サケブシッポ - ポケモン育成考察Wiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

サケブシッポ [編集]

No.0985 タイプ:フェアリー/エスパー
特性:こだいかっせい(天気が晴れの間、またはブーストエナジーを持って場に出てから交代するまで、一番高い能力が上がる)
体重:8.0kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
パラドックス/原種HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
サケブシッポ115659965115111570こだいかっせい
プリン1154520452520270メロメロボディ/かちき/フレンドガード
5663(344)しんかのきせき・BD252振り
プクリン1407045855045435メロメロボディ/かちき/おみとおし
妖・超複合HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
サケブシッポ115659965115111570こだいかっせい
サーナイト68656512511580518シンクロ/トレース/テレパシー
ブリムオン57909513610329510いやしのこころ/きけんよち/マジックミラー

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ゴースト/はがね/どく
いまひとつ(1/2)エスパー
いまひとつ(1/4)かくとう
こうかなしドラゴン

パラドックスポケモンの1体で、エスパー×フェアリー複合。ほかの同複合とは種族値傾向が異なるので差別化不要。
プリンに似た姿を持つがタイプが異なり、プリンの耐久性能と素早さを強化したような種族値傾向。
一致技の攻撃範囲は広いが、攻撃・特攻のどちらも低いため、多彩な変化技を用いたサポートが主な役目になる。

ステロでんじは撒き、両壁貼り、こだわりトリック、バトン始動、トリル始動、みがしばアンコ、積みアシパ、
ねがいごとによるサポート&受けなど、様々な型が考えられる。パーティ単位で必要なものを選択しよう。
こだいかっせいで素早さを上げられると、これらの展開を止めるのは容易ではない。
ふういんやてだすけ、ほろびのうたといったダブルバトルでも活躍できる技も揃っている。
ちょうはつに弱いのはどうしようもないので、メンタルハーブを持たせるなど、これらの技をどう通すかが鍵となるだろう。

DLCで自爆技ミストバーストを獲得。バトンタッチに次ぐ交代技として有用である。



特性考察 [編集]

こだいかっせい
基本仕様
隠れ特性や第2特性は存在せず、これのみ。
場がひざしがつよい状態であるか、持ち物がブーストエナジーである時に、HP以外の一番高い能力に補正がかかる。
両方の条件を同時に満たしても天候による発動が優先され、一度に2回発動することはない。
補正倍率は攻撃、防御、特攻、特防の場合は1.3倍、素早さのみ1.5倍。ランク補正ではないのでてんねんの影響を受けない。
実数値が最高値になるものが2つ以上ある場合、優先度がA>B>C>D>Sで設定されており、優先度の高い能力が補正対象になる。(例:AとSが最高値ならAが上昇)
ブーストエナジーは消費アイテム扱いなので、一度発動した後に引っ込んでもう一度場に出ても再発動できない。
ただし発動トリガーは天候が優先されるため、ひざしがつよい状態で繰り出せば天候が変わるまでブーストエナジーは消費されない。
トレース・なりきりによる特性コピーや、スキルスワップによる特性の入れ替えはできない。Ver.3.0.0で特性の書き換えや無効化は可能になった。
またこの特性を持つポケモンにトリックなどでブーストエナジーを渡したり奪うことはできないので注意。特性が書き換え・無効化を受けている場合も同様。
個別考察
サケブシッポの場合は調整によって好みの能力を伸ばせるが、基本は先制で変化技を使うために素早さが優先される。
攻撃か特攻を補正対象にしたい場合は、いずれかの上昇補正性格+D個体値16~17+S個体値24~25が条件となる[1]
孵化厳選ができない以上、DとSの条件を同時に満たす個体の入手は困難で、それを度外視しても最速95族や準速109族(ウネルミナモ)に抜かれるようになる。
アタッカーとして運用したい場合は特性による補正にこだわらず、素直にいのちのたまなどの強化アイテムを持たせるべきだろう。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
じゃれつく90(135)90攻撃↓10%一致技。やや命中不安。物理フェアリー技はこれのみ。
サイコファング85(127)100壁破壊一致技。壁構築に。
しねんのずつき80(120)90怯み20%一致技。やや命中不安だが、怯みを狙える。でんじはとあわせて。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%後続サポートに。
ほのおのパンチ75100火傷10%対鋼。晴れと好相性。
かみなりパンチ75100麻痺10%4倍ピンポイント。ギャラドスペリッパーに。
れいとうパンチ75100凍り10%4倍ピンポイント。カイリューランドロスに。
ドレインパンチ75100HP吸収対鋼。回復効果は優秀だが高HPとはやや嚙み合わない。
タイプ一致のドレインキッスは覚えない。
かみくだく80100防御↓20%対霊超。
なげつける-100道具消費どくどくだまなどを持たせ、追加効果狙いで。ダブルでのサポートにも。
じだんだ75100前ターン
行動失敗時
威力2倍
対鋼。変化技外しのケアに。
特に変化技読みで出されるサーフゴーに刺さるが、
Aに努力値を振らなければ威力は期待できない。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ばくおんぱ140100みがわり貫通タイプ不一致だが最高火力。ぼうおんとゴーストに通らない。
ダブルでは周囲全体攻撃。
マジカルシャイン80(120)100-一致技。ムーンフォースは覚えない。
サイコキネシス90(135)100特防↓10%一致技。性能安定。
サイコショック80(120)100-一致技。特殊受け相手に。
アシストパワー20(30)~100-一致技。能力ランクが1上がるごとに威力+20。
めいそうやドわすれなどと合わせて。
くさむすび20~120100体重依存対水地。ヘイラッシャガチグマなどに通る。
だいもんじ11085火傷10%対鋼。高威力、やや命中不安。晴れと好相性。
かえんほうしゃ90100火傷10%対鋼。命中率を重視するなら。
10まんボルト90100麻痺10%4倍ピンポイント。
かみなり11070麻痺30%同上。高威力だが命中は低い。雨で必中だが特性との相性が悪い。
れいとうビーム90100凍り10%4倍ピンポイント。
ふぶき11070凍り10%同上。高威力だが命中は低い。
きあいだま12070特防↓10%対鋼。命中不安。
ミストバースト100(150)100使用後瀕死タイプ一致技。サポート後の退場に。
ミストフィールドで更に威力1.5倍。しめりけで不発に終わる。
ダブルでは自分以外全員が対象。
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
ステルスロック-後続補助。タスキ潰しや受けループ対策に。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
サイコフィールド-先制技対策。エスパー技の火力も補強できる。
ミストフィールド-状態異常対策。
トリックルーム-自身とは相性が悪いものの、読まれにくい。
にほんばれ-晴れパの起点作り用。自身もこだいかっせいで恩恵を得られる。
ほかの天候技もすべて習得可能だが、あえてサケブシッポで採用する意義は薄い。
ほろびのうた-起点にされそうな時などに。
自身は素早いので、ダブルバトルで活用するなら鈍足の味方が必要。
アンコール100起点作りに。素早いので決まりやすい。
かなしばり100弱点技を封じれば受けきれる場面も出てくる。
ビルドアップ-攻撃・防御を補強。居座って殴るかバトン用に。ドレインパンチと相性が良い。
めいそう-特攻・特防を補強。居座って殴るかバトン用に。
ドわすれ-対特殊アタッカー用。高い特防を更に高く。
バトンタッチ-めいそうやビルドアップと合わせて。
うたう55催眠技。命中不安。みがわり貫通。
でんじは90S操作で味方を補助する。
【初手ほろびのうた→2~3ターン目にステロorでんじは→4ターン目にでんじは】
と使うことで、自分は瀕死になるが相手2体をマヒさせつつ、後続を無償降臨させられる。
こわいかお100でんじはが通らない相手に。引っ込むと戻るので流し用。
おたけび100物理特殊問わず流せる。みがわり貫通。
うそなき100特殊受け崩し。てんねんにも有効。
ねむる-回復技。状態異常に強くなれる。
ねがいごと-次のターン、このポケモンのHPの半分にあたる量を回復させる。
自身のHPが高いため、交代して味方に使った場合は回復量が大きくなりやすい。
まもると合わせて自身を回復することも可能。
まもる-ねがいごとでの回復、ほろびのうたなどに合わせて。
トリック100メガネやスカーフなどと併せて。
ほえる-積みへの牽制や、設置物との併用に。みがわり貫通。
とおぼえ-ダブル用。自分と味方の攻撃を上げる。素早いので後続をスムーズに強化できる。
ふういん-ダブル用。まもるやトリックルームなど相手に使わせたくない技があるときに。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
のしかかり
ばくおんぱ
弱点であるゴーストを無効化できる。
ほのおのパンチ
かえんほうしゃ
だいもんじ
アーマーガアハッサム。火傷無効。
みずのはどう
テラバースト
じめん
かみなりパンチ
10まんボルト
かみなり
ギャラドスペリッパーなど。麻痺無効。
くさむすび
テラバースト
粉技無効。
れいとうパンチ
れいとうビーム
ふぶき
弱点は突きやすいが、耐性が悪い。
ドレインパンチ
きあいだま
ミミズズ
テラバースト弱点の毒を半減できるが、鋼で良い。
じだんだ
テラバースト
ブロロロームテツノドクガ
テラバースト解説
サイコファング
サイコショック
サイコキネシス
アシストパワー
しねんのずつき
タイプ一致技の強化や、フェアリーの弱点を消したい場合に。
テラバースト耐性が劣悪なので非推奨。
がんせきふうじ解説
テラバーストゴースト
テラバースト解説
かみくだく
なげつける
対ゴースト。いたずらごころ耐性の獲得。
テラバースト弱点であるどくを無効化できる。ミミッキュにも。
じゃれつく
マジカルシャイン
タイプ一致技の強化や、エスパーの弱点を消したい場合に。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

先発サポート型 [編集]

性格:ようき/おくびょう
努力値:HS252ベース
持ち物:メンタルハーブ/ブーストエナジー/レッドカード/ひかりのねんど/たべのこし/オボンのみ/半減実
攻撃技:ミストバーストorじゃれつくorマジカルシャイン/サイコファングorサイコキネシス/だいもんじ/がんせきふうじ
変化技:ステルスロック/でんじは/かなしばり/まもる/リフレクター/ひかりのかべ/ほろびのうた/ねがいごと/アンコール/バトンタッチ/にほんばれ

叩き台。基本はプクリンの先発サポート型と同様。
プクリンと違い相手の持ち物確認はできないが、圧倒的な素早さで後続の起点を作る。
ステルスロックや両壁、でんじはやかなしばりなどレパートリーは豊富なので、パーティにあわせて選択。

こだわり持ちに対してはまもるで様子見が有効。受けられるならかなしばりで流す。そうでなければ有利な後続に交代。
積み技持ちにはほろびのうた。ステルスロックとの相性も良い。

序盤で使い捨てず温存しておくことで、ドラゴン技を牽制したり、後続をねがいごとで回復したりと、中盤以降も仕事ができる。

瞑想アシパ型 [編集]

性格:ひかえめ(推奨)/おくびょう
努力値:CS252 or C252 S調整 残り耐久
持ち物:たべのこし/メンタルハーブ/じゃくてんほけん/オボンのみ
確定技:アシストパワー/めいそう
攻撃技:マジカルシャイン/だいもんじorかえんほうしゃ/かみなりor10まんボルト/きあいだま/ばくおんぱ
変化技:でんじは/かなしばり/リフレクター/アンコール/ねがいごと/バトンタッチ/うたう/ドわすれ
テラスタイプ:エスパー

高めの耐久を活かしてめいそうを積み、タイプ一致のアシストパワーで攻めていくことを想定した型。
素早いため先手で積みやすく、特殊相手であれば多くの相手を積みの起点にできる。
物理耐久も高めだが、特防に対して手薄になりがちなため、不安であれば自分か味方でリフレクターを張っておきたい。
バトンタッチを持たせておけば、苦手な相手が出た時に後続の特殊アタッカーに積んだ分を引き渡すこともできる。
テラスタイプもアシストパワー強化のためのエスパーを推奨。

素の状態だと火力が低すぎること、積んだ後の恩恵が大きくなることから、できるだけ特攻特化はしておきたい。
なお、準速だと最速ミミッキュまでは抜ける。
ちょうはつを誘いやすいため、積む回数を稼ぎたいならメンタルハーブ、弱点を誘って一気に爆発力を得るならじゃくてんほけんがオススメ。

+  型サンプル&使用感

相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対サケブシッポ [編集]

注意すべき点
プリン・プクリン譲りの攻撃技・変化技を多数習得する。
素早さが非常に高く、ブーストエナジーを持たれるとほぼ確実に仕事をされてしまう。
対策方法
火力が低く、基本的に変化技ありきなので、ちょうはつが有効。素早いのでいたずらごころ持ちならなおよい。
スカーフトリックも有効。
とりわけサーフゴーは変化技無効、鋼技で弱点を突けるので効果的。

外部リンク [編集]


[1] この時のAまたはC・D・Sの実数値は128となるが、特性の仕様で優先度の高いAまたはCがブーストされる。