ドラパルト - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ドラパルト [編集]

No.0887 タイプ:ゴースト/ドラゴン
通常特性:クリアボディ(相手の技や特性で能力を下げられない)
     すりぬけ(相手の壁や身代わりをすりぬけて攻撃できる)
隠れ特性:のろわれボディ(30%の確率で受けた技をかなしばり状態にする)
体重:50.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ドラパルト881207510075142600クリアボディ/すりぬけ/のろわれボディ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)こおり/ゴースト/ドラゴン/あく/フェアリー
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/でんき/くさ/どく/むし
いまひとつ(1/4)---
こうかなしノーマル/かくとう

第八世代で登場したドラゴン×ゴースト複合の600族。
マルマインに次ぐS142という圧倒的な素早さ、平均以上の攻撃・耐久性能、多彩な取得技から、カスタマイズ性能が非常に高い。
物理・特殊・両刀・サポートと、とにかくできることが多く、これといったテンプレや基本型というものが存在しない。
対戦相手からしても「何をしてくるか分からない」という点は非常に厄介で、その素早さゆえに上から抑えつけることも難しい。

第八世代の環境初期では文字通りのトップメタ、禁止伝説が解禁されるようになった中期~末期でも高い採用率を誇った。
その基礎スペックの高さから今作でも活躍が予想されるであろう対策必須のポケモン。

専用技のドラゴンアローは命中威力安定の物理ドラゴン技。高威力だが癖の強いドラゴン技の中では珍しい特徴。
ちなみにシングルでは2回連続攻撃だが、ダブルバトルでは相手2体に1発ずつ攻撃という、やや特殊な仕様である。

種族値上は典型的な高速アタッカーだが、純粋なアタッカーとしてはやや火力不足。
ドラゴン・ゴーストは等倍範囲が広い一方、抜群もわずか3タイプ。
耐久も600族としては低めで、多耐性だが多弱点でもあり、何も考えずに撃ち合っても撃ち負けやすい。
数値受けや、「攻撃を受けて戦う」重火力アタッカー相手は基本的に苦手である。

第九世代ではダイマックスの廃止によりゴーストダイブの使いづらさが浮き彫りになり、
本格的に物理ゴースト技のマトモな選択肢が無くなってしまった。
反面テラスタルでタイプを自在に変えられるようになったため、型の読みづらさはむしろ強化されている。
テラスタイプゴーストならばテラバーストを物理ゴースト技最高打点として使うことも出来る。

新規の技で有用なものはテラスタル必須のテラバーストのみ。
一方で没収された技はワイドブレイカー、はがねのつばさ、ふくろだたき、ねっとう等有用なものが多い。

新たにハバタクカミテツノツツミパオジアンといった高速帯のポケモンが続々登場し、そのいずれにも先手を取られると致命傷を負うため、素早さに性格補正をかけることがほぼ強要される。
必然的に火力は落ちるため、テラスタルも絡めて上手く立ち回る必要がある。



特性考察 [編集]

クリアボディ
能力低下を防げる。いかくも当然無効化できるため物理アタッカーならば優先度が高い。
生命線である素早さも下げられることがなく、自身の突破力を維持するために有用な特性。
かたやぶりで貫通されるのは忘れずに。
すりぬけ
みがわり、壁を貫通して技を出せる。状態異常撒きや特殊アタッカーとして使うなら優先されやすい。
物理型の場合はドラゴンアローでもある程度対策になる為、クリアボディを採用する場合が多い。
のろわれボディ
隠れ特性。運次第だが受けた技を封じることができる。ただドラパルト自体が攻撃を受けながら戦うタイプではないので
上記の2つに比べると採用率は低い。壁張り型などサポートに特化する場合は候補。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
ドラゴンアロー50(75)*21002回攻撃
相手2体攻撃
一致技。タスキ、みがわり潰しができる優秀な専用技。
ダブルでは特殊な仕様となり、相手2体に当たる場合は威力50(75)で1回ずつ攻撃、
まもるやタイプ相性で当たらない相手がいると自動で避けて1体に2回攻撃する。
げきりん120(180)1002~3ターン
攻撃後に混乱
一致技。最大威力だが癖が強い。すりぬけと共に。
ゴーストダイブ90(135)100溜め攻撃
ガード貫通
一致技。ダイマックス廃止で使いづらさが浮き彫りに。
そらをとぶ9095溜め攻撃消費しないアイテムを持たせて飛行技を打ちたいなら。
アクロバット55/110100持ち物がない時
威力2倍
弱点保険と併せれば、溜めなしでそらをとぶより高火力で撃てる。
サイコファング85100壁破壊ドヒドイデ。格闘への遂行や対壁構築にも。
とんぼがえり70100自分交代タスキを温存しつつ有利対面を作れる。ミミッキュからの逃げにも。
ふいうち70100優先度+1
変化技時失敗
スカーフや先制技対策。すいすいなどの天候アタッカーにも強い。
あると便利だが技スペースが厳しい。
対超・霊について、使いにくいゴースト物理技の代わり。
特殊技タイプ威力命中効果解説
りゅうせいぐん130(195)90自分特攻↓↓一致技。高火力だが特攻低下が痛い。
りゅうのはどう85(127)100-一致技。命中安定だが火力は控え目。
シャドーボール80(120)100特防↓20%一致技。癖が無く通りも良い安定技。
たたりめ65/130
(97/195)
100-一致技。状態異常の相手に威力2倍。おにびやでんじはと合わせて。
だいもんじ11085火傷10%特防の薄い鋼タイプor4倍弱点に。物理型でも。
かえんほうしゃ90100火傷10%命中安定。C振りでもHナットレイは超低乱数。
アーマーガアの羽休めとのPP合戦に優れる。
かみなり11070麻痺30%
雨で必中
ギャラドス。命中不安。雨パメタとして。
10まんボルト90100麻痺10%命中安定。C振りなら無振りギャラドス確1。無補正無振りでも珠以上でテツノツツミ確定1発。物理型でも出来るだけ採用したい。
ソーラービーム120100溜め攻撃水・地面・岩を意識するなら。晴れと合わせて。
ハイドロポンプ11080-バンギラスを意識するなら。高火力だが命中難。
なみのり90100-命中安定だが威力は控えめ。ダブルでの味方のじゃくてんほけん発動にも。
まとわりつく20100相手交代不可4~5ターン継続ダメージ。有利な相手を逃がさず狩る。
変化技タイプ命中解説
りゅうのまい-AS↑ 抜き性能を上げる。
バトンタッチ-上がった能力変化を引き継げる。竜舞や弱点保険とあわせて。
みがわり-交代読みや状態異常対策。
おにび85物理潰し。速いので使いやすいがこんじょうには注意。
でんじは90高速アタッカー潰し。
ひかりのかべ-味方のサポート。アタッカー気質が高いので意表を突ける。
リフレクター-同上。
のろい-耐久型や積み技対策。退場にも。
かなしばり100相手の有効打を封じる。みがわりなどと共に。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ゴーストダイブ
シャドーボール
たたりめ
ナイトヘッド
物理型ならテラバーストが使いやすい一致技に。
一応、おどろかすの威力が60に上昇するが
3割怯み以外はテラバーストの劣化。
ドラゴンアロー
げきりん
りゅうせいぐん
りゅうのはどう
ドラゴンクロー
ドラゴンテール
一致技の補強。1.33倍。
だいもんじ
かえんほうしゃ
テラバースト
物理型なら火傷対策にもなる。
テラバースト
はかいこうせん
ギガインパクト
からげんき
のしかかり
とっしん
スピードスター
ミミッキュなど。かげうちによる縛りを解除。
テラバーストフェアリーこおり対策。
10まんボルト
かみなり
テラバースト
素早さが生命線のドラパルトにとって麻痺無効の恩恵が大きい。
ふいうち
どろぼう
テラバースト
かげうちやふいうちなど縛られやすい先制技を半減。
なみのり
ハイドロポンプ
テラバースト
一致技と合わせて半減できるポケモンが存在しない。
テラバーストゴースト/格闘/ドラゴンを半減できるポケモンが存在しない。ふいうちを半減に。
テラバーストドラゴン/ゴースト/地面を全て半減するポケモンは存在せず、電磁波やボルトチェンジも無効にできる。
テラバースト弱点が多いが、砂嵐により特防アップで受けられる。
テラバースト同族のドラゴンアローを無効化できる他、悪への打点、ふいうち半減など恩恵がある。
テラバースト
ソーラービーム
2月以降解禁されるヌオーなど草4倍ポケモンへの役割破壊。
+  使用率・採用率の低いテラスタル

持ち物考察 [編集]

きあいのタスキ
特に読み合いを必要とせず行動を保障できる。
高いSとの相性は良く、先手で2回行動できれば倒せる相手は多い。
いのちのたま
技選択を縛られず高火力を出せる。
ふいうちなど先制技との相性も良好。
こだわりハチマキ・こだわりメガネ
耐久調整を強引に突破する。
ダイマックスの廃止により小回りは利かなくなった。
こだわりスカーフ
トップメタが故にスカーフ勢の調整先とされており、それらを上回るために持たせられる。
無補正無振り+スカーフですら素早さ243。かそく持ちなのであまり意味は無いが、最速テッカニンを優に上回る。
たださすがに無補正無振りではオノノクスと同速(最速97族)であり、この素早さ帯はスカーフ持ちも多い。
最低限、スカーフ持ちが多い100族のフライゴンくらいは抜ける調整はしておきたい。
じゃくてんほけん
弱点が5つと多く、こちらへの弱点技が飛び交う環境なので発動機会は多い。
とつげきチョッキ
調整次第で特殊技を複数回耐える。
ラムのみ
撃たれやすいおにびやでんじはへの対応策として。
発動機会はそこそこだが受動的な点は否めない。
だっしゅつパック
上からりゅうせいぐんを叩き込みながら、低めの耐久を晒さずに交代できる。
クリアボディにより、相手のいかくで暴発する事がない。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:クリアボディorすりぬけ
性格:ようきorむじゃきorいじっぱり
努力値:AS252ベース
持ち物:きあいのタスキ/こだわりスカーフ/じゃくてんほけん/いのちのたま/こだわりハチマキ/ラムのみ
確定技:ドラゴンアロー
選択攻撃技:とんぼがえり/ゴーストダイブ/サイコファング/ふいうち/だいもんじorかえんほうしゃ/かみなりor10まんボルト/テラバースト
選択補助技:りゅうのまい/みがわり

素早さ種族値142とタスキが通じない一致高火力技により、高いタイマン性能を誇る型。
ミラーマッチが発生しやすいため最速が基本であるが、それより下の素早さ帯に余裕がある上に耐久に振るメリットも多いので、調整もアリ。
具体的には最速テツノツツミ抜き(ようき212振り)や最速マスカーニャ抜き(ようき108振りorいじっぱり244振り)など。
第九世代ではダイマックス廃止により、ゴーストダイブの使い勝手が悪いため確定技から選択技に。
受けに来たフェアリータイプは鋼テラバーストで対抗するか、先攻トンボで逃げるかの選択ができる。
鋼を狩りたいなら特殊炎技を搭載して両刀気味にするのも良い。

特殊アタッカー型 [編集]

特性:すりぬけorクリアボディ(だっしゅつパックを使う場合)
性格:おくびょうorひかえめorむじゃきorうっかりや
努力値:CS252ベース
持ち物:こだわりメガネ/こだわりスカーフ/いのちのたま/じゃくてんほけん/きあいのタスキ/ラムのみ/だっしゅつパック
確定技:りゅうせいぐんorりゅうのはどう/シャドーボールorたたりめ
優先技:だいもんじorかえんほうしゃ
選択技:ハイドロポンプorなみのり/10まんボルトorかみなり/ソーラービーム/ふいうち/とんぼがえり/テラバースト
変化技:みがわり/おにび/でんじは

範囲の広い特殊技を活かしたアタッカー型。
物理型と比べると、ゴースト技が扱いやすい、イカサマや火傷に強いといったメリットがある。ドラゴン技の補完として優秀な炎技を持たせるのもオススメ。
一方で、特攻種族値は100と中の上程度なので補強手段なしでは火力不足になりがち。
こだわりメガネやいのちのたまでの補強、もしくは鬼火や電磁波でのたたりめの補強などが欲しい。

サブウェポンは、炎+草が晴れパと相性が良く、逆に水+電が雨パとの相性に優れる。雨パの場合炎技を使うか使わないかはパーティと相談。

特殊技のみで使うなら、Aを「まあまあ」(個体値19)以下にしておくと、イカサマを確実に2発耐えられる。
それより高いと乱数で落ちる可能性が出てくる。

耐久振りアタッカー型 [編集]

特性:クリアボディorすりぬけ
性格:いじっぱりorひかえめ
努力値:HA252orHC252ベースで素早さ&耐久調整
持ち物:じゃくてんほけん/とつげきチョッキ/いのちのたま/こだわりハチマキ/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/たつじんのおび/ラムのみ/回復木の実
確定技:ドラゴンアローorりゅうせいぐん/ゴーストダイブorシャドーボール
選択物理技:とんぼがえり/サイコファング/ふいうち
選択特殊技:だいもんじorかえんほうしゃ/かみなりor10まんボルト/ソーラービーム/ハイドロポンプorなみのり/テラバースト
選択補助技:みがわり/りゅうのまい/おにび/でんじは

素早さを落として耐久に振った型。高すぎる素早さのおかげで対策目的のポケモンに合わせて調整できるため、カスタマイズ性が高い。
単純なHP振りでも、H=B+Dに近い実数値になるため無駄も少ない。
とつげきチョッキを持たせれば、サザンドラや特殊型ドラパルトなどに強く出ることができる。
火力補強アイテムやラムのみを持たせてエースアタッカーとして運用するなら物理型の方が分があるが、
アーマーガアドヒドイデに止められる可能性があるので、下降補正がかかっても特殊技を採用して両刀型にする方がいいか。

こだわりスカーフを持たせる場合、S無振りだと最速95族と同じになってしまい、サザンドラオノノクスミミッキュに上を取られてしまう。
S44振りでボーマンダ等の最速100族抜き、S60振りでガブリアス抜き。

鬼火たたりめ型 [編集]

特性:すりぬけorのろわれボディ
性格:おくびょうorずぶとい
努力値:S調整 残り耐久
持ち物:たべのこし/回復きのみ
確定技:おにび/たたりめ/みがわり
選択攻撃技:りゅうせいぐんorりゅうのはどう/だいもんじorかえんほうしゃ/ねっとう/10まんボルト/まとわりつく
選択変化技:でんじは/かなしばり

型が豊富なこのポケモンの利点を活かし、受けに来たポケモンを狩りやすい。
上から鬼火を撒く事で物理に対して強く出られ、身代わりによって耐久型の状態異常技も防げる。
特殊受けは削り切れない場合も多いので、まとわりつくの定数ダメージか、回復を封じる金縛りがあると突破しやすい。

麻痺撒き型 [編集]

特性:すりぬけorのろわれボディ
性格:おくびょうorひかえめorむじゃきorうっかりや
努力値:CS252orAS252ベースH調整。
持ち物:きあいのタスキ/だっしゅつパック/だっしゅつボタン/たべのこし/回復きのみ
確定技:でんじは
優先技:たたりめ
攻撃技:りゅうせいぐんorドラゴンアロー/だいもんじorかえんほうしゃ/シャドーボールorゴーストダイブ/とんぼがえり/まとわりつく/ドラゴンテール
変化技:かなしばり/のろい/みがわり

ドラパルトで麻痺撒きを行う利点としては高い素早さにより妨害を受けづらく、特性すり抜けによりみがわりを無視できる点が挙げられる。
また、アタッカーとしても十分な性能を持ち合わせており、麻痺が有効でない相手選出に対しても腐りづらい点が優秀。
純粋なサポート枠というよりは、アタッカーを兼任しつつ特定の相手に麻痺を撒いていく補完枠と考えると良い。

でんじはを持たせることでスカーフ持ちや素早さを上げる積み技持ち、具体的には蝶の舞ウルガモスや竜の舞トドロクツキに対するストッパーとしての役割が担える。
たたりめとのコンボで大ダメージも狙えるが、必ずしもドラパルト自身で処理する必要はない。
そのためでんじは→たたりめのコンボはあくまでおまけ程度の認識で捉えておくと良い。

だっしゅつボタンなどのアイテムでコンボを狙うなら要耐久調整だが、特に想定しないのならきあいのタスキが安牌。
基本的には先発運用だが、タスキ持ちなら相手ダイマエースの足止めもできるので、死に出し想定で後続に忍ばせておくのもあり。

壁張りサポート型 [編集]

特性:のろわれボディorクリアボディorすりぬけ
性格:おくびょう(推奨) or ようき
努力値:S252 HC調整
持ち物:ひかりのねんど/だっしゅつパック/だっしゅつボタン
確定技:リフレクター/ひかりのかべ
優先技:とんぼがえり
選択攻撃技:りゅうせいぐん/シャドーボールorたたりめ/サイコファング
選択変化技:のろい/おにび/でんじは/かなしばり

速攻アタッカーのイメージが強いドラパルトだが、両方の壁を張るサポート役としても使用できる。
かわらわりが効かない点、堅すぎない点、挑発を打たれにくい点も良い。
以下、退場方法についての考察。
(1)りゅうせいぐん&だっしゅつパック
相手に圧力をかけながら脱出でき、再登場可能である点がメリット。
しかし、ひかりのねんどを使用できないうえ、呼ぶフェアリー相手には退場できない点が痛い。
この退場方法を採用する場合、威嚇などによる不意の退場を防ぐため特性はクリアボディにしておく。
(2)のろい
相手に圧力をかけながら脱出。耐久型や積みアタッカーへ特に有効。
すみやかに退場するにはHPが半分以下であるのが条件なうえ、再登場も不可能。
(3)脱出ボタン
速やかな脱出で隙のないエースアタッカーの降臨を実現できる。
光の粘土が使用できない点、多くの場合壁が1枚しか張れない点、退場が受動的な点がデメリット。
(4)とんぼがえり
最も基本的な脱出方法だが、高い素早さゆえ後続に負担を与えてしまう。

特性は(1)の脱出パック利用型ならクリアボディで確定。
おにびやでんじはなどの状態異常技を採用するならすりぬけ。
いずれも採用しないなら汎用性の高いのろわれボディで。

イカサマ対策のため、性格はおくびょう推奨。この型もA個体値は19以下で。

竜舞バトン型 [編集]

特性:クリアボディ
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/じゃくてんほけん
確定技:りゅうのまい/バトンタッチ/ドラゴンアロー
優先技:とんぼがえり
選択攻撃技:ゴーストダイブ
選択変化技:のろい/おにび/でんじは/かなしばり

上を取られにくく、初手からちょうはつを撃たれにくいので、ほぼ確実にりゅうのまい→ワンアクションが決まる。
クリアボディにより、上げた能力値を下げられない。
タスキの行動保証により、居座る低耐久スカーフ持ちを返り討ちにできる事も多い。
じゃくてんほけんを発動させられれば、爆発的な火力を後続エースに引き継ぐ事も可能。

ミミッキュ対面の場合は、とんぼがえりでばけのかわを剥がしつつ後続に任せる。
タスキを温存したい場合はゴツメ持ちを見抜く必要がある。
また、復帰する場合も砂ダメージやステロダメージに気を付けなければならない。
バトン先は下記相性考察内の物理アタッカーなど。

【ダブル】基本型 [編集]

特性:クリアボディorすりぬけorのろわれボディ
性格:ようきorおくびょう
努力値:S252 型に応じてHAC調整
持ち物:こだわりハチマキ/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/いのちのたま/たつじんのおび/じゃくてんほけん/とつげきチョッキ など
一致物理技:ドラゴンアローorドラゴンダイブ/ゴーストダイブ
一致特殊技:りゅうせいぐんorりゅうのはどう/シャドーボールorたたりめ
選択物理技:ふいうちorでんこうせっか/サイコファング/とんぼがえり/そらをとぶ/ドラゴンテール
選択特殊技:だいもんじorかえんほうしゃ/ハイドロポンプorなみのり/かみなりor10まんボルト/ソーラービーム/テラバースト
選択変化技:まもる/みがわり/てだすけ/リフレクター/ひかりのかべ/りゅうのまい/おにび/でんじは/あやしいひかり/かなしばり/のろい

上に連なる様々なシングルの型を見て分かるとおり、素早さ142族+多彩な技がドラパルトの強み。
ただし、先発でほぼ先手を取れるシングルと違って、すいすいすなかき持ちに出だしから縛られることがある。
ふいうちやイカサマ持ちが多いのも懸念事項。まもる+かなしばりなどを利用してうまく立ち回りたいところ。
第九世代でS操作技のとびつくを習得したが、単体攻撃である上にダメージは期待できないため扱いは難しいか。

弱点を突けるタイプの少なさ、ゴーストダイブの遂行速度の遅さから数値に反して放置されやすい。
しかし、ゴーストダイブのまもる解除による確実な処理能力は、特に引き先のいない終盤の詰めにおいて有力に機能する。
メインアタッカーとして運用するか、終盤での掃除役に徹底させるか、補助を重視した型にするか、とにかく構築時点でドラパルトの役割を見定めて運用するべき。

第九世代ではダブルで有用であったワイドブレイカーを覚えないため、相手2体攻撃技はドラゴンアロー(+スピードスター)のみ。
単体攻撃の竜技にこだわるならドラゴンダイブやドラゴンクローの採用も考えられる。

  • 火力は(下降補正無振りりゅうせいぐん)≒(A252振りドラゴンクロー)なので単体攻撃が欲しければ両刀寄りにした方がよい。

主な仕事としては、ねこだまし無効を活かした
(1)圧倒的な速さと高い攻撃&特攻からの縛り
(2)上からの状態異常技やかなしばりによる敵の妨害
(3)壁張りサポート
(4)なみのりによるじゃくてんほけんやじょうききかんの発動
(5)とんぼがえりによるじゃくてんほけんの発動、天候の発動や上書き

あたりになるか。


相性考察 [編集]

  • はがねひこう複合タイプ
    竜・妖半減。こちらは炎・電半減。妖に滅法強い。
    その中でアーマーガアミラーアーマーにより崩されにくい。共にとんぼでサイクルを回す事も可能。
  • バンギラス
    霊・悪半減。こちらは格闘無効、水・草・虫半減。
    非常に高い特防によって数値受けできるが、共に妖に弱点を突かれるため、裏に対策が必要。
  • ヒートロトム
    氷・妖半減。こちらは水半減。
    鋼に強く、あちらの技が通りにくい竜はこちらで対応できる。ボルチェンによってサイクル戦も得意。
  • ドドゲザン
    氷・霊・悪・竜半減。こちらは格闘無効、炎半減。
    補完が優秀でこちらの弱点4つをカバーする。妖も等倍であり、一致鋼技により圧力を掛けられる。
  • オーロンゲ
    竜無効、悪1/4、霊半減。こちらは毒半減。
    こちらへの主要弱点技を軒並み耐える。共に妖に弱いが、壁によってある程度対応可能。

対ドラパルト [編集]

注意すべき点
600族特有のハイスペックさと非常に高い素早さによって、ほとんどの相手を上から殴る環境トップメタ。
連続攻撃の一致竜技を持つのでタスキやみがわりにも強い。
物理、特殊、両刀、サポートなどとにかくできる事が多く、持ち物も多岐に渡るため完全に動きを読みきるのは難しい。
対策方法
耐性は多いが弱点も多い。耐久もそこまで高くないので、麻痺やスカーフなどで上を取れれば幾分楽になる。
先制を許したとしても余程の低耐久かタイプ相性不利などでなければ一矢報いることは可能。
バンギラスなどドラパルトの弱点が突けるかつ一定以上の耐久があるポケモンで包囲するのも手。
相手のパーティの明らかな物理/特殊アタッカーの比、受けやサポーターの数、重そうなポケモンなどからある程度型を推測することも重要である。
ふいうち、こおりのつぶて、かげうちなどの先制技も刺さりやすいが、物理アタッカーの場合はおにびに注意。
+  対策可能なポケモン
+  有効な技

覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

ドラメシヤ
8th威力命中タイプ分類PP備考
1おどろかす30100ゴースト物理15
1まとわりつく20100むし特殊20
1でんこうせっか40100ノーマル物理30
1かみつく60100あく物理25
ドロンチ・ドラパルト
8th威力命中タイプ分類PP備考
ドロンチドラパルト
-1ドラゴンアロー50100ドラゴン物理10
-1りゅうのいぶき60100ドラゴン特殊20
-1ふいうち70100あく物理5
1-りゅうのはどう85100ドラゴン特殊10
11おどろかす30100ゴースト物理15
11まとわりつく20100むし特殊20
11でんこうせっか40100ノーマル物理30
11かみつく60100あく物理25
66ロックオン--ノーマル変化5
1212ダメおし60100あく物理10
1818たたりめ65100ゴースト特殊10
2424こうそくいどう--エスパー変化30
3030ダブルアタック3590ノーマル物理10
3636とんぼがえり70100むし物理20
4242りゅうのまい--ドラゴン変化20
4848ゴーストダイブ90100ゴースト物理10
*-りゅうのはどう85100ドラゴン特殊10*進化時
5454とっしん9085ノーマル物理20
-*ドラゴンアロー50100ドラゴン物理10*進化時
6163ドラゴンダイブ10075ドラゴン物理10
6670すてみタックル120100ノーマル物理15
7278とっておき130100ノーマル物理5

技マシン [編集]

No.威力命中タイプ分類PP備考
技01とっしん9085ノーマル物理20
技04こうそくいどう--エスパー変化30
技07まもる--ノーマル変化10
技14アクロバット55100ひこう物理15
技18どろぼう60100あく物理25
技21とびつく50100むし物理20
技25からげんき70100ノーマル物理20
技29たたりめ65100ゴースト特殊10
技32スピードスター60-ノーマル特殊20
技42ナイトヘッド-100ゴースト特殊15
技44ドラゴンテール6090ドラゴン物理10
技47こらえる--ノーマル変化10
技49にほんばれ--ほのお変化5
技60とんぼがえり70100むし物理20
技63サイコファング85100エスパー物理10
技66のしかかり85100ノーマル物理15
技70ねごと--ノーマル変化10
技74リフレクター--エスパー変化20
技75ひかりのかべ--エスパー変化30
技78ドラゴンクロー80100ドラゴン物理15
技82でんじは-90でんき変化20
技85ねむる--エスパー変化10
技97そらをとぶ9095ひこう物理15
技100りゅうのまい--ドラゴン変化20
技103みがわり--ノーマル変化10
技107おにび-85ほのお変化15
技114シャドーボール80100ゴースト特殊15
技115りゅうのはどう85100ドラゴン特殊10
技123なみのり90100みず特殊15
技125かえんほうしゃ90100ほのお特殊15
技12610まんボルト90100でんき特殊15
技130てだすけ--ノーマル変化20
技132バトンタッチ--ノーマル変化40
技141だいもんじ11085ほのお特殊5
技142ハイドロポンプ11080みず特殊5
技151ゴーストダイブ90100ゴースト物理10
技152ギガインパクト15090ノーマル物理5
技156げきりん120100ドラゴン物理10
技163はかいこうせん15090ノーマル特殊5
技166かみなり120100でんき特殊10
技168ソーラービーム120100くさ特殊10
技169りゅうせいぐん13090ノーマル特殊5
技171テラバースト80100ノーマル特殊10

タマゴ技 [編集]

8th9th威力命中タイプ分類PP備考
かなしばり-100ノーマル変化20
かげぶんしん--ノーマル変化15
あやしいひかり-100ゴースト変化10
のろい--ゴースト変化10
おんねん--ゴースト変化5
ふいうち70100あく物理5Lv
ドラゴンテール6090ドラゴン物理10

教え技 [編集]

8th威力命中タイプ分類PP備考
りゅうせいぐん13090ドラゴン特殊5

技レコード [編集]

No.威力命中タイプ分類PP備考
技01のしかかり85100ノーマル物理15
技02かえんほうしゃ90100ほのお特殊15
技03ハイドロポンプ11080みず特殊5
技04なみのり90100みず特殊15
技0810まんボルト90100でんき特殊15
技09かみなり11070でんき特殊10
技12こうそくいどう--エスパー変化30
技15だいもんじ11085ほのお特殊5
技19トライアタック80100ノーマル特殊10
技20みがわり--ノーマル変化10
技24げきりん120100ドラゴン物理10
技26こらえる--ノーマル変化10
技27ねごと--ノーマル変化10
技29バトンタッチ--ノーマル変化40
技33シャドーボール80100ゴースト特殊15
技47ドラゴンクロー80100ドラゴン物理15
技51りゅうのまい--ドラゴン変化20
技62りゅうのはどう85100ドラゴン特殊10
技83サイドチェンジ--エスパー変化15
技84ねっとう80100みず特殊15
技97サイコファング85100エスパー物理10

遺伝 [編集]

タマゴグループ不定形/ドラゴン
孵化歩数10240歩(※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で5120歩)
性別♂:♀=1:1
進化条件ドラメシヤ(Lv.50)→ドロンチ(Lv.60)→ドラパルト

遺伝経路 [編集]

習得方法覚える系統
あやしいひかりレベルゲンガー系統/ミカルゲ/ムウマ/ロトム
かげぶんしんレベルサーナイト系統/エルレイド/ドラミドロ系統/オンバーン系統/ミミッキュ/ロトム
かなしばりレベルベトベトン系統/エンニュート
ドラゴンテールレベルカイリュー系統/ボーマンダ/セグレイブ系統
のろいレベルゲンガー系統/ミカルゲ/ジュペッタ系統/ポットデス/ヌメルゴン系統/
タルップル/バチンウニ
ふいうち自力ドラパルトLv.1