ボルトロス（れいじゅうフォルム） - ポケモン育成考察Wiki｜最新世代（スカーレット・バイオレット）

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このページは霊獣フォルムのものです。 化身フォルムはこちら→ボルトロス（けしんフォルム）

ボルトロス（れいじゅうフォルム） [編集]

No.0642
タイプ：でんき/ひこう
特性　：ちくでん（受けた電気タイプの技を無効化し、最大HPの4分の1を回復する）
体重　：61.0kg（けたぐり・くさむすびの威力80）

※特性「ちくでん」により、でんき無効。

第五世代出身の準伝説ポケモンで、でんき×ひこう複合。
弱点2・半減5・無効1の優秀な耐性に加えて、技範囲も広く、2種類のフォルムでそれぞれ異なる役割を担えるのが特徴。同族との差別化も容易。
霊獣フォルムは特性ちくでんにより上記に加え電気も無効で、一体ででんき・じめんの一貫を切ることができる貴重な耐性を持つ。
また特攻種族値145はクワガノンと並び電気トップタイ、素早さも化身フォルムより低いもののギリギリ100族を上回り、攻撃性能が非常に高い。
これらの特徴を活かし、こだわりアイテムやとつげきチョッキでサイクル戦に導入するのが一般的である。

難点はまともな一致ひこう技をほとんど覚えないこと。
特殊技は一切覚えず、物理技もアクロバットとそらをとぶのみ。
必然的にテラスタル＋テラバースト頼みになるが、より補完に優れた氷などの打点や、元の優秀な耐性を捨てることになるので難しい。

技方面ではLAに引き続いて専用技のかみなりあらしを習得。
どちらかというとダブル向きで、シングルでは命中不安な点が気がかり。
その他前述のアクロバットやバークアウトを習得。DLCではたきおとす、ウェザーボール、ヘドロウェーブを再習得。
没収技はばかぢから、ライジングボルト等多い。

特性考察 [編集]

ちくでん

隠れ特性はなく、これのみ。隠れ特性の化身フォルムからチェンジしてもこれになる。
電気技を受けるとHPが回復する。耐久が並のボルトロスにとって、等倍が無効に変化する点は大きい。
かたやぶりなどには貫通されるが、電気タイプでは禁止級のゼクロムのみ。
トレースされると自身の電気技が通らなくなるので、相手にいたら警戒しよう。

技考察 [編集]

化身フォルムと違い物理型にする意義はほぼないので、物理技は追加効果重視や役割破壊用の技のみ記述。

特殊技	タイプ	威力	命中	効果	解説
10まんボルト	電	90(135)	100	麻痺10%	タイプ一致技。性能安定。
かみなり	電	110(165)	70	麻痺30%	タイプ一致技。雨で必中、晴で命中50％に低下。
かみなりあらし	電	100(150)	80	麻痺20%	タイプ一致専用技。ダブルバトルでは相手全体が対象。 雨なら必中。ほかの天気であっても命中率は下がらない。 ちなみにかぜのりには効かないが所有者は元々でんき半減。
ボルトチェンジ	電	70(105)	100	自分交代	タイプ一致技。攻撃しつつ撤退。無効化されると交代できない点に注意。
きあいだま	闘	120	70	特防↓10%	対岩・鋼。高威力・命中難。
くさむすび	草	20~120	100	相手の体重依存	対岩・地面。威力不安定。
ラスターカノン	鋼	80	100	特防↓10%	対岩・妖。
サイコキネシス	超	90	100	特防↓10%	対格闘、毒。ドラミドロなどに有効。
あくのはどう	悪	80	100	怯み20%	対霊・悪。一貫性は高いが威力は低い。ドラパルトやシロデスナなどに。
ヘドロウェーブ	毒	95	100	毒10％	対草・妖。威力重視なら。ダブルでは全体攻撃。藍の円盤で再習得。
ヘドロばくだん	毒	90	100	毒30％	毒状態の発生率を優先するなら。ぼうだんには透かされるので注意。
ウェザーボール	無	50/100	100	-	天候下で各天候に応じたタイプの威力100の特殊技になる。 雨下のかみなりやかみなりあらしと合わせて。
テラバースト	無	80<120>	100	タイプ変動	テラスタル時テラスタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
物理技	タイプ	威力	命中	効果	解説
アクロバット	飛	55/110 (82/165)	100	持ち物なしで 威力2倍	一致技。じゃくてんほけんなどの消費アイテムと併せて。 ほかの飛行技はそらをとぶのみ。
とんぼがえり	虫	70	100	自分交代	攻撃しつつ撤退。威力は低いが無効タイプがないので、確実に交代させたい場合に。
アームハンマー	闘	100	90	素早さ↓	対悪、特にバンギラス。素早さ低下が痛い。ばかぢからは過去作限定。
かわらわり	闘	75	100	壁破壊	威力は低いが命中安定・反動なし。壁対策にも。
変化技	タイプ		命中	解説
でんじは	電		90	全抜き対策や起点作りに。
こわいかお	無		100	でんじはと選択。タイプや特性で無効化されないが、交代されるとリセットされる。
ちょうはつ	悪		100	変化技対策。展開阻止に。
みがわり	無		-	様子見や状態異常回避など何かと有用。
わるだくみ	悪		-	特攻を強化。
こうそくいどう	超		-	素早さを強化。
あまごい	水		-	天候始動や上書き、かみなり及びかみなりあらし必中化、ウェザーボールの水技化に。
かいでんぱ	電		100	相手の特攻を半減。特殊アタッカー対策。

テラスタル考察 [編集]

タイプ	主な技	解説
無	テラバースト	解説
炎	ウェザーボール(晴) テラバースト	対草・氷。岩が一貫する。
水	ウェザーボール(雨) テラバースト	対地面。ちくでんにより、弱点は草のみと優秀。
電	かみなり かみなりあらし 10まんボルト ボルトチェンジ	一致電気技の強化。 地面耐性が消える点は注意。
草	くさむすび	粉技をすかす。対地面にも。弱点が多く、氷が一貫する。
氷	ウェザーボール(雪) テラバースト	電気との相性補完に優れる。耐性は悪く、岩が一貫する。
闘	きあいだま アームハンマー かわらわり	対鋼、バンギラス。
毒	テラバースト	解説
地	テラバースト	ちくでんの恩恵は若干薄れるが、攻撃を受けての回復は可能。 岩半減だが、氷が一貫する。
飛	アクロバット テラバースト	タイプ一致技。テラバーストを使い勝手の良い一致技にできる。 ちくでんで弱点も一つ消える。
超	サイコキネシス	対毒。
虫	とんぼがえり テラバースト	岩が一貫する。
岩	ウェザーボール(砂嵐) テラバースト	解説
霊	テラバースト	解説
竜	テラバースト	氷が一貫する。
悪	あくのはどう	いたずらごころ耐性を得るなら。
鋼	ラスターカノン	弱点がどちらも半減に変化し、全体的に良耐性。地面は呼びにくい。
妖	テラバースト	ドラゴン無効。ちくでんと合わせるとミライドンの一致技を両方封じられる。 テラバースト採用でコライドンにも隙を見せない。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

高い特攻、100族を抜ける素早さを活かした特殊アタッカー型。
持たせる役割が異なってくるので、持ち物ごとに考察を行う。

こだわりスカーフ [編集]

特性：ちくでん
性格：ひかえめ/おくびょう
努力値：C252 S252or調整 残り耐久
確定技：10まんボルトorかみなりorかみなりあらし
優先技：ボルトチェンジorとんぼがえり
選択技：きあいだま/くさむすび/サイコキネシス/あくのはどう/ヘドロばくだん/テラバースト

化身フォルムより低い素早さをスカーフを持たせて補い、上から高火力の技で攻める型。
こだわりスカーフと相性のよいボルトチェンジも優先度が高い。

オボンのみ [編集]

特性：ちくでん
性格：おくびょう
努力値：S252 耐久調整 残りC
確定技：10まんボルトorかみなりorかみなりあらし/わるだくみ
選択技：あくのはどう/きあいだま/くさむすび/ヘドロウェーブ/ラスターカノン/テラバースト

耐久に振ってオボンのみを持たせ、わるだくみを積む型。受けループに強い。

とつげきチョッキ [編集]

特性：ちくでん
性格：おくびょう
努力値：S252 耐久調整 残りC
確定技：ボルトチェンジ/10まんボルト
選択技：きあいだま/くさむすび/サイコキネシス/あくのはどう/テラバースト

とつげきチョッキにより特殊アタッカーへの繰り出し性能を高めた型。
有利対面からのボルトチェンジでサイクルを回すだけでなく、撃ち合いも可能。
特性ちくでんにより、特殊電気に滅法強い。

相性考察 [編集]

弱点を両方半減する鋼タイプとの相性が良い。ボルトロスは鋼の弱点のうち地面が無効で、格闘を半減する。雨パなら炎も対策可能。

対ボルトロス（れいじゅうフォルム） [編集]

注意すべき点

優秀な複合タイプにちくでんによる電気無効を加えた耐性、100族を抜ける素早さ、圧倒的な特殊火力を持つ。
シングルでは高火力ボルトチェンジによるサイクル回し、ダブルではかみなりあらしによる全体攻撃が強力。

対策方法

地面タイプやひらいしん等なら電気無効。
耐久は並程度なので、上から弱点を突かれると脆い。ガブリアス等で速攻が有効。
持ち物やテラバーストは読みにくいので、タスキやチョッキがあると安全。

外部リンク [編集]

• ボルトロス（れいじゅうフォルム） - ポケモン百科事典