タイカイデン [編集]
No.0941 タイプ:でんき/ひこう 通常特性:ふうりょくでんき(おいかぜが吹いたときや風技を受けたときにじゅうでん状態になる。) ちくでん(受けた電気タイプの技を無効化し、最大HPの25%を回復する) 隠れ特性:かちき(相手に能力を下げられると特攻が2段階あがる) 体重 :38.6kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
電・飛複合 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タイカイデン | 70 | 70 | 60 | 105 | 60 | 125 | 490 | ふうりょくでんき/ちくでん/かちき |
スピンロトム | 50 | 65 | 107 | 105 | 107 | 86 | 520 | ふゆう |
オドリドリ(ぱちぱち) | 75 | 70 | 70 | 98 | 70 | 93 | 476 | おどりこ |
サンダー | 90 | 90 | 85 | 125 | 90 | 100 | 580 | プレッシャー/せいでんき |
ボルトロス(化身) | 79 | 115 | 70 | 125 | 80 | 111 | 580 | いたずらごころ/まけんき |
ボルトロス(霊獣) | 79 | 105 | 70 | 145 | 80 | 101 | 580 | ちくでん |
高速飛行アタッカー | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タイカイデン | 70 | 70 | 60 | 105 | 60 | 125 | 490 | ふうりょくでんき/ちくでん/かちき |
ファイアロー | 78 | 81 | 71 | 74 | 69 | 126 | 499 | ほのおのからだ/はやてのつばさ |
第九世代で追加されたでんき×ひこうタイプ。
合計種族値は高くないが、特攻と素早さが高く残りは低いという、速攻特殊アタッカーとして割り切った配分。
現環境には同複合のサンダー、ボルトロスという強豪も存在するが、それら含め最速を誇る。
専用特性のふうりょくでんき、火力補強のかちきといったほかと被らない特性により、差別化にも困らない。
技方面はタイプ一致・高威力のかみなり、ぼうふうを使用可能なほか、ウェザーボールを習得する。
どれも雨と相性の良い技であり、雨パへの適性が高い。ただし自身はあまごいを覚えないため、起動は味方に頼む必要がある。
交代技を併用しながら一致技で負担をかけていき、必要とあらばおいかぜ、でんじは等で後続のサポートをこなすのが基本戦法。
短所としてはやはりその低耐久。抜群はもちろん、一致等倍辺りから怪しくなってくる。
また上記技以外の攻撃技はとんぼがえりとノーマルのみと範囲が狭く、有利不利もはっきりとしている。
特性考察 [編集]
- ふうりょくでんき
- 専用特性。今作からカテゴリー化された風系の技を受けるか、味方の場がおいかぜ状態になるとじゅうでん状態になる。
(すでにおいかぜ状態になっている場に繰り出した場合は発動しない。)
でんきにかえると同じく、技を使うわけではないので特防の上昇は起こらない。
またかぜのりと違いダメージや追加効果は無効化できないため、タイカイデンの耐久では軽く致命傷を受けかねない。
半減を読んで受け出しするか、自身でおいかぜを撃つかしないと発動後の恩恵を受けるのは難しいだろう。
ダブルでは相方からのおいかぜを受けて発動でき、自身の手番を消費する必要も無くなるので使いやすさは上がる。
風系の技は全体攻撃が多いので、相手の全体攻撃を牽制する効果もある。
とはいえダブルではいかくなどによりかちきの発動機会が多く、電気技以外の火力も上げられるので、汎用性ではこちらが劣る。
風の技については下記を参照。ただしバグか仕様か不明だが、すなあらしでは発動しない。
またふきとばしは成功すると控えと交代するため意味がなく、失敗しても特性は発動しない。
またエアカッターは「斬撃技」かつ「風の技」だが、似た名前のエアスラッシュは「斬撃技」ではあるが「風の技」ではないので注意。
マグマストーム、リーフストームは名前に「ストーム」とついているが風の技ではない点にも注意。風の技
- ちくでん
- でんき技を受けるとダメージを無効化し、HPが最大値の1/4回復する。ダブルでは味方のほうでんにより能動的な発動も可能。
耐久が低いため耐性が増えるのはありがたく、でんきの一貫性を切れるので雨パでも有用。
他の特性と違い火力面に恩恵が無いが、逆に他の特性は防御面に恩恵が無いので、サポーターに寄せるなら優先度は高い。
ただし霊獣ボルトロスとは特性が被る。こちらの方が素早く、あちらはおいかぜを覚えないので差別化は容易だが、意識はしておきたい。
トレースされるとこちらのでんき技が通らなくなるので、サーナイトやポリゴン2が相手に居る場合は注意。
- かちき
- 隠れ特性。相手からの技や特性で能力を下げられると特攻が2段階上がる。
ふうりょくでんきと同じく火力を補ってくれ、こちらはでんき技以外にも有効かつ使い切りにならないのが強み。
特にいかくが飛び交うダブルでは発動機会が多く、全体攻撃補正を受けたこごえるかぜ、エレキネット程度なら耐えられるので牽制にもなる。
受動的だが爆発力が高く、相手に負担をかける用途では頭一つ抜けている。発動条件が他より緩く汎用性も高いため、どの特性を採用するか迷った場合は優先的に採用するとよい。
技考察 [編集]
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
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かみなり | 電 | 110(165) | 70 | まひ30% | タイプ一致技。そのままだと命中不安だが雨下なら必中攻撃となる。 | |
10まんボルト | 電 | 90(135) | 100 | まひ10% | タイプ一致技。命中威力共に安定。 | |
ほうでん | 電 | 80(120) | 100 | まひ30% | タイプ一致技。威力は普通だがまひ率が高め。ダブルだと味方を巻き込むので注意。 | |
ボルトチェンジ | 電 | 70(105) | 100 | 命中後交代 | タイプ一致技。相手に負荷をかけつつ控えと交代する。 無効化されると交代できないので注意。 | |
エレキボール | 電 | 40-150 (60-225) | 100 | - | タイプ一致技。相手より素早いほど威力が出る。 おいかぜ下であれば多くの耐久型に最大威力が出るため、特性と合わせて崩しの手段に。 | |
チャージビーム | 電 | 50(75) | 90 | 特攻↑70% | タイプ一致技。命中も加味すると特攻を上げられる確率は63%。撃つ暇があるかは疑問。 | |
ぼうふう | 飛 | 110(165) | 70 | 混乱30% | タイプ一致技。高威力・命中不安。雨下なら必中攻撃となる。 | |
エアスラッシュ | 飛 | 75(112) | 95 | 怯み30% | タイプ一致技。ぼうふうよりも安定性を取るなら。素早いため追加効果も狙いやすい。 | |
ウェザーボール | 無 | 50/100 | 100 | - | 雨・晴れで威力150。 雨で特に使いやすいが、いずれのタイプも有用。 | |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | テラスタル中にテラスタイプの技に変化。でんきとひこうの範囲を補う手段として使いたい。 | |
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
ダブルウイング | 飛 | 40(60)×2 | 90 | - | タイプ一致技。攻撃が下降補正の性格かつA無振りでもA個体値が16以上なら 無振りキノガッサをきあいのタスキ込みで確定一発にできる。 | |
でんこうせっか | 無 | 40 | 100 | 優先度+1 | 先制技。タスキで耐えての反撃を許したくない場合に。 | |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 命中後交代 | ボルトチェンジと違って無効化されないが、ダメージは微々たるもの。 | |
がむしゃら | 無 | - | 100 | - | 相手のHPを自分の現在HPと同値まで削る。きあいのタスキと相性がいい。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
おいかぜ | 飛 | - | 発動時を含む4ターンの間、味方の素早さを倍化。ふうりょくでんき発動のトリガーにもなる。 | |||
かいでんぱ | 電 | 100 | 相手の特攻を2段階下げる。素早いので使いやすい。 | |||
フェザーダンス | 飛 | 100 | 相手の攻撃を2段階下げる。素早いので使いやすい。 | |||
はねやすめ | 飛 | - | 回復技。通常時は電単体に、テラスタル時はタイプ変化なし。 | |||
でんじは | 電 | 90 | 相手をまひ状態にする。主に後続へのサポート目的。 | |||
こわいかお | 無 | 100 | 相手の素早さを2段階下げる。でんじはと選択。ダブルにおける行動順操作に有効。 | |||
みがわり | 無 | - | ヤタピなどのきのみ発動目的で。特性かちきとは相性が悪い。 |
テラスタル考察 [編集]
タイプ | 主な技 | 解説 | |
---|---|---|---|
無 | はかいこうせん でんこうせっか テラバースト | 解説 | |
炎 | ウェザーボール(晴) テラバースト | 解説 | |
水 | ウェザーボール(雨) テラバースト | 水+電気+飛行をすべて半減以下に抑えるのはミライドンと竜鋼複合のみ。 ちくでんなら弱点は草のみとなりウォッシュロトムに強く出れる。 | |
電 | かみなり 10まんボルト ほうでん ボルトチェンジ エレキボール チャージビーム | タイプ一致技の強化。 | |
草 | テラバースト | 粉技無効。 | |
氷 | テラバースト ウェザーボール(雪) | ガブリアス等への奇襲に。耐性が劣悪で受け出しには向かない。 | |
闘 | テラバースト | 対氷岩。 | |
毒 | テラバースト | 解説 | |
地 | テラバースト | タイプ一致技が両方半減の電気タイプを意識するなら。 ちくでんのメリットは若干薄れるが、攻撃を受けての回復は可能。 岩が半減になるが、氷は一貫。 | |
飛 | ぼうふう エアスラッシュ ダブルウイング | 一致補正2倍。主に雨での採用となるか。ちくでんだと弱点は変化しない。 タスキキノガッサはテラスタルなしでも素のダブルウイングで倒せる。 | |
超 | テラバースト | 解説 | |
虫 | とんぼがえり テラバースト | 解説 | |
岩 | ウェザーボール(砂嵐) テラバースト | 解説 | |
霊 | テラバースト | 解説 | |
竜 | テラバースト | 解説 | |
悪 | テラバースト | 解説 | |
鋼 | テラバースト | 攻防共に氷と岩に有利。雨パなら炎も実質等倍。格闘は呼びにくい。 | |
妖 | テラバースト | 対ドラゴン。格闘耐性も健在。 | |
ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。 |
型考察 [編集]
アタッカー型 [編集]
特性:かちき/ふうりょくでんき
性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりメガネ
確定技:10まんボルトorかみなりorエレキボール(ふうりょくでんき)/エアスラッシュorぼうふう
攻撃技:ウェザーボール/ボルトチェンジorとんぼがえり/テラバースト/がむしゃら/でんこうせっか
変化技:おいかぜ/はねやすめ
高い素早さを生かしたアタッカー。
サブウェポンが少ないため、一致技が通らない相手には雨からウェザーボール、テラバースト、タスキで耐えてがむしゃらなどで対抗することになる。
エレキボールはおいかぜの補正込みでダメージ計算される。ふうりょくでんきならさらに火力が上がるので両立しやすい。
【ダブル】ふうりょくでんき型 [編集]
特性:ふうりょくでんき
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま
確定技:ほうでん
優先技:おいかぜ
選択技:ボルトチェンジ/10まんボルト/ぼうふう/エアスラッシュ/テラバースト/まもる
ふうりょくでんきによるじゅうでん+ほうでんが使えるのは基本的においかぜ使用後の一発限りになる。
おいかぜは味方に使わせる場合もあるため、優先度は高いが確定ではない。
相性考察 [編集]
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対タイカイデン [編集]
- 注意すべき点
- ふうりょくでんき+おいかぜからの電気技は速さも威力も脅威。
かちきも優秀で、いかく持ちを場に出したり能力低下技を使うと逆に不利になりやすい。
優秀な複合タイプやちくでんを活かした後続サポートも得意。