クレッフィ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

クレッフィ [編集]

No.0707 タイプ:はがね/フェアリー
通常特性:いたずらごころ(使用する変化技の優先度が+1されるが、相手があくタイプだと技は必ず失敗する)
隠れ特性:マジシャン(技を当てた相手の道具を奪う)
体重  :3.0kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
鋼/妖HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
クレッフィ578091808775470いたずらごころ/マジシャン
デカヌチャン8575777010594506かたやぶり/マイペース/わるいてぐせ
悪戯心+両壁HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
クレッフィ578091808775470いたずらごころ/マジシャン
ヤミラミ507575656550380するどいめ/あとだし/いたずらごころ
オーロンゲ9512065957560510いたずらごころ/おみとおし/わるいてぐせ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/じめん
いまひとつ(1/2)ノーマル/くさ/ひこう/いわ/こおり/あく/フェアリー/エスパー
いまひとつ(1/4)むし
こうかなしどく/ドラゴン

第六世代出身のはがね×フェアリー複合。
種族値は全体的に中途半端ながら、いたずらごころにより豊富な変化技を先制で出せるため、起点作りやサポート、相手の妨害に長ける。
耐性も半減以下11、弱点2とかなり優秀であり、低めの耐久もカバーしやすい。
現環境の同複合はデカヌチャンのみで、特性・習得技共にかなり異なるので、差別化は考えなくてよい。

悪タイプのいたずらごころ耐性やサイコフィールドなどの対策により妨害が通らない可能性がある点は注意。
味方へのサポートは上記対策による影響を受けないので、現在はこちらが主流。

なお、みがわりを使う場合はHP極振りだと164(4n)となってしまい効率が悪い。
たべのこしを持たせるのであれば228振りで161(16n+1)となり、両立する場合の最高効率となる。

新要素のテラスタルは、サポートメインのクレッフィに切ることは少ないだろう。
相手が悪タイプに変化して変化技を無効にしてくる可能性が出てきたのはやや逆風。

技方面ではすなあらし、トリックルームを習得。いたずらごころとトリックルームを両立できるのはクレッフィのみ。
トリックルーム展開後もいたずらごころで先制して変化技を使えるので相性が良い。
失った技はしんぴのまもり、廃止されたトリックガード程度と、さほど痛くはない。



特性考察 [編集]

いたずらごころ
通常特性。変化技を先制で出せるようになる。
クレッフィの採用理由であるため、こちらで確定。豊富な変化技が揃っており、特性との相性は抜群。
相手を対象にした技はあくタイプやサイコフィールド、先制技無効特性で無効化されるので注意。
マジシャン
隠れ特性。相手に攻撃技を当てた時、自分が持ち物を持っていなければ相手の持ち物を奪う。
クレッフィにはアタッカー適性がほとんど無く、変化技を当てても効果は発動しない。おまけに発動するまでは持ち物なしで運用することになる。
持ち物を奪うのであればすりかえで十分であり、いたずらごころを上回る強みにならない。
奇襲としてアタッカーをやらせるにせよ、いたずらごころ+めいそうの方が小回りが利く。
効果自体は悪くないのだがクレッフィとの相性が悪く、候補外。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
ラスターカノン80(120)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
てっていこうせん140(210)95HP1/2消費タイプ一致技。最大火力。自主退場に。
マジカルシャイン80(120)100相手全体攻撃タイプ一致技。性能安定。ムーンフォースは覚えない。
ドレインキッス50(75)100HP吸収3/4タイプ一致技。回復効果付き。
サイコキネシス90100特防↓10%性能安定。
サイコショック80100-特殊受け対策。
アシストパワー20~100-能力上昇で威力上昇。
積み技とあわせて。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
物理技タイプ威力命中効果解説
じゃれつく90(135)90攻撃↓10%タイプ一致技。やや命中不安。
イカサマ95100-攻撃無振りでも使える攻撃技。いばるは無くなったが汎用性はそのまま。特に積み技を使う相手に有効であり、現環境では火力インフレも激しいため、刺さる場面も多い。
変化技タイプ命中解説
でんじは90起点作りに。電気や地面、ひらいしん等に無効。
みがわり-補助技や一撃技対策に。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
ミストフィールド-状態異常対策。フィールド上書きにも。しんぴのまもりは過去作限定。
めいそう-特攻・特防を補強。ドレインキッスと相性が良い。
きんぞくおん85特殊受けを弱体化。自身や後続の火力強化に。
てっぺき-防御2段階↑。
でんじふゆう-地面技対策。耐性向上に。タマゴ技。
まきびし-設置技。重ね掛け可能。飛行やふゆうに無効。
ステルスロックは覚えない。
マジックルーム-サポート用。5ターンの間、持ち物の効果を無効化。
こだわりアイテム持ちも一時的に技を選べるようになる。
すりかえ100こだわりアイテムとあわせて。タマゴ技。
フェアリーロック-後続の有利対面作りに。詳細後述。
リサイクル-消費アイテムを再取得。様々な持ち物を再利用できるが、ふうせんは戻せない。
あまごい-炎技対策のほか、主にダブルで天候特性対策にも。
トリックルーム-素早さ関係を逆転。いたずらごころ持ちでは唯一の習得者。
フェアリーロック
次ターンのみ敵味方全員を交代させないようにする技で、くろいまなざしやとおせんぼうとは若干仕様が異なる。
効果対象が全体の場であるため、サイコフィールド、先制技無効特性、あくタイプによって技を失敗させられることがない。
一方で、全体の場が既にフェアリーロック状態であった場合は技が失敗するため、2ターン以上連続して相手を拘束することはできない。
次ターン交代不可という性質上、そのまま撃ってもあまり意味がないので、だっしゅつボタンと絡めて運用するのが主。
いたずらごころ先制フェアリーロック→相手攻撃→だっしゅつボタン→有利対面かつ相手は交代ができないという状況を作れる。
当然ながらゴーストタイプ、とんぼがえり、ボルトチェンジ、クイックターン、バトンタッチ、きれいなぬけがら持ちには効果がない。
また自分と味方の交代も封じられるという欠点があるため、上記の戦法でだっしゅつボタンが発動しなかった場合、逆に起点にされる可能性もあるので注意。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト苦手な炎タイプを対策するなら。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
イカサマ
テラバースト
いたずらごころ耐性の獲得。
ラスターカノン一致技の強化。
マジカルシャイン
じゃれつく
一致技の強化。

型考察 [編集]

壁張りサポート型 [編集]

性格:ずぶとい/おだやか
努力値:H252 BD調整
持ち物:ひかりのねんど/メンタルハーブ/こうこうのしっぽ(すりかえ採用時)
確定技:リフレクター/ひかりのかべ
優先技:てっていこうせん/でんじは
攻撃技:イカサマ/マジカルシャイン/ラスターカノン
変化技:すりかえ/まきびし/マジックルーム

両壁+いたずらごころを活かし、後続のエースを活躍させるための盤面を作る。
優れた耐性を持つため、半減や無効を活かせばクッションとしても活用可能。
でんじは、すりかえなど優秀な妨害技を習得し、それらも先制で打てるため、相手エースの足止め性能にも秀でる。

マジックルームは相手の道具(きあいのタスキやこだわりスカーフなど)を無効化することで、自身のエースを補佐する。

壁展開後はてっていこうせんにより自主退場が可能。特攻はそこまで低くなく一致補正込みで威力210なので、割と馬鹿にできないダメージを与えられる。
ただしオーロンゲもすてゼリフを習得したことで、壁展開後に相手に負担をかけつつ交代できるようになった。
どちらを選ぶかはエースポケモンとの相性も考えて決めるべきだろう。

フェアリーロック型 [編集]

性格:ずぶとい/おだやか
努力値:H252 BD調整
持ち物:だっしゅつボタン
確定技:フェアリーロック
選択技:イカサマ/リフレクター/ひかりのかべ/でんじは/まきびし

専用技のフェアリーロックを活用し有利対面を作る。
フェアリーロックの使い方は技考察の項を参照。
だっしゅつボタン消費後は、クッションとして出して、
フェアリーロック→被弾→味方死に出しで再度有利対面を作れる。

だっしゅつボタンの仕様上、相手から攻撃を受けなかった場合は自分も交代できない点に注意。

【ダブル】サポート型 [編集]

特性:いたずらごころ
性格:ずぶとい/おだやか
努力値:H252 BD調整
持ち物:ひかりのねんど/ふうせん/オッカのみ/だっしゅつボタン/こうこうのしっぽ
補助技:リフレクター/ひかりのかべ/すりかえ/でんじは/でんじふゆう/ミストフィールド/あまごい/にほんばれ/きんぞくおん/ふういん/まもる/トリックルーム
攻撃技:イカサマ/マジカルシャイン/ラスターカノン/てっていこうせん

いたずらごころを活かし、先制で様々なサポートに徹する型。
両壁、麻痺撒き、天候上書き、道具すりかえなど、できることは多い。
全部担当させるのは技スペース上無理なので、パーティと相談して役割を絞るとよい。

ライバルは多いが、優れた耐性で差別化可能。でんじふゆうやあまごいで弱点を消すこともできる。
特にあまごいは環境トップのコータスバンギラスに刺さり、みずタイプのエースアタッカーと並べると強力。

また、ふういんを全ポケモン最速で放てるのも見逃せない。
他にできるのはヤミラミオーロンゲだけ。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対クレッフィ [編集]

注意すべき点
いたずらごころによる先制変化技の数々。壁張りからでんじは撒きまで幅広くこなす。
耐性が優秀なので相性の良い後続アタッカーが多く、自身も数値以上の耐久を持つ。
対策方法
タギングル等での先制ちょうはつが最も有効。
でんじは等のこちらへの変化技は、悪タイプやサイコフィールド下でも無効化できる。
音技や連続技があれば、みがわりを張られても突破しやすい。すりぬけなら壁も貫通。
ドドゲザンならいたずらごころ無効かつかわらわりで壁も破壊できる。

外部リンク [編集]