キチキギス - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

キチキギス [編集]

No.1016 タイプ:どく/フェアリー
通常特性:どくのくさり(攻撃技でダメージを与えたとき、相手を30%の確率でもうどく状態にする)
隠れ特性:テクニシャン(威力60以下の技の威力が1.5倍になる)
体重:30.1kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
同複合HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
キチキギス8891827012599555どくのくさり/テクニシャン
Gマタドガス6590120857060490ふゆう/かがくへんかガス/ミストメイカー

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)エスパー/じめん/はがね
いまひとつ(1/2)くさ/あく/フェアリー
いまひとつ(1/4)かくとう/むし
こうかなしドラゴン

第九世代のDLC、碧の仮面にて追加された準伝説枠の一体。どく×フェアリー複合で、他にGマタドガスのみ。
比較すると物理耐久に優れるあちらに対して、こちらは特殊耐久が高い。
耐性としてはどちらかというと物理寄りなので少々噛み合わない部分もあり、種族値合計も準伝説としては控えめだが無駄は少ない部類。
ちなみにモチーフは鳥で、待機モーションも明らかに飛んでいるがじめんは抜群で食らう。

タイプこそ違うが、種族値配分はGファイヤーの攻撃・特攻を入れ替えた形に近い。
素の火力は今ひとつ、一致技についても命中率か威力に不安が残り、特性のテクニシャンも主な補強先がサブウェポン。
積み技は物理・特殊ともに覚えるので積む隙を作れれば突破力の補強も可能だが、それだけなら最初から高火力のアタッカーを使った方が早い。
どちらかというと、並以上の耐久とモチーフ由来のはねやすめを覚えることを利用した持久戦への適性を重視した方がよいだろう。
どくのくさりにより、運が絡むが手番を使わずに猛毒を通せるし、連続技も覚えるので試行回数を稼ぎやすい。
もちろんどくどくも覚えるので、確実に猛毒を狙うのであればそちらを使ってもOK。
テクニシャンも連続技に効果が乗るほか、特殊技だがアシッドボムを覚えるため、戦闘が長引けば長引くほど有利を取りやすい。



特性考察 [編集]

どくのくさり
物理特殊、接触非接触問わず、相手に攻撃技を当てた際に猛毒状態にすることがある。
どくはがねタイプ以外の耐久型に対して強く出られる特性。また遅効性ながら火力補強にも繋がる。
キチキギスの場合は素の火力に不安が残るため、攻撃しつつ確率で猛毒をばら撒けるのはありがたいところ。
こごえるかぜを筆頭に範囲攻撃が豊富なためダブルサポートの補強にも一役買うが、
毒撒き軸の構築とする場合はより確実性の高いどくどくorどくガスを採用できるので特性への依存度は高くはない。
テクニシャン
隠れ特性。威力60以下の技の威力を1.5倍にする。
一致技は補正が乗ってもじゃれつくやヘドロばくだん以上の威力にならないが、
一方でにどげり、ダブルウイング、でんこうせっか、こごえるかぜ、エアカッター等、サブウェポン候補には補正が乗るものがそこそこある。
これらの対象技を高威力で使いたいのであれば選択肢に入る。
こちらの特性を採用する際はとくせいパッチの使用が必要。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力
[テクニ]
命中効果解説
ダストシュート120(180)80毒30%タイプ一致技。高威力だが命中不安。
どくづき80(120)100毒30%タイプ一致技。安定性能だが火力はダストシュートの2/3に落ちる。
じゃれつく90(135)90攻撃↓10%タイプ一致技。命中がやや不安。
にどげり30[45]*21002回連続攻撃テクニシャンなら実質威力90の格闘サブウェポンとして使える。貴重な鋼打点。
どくのくさりの場合、51%の確率で相手を猛毒にできる。
ダブルウイング40[60]*2902回連続攻撃テクニシャンなら実質威力120の飛行サブウェポンとして使える。
どくのくさりの場合、命中率込みで45.9%こみの確率で相手を猛毒にできる。
スイープビンタ25[37]*2~5852-5回連続攻撃どくのくさりの場合、命中率込みで約54.1%の確率で相手を猛毒にできる。
テクニシャン対象技だが、抜群はとれず一致技との補完性は低い。
どろぼう60[90]100道具奪取対霊超。テクニシャンでそれなりの威力に。
シャドークロー70100急所率+1打点自体はテクニシャンどろぼうに劣る。
ハバタクカミサーフゴーで技を一貫させるなら。
とんぼがえり70100攻撃後交代ダメージを与えつつ交代。こだわりアイテム持ちなら候補か。
でんこうせっか40[60]100優先度+1先制技。テクニシャン対象技。
特殊技タイプ威力
[テクニ]
命中効果解説
ヘドロばくだん90(135)100毒30%タイプ一致技。性能安定。
ベノムショック65(97)100毒系状態の
相手に威力2倍
タイプ一致技。どくのくさりとのコンボを狙うなら。
アシッドボム40(60)
[60(90)]
100特防↓↓100%タイプ一致技。追加効果で微妙な特殊火力を補える。
ムーンフォース95(142)100特攻↓30%タイプ一致技。性能安定。
マジカルシャイン80(120)100-タイプ一致技。ダブルでは全体攻撃。
こごえるかぜ55[82]95素早さ↓100%テクニシャンならそれなりの威力のサブウェポン。追加効果が優秀。
エアカッター60[90]95急所率+1テクニシャンならそれなりの威力のサブウェポン。
ねっぷう9590火傷10%対鋼。ダブルでは相手2体攻撃。
あくのはどう80100怯み20%対霊超。怯みを狙える。
シャドーボール80100特防↓20%対霊超。霊/妖にはこちらのほうが刺さる。
テラバースト80<120>100-自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
どくどく90(必中)タイプ性質により必中。特性に頼らず猛毒にしたいなら。
つるぎのまい-攻撃2段階上昇。物理アタッカー型ならほぼ必須。
わるだくみ-特攻2段階上昇。特殊アタッカー型ならめいそうやアシッドボムと選択で。
めいそう-特攻と特防上昇。特殊耐久と特殊火力を両方底上げしたいなら。
あまえる100相手の攻撃を2段階下げる。平均的な物理耐久を補いつつ流す手段。
ちょうはつ1003ターン相手の変化技を封じる。速いので使いやすい。
おいかぜ-4ターン味方を倍速化。先発サポートやダブルバトルで。
はねやすめ-HP1/2回復。優秀な回復技。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
でんこうせっか
からげんき
スイープビンタ
非推奨。でんこうせっかの火力上昇以外の明確なメリットが無い。
ねっぷう
テラバースト
対鋼。それに加えて草・フェアリー・虫の耐性を維持。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
こごえるかぜ
テラバースト
解説
にどげり
テラバースト
対鋼。それに加えて悪・虫の耐性を維持。一応テツノツツミにも出られるようにはなるか。
どくづき
ダストシュート
ヘドロばくだん
アシッドボム
ベノムショック
一致技及び最大火力の強化。
テラバースト解説
ダブルウイング
アクロバット
ブレイブバード
つばめがえし
エアカッター
エアスラッシュ
ぼうふう
弱点である地面を透かす。物理型で反動を嫌うならテクニシャンを選択。
テラバースト非推奨。格闘耐性こそ維持するが環境に多いゴースト・悪が弱点に。
とんぼがえり
テラバースト
解説
テラバースト解説
シャドークロー
シャドーボール
たたりめ
解説
テラバースト解説
どろぼう
うっぷんばらし
あくのはどう
解説
テラバースト解説
じゃれつく
ムーンフォース
マジカルシャイン
みわくのボイス
一致技強化。足りないフェアリー火力を補強。

型考察 [編集]

耐久型 [編集]

特性:どくのくさり/テクニシャン
性格:しんちょう/わんぱく/ようき
努力値:HD252/HB252/HP252 素早さ耐久調整
持ち物:くろいヘドロ/回復きのみ/メンタルハーブ/ゴツゴツメット
確定技:はねやすめ/どくどく(テクニシャン)
攻撃技:ダストシュートorどくづき/じゃれつく/ダブルウィング/とんぼがえり/どろぼう/にどげり(テクニシャン)
補助技:あまえる/ちょうはつ

高い耐久を生かして、相手を猛毒にしてはねやすめで粘る。
特性に合わせて、攻撃技を選択する。
どくのくさりの場合は一致技、連続技のダブルウイング。
テクニシャンの場合はダブルウイング、対霊のどろぼうやどくどくの効かない鋼に対するにどげり。
毒に対する有効打がないため、とんぼがえりで逃げるか、後続に任せる必要がある。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対キチキギス [編集]

注意すべき点
耐久面の種族値が高く、優秀な複合を持つ。
火力は低いもののどくのくさりにより猛毒付与の手段が非常に豊富であり、抵抗手段がない場合はまず猛毒にされると思っていいだろう。
また、おいかぜ、はねやすめといった優秀な補助技も備えている。
対策方法
毒、鋼への有効打に乏しい。
ドドゲザン@まけんきであればあまえるも相殺しアイアンヘッドで弱点を突ける。テクニシャンならにどげりに注意。
マシマシラで毒を防いで一致エスパー技で処理するのもあり。

外部リンク [編集]