ゴーゴート - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ゴーゴート [編集]

No.0673 タイプ:くさ
通常特性:そうしょく(受けた草タイプの技を無効にし、攻撃が1段階上がる)
隠れ特性:くさのけがわ(グラスフィールドのとき防御が1.5倍になる)
体重  :91.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
物理草HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ゴーゴート12310062978168531そうしょく/くさのけがわ
リーフィア65110130606595525リーフガード/ようりょくそ
メブキジカ8010070607095475ようりょくそ/そうしょく/てんのめぐみ
ゴリランダー10012590607085530しんりょく/グラスメイカー

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/どく/ひこう/むし
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性「そうしょく」の場合、くさ無効


第六世代出身の単くさタイプ。種族値は鈍足ながら両刀向きで耐久も高く、特に単くさタイプでは最高の特殊耐久を持つ。
やどりぎのタネ、ウッドホーン、ミルクのみなど豊富な回復手段も備えている。
サブウェポンもそれなりに豊富であり、アタッカーや受け型など様々な型が考えられる。

しかし特性に難があるゴーゴートは各部門に特化したポケモンと比べやや没個性気味。
事実上の専用技であるミルクのみや単くさ唯一のなみのりなど独自の技も少なくないが、あれこれ詰め込むと役割を見失う恐れがある。
まずはパーティ内での役割を決め、その後で差別化を意識した技選びをすると良いだろう。

第九世代ではカプ・ブルルやモジャンボ、ナットレイなどが不在のため、ライバルや苦手な相手が減ったのも事実である。

技方面ではくさわけ、タネマシンガン、リーフストーム、じゃれつく、てだすけを習得。ばかぢからを覚えられなくなった。
碧の仮面で失っていたほえるを再獲得、グラスフィールドと相性の良いグラススライダー、10まんばりきも習得した。

新要素テラスタルとの相性はまずまず。弱点をカバーしつつ、そうしょくで独特の範囲を受けられる。
いまだ習得者の少ないウッドホーンをビルドアップと組み合わせて使えるのも優秀。



特性考察 [編集]

そうしょく
くさ技を無効化して攻撃ランクを1段階上げる。
粉技・やどりぎのタネは草タイプなので元から無効、しかも肝心の草タイプへの遂行技がつばめがえししかない。
メジャーな草タイプにはこの特性があっても役割を持つことは難しいが、それらのライバルが減ったのは追い風。
ダブルでは味方のはなふぶきで能動的に発動可能。
第九世代ではみずやじめんにテラスタルすることで弱点を消せるため、過去作よりは生かしやすくなった。
かまどオーガポンかたやぶりを持つため、不用意にみずテラスを切ると危険。
トレースされるとこちらのくさ技も通らなくなるので相手にサーナイトがいたら警戒しよう。
くさのけがわ
隠れ特性にして専用特性。グラスフィールド中に防御1.5倍という受け向きの特性。
補正有全振りなら種族値118相当、無補正無振りでも種族値103相当に向上し、高HP・ウッドホーンの強化・フィールドの回復効果も合わせて丈夫になる。
ビルドアップで能力値を上げる場合でも防御・攻撃上昇が見込めるが、此方はフィールドが残っていれば交代も狙えるのが利点。
現環境ではゴリランダーオリーヴァの特性でグラスフィールドが展開できるが、いずれも弱点が被り、さらに後者は被弾前提なのが難点。
自力でグラスフィールドを使用するにしても、流されやすく鈍足なゴーゴートで使用する隙は見出しにくいため、
ダブルでの味方による補助が前提になるだろう。
一応、発動込みで似た耐久力を持つモジャンボなどのライバルが減ったのは追い風である。
また、グラススライダーの習得も決して小さくない。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
リーフブレード90(135)100急所ランク+1タイプ一致技。性能安定。
ウッドホーン75(112)100HP吸収タイプ一致技。回復効果付き。
タネばくだん80(120)100-タイプ一致技。性能安定。リーフブレードに威力は劣るが非接触。
タネマシンガン25(37)
×2~5
100-タイプ一致技。威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。
4発以上ならリーフブレードを超えるが期待値は3発。
くさわけ50(75)100素早さ↑100%タイプ一致技。積み技感覚で使える。
グラススライダー55(82)100GF時優先度+1タイプ一致技。グラスフィールドがあれば先制技になる。
じしん100100-対炎・毒・鋼。高威力・広範囲。グラスフィールドだと威力半減。
10まんばりき9595-グラスフィールドを積極的に利用するならこちら。
偶に外れるのと接触技である点に注意。ダブルでの用途も。
じだんだ75/150100-前のターンで技に失敗すると威力2倍。
ダブルでの単体攻撃や、グラスフィールドを活用する際に。
じならし60100素早さ↓100%追加効果が優秀だが自身が抜ける相手は少ない。グラスフィールドで威力半減。
かわらわり75100壁破壊対鋼。威力は低いが、デメリット無しで壁対策にもなる。
ワイルドボルト90100反動1/4対飛行。反動が痛い。
いわなだれ7590怯み30%対炎・飛行・虫。怯みは狙いにくい。
つばめがえし60必中-対草・虫。そうしょくでの草への遂行技。
じゃれつく90100攻撃↓10%対闘・竜・悪。
しねんのずつき8090怯み20%対闘・毒。
のしかかり85100麻痺30%攻撃しつつ麻痺を撒ける。
ちいさくなる状態の相手には必中・威力2倍。
特殊技タイプ威力命中効果解説
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
リーフストーム130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。撃ち逃げ用。
ギガドレイン75(112)100HP吸収タイプ一致技。ウッドホーンと違い非接触。
ソーラービーム120(180)100-タイプ一致技。晴れと合わせて。
マッドショット5595素早さ↓100%じならしと異なり味方を巻き込まない。
なみのり90100-対炎。一致技との補完はまずまず。ダブルでは味方のじゃくてんほけんの発動にも使える。
現環境では草タイプで唯一覚える。
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
やどりぎのタネ90削り技兼回復技。草以外の相手には刺さる。
ビルドアップ-攻撃・防御を補強。ウッドホーンと相性が良い。
せいちょう-晴れでAC↑↑。
まもる-やどりぎのタネやグラスフィールドのターン稼ぎに。
ほえる-積み技対策。起点化回避に。
ミルクのみ-回復技。高速回復に。回復量が天候に左右されない。第九世代でPPが5に減少した。
こうごうせい-回復技。晴れ下では効果増幅だが、他の天候では逆に下がる。
グラスフィールド-自力でくさのけがわを発動させる場合に。タマゴ技。
てだすけ-使用ターンの味方の攻撃技が1.5倍になる。優先度+5。タブル用。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
環境に蔓延る、ゴーストの受けとして。
対草、氷、虫、鋼。火傷耐性。
なみのり
テラバースト
対炎。そうしょくなら弱点が電気のみとなる。
解説
リーフブレード
ウッドホーン
エナジーボール
ギガドレイン
リーフストーム
一致技の火力強化。
環境のドラゴンへの打点に。
解説
解説
じしん
マッドショット
テラバースト
対炎。そうしょくなら弱点が水・氷となる。
解説
解説
解説
いわなだれ
テラバースト
炎や飛行、氷を受け流す時に。
解説
解説
解説
飛行や毒を防げるが炎が一貫する。
解説

型考察 [編集]

ウッドホーン強化型 [編集]

特性:そうしょく/くさのけがわ
性格:いじっぱり/わんぱく/しんちょう
努力値:AB252orAD252ベースで調整
持ち物:ラムのみ/オボンのみ/たべのこし/グランドコート(グラスフィールド採用時)
確定技:ウッドホーン/ビルドアップorグラスフィールド
攻撃技:じしんor10まんばりき(グラスフィールド採用時)/いわなだれ/ワイルドボルト/じゃれつく/グラスライダー(グラスフィールド採用時)
変化技:やどりぎのタネ/ミルクのみ
テラスタイプ:草/水/地面

ビルドアップ、もしくはグラスフィールドを採用し、ウッドホーンを強化してから戦う型。
ビルドアップとウッドホーンを両立できるのは現環境では自身のみ。

やどりぎのタネは受けに来るアーマーガア等に刺さる。

HPは無振りでも十分高いため、BDに振り分けたほうが固くなる。
ウッドホーンの回復量も増えるためHPは調整程度に抑えるのが望ましい。
H68B164D12と振ることで実数値が207-x-103-x-103-xとなり硬くなる。HPも16n-1でたべのこし以外なら都合がいい。
ダウンロード持ちは現環境にいないため、残りの割り振りは好みで。

耐久は優秀なので流し性能はまずまずだが、ビルドアップを積んだターンに有効打を持ったエースを出されることも多い。
相手の構成が割れていない序盤は積むことに拘らず、やどりぎのタネや攻撃技でサイクルを回すのが無難。

特殊流しアタッカー型 [編集]

特性:そうしょく/くさのけがわ
性格:いじっぱり/ひかえめ/ゆうかん/れいせい
努力値:AD252orCD252ベースで調整
持ち物:とつげきチョッキ/たべのこし/オボンのみ/ラムのみ/こだわりハチマキ/こだわりメガネ
確定技:ウッドホーンorリーフブレードorギガドレインorエナジーボールorリーフストーム
攻撃技:じしん/いわなだれ/ワイルドボルト/なみのり/じゃれつく/マッドショット
変化技:やどりぎのタネ/ミルクのみ/グラスフィールド
テラスタイプ:草/水/地面

高HPにより単くさタイプでは最高の特殊耐久を持つことを活かした型。
Dに振ることで特殊との打ち合いに強くなり、特に特殊でんきみずを中心に安定した役割を持てるようになる。

ACがほぼ同値なので特殊型でも運用可能。接触ダメージを受けずいかくやおにびに強くなり、やどりぎのタネである程度ごまかしも利く。
グラスフィールドによって使いにくくなるじしんの代わりに、なみのりを採用できるのも利点。
ただし、いわなだれ・じしんは役割対象のでんきや、呼ぶほのおはがねに対する有効打なので、物理型に比べ対応範囲は狭まる。
広く有効打を持つなら物理ベース、有利な相手に確実に役割を持つなら特殊ベースといったところ。

特殊受け型 [編集]

特性:そうしょく/くさのけがわ
性格:しんちょう/おだやか
努力値:HD252
持ち物:たべのこし/オボンのみ/ラムのみ
確定技:ミルクのみ/やどりぎのタネ
攻撃技:ウッドホーンorギガドレイン/じしん/いわなだれ/なみのり/じゃれつく
変化技:まもる/みがわり/グラスフィールド
テラスタイプ:草/水/地面

ミルクのみ・やどりぎのタネなど豊富な回復ソースを活かした受け型。

役割対象は上記の特殊流し型と同じだが、より場持ちがよくなるため過労死しづらい。
一方で遂行速度が遅く、鈍足なためちょうはつで機能停止しやすい。

【ダブル】くさのけがわ型 [編集]

特性:くさのけがわ
性格:いじっぱり/ようき
努力値:HA252orAS252をベースに調整
持ち物:ラムのみ/オボンのみ/こだわりハチマキ/とつげきチョッキ/いのちのたま/グラスシード
確定技:ウッドホーンorリーフブレード/グラスフィールド
攻撃技:10まんばりき/いわなだれ/ワイルドボルト/じゃれつく/グラスライダー(グラスフィールド採用時)
補助技:やどりぎのタネ/まもる/ミルクのみ
テラスタイプ:草/水/地面/岩

グラスフィールド下で防御と草技の威力を上げて戦う型。
グラスフィールドを擬似的な積み技として使えるが、ダブルでは頻繁にフィールドの張り直しが起きるので過信はできない。
かといってグラスフィールドを貼れるポケモンを増やすと必然的に草やフェアリーに偏ってしまい、ねっぷうやヘドロウェーブが非常に痛いため、対策は必須。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ゴーゴート [編集]

注意すべき点
HPが高く回復技も豊富なので、不一致弱点程度では決定打にならない。
くさのけがわの場合、グラスフィールド下では更に高い耐久力を発揮する。
対策方法
やどりぎのタネやビルドアップを使われる前に、一致弱点を突いて速攻で倒す。
特殊技ならビルドアップの影響を受けない。先制ちょうはつも有効。

覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

9th威力命中タイプ分類PP備考
メェークルゴーゴート
-1つばめがえし60-ひこう物理20
-1じしん100100じめん物理10
11たいあたり40100ノーマル物理35
11せいちょう--ノーマル変化20
71つるのムチ45100くさ物理25
91しっぽをふる-100ノーマル変化30
1212やどりぎのタネ-90くさ変化10
1313はっぱカッター5595くさ物理25
1616なやみのタネ-100くさ変化10
2020こうごうせい--くさ変化5
2222とっしん9085ノーマル物理20
2626じならし60100ノーマル物理20
3030タネばくだん80100くさ物理15
-*つばめがえし60-ひこう物理20*進化時
3434ビルドアップ--かくとう変化20
3840すてみタックル120100ノーマル物理15
4247ウッドホーン75100くさ物理10
4555リーフブレード90100くさ物理15
5058ミルクのみ--ノーマル変化5
+  過去世代

技マシン [編集]

No.威力命中タイプ分類PP備考
技001とっしん9085ノーマル物理20
技005どろかけ20100じめん特殊10
技007まもる--ノーマル変化10
技020くさわけ50100くさ物理20
技025からげんき70100ノーマル物理20
技027つばめがえし60-ひこう物理20
技028じならし60100じめん物理20
技033マジカルリーフ60-くさ特殊20
技035マッドショット5595じめん特殊15
技047こらえる--ノーマル変化10
技049にほんばれ--ほのお変化5
技050あまごい--みず変化5
技055あなをほる80100じめん物理10
技056タネマシンガン25100くさ物理30
技058かわらわり75100かくとう物理15
技059しねんのずつき8090エスパー物理15
技064ビルドアップ--かくとう変化20
技066のしかかり85100ノーマル物理15
技070ねごと--ノーマル変化10
技071タネばくだん80100くさ物理15
技081くさむすび-100くさ特殊20
技084じだんだ75100じめん物理10
技085ねむる--エスパー変化5
技086いわなだれ7590いわ物理10
技103みがわり--ノーマル変化10
技111ギガドレイン75100くさ特殊10
技119エナジーボール90100くさ特殊10
技123なみのり90100みず特殊15
技127じゃれつく9090フェアリー物理10
技130てだすけ--ノーマル変化20
技137グラスフィールド--くさ変化10
技147ワイルドボルト90100でんき物理15
技149じしん100100じめん物理10
技152ギガインパクト15090ノーマル物理5
技159リーフストーム13090くさ特殊5
技163はかいこうせん15090ノーマル特殊5
技168ソーラービーム120100くさ特殊10
技171テラバースト80100ノーマル特殊10

過去作技マシン [編集]

No.威力命中タイプ分類PP備考
第7世代
技05ほえる--ノーマル変化20
技06どくどく-90どく変化10
技10めざめるパワー60100ノーマル特殊15×
技21やつあたり-100ノーマル物理20×
技27おんがえし-100ノーマル物理20×
技32かげぶんしん--ノーマル変化15
技45メロメロ-100ノーマル変化15
技48りんしょう60100ノーマル特殊15
技66しっぺがえし50100あく物理10
技87いばる-85ノーマル変化15
技96しぜんのちから--ノーマル変化20×
技100ないしょばなし--ノーマル変化20
第6世代
技67かたきうち70100ノーマル物理5
技94ひみつのちから70100ノーマル物理20×
秘04かいりき80100ノーマル物理15
秘06いわくだき40100かくとう物理15

タマゴ技 [編集]

6th7th9th威力命中タイプ分類PP備考
まるくなる--ノーマル変化40
ころがる3090いわ物理20
ミルクのみ--ノーマル変化10Lv
Uグラスフィールド--くさ変化10技137

教え技 [編集]

現状無し。

+  過去世代

遺伝 [編集]

タマゴグループ陸上
孵化歩数5140歩
性別♂:♀=1:1
進化条件メェークル(Lv.32)→ゴーゴート

遺伝経路 [編集]

習得方法覚える系統
グラスフィールドレベルマスカーニャ
ミルクのみ自力技137/Lv58で習得
ころがるレベルバクフーン系統/ドンファン系統/ネッコアラ/ダイオウドウ系統/ノココッチ系統
まるくなるレベルバクフーン系統/ドンファン系統/ネッコアラ/ノココッチ系統