ウミトリオ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ウミトリオ [編集]

No.0961 タイプ:みず
通常特性:ぬめぬめ(直接攻撃をしてきた敵の素早さを1段階下げる)
     びびり(ゴースト・虫・悪タイプの技を受けるか、相手の特性いかくを受けると素早さが1段階上がる)
隠れ特性:すながくれ(天気が「すなあらし」の時、回避率が1.25倍になる・すなあらしのダメージを受けない)
体重  :5.4kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
高速水物理HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ウミトリオ35100505070120425ぬめぬめ/びびり/すながくれ
カマスジョー61123606050136490すいすい/スクリューおびれ
フローゼル85105558550115495すいすい/みずのベール
関連種HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ウミトリオ35100505070120425ぬめぬめ/びびり/すながくれ
ダグトリオ35100505070120425すながくれ/ありじごく/すなのちから
Aダグトリオ35100605070110425すなのちから/カーリーヘアー/すながくれ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

ダグトリオの収斂進化の単みずタイプ。
リージョンフォームではないので、ダグトリオと同時に編成することも可能。

種族値配分もダグトリオと完全に同じで、高速紙耐久の物理アタッカー気質。
習得技まである程度被っているが、主力にできる技は概ねじめんからみずに変化。
しかし見た目が故かみずタイプの標準装備であるこおり技はれいとうパンチ・こおりのキバ・アイススピナーいずれも覚えず、
ダグトリオの覚えたじしんも習得不可でじめん技はあなをほる・じだんだ程度、いわ技に至っては完全に失っている。
ダグトリオも火力不足気味だったが技威力と抜群範囲で補っていた節があり、この貧弱な技範囲は致命的。

更にダグトリオが持つありじごく・一撃必殺・ステルスロックも持たず、受け継いだのはじならし・おきみやげ程度。
代わりに得た特性もほぼタスキ前提の運用になるにもかかわらず受動的なものばかりでまるで噛み合っていない。
長所である素早さもハバタクカミテツノツツミパオジアン等より高速なポケモンが多い環境なので安定感がない。
特に前者2匹は特殊アタッカーであり、ぬめぬめでの素早さ逆転も狙えない。

一応専用技としてトリプルダイブを備えるが、3回攻撃で合計威力90(135)と火力不足を覆すものではない。
急所無効特性相手にも火力が落ちないという違いはあるが、連撃ウーラオスのすいりゅうれんだのほぼ下位互換である。
しかも対接触技特性やゴツメに非常に弱いのは共通で、タスキ運用が大半のウミトリオはウーラオスよりその影響をもろに受けやすい。
またそういった技を覚えないポケモンにも火力や素早さ、技範囲でウミトリオの追随を許さないカマスジョーがおり、
ふいうちの有無など細かな違いはあるが、単純なアタッカー性能で言えば劣化と言わざるを得ない。

アタッカーを諦めサポートで運用するにも、種族値が同じで覚える技の近いダグトリオと競合する。
耐性は全く異なるがこの耐久では差別化要素にはならず、無効耐性のあるダグトリオに軍配が上がる。
補助的な技でダグトリオが覚えない技にひやみずがあるが、それもダグトリオは新規習得のあまえるで代用可能。
ぬめぬめアローラダグトリオが持つ特性と同一の効果であり、ウミトリオ固有のものとは言い難い。

以上の点から他のみずタイプやダグトリオの壁が厚く、現状はこれといった採用意義を見出し難いポケモンである。
万が一採用するのであれば、無理に奇をてらった構成にするより汎用性重視の構成にした方が望ましいだろう。

ハチマキトリプルダイブ型の考察はノートにあります。



特性考察 [編集]

ぬめぬめ
接触技を受けると素早さをダウンさせる。アローラダグトリオカーリーヘアーと同じ効果。
耐久は紙同然なので発動機会は1回、タスキを込みにしても2回が限度だが、後続の補助になる。
びびり
あくむしゴーストタイプの技か、いかくを受けると素早さが上がる。
元々高速なので相対的に恩恵が小さく、またバトンタッチは習得しないため自力で活用する必要がある。
耐久の低さからダブルでふくろだたきを受ける戦法とも相性が悪く、いかくの攻撃低下自体は防げない。
噛み合いが今ひとつ、かつ受動的ということで、明確な採用理由のある他の特性と比べると優先度は下がるか。
とんぼがえりからのより素早さが高いアタッカーへ交代による展開を抑止する効果はある。
すながくれ
隠れ特性。砂嵐状態だと回避率が上昇するが、それよりも砂嵐のダメージを受けなくなる点が重要。
耐久方面は元々タスキ頼りのため、砂嵐でタスキを潰されず、いわ、じめんの多い砂パに有利に立ち回れる。
それらへの対策になる他、ダイマックスの廃止に伴い回避率の上昇も第八世代よりは期待が持てるようになっている。
耐久の低さから1回の行動の価値が高く、他の特性も微妙なので同特性持ちとしては優先度が高い。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中追加効果備考
トリプルダイブ30(45)*1~3953回攻撃専用技。タイプ一致技。タスキ&がんじょう潰しに。
トリプルアクセルとは違い威力の上昇はなく、1回目が当たれば3回とも当たる。
アクアブレイク85(127)100防御↓20%タイプ一致技。性能安定。
対接触技特性を強く意識するなら。
アクアジェット40(60)100優先度+1タイプ一致技。先制技。タスキ潰しに。
じだんだ75/150100-対電気。じしんは覚えない。ふいうち失敗、トリプルダイブ1発目外し後なら威力2倍。
じならし60100素早↓100%追加効果が優秀な地面技。無効化タイプの無いがんせきふうじは覚えない。
ふいうち70100優先度+1読みが要るが高威力の先制技。
イカサマ95100-対エスパー、ゴースト。相手の攻撃でダメージ計算をする物理技。
デメリット・条件無しではウミトリオ最高威力のサブ物理技。
じごくづき80100音技封じ対エスパー、ゴースト。相手依存のイカサマを嫌うならこちら。
まきつく1590拘束ダメどろかけで命中率の下がった相手を拘束したり、おきみやげとのコンボで。
ずつき70100怯み30%Sが高いためひるみを狙いやすい。回避戦術と合わせて。
ギガインパクト15090行動不可最高火力。ダグトリオと違いきしかいせいを覚えないため、死に際の一発候補はこの技。
テラバースト80(120)<160>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
特殊技タイプ威力
命中追加効果備考
ひやみず50(75)100攻撃↓100%威力は低いが後続へのサポート狙いで
マッドショット5595素早さ↓100%威力は低いが後続へのサポート狙いで。
じならしで味方を巻き込みたくない場合に。
どろかけ20100命中率↓100%すながくれとあわせれば被弾率60%に。
飛行タイプや浮遊には効かないが後続のサポートにもなる。
変化技タイプ命中備考
あまごい-サポート用。
すなあらし-サポート用。自身の特性をすながくれにしておかないとダメージを受ける
おきみやげ100相手の攻撃と特攻を2段階下げる強力な自主退場技。起点作りに。
こらえる-ぬめぬめの試行回数稼ぎに。
まもる-ダブルで相手の技を透かす他、シングルでもすなあらしのスリップダメージ狙いに。
てだすけ-ダブル用。味方の技威力1.5倍。優先度+5なので、ねこだましに先制できる。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
トリプルダイブ
アクアブレイク
アクアジェット
タイプ一致技。雨と合わせて抜き性能を強化する。
半減されやすく、ヘイラッシャには無力。
テラバーストドラゴン無効。みず半減のドラゴンに一矢報いる。
ずつき
ギガインパクト
かげうち無効。専用技と合わせてミミッキュに強くなる。
テラバースト呼ぶみずに。みずの弱点を両方半減に出来るが、その恩恵は感じにくい。
じだんだ
じならし
でんき無効。でんき技を撃ってきた相手から1ターンの猶予がもらえる。
テラバーストしんそく、でんこうせっか無効。
テラバーストみずとの補完に優れる。弱点は紙耐久なので気にならない。
ふいうち
イカサマ
じごくづき
ふいうちを強化しドラパルトを返り討ちに。
+  使用率・採用率の低いテラスタル

型考察 [編集]

アタッカー型 [編集]

特性:すながくれ/ぬめぬめ
性格:いじっぱり/ようき
努力値:A252 S252 or 耐久調整残りS
持ち物:きあいのタスキ/こだわりハチマキ/いのちのたま/こだわりスカーフ
確定攻撃技:トリプルダイブorアクアブレイク/ふいうちorアクアジェット
選択攻撃技:じごくづきorイカサマ/じだんだorじならし
選択補助技:おきみやげ

種族値に従った基本的なアタッカー型。
純粋なアタッカー性能は種族値・技範囲・威力どれをとってもカマスジョーの劣化。
一応ふいうちを覚えるが、その火力はカマスジョーのアクアジェット>ウミトリオのふいうち。
また主力技が3連攻撃である性質上連撃ウーラオスも比較対象に上がってくる。
技範囲の狭さもあり基本的に火力不足なため、ある程度補助に寄った構成も一考。

特性はどれも有用とは言い難いが、接触技を受けたときに発動するぬめぬめが最有力。
その他はきあいのタスキを採用する場合にすなおこし対策になるすながくれが候補になる程度。

サポート型 [編集]

特性:すながくれ/ぬめぬめ
性格:ようき/わんぱく
努力値:A252 S252 or S252 残り耐久調整
持ち物:きあいのタスキ
確定技:じならし/おきみやげ
優先技:あまごい
攻撃技:トリプルダイブorアクアブレイク/ふいうちorアクアジェット/じごくづきorイカサマ/ひやみず/どろかけ
変化技:すなあらし/こらえる/まもる

S120を活かして上から100%能力ダウン技とおきみやげを使って起点作りを遂行する型。
おきみやげ使いとしてはハバタクカミに次ぐ速さ。
天候特性持ちに対して後から天候を変えやすいのも強み。
ただし、同速のダグトリオはおきみやげに加え特性ありじごくとステルスロック、無効タイプのないがんせきふうじを持ち優秀。
差別化にはあまごいが有力だが、あまごい+おきみやげ+素早さ低下技という組み合わせもヒスイゾロアークが可能。
一応特性とタイプが異なる上、素早さでは若干勝り、雨を自身の火力強化として使えるという強みはあるが、
そもそもウミトリオは耐久から行動確保に難があり技以外での差別化も難しいため、シンプルに活かしやすい技を選んだ方が動かしやすいだろう。

努力値はアタッカーよりの運用をするならASに、先制技を最大限に警戒するならSと耐久に振る。
特性はすなあらしによるタスキ無効化を警戒するならすながくれ、後続へのサポートを重視するならぬめぬめ。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ウミトリオ [編集]

注意すべき点
高い素早さからトリプルダイブで確実に削ってくる。
おきみやげやぬめぬめで後続支援することも。
対策方法
耐久は低く一致技で攻撃すれば一撃で落とせることも。
マスカーニャやドラパルトであれば先手を取り、非接触技で倒せる。
みず以外はまともな攻撃技を持たないのでちょすい持ちでも対応可能。

覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

9th威力命中タイプ分類PP備考
シンカ1シンカ2シンカ3
111技名00ノーマル物理0

遺伝 [編集]

タマゴグループ水中3
孵化歩数----歩(※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で----歩)
性別♂:♀=1:1
進化条件※無ければ項目不要
分岐進化※無ければ項目不要

遺伝経路 [編集]

習得方法覚える系統
技名レベルポケモン(Lv.XX)/ポケモン系統
レベルアップで覚えるポケモン、および系統を記載する。
系統表記はその系統全てが覚える場合のみ。習得レベルの記載は任意。
技名自力Lv.XX
最新世代で自力で習得する方法を記載する。
技名タマゴポケモン(進化前の種族名)など
タマゴ技として覚えるポケモンをタマゴから生まれる状態の種族名で記載する。
必須の項目ではないが、複数の技を同時遺伝する場合に有用な系統がある場合には特記してもよい。
その性質上全ての系統を列挙しない場合があるため、その際は末尾に「など」と記述する。
技名リレーポケモン系統(タマゴグループ)→ポケモン(進化前の種族名)(タマゴグループ)
技の遺伝元もまたタマゴ技でしか覚えられない場合、自力習得可能な系統まで遡ってその経路を記載する。
直接遺伝させられないことを明示するため、タマゴグループの明記を推奨。
技名マシンポケモン系統(技XX)
技マシンで覚えるポケモンを記載する。マシン番号の併記を推奨。
技名教えポケモン系統(コスト)
教え技で覚えるポケモンを記載する。必要BPなどコストの併記を推奨。
技名ハーブポケモン系統
ものまねハーブで横遺伝するポケモンを記載する。リレーではなくこちらを記載しても良い。
技名スケッチドーブル
スケッチしたドーブルからしか遺伝できないものを記載する。
技名旧自力VC1st:Lv.XX, 世代:技XX, 世代:教え技(XXBP)
技名旧レベル世代:ポケモン系統
技名旧マシン世代:ポケモン系統(技XX), 世代:ポケモン系統(秘0X)
技名旧教え3rd:ポケモン系統(FL, Em:XXBP), 4th:ポケモン系統(Pt:赤X青X黄X緑X), 5th:ポケモン系統(赤XX)
過去作でしか覚えられない技を方法別に記載する。基本的な記法は旧なしと同じ。
旧自力は現在自力で覚えられないもののみ記載。
旧レベルは現在のレベル技から削除されているもののみ記載。
旧マシンは現在の技マシンに存在しないあるいは覚えられないもののみ記載。
旧教えは最新作での覚え方を記載し、それ以前のものは任意。