トリデプス - ポケモン育成考察Wiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

トリデプス [編集]

No.411 タイプ:いわ/はがね
通常特性:がんじょう(一撃必殺技を受けない・HP満タン時に攻撃技でひんしになるダメージを受けても必ずHPが1残る)
隠れ特性:ぼうおん(音に関係する技が無効になる)
体重  :149.5kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
類似種族値岩HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
トリデプス60521684713830495がんじょう/ぼうおん
ダイノーズ60551457515040525がんじょう/じりょく/すなのちから
メレシー50501505015050500クリアボディ/がんじょう

ばつぐん(4倍)かくとう/じめん
ばつぐん(2倍)みず
いまひとつ(1/2)こおり/エスパー/むし/いわ/ドラゴン/フェアリー
いまひとつ(1/4)ノーマル/ひこう
こうかなしどく

第四世代の化石ポケモンの一角で、いわ×はがね複合タイプの一体。対のラムパルドと異なり、耐久に特化した配分が特徴。
耐性も豊富ながら、サブウェポンにも搭載されやすいじめんかくとう4倍が致命的になりやすい。
回復リソースにも乏しいため、高い耐久指数に反して受けは難しい。有利・不利を見極めた上での流しに向いたポケモン。

第九世代では同複合がダイノーズのみに。
だがそのダイノーズとは種族値傾向が非常に近く、物理耐久で勝る一方で特殊耐久と火力面では劣る。
そして前述の4倍弱点はどちらも物理アタッカーが多いため、耐性と長所の噛み合いが少々悪い。
幸い技方面ではそれなりに違いがあり、豊富かつ優秀な技を多く習得するのでそれらを活かして差別化していきたい。
特にがんじょう+メタルバーストを両立できる最終進化形として最鈍というのは特筆すべき長所。

新規習得した技では物理への打点となるイカサマ、防御を活用できるボディプレスが特に優秀。
他にパワージェム、ねっさのだいち、すなじごく、リフレクター辺りも高い防御と相性が良く、型によって活用できるだろう。
失った技で目立つのはどくどく、でんじふゆう辺り。ダメージソースは前述の通り増えているので、カバーは十分に可能。

仕様面では、極端な耐性をテラスタルで補えるようになったのはプラス要素。
はがね以外に変化すると耐性の数自体は大分悪化するが、安定して役割を果たしやすくなる。
とはいえ火力面は前述の通りなので、1回しか使えないテラスタル権を消費すべきかどうかはよく考えておきたい。



特性考察 [編集]

がんじょう
耐久力が高いので一撃でやられることはあまりないが、4倍弱点が2つもあるのであると安定感が増す。
メタルバーストと相性が良い。どくどくや砂嵐に強いので潰されにくい。一撃必殺無効も利点。
もちろんかたやぶりで貫通されるため過信は禁物。
トレースされるとこちらのじわれも通らなくなるので注意。
ぼうおん
隠れ特性。ばくおんぱやスキン系のハイパーボイスを無効化できるが、スキンも含めてバークアウト・うたかたのアリア・オーバードライブ・フレアソング以外の音技には元より耐性がある。
ほえるやほろびのうたを無効化するため、みがわりや積み技を使うなら有用。
トレースされると自身のほえるが無効化されるので注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
メタルバースト-1001.5倍反射反射技。優先度±0。がんじょうとあわせて。
トリデプスの代名詞的な技であり、非常に読まれやすい。
無鉄砲に攻撃してくる相手は少なく、有効に使うには読みや工夫が必要。
ヘビーボンバー40~120
(60~180)
100体重依存タイプ一致技。小さくなるを使った相手に必中&威力2倍。
威力は不安定だが、体重が軽いフェアリーへの遂行に重きを置くなら候補。
攻撃無振りでも耐久無振りハバタクカミが確1。
がんせきふうじ60(90)90素早↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。
自身は非常に遅いため追加効果は専ら後続のサポート用。
ボディプレス80100-攻撃無振りでも使える優秀なサブウェポン。てっぺきと合わせて。
B特化時の火力指数は19360でA特化ストーンエッジを超える。
イカサマ95100-攻撃無振りでも使える攻撃技。
相手A実数値180(特化112族or全振り128族)で火力指数17100となり、
A特化ストーンエッジと並ぶ。
じわれ-30一撃必殺有効打の無い相手に。飛行やふゆう、がんじょうには無効。
同複合タイプで唯一習得するため、差別化要素にもなる。
特殊技タイプ威力命中効果解説
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
てっぺき-防御を強化。物理に滅法強くなるが、それでも4倍弱点は厳しい。ボディプレスの強化に。
ちょうはつ100変化技対策。メタルバーストと相性が良い。遅いのでタイミングはシビア。
ほえる-積み技対策や、ステルスロックとあわせて。
ステルスロック-サポート用。がんじょうで安全に撒ける。
ねむる-唯一の回復技。てっぺきとあわせて。
まもる-すなじごくやたべのこしのターン稼ぎに。
たべのこしがあれば、ステルスロックやねこだましのダメージを相殺し、がんじょう復活を狙える。
ワイドガード-ダブル用。範囲攻撃から味方を守る。
ガードシェア-ダブル用。高い防御・特防を味方に山分けする。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト解説
だいもんじ
かえんほうしゃ
解説
テラバースト解説
10まんボルト
かみなり
解説
テラバースト解説
れいとうビーム
ふぶき
解説
ボディプレスボディプレスの火力上昇。
テラバースト解説
じしん
だいちのちから
解説
テラバースト4倍弱点を両方半減以下に抑えられる。
テラバースト解説
テラバースト4倍弱点を両方半減に抑えられる。飛行でも良いが対電気・氷を意識するならこちら。
ストーンエッジ
いわなだれ
ロックブラスト
タイプ一致技が強化されるが、元々岩技で攻めるポケモンではない。
4倍弱点はなくなるが、弱点の数は増える。
テラバースト解説
テラバースト解説
イカサマイカサマの火力上昇。かくとうが一貫する。
アイアンヘッド
ラスターカノン
炎が弱点になる代わりに4倍弱点がなくなり水等倍。
テラバースト解説
ステラテラバーストアタッカー性能が低いため非推奨。

型考察 [編集]

耐性で有利な相手を流すorがんじょうで耐えた隙にステルスロックを撒く動きが基本。
メタルバーストを採用して先発起用し役割重視で動くか、後出し運用を重視するかの違いで下記に考察を分ける。

メタルバースト型 [編集]

特性:がんじょう
性格:のんき/なまいき
努力値:H252 BorD252
持ち物:混乱実/メンタルハーブ/オボンのみ/たべのこし
確定技:メタルバースト/ステルスロック
優先技:ほえるorちょうはつ/てっていこうせん/じわれ
攻撃技:ストーンエッジorロックブラスト/れいとうビームorふぶき/かえんほうしゃorだいもんじ/じしん/がんせきふうじ/ボディプレス/イカサマ
変化技:まもる/とおせんぼう

がんじょうを活かして先発で運用する型。
不利な相手はメタルバーストで潰し、有利な相手は耐えつつほえるなどで撹乱する。
持ち物はメンタルハーブが安定。

岩弱点のいるPTにステルスロックを撒くことができれば、それだけでも充分仕事は果たしたといえるので、
うまく撒けたら高火力アタッカーをメタルバーストで消耗させつつ後続に繋いだほうがよいこともある。
自主退場技のてっていこうせん、起点回避に使えるほえる・ちょうはつの優先度も高め。

特殊流し型 [編集]

特性:がんじょう/ぼうおん
性格:しんちょう/なまいき
努力値:H252 D252orA調整 残りD
持ち物:たべのこし/混乱実/メンタルハーブ/オボンのみ
確定技:ステルスロック/ほえる
攻撃技:メタルバースト/ストーンエッジ/アイアンヘッド/がんせきふうじ/じわれ/すなじごく/ボディプレス/イカサマ
変化技:ちょうはつ/まもる/ねむる/とおせんぼう/こわいかお

弱点を突かれない特殊ドラゴン、炎、電気、フェアリーなどに後出しできる。
流した隙にステルスロック撒く、もしくは交換先にじわれを入れるのが主な使い方。

後出しでがんじょうが無駄になることが多いと感じるなら、ぼうおん採用も一考の余地あり。

てっぺきボディプレス型 [編集]

特性:がんじょう
性格:わんぱく/のんき
努力値:HB252
持ち物:ゴツゴツメット/回復きのみ/カゴのみ
確定技:てっぺき/ボディプレス
攻撃技:メタルバーストorカウンター/ストーンエッジ/じわれ/イカサマ
変化技:ねむる/ほえる

高い防御を生かして、てっぺきでさらに耐久を上げてボディプレスで攻める。
一撃技で突破されないように特性はがんじょう
ダイノーズと違い、一撃技のじわれ、霊に対するイカサマがある。
回復技はねむるしかないため、採用しない場合は回復アイテムを持たせる必要がある。

【ダブル】サポート型 [編集]

特性:がんじょう/ぼうおん
性格:しんちょう/おだやか/なまいき
努力値:H252 D252orA調整 残りD
持ち物:たべのこし/混乱実/メンタルハーブ/オボンのみ
確定技:ワイドガード
攻撃技:がんせきふうじorいわなだれorストーンエッジ/アイアンヘッド/だいもんじorかえんほうしゃ/れいとうビーム/じわれ/ボディプレス/イカサマ
変化技:ちょうはつ/まもる/ねむる/とおせんぼう/ほえる

ワイドガードを中心にサポートする型。
ちょうはつやがんせきふうじで味方のサポートにまわるのが主。

メタルバーストはダブルでは非推奨。直前に受けた技のダメージを跳ね返すため、大火力技を受けた後にこごえるかぜなど低威力の全体技を喰らうと反射量が減ってしまう。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。


対トリデプス [編集]

注意すべき点
物理耐久・特殊耐久の両方とも非常に高い。
毒が効かず、有利な相手には耐久戦でとことん強い。
更にがんじょうがあるため一撃は耐えられてステルスロックを撒かれたりメタルバーストで反撃されたりと仕事をされることが多い。
一撃必殺のじわれも脅威。みがわりを張ってもほえるで流される。
また攻撃面の種族値は低いが、ボディプレス、イカサマ等攻撃無振りでも相手を削る手段を豊富に持つため種族値以上の火力を持つ。
対策方法
がんじょうさえ無効化できれば、鈍足・多弱点かつ高速再生を覚えないので倒しやすい。
ねこだましやステルスロックなどで軽く削ってから一気に攻めるか、かたやぶり持ちポケモンで4倍弱点を突くとよい。
フルアタ型はまずいないのでちょうはつも有効。
+  対策ポケモンの例

外部リンク [編集]