ラランテス - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ラランテス [編集]

No.0754 タイプ:くさ
通常特性:リーフガード(晴れの時に状態異常にならない)
隠れ特性:あまのじゃく(自分の能力ランクの変化が逆転する)
体重  :18.5kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
鈍足特殊草HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ラランテス7010590809045480リーフガード/あまのじゃく
オリーヴァ78699012510939510こぼれダネ/しゅうかく
あまのじゃくHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ラランテス7010590809045480リーフガード/あまのじゃく
カラマネロ869288687573482あまのじゃく/きゅうばん/すりぬけ
ジャローダ7575957595113528しんりょく/あまのじゃく
化身ラブトロス741157013580106580メロメロボディ/あまのじゃく

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/ひこう/むし/どく
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第七世代出身の単くさタイプ。特性あまのじゃくが特徴的で、現時点では他に化身ラブトロスカラマネロジャローダがいる。
SV初期では剥奪されていたばかぢから及びはたきおとすを碧の仮面で再獲得し、自身の持ち味を十全に発揮できるようになった。
ばかぢからやリーフストームを用いて、高威力で負担をかけつつ自身の能力を高める戦法を得意とする。

わかりやすい一芸はありつつも、鈍速で両刀気味の平坦な配分、攻撃範囲・耐性の両方で不安を抱えるくさ単タイプであることなど運用には練度を要する。
またてんねん持ちの台頭も向かい風。ヘイラッシャにはタイプ上有利だが、ラウドボーンは厳しい相手。
ダイマックス廃止で受動的にあまのじゃくが発動する機会もやや減少している。
一方、ねばねばネットの流行はラランテスにとって追い風と言えるか。元が鈍足ではあるがSに20振っておくとランク+1で無振り81族抜きとなる。

技方面ではかふんだんごを新規習得。元々いかくに強いこともありダブル向けの性質が強まっている。
基本的には前作同様、ダブルのトリパ用アタッカーとしての採用になるか。
ダブルであれば味方の能力低下技を受けることで、逆に能力を強化できる点が差別化要素になる。

HPに252振ることで実数値177(16n+1)となり、たべのこしの効率が良くなる。

DLCにて上記のほかグラススライダー、ウェザーボールを再習得。
お膳立て次第で動きに幅を持たせられる選択肢となりうる。



特性考察 [編集]

リーフガード
通常特性。晴れの時に状態異常を防ぐ。晴れになる前に受けた状態異常は治らない。
物理アタッカーとして運用する場合はやけどが致命傷になるので効果的ではある。
一方で、同特性を持つポケモンも多く、あまのじゃくを捨ててまで採用するのであれば明確な理由が欲しい。
ダイマックスの廃止により、天候合戦は前世代よりも落ち着いた。
消極的な理由になるが、積み技を採用したりじゃくてんほけんなどを持たせる場合は必然的にこちらを選択。
あまのじゃく
隠れ特性。自身の能力ランクの上昇・下降を逆転させる。
能動的に発動できるのはリーフストーム(特攻2段階上昇)とばかぢから(攻撃・防御1段階上昇)とステラ・テラバースト。
いかくに強いほか、じゃれつくなどの追加効果が負け筋にならない点も優秀で、差別化の観点からも基本的にはこれ。
ただし通常の積み技やじゃくてんほけんは採用できなくなる。
また、かたやぶり+能力低下の追加効果がある技については逆転させられない。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
リーフブレード90(135)100急所ランク+1タイプ一致技。性能安定。
はなふぶき90(135)100タイプ一致技。非接触。ダブルでは周囲全体攻撃。
ソーラーブレード125(187)100溜め攻撃タイプ一致技。晴れで溜めを省略。
グラススライダー55(82)100GF時優先度+1タイプ一致技。ただし剣盾と比べ技威力低下。
グラスフィールド時に唯一の先制技として扱える。
ばかぢから120100攻撃・防御↓あまのじゃくで攻撃しつつ擬似ビルドアップに。
はたきおとす65/97100道具排除一貫性の高いサブウェポン。主に対サーフゴー用に。
つじぎり70100急所ランク+1急所率の他、持ち物を落とせない場合ははたきおとすより高威力。
どくづき80100毒30%対草、フェアリー。炎・飛行にも等倍。
きゅうけつ80100HP吸収対草、エスパー。とつげきチョッキを持たせていても使える回復技。
積み技やばかぢからとあわせて。マルノームヘドロえきに注意。
かわらわり75100壁破壊対鋼。壁構築に強くなる。
特殊技タイプ威力命中効果解説
リーフストーム130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。あまのじゃくで攻撃しつつ疑似わるだくみ。
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
ソーラービーム120(180)100溜め攻撃タイプ一致技。晴れで溜めを省略。
ギガドレイン75(112)100HP吸収タイプ一致技。積み技とあわせて。
くさむすび20~120
(30~180)
100タイプ一致技。威力不安定。
最大でもリーフストーム以下だが、命中安定で能力も低下しない。
かふんだんご90100-特殊型でのサブウエポン。ダブルでは味方のHP1/2回復。
ウェザーボール50/100100テラバ以外唯一の炎技になりうるが晴れが必要。晴れと雨で威力150。
はかいこうせん15090行動不可テラバーストで補完しきれない相手への最終手段。
テラバースト80<120>100解説参照テラスタル時にタイプ変化し、ランクも含めて攻撃が高い場合は物理技になる。
変化技タイプ命中解説
こうごうせい-回復技。晴れ下では効果増幅。他の天候では逆に回復量が下がる。
なやみのタネ-強力な特性への妨害の他、あまのじゃくリーフストームをてんねんで受けに来た相手にも。
みがわり-あくびを無効化。上と合わせて仮想敵によっては。
あまごい-炎ダメージを抑えたいなら。
せいちょう-攻撃・特攻を補強。晴れ下では効果倍増。あまのじゃくでは採用できない。
つるぎのまい-攻撃を強化。物理メインならこちらでも。あまのじゃくでは採用できない。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
はかいこうせん解説
テラバースト対鋼。草技との相性補完に優れる。一方対炎への打点は薄い。
テラバースト対炎。鋼にも等倍。
テラバースト弱点が草技で対抗出来る地だけになり低くは無い耐久が活かせるか。飛行に打点も持てる。
リーフブレード
リーフストーム
ギガドレイン
あまのじゃくリーフストームをさらに強化する。
テラバースト4倍弱点がつける相手には物理特殊どちらも他技が軒並み刺さらない。
しかし耐性は良くなく、仮想敵は限定的。
かわらわり
ばかぢから
対鋼。ある程度の負担をかけられる。
他の対鋼と比較すると飛行の一貫性が消せず、打点も薄い。
どくづき
テラバースト
対草、妖。
テラバースト対炎毒鋼。氷が一貫する。
テラバースト薄かった対虫への打点とはなるが草には元々虫技があり、耐性の変化もそこまでは役立たないか。
テラバースト解説
シザークロス
きゅうけつ
かふんだんご
対エスパー。耐性は良くない。
テラバースト一致で弱点を突いてくる4タイプに刺さり、炎と飛行の耐性も得られるのは大きな利点。
一方弱点は多く一長一短。水と地面には草技で対抗できる。
テラバースト解説
テラバースト解説
はたきおとす
つじぎり
テラバースト
対エスパー。虫が一貫。
テラバースト解説
テラバースト解説
ステラテラバーストあまのじゃくであれば、テラバーストのデメリットをAC1段階上昇のメリットにできる。
半減もなく安心して殴りながら火力を上げられる。
リーフストームやばかぢからとの併用も有り。

型考察 [編集]


特殊軸型 [編集]

特性:あまのじゃく
性格:ひかえめ/れいせい/ずぶとい
努力値:HC252orCS調整orHBD調整
持ち物:たべのこし/いのちのたま/とつげきチョッキ/オボンのみ/ラムのみ/カゴのみ
確定技:リーフストーム
優先技:テラバースト(草以外)
選択特殊技:ギガドレイン/かふんだんご/はかいこうせん
選択物理技:リーフブレード/かわらわり/きゅうけつ/はたきおとす/ばかぢから
選択変化技:こうごうせい/みがわり/ねむる/ねごと/なやみのタネ
テラスタイプ:草/炎/水/岩/ステラ

タイプ一致+特攻強化のリーフストームメインで攻める型。
特殊の技範囲は狭いため、相手のいかくを利用できる物理技を入れるのも良い。
ダブルならトリックルームと合わせやすく、居座り前提の運用でいかく対策ができるのも有効。

環境で流行しているてんねん持ちに対しては、なやみのタネをいれることで対策が可能。
ただ、その場合あくび対策のみがわりも欲しくなるため、技スペースと要相談。
またラウドボーンのフレアソングはみがわりを貫通して弱点を突いてくるため、有利なテラスタイプに切り替えるなどして迅速に対処する必要がある。

物理軸型 [編集]

特性:あまのじゃく
性格:ゆうかん/いじっぱり/ようき
努力値:H252 A252or耐久調整/A252 S252
持ち物:いのちのたま/とつげきチョッキ/オボンのみ/たべのこし/バコウのみ/ラムのみ/カゴのみ
確定技:ばかぢから
優先技:リーフストーム
選択攻撃技:グラススライダー/リーフブレードorはなふぶき/きゅうけつ/はたきおとすorつじぎり/テラバースト
選択変化技:なやみのタネ/まもる/こうごうせい/みがわり/ねむる/ねごと/グラスフィールド

叩き台として、第八世代wikiからのコピペ改変。
ばかぢからで攻撃しつつ攻撃と防御を積み、積みエースとしても運用する型。
攻撃に振るか、耐久に注いで何度も積むかで使い勝手が大分変わる。
物理受け突破・おにび対策を兼ねるリーフストームの優先度も高い。

ダブルならトリックルームと合わせやすく、居座り前提の運用でいかく対策ができるのも有効。
また、物理型でもヘイラッシャてんねんをなやみのタネで消すことができる。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ラランテス [編集]

注意すべき点
特性あまのじゃくとリーフストーム+ばかぢからで負荷をかけつつ火力を上げてくる。
草技や格闘技に耐性があっても安心できない。
対策方法
素の火力は低く技の範囲も狭いため、一致弱点を突けるポケモンで早急に処理する。とつげきチョッキの採用も多いので物理アタッカーならなお良い。
そうしょくならリーフストームを特攻上昇ごと止められる。
積まれた後でもてんねんで受けることは可能だが、なやみのタネで特性を変えられる可能性があることに注意。

外部リンク [編集]