCOLOR(#705898):COLOR(#f8f8f8):霊|テラバースト|ばくおんぱ、ハイパーボイスを無効化する。| |BGCOLOR(#7038f8):COLOR(#f8f8f8):竜|テラバースト|水半減。氷が一貫する。| |BGCOLOR(#705848):COLOR(#e8e8e8):悪|はたきおとす|脅威となるサイコノイズを無効化する。| |BGCOLOR(#8c888c):COLOR(#efeeef):鋼|テラバースト|氷半減。ほとんどの連続技やハイパーボイスに耐性を持てる。&br;耐性は優秀だがどくどくだまが発動しないので一度毒になってから。&br;フレアソングにだけは注意。| |BGCOLOR(#e99aab):COLOR(#f8f8f8):妖|テラバースト|スケイルショット、スケイルノイズを無効化する。タキオンカッターに注意。| |BGCOLOR(#FF00FF):COLOR(#f8f8f8):ステラ|テラバースト|タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。&br;| }} //#region2(採用率の低いテラスタル){{{ //#table_edit2(edit=on){{ //|BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c //|~タイプ|~主な技|~解説| //|CENTER:|||c //}} //}}} *努力値考察 [#l1d28cec] #table_edit2(edit=on){{ |BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|BGCOLOR(#8C5A9C):|BGCOLOR(#e0c068):|c |~努力値配分|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~性格|~解説|h |>|>|>|>|>|>|>|CENTER:||c |HBベース|212|-|BGCOLOR(PINK):252|-|-|-|わんぱく|種族値に沿ったHBべース&br;HPの実数値4n+1かつポイズンヒールの効率が最大になる。&br;物理に展開しやすくなり、みがわりが残りやすい。| |HDベース|212|-|-|-|BGCOLOR(PINK):252|-|しんちょう|ある程度の特殊も耐えられるようになる。&br;具体的には臆病[[サザンドラ]]の眼鏡りゅうせいぐんあたりまで確定耐え。| |HDベース+素早さ調整|212|44|-|-|196|60|しんちょう|↑の耐久調整に加え準速[[キノガッサ]]抜きを確保。&br;かつA44振りの地震でHB[[サーフゴー]]を地震で98.43%の超高乱数2発ラインを確保。| |HSベース|212|-|-|-|-|BGCOLOR(PINK):252|ようき|ミラー意識+90族の[[コノヨザル]]などに先手を取れる。&br;ちょうはつが欲しい。| }} ---- *型考察 [#roles] **ポイズンヒール型 [#i30ee41b] 特性:ポイズンヒール 性格:しんちょう/ようき/わんぱく 努力値:HB252orHD252orHS252をベースに調整 持ち物:どくどくだま 優先技:まもる/みがわり/じしん/どくどく 選択技:がんせきふうじ/ダブルウィング/はたきおとす/ちょうはつ ポイズンヒールによる強靭な回復ソースを利用した受け型。 自発的に猛毒状態になることで状態異常戦術の対策も兼ねられる。 まもる・みがわりを交互に使えば、みがわりにより減った最大HPの1/4をポイズンヒールの1/8の回復量×2で全回復してしまう。 あらかじめ相手を毒/猛毒/火傷状態にしておけば、相手がちょうはつやすりぬけなどのまもみがループを崩す手段を持っていない限り相手を完封できる(通称:無限グライオン)。 ハサミギロチン、はねやすめが習得不可になったことで優先技4つで型がほぼ一本化。 :優先技枠| ::まもる| 初ターンのおにび、はたきおとす等を防いで安全にどくどくだまを発動させられる。以降もターン稼ぎとして有用。 基本的にこの型では必須クラスの技。 ::みがわり| まもみがによる無限戦法の他、相手の交代際にも非常に有用。 やどりぎのタネなどの変化技を透かす場合も使える。 ::じしん| 汎用性の高い一致技。毒無効の毒、鋼タイプへの打点となり、威力もそれなりに出る。 A無振りだと弱点を突いてもぎりぎり確1にならない仮想敵が多いため、採用する場合はAにある程度努力値を回すのもあり(後述)。 ::どくどく| ポイズンヒールと合わせて、持久戦に持ち込みジワジワHPを削る。 毒、鋼にはじしんが通るため相性が良い。 :選択技枠| ::がんせきふうじ| HDベースなどS努力値を削った型において特に有用。相手の素早さを下げることでまもみがループに持ち込みやすくなる。 ::はたきおとす| 同じく無効タイプがなく、持ち物を落とすことで後続の補助になる。特に受けサイクルにおいて、相手の火力補強や回復手段を落とすとTOD勝負で有利に働く。 ::ダブルウイング| 無効タイプのない一致技。 相手のみがわりを解除できる。鋼に通らないためじしんとセットで。 ::ちょうはつ| 相手からのちょうはつ封じや耐久型の状態異常技や回復技対策に有用。 先手を取らないと機能しないので主にSに厚くした型における選択肢。みがわりとは役割がかぶるので選択。 #region2(努力値調整と性格について){{{ しんちょうの場合は対特殊の役割をより安定させたい場合の選択肢。 努力値はHDベースで仮想敵に対する耐久調整を施したうえで余りをSに回す。 ようきは先手みがわりで嵌める範囲を広げたい場合に。 基本的にHSベースで最速。仮想敵がいればBDを調整する。 わんぱくは物理を仮想敵に入れる場合の選択肢だが、物理相手は耐性+ポイズンヒールのみで十分受けられる場合が多い。 Bに厚くするよりDかSに回すほうが役割を持たせられる範囲が広がるため、現環境での採用は稀。 }}} #region2(HP調整について){{{ まもるとみがわりを同時採用する場合は8n~8n+4にすることでHPのロスをなくすことができる。 HPに252振ると実数値が182(8n+6)となるが、この値だとポイズンヒール2回分の回復量が 1回のみがわりのHP消費量をわずかに下回るため、みがわり・まもるのループをする度に HPが1ずつ減っていき微々たる物ではあるが若干損をしてしまう。 しかし8nと8n+4はみがわりを連続で貼れる回数にて損をしてしまうHPである4nでもあるため、 この型でHP調整を行うならば8n+1or8n+3にすることを推奨。 具体的に言えば実数値が177(8n+1)になる212振り、179(8n+3)になる228振り。 みがわり単採用の場合でも、8n+1or8n+3にすることで最大連続7回みがわりが使用できるようになる((HP全快かつ既にどく状態になっている場合))ため意味はある。 みがわりを採用しない場合は1/4のHP消費することがなくなるため、HP252振りやHP244振り等でも特に問題はない。 }}} ---- *相性考察 [#partner] 特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。 組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。 特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。 ---- *対グライオン [#counter] :注意すべき点| ポイズンヒール+まもる+みがわりの無限戦術が脅威。どくどく等の定数ダメージと併用されると完封されてしまう。 毒無効の毒・鋼は一致じしんがある。物理耐久や素早さが高く起点化できる範囲も広い。 電気・地面無効の耐性も優秀で、無限型の知名度を逆手に取ったアタッカーや、ステルスロックやどくびしを撒くサポート型も存在する。 :対策方法| とにかく相手に起点を作らせないこと。パーティ全体で釘付けにしたい。 音技やすりぬけでみがわり貫通、いかさまダイスからの連続技。 ちょうはつやアンコールで動きを止めるのも一手。 スキルスワップで特性を入れ替えるのも有効(みがわり貫通)。ポイズンヒールでも猛毒のターンはカウントされているので、 ターンが経っているほどダメージを与えられ、更にこちら側は回復も狙えるようになる。 その際、様子見のまもるに気を付け、狙いを見透かされないようにすること。 #region2(具体例){{ -[[ドータクン]]@ふゆう:毒・地面無効。 サイコノイズ採用で回復を封じつつみがわりを貫通してダメージ。とおせんぼうを採用すれば逃がさず完封。 個体数は少ないが悪テラスに注意。 -[[アーマーガア]]:毒・地面技無効、ちょうはつ可能。 -[[パルシェン]]:つららばり -[[クワガノン]]@鋼テラスタル: 鋼で毒を無効化しむしのさざめきでみがわり貫通。 素だといまひとつだが何度も撃っていればそのうち特防ダウンを引く。 -[[ガチグマ(アカツキ)]]:ハイパーボイス。 -[[ドラパルト]]:特性すりぬけでみがわりを無視してたたりめを打ち込める。 連続技のドラゴンアローやまもる貫通のゴーストダイブも有用。 ただし、たたりめはHDベース相手だとダメージレースで普通に押し負ける可能性も。少数だがはたきおとす採用個体にも注意。 -[[ウーラオス(れんげきのかた)]]:すいりゅうれんだ+ふかしのこぶしでみがわりを破壊しつつ、まもるも無視できる。 -[[マタドガス(ガラルのすがた)]]@かがくへんかガス+ふうせん:毒無効。割られない限り地面無効。悪半減。 対面させるだけでポイズンヒールを無効化。 -サイコノイズ 音技かつ回復封じ状態に追い込め機能停止できる。[[アシレーヌ]]あたりなら汎用性もある。 }} ---- *外部リンク [#link] -[[グライオン - ポケモン百科事典>pedia:グライオン]] &tag(ポケモン,第四世代,碧の仮面,じめんタイプ,ひこうタイプ,むしグループ,かいりきバサミ,すながくれ,ポイズンヒール);