ラブトロス(けしんフォルム) - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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ラブトロス(けしんフォルム) [編集]

No.0905 タイプ:フェアリー/ひこう
通常特性:メロメロボディ(接触技を受けると30%の確率で相手をメロメロ状態にする。性別が同じ場合や、性別不明の場合は効果がない)
隠れ特性:あまのじゃく(自分の能力ランクの変化が逆転する)
体重  :48.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
フォルム比較HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
化身フォルム741157013580106580メロメロボディ/あまのじゃく
霊獣フォルム7411511013510046580ぼうじん
高速フェアリーHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
化身ラブトロス741157013580106580メロメロボディ/あまのじゃく
ハバタクカミ555555135135135570こだいかっせい
あまのじゃくHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
化身ラブトロス741157013580106580メロメロボディ/あまのじゃく
カラマネロ869288687573482あまのじゃく/きゅうばん/すりぬけ
ラランテス7010590809045480リーフガード/あまのじゃく
ジャローダ7575957595113528しんりょく/あまのじゃく

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/こおり/いわ/どく/はがね
いまひとつ(1/2)くさ/あく
いまひとつ(1/4)むし/かくとう
こうかなしじめん/ドラゴン

LAで初登場した準伝説で、フェアリー×ひこうタイプ。現在はトゲキッスが未解禁なので固有タイプ。
ランドロス等と同じく化身・霊獣の2つのフォルムを持ち、化身は高速アタッカー配分となっている。

互いに耐性を補完しないので多耐性・多弱点。実に4タイプを1/4以下に抑え込むので、有利な相手にとことん有利。
ただし耐久指数自体は特殊が平凡、物理はやや低めなので、半減相手でも一致で食らうと結構痛い。

専用技はるのあらしは命中不安だが、特殊フェアリー技で2位タイの高威力。
30%で相手の攻撃を下げるため、前述のとおり物理耐久は低めながら繰り出しに対して牽制が可能で、相性は良好。
ただし設定ミスかは不明だが、こがらしあらし・かみなりあらし・ねっさのあらしと違い、雨でも必中にならない。

一致ひこう技はそらをとぶのみと貧弱だが、フェアリーとの補完が優秀なじめん技を使用可能。
炎/飛ふゆうドータクンマタドガスGマタドガスヒートロトムアーマーガアどしょくミミズズ以外に等倍以上を取ることができる。

特性はあまのじゃくが個性的。デバフ役やいかくの選出をけん制できる。
能動的に活かす場合はばかぢから及びステラタイプテラバーストで積みと攻撃を両立できる。

化身フォルムでは同じく高速特殊アタッカーであるハバタクカミがライバルとなる。
あちらと特攻は同値ながら素早さで大きく差をつけられており、純粋なアタッカーではやや見劣りする。
向こうは覚えないだいちのちからは重要な差別化要素になり得るのでできるだけ採用したいところ。

現状での入手手段はLAかGOで入手した個体をHOME経由で連れてくるのみ。
第九世代ではかみくだくを覚えないので注意。物理型の貴重なサブウェポンとして惜しいところである。
他ソフトが必要となるうえに、LAでの入手に手間がかかるため、そもそもラブトロス自体を所持しているプレイヤーが多くなく、スペックの割に使用率はかなり低め。

DLCから追加のわざマシンで自爆技ミストバーストとウェザーボールを習得。



特性考察 [編集]

メロメロボディ
直接攻撃してきた相手を30%の確率でメロメロ状態にする。
ラブトロスは♀しか存在しないため♂のポケモンが対象となるが、化身フォルムでは物理耐久が低く、狙っての発動は期待できない。
自分か相手が引っ込むとメロメロは解除されるため、ほのおのからだせいでんきのように後続のサポートにもならない点も効果のイマイチさに拍車をかけている。
あまのじゃくと相性の悪いめいそうやてっぺき等を使いたい場合は消去法でこちらになる。
あまのじゃく
隠れ特性。発生源を問わず、自身に起きる能力ランクの変化が逆転する。
現環境では他にラランテスジャローダカラマネロのみが持つ希少な特性。
自分の能力を下げる攻撃技と相性が良く、物理型ならばかぢから、特殊型ならステラタイプテラバーストが候補になる。
特殊型でも無理なくばかぢからを採用できるうえ、低めの物理耐久を補える。
相手からのムーンフォースやこごえるかぜなどの能力低下効果をけん制したり逆利用できる点も優秀。
ダブルなら味方にすてゼリフやかいでんぱを使ってもらうことで強化が可能。
逆に自らめいそうを積むことができなくなってしまう点は注意。
メロメロボディがイマイチなのもあり、基本的にはこちらを選択したい。
変化技の優先度が低くなる性質上、とつげきチョッキやこだわり系アイテムとの相性が良い特性でもある。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
はるのあらし100(150)80攻撃↓30%タイプ一致専用技。高威力で追加効果が優秀だが、命中不安。
ダブルバトルでは相手全体が対象。天候による命中率の変動は無い。
LAと違い、フォルムで追加効果が変化しなくなった。
ムーンフォース95(142)100特攻↓30%タイプ一致技。命中安定で、追加効果が優秀。シングルならこちらでもよい。
マジカルシャイン80(120)100タイプ一致技。命中安定の相手全体攻撃。
ドレインキッス50(75)100HP吸収3/4タイプ一致技。威力は低いが、HP回復を狙える。
はるのあらし・めいそうと併せて。
だいちのちから90100特防↓10%対毒鋼炎電岩。タイプ一致技との相性補完に優れる。
きあいだま12070特防↓10%対鋼。高威力・命中難。はどうだんは覚えない。
こうかくレンズを持たせ、はるのあらし共々安定させるのも手。
マジカルフレイム75100特攻↓対鋼氷。追加効果は優秀だが、ドドゲザンには絶対出さないように。
サイコキネシス90100特防↓10%対毒。格闘→毒に一貫。
ヘドロばくだん90100毒30%対妖。毒を狙える。
ウェザーボール50/100100天候で
タイプ変化
晴れ・雨で実質威力150になる。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル時にタイプ変化し、ランクも含めて攻撃が高い場合は物理技になる。
貴重なひこう技としても使える。
テラバーストステラ100100攻撃・特攻↓あまのじゃくならデメリットをAC1段階上昇のメリットに昇華できる。
抜群はテラスタルした相手のみなので注意。
ミストバースト100(150)100使用後瀕死タイプ一致技。サポート後の退場に。ダブルでは自分以外全員が対象。
浮いているのでミストフィールドの恩恵は受けられない。
しめりけで不発に終わるが、ほぼ考慮外でよい。
物理技タイプ威力命中効果解説
じゃれつく90(135)90攻撃↓10%タイプ一致技。特殊受けへの役割破壊。A115を活かすなら。
そらをとぶ90(135)95溜め攻撃タイプ一致技。1ターン攻撃を受けなくなるが、かみなりに注意。
飛行技はこれとテラバーストのみ。
ばかぢから120100攻撃・防御↓対はがね。あまのじゃくと併せて。きあいだまと選択。
しねんのずつき8090怯み20%対毒。素早いので怯みを狙える。
変化技タイプ命中解説
めいそう-特攻・特防を補強。あまのじゃくでは採用できない。
高いCSを活かすことで、抜き性能を高められる。
てっぺき-防御2段階↑。受け性能を強化。あまのじゃくでは採用できない。
ねむる-相手に依存しない回復技。毒や麻痺も帳消しにできる。カゴのみと併せて。
おいかぜ-サポート用。4ターンの間味方の素早さを強化。
こうそくいどう-素早さ強化。あまのじゃくでは採用できない。
ちょうはつ100変化技対策。展開阻止に。素早いので使いやすい。
ふういん-相手のムーンフォースなどを使用不能にする。
いやしのねがい-サポート後の自主退場や、後続の全回復・無償降臨に。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
のしかかり
はかいこうせん
テラバースト
解説
マジカルフレイム
テラバースト
対氷鋼。有利な相手からの鋼テラスタル対策用。岩が一貫する。
テラバースト対岩。氷と鋼を半減。電気が一貫する。
テラバースト麻痺無効。
くさむすび
テラバースト
粉技無効。氷と毒が一貫する。
テラバースト岩と鋼が一貫する。
きあいだま
ばかぢから
対氷岩鋼。悪と虫の耐性を維持する。
ヘドロばくだん
テラバースト
毒テラスタル対策のほか、ラブトロスミラーにも。
だいちのちから
テラバースト
毒テラスタル対策のほか、対岩・電気にも。氷が一貫する。
テラバースト物理・特殊問わず、まともな飛行技が欲しい場合に。
フェアリーの弱点も消せる。
サイコキネシス
しねんのずつき
対毒。
テラバースト岩が一貫する。
テラバースト鋼が一貫する。
テラバースト解説
げきりん
テラバースト
氷が一貫する。
テラバーストいたずらごころ耐性の獲得。
アイアンヘッド
テラバースト
毒と鋼のテラスタルの両方に耐性を得られる。
一応フェアリーミラーにも良いが、元の有利な相手にはきつくなる。
はるのあらし
ムーンフォース
ドレインキッス
じゃれつく
一致技及び最大火力強化。飛行の弱点も消せる。
ステラテラバーストあまのじゃくであればテラバーストのデメリットをAC1段階上昇に変換できる。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:あまのじゃく/メロメロボディ
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:S252 C252orH252ベースで調整
持ち物:こだわりメガネ/こだわりスカーフ/いのちのたま/きあいのタスキ/こうかくレンズ
確定技:ムーンフォースorはるのあらし/だいちのちから
選択攻撃技:ドレインキッス/マジカルフレイム/きあいだまorばかぢから/サイコキネシス/くさむすび/ヘドロばくだん
選択変化技:ちょうはつ/おいかぜ/いやしのねがい/めいそう(メロメロボディ時)
テラスタイプ:フェアリー/ほのお/どく/じめん/はがね

高い特攻を活かした特殊アタッカー型。フェアリー技とだいちのちからでほとんどのポケモンに等倍を取れる。

此方はガブリアス抜きの素早さを活かしたい。
積み技以外の変化技(ちょうはつ、いやしのねがい等)も使いやすいので、あまのじゃくのデメリットは比較的小さめ。

サブウェポンは地面や格闘無効の鋼に強いマジカルフレイム、回復できるドレインキッス、毒対策のサイコキネシスなどお好みで。
ただし、けしんフォルムでは耐久力も素早さも下げたくないので、特殊受けを考慮してもじゃれつくの採用順位は低い。
特殊受けに対抗するなら、攻撃が徐々に上昇していくばかぢからを優先したい。

あまのじゃく物理型 [編集]

特性:あまのじゃく
性格:ようき/いじっぱり
努力値:A252 S252orH252
持ち物:こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/ラムのみ/カゴのみ/パワフルハーブ
確定技:ばかぢから/じゃれつく
選択攻撃技:しねんのずつき/アイアンヘッド/からげんき/テラバースト/そらをとぶ
選択変化技:ちょうはつ/ねむる
テラスタイプ:フェアリー/ほのお/どく/じめん/はがね

ばかぢからによる能力UPを活かしてゴリゴリ殴る。

しねんのずつきを入れることで、確定技と併せて全単タイプに等倍以上を取れる。
ただしサーフゴーに対する打点が無いので、隙をなくすならテラバーストも候補になる。


相性考察 [編集]

ジバコイルとの相性補完に優れる。
ジバコイルはラブトロス側の弱点をすべて半減以下にし、ラブトロスは炎以外のジバコイルの弱点を半減以下にする。
両方に等倍で一貫するのは水とゴーストのみ。


対ラブトロス(けしんフォルム) [編集]

注意すべき点
特攻種族値135を持ち、フェアリーとそれを補完するじめんの範囲は強力。
特性あまのじゃくによってデバフを逆利用され、ばかぢからやステラタイプテラバーストで積みと攻撃を両立してくる。
専用技「はるのあらし」による攻撃低下。命中がやや不安ながら範囲技であるためダブルでは注意。
受けが成立するポケモンは少なく、技の追加効果で強引に突破される場合も多い。
地面・格闘・炎と鋼の弱点を突ける技を覚えられるため、鋼による受けは安定しない。
対策方法
化身型の耐久は準伝説級では低め。
パオジアンオオニューラテツノツツミなどの高速アタッカーでさらに上を取って殴るのが手っ取り早い。
受けを狙う場合は毒タイプであれば比較的安全。加えてじめん無効なら基本的に負けはない。

外部リンク [編集]