ミライドン - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ミライドン [編集]

No.1008 タイプ:でんき/ドラゴン
特性:ハドロンエンジン(場をエレキフィールドにする。エレキフィールドの時に特攻が4/3倍になる。)
体重:240.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
高速特殊禁伝竜HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ミライドン
(エンジン+全振り)
10085100135
(197※)
115135670ハドロンエンジン
ムゲンダイナ140859514595130690プレッシャー
電気×竜HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ミライドン
(エンジン+全振り)
10085100135
(197※)
115135670ハドロンエンジン
ゼクロム10015012012010090680テラボルテージ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)こおり/じめん/ドラゴン/フェアリー
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/くさ/ひこう/はがね
いまひとつ(1/4)でんき
こうかなし---

第九世代の伝説のポケモンの一角で、竜王戦2024環境では唯一のでんき×ドラゴン複合。
種族値は対のコライドンと同速だが、こちらは特殊アタッカーの配分。90族の多い禁止伝説の中ではかなりの高速。
また同タイプのゼクロムも物理型のステータスのため、解禁後も差別化は自然となされる形となる。
耐久も無振りで臆病ハバタクカミのC252ムーンフォースが超低乱数1発と十分。

専用特性ハドロンエンジンエレキメイカーと同じ効果に加え、エレキフィールド下で特攻が4/3(約1.33倍)される。
自身への恩恵だけでなく、未来のパラドックスポケモンとの連携にも優れているため、グランドコートを持たせるのも有効である。
現在エレキメイカー持ちはバチンウニだけであり、フィールド特性持ちでは未解禁含めて最速級。
ハドロンエンジン発動中のりゅうせいぐんの火力指数は臆病c252振りでも特化ホワイトキュレムのりゅうせいぐんをも上回る凄まじい超火力。
禁止級のフィールド特性持ちはミライドンしかおらず、仮にフィールドを奪われたとしてもステータス差である程度優位を保てるのはコライドンにない魅力と言える。

専用技イナズマドライブは抜群時に威力が1.3倍される効果を持つ。
タイプ一致補正、エレキフィールドと自身の特性による補正も乗るため、4倍弱点はもちろん、2倍弱点でも高特殊耐久のカイオーガどころかホウオウすら特防特化だろうが確1にできる。
参考として、みずびたしやテラスタルで電気弱点になった特防無補正無振りハピナスに対し、フィールド込み持ち物なし特化イナズマドライブで確1。
同効果の専用技が抜群範囲の広いコライドンに対し、こちらは抜群2タイプ・無効1タイプと頼りない。
ただし等倍相手でもフィールドと特性、タイプ一致の補正をすべて得られるため、コライドンとは違い等倍相手でもごり押しが可能。H振りハバタクカミ程度なら火力アイテムと性格補正無しの252振り+電気テラスだけで高乱1(かみなりなら確1)。

ハドロンエンジンはエレキフィールドが消えると効果が失われる。能力ランクの上昇ではないことに気をつけよう。
ほかのフィールド特性持ちと同時に出た場合は素早さが仇となってフィールドを奪われやすいため、相手にいる場合は2番手以降に出そう。
第九世代ではフィールド破壊効果のある氷技のアイススピナーが追加されており、フィールド戦術を妨害されつつ手痛いダメージを受けやすい。
特に同速でアイススピナーが主力となるパオジアンは厄介な相手となるだろう。
でんき半減で特殊耐久も高く、攻撃されるたびにフィールドを上書きしてくるオリーヴァの存在も意識しておきたい。
また一般のパラドックスポケモンと違い、ブーストエナジーの効果は得られないので勘違いしないように。

ゲーム内で入手できるミライドンの個体性能は固定化されており、性格については序盤で仲間になる個体がきまぐれ、エンディング後に捕獲できる個体がひかえめ。
このため性格補正を変えたい場合はミントを使う必要がある。



特性考察 [編集]

ハドロンエンジン
専用特性。隠れ特性は存在せず、これのみ。
場に出た時にエレキフィールドを張る。また、エレキフィールドがある間は特攻が1.33倍になる。エレキメイカーの上位互換。
能力変化ではないためてんねんの影響を受けないが、エレキフィールドが解除されると効果も消える。
電気技がタイプ一致なこともあり、電気等倍の相手でもゴリ押しが成立しやすい。高速特殊アタッカーとして致命傷になる麻痺と眠りを両方無効化できるのも強み。
ひひいろのこどうと比較するとパラドックスポケモン最メジャーのハバタクカミに起点化されないのも利点。
フィールド特性持ちの中では最速のため、ほかのフィールド特性持ちと同時に出るとフィールドを奪われやすい点には注意。
特にダブルバトルはゴリランダーイエッサンの採用率が高い為繰り出すタイミングを間違えないように。
ブーストエナジーは対象外であり、持たせた状態でエレキフィールドがなくなっても能力上昇だけ再発動するようなことはない。
Ver.1.3.2以前は技や特性によって上書き・複製・無効化することができなかったが、Ver.2.0.1現在は通常の特性と同様に可能となっている。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力
[EF]
命中効果解説
イナズマドライブ100(150)[195]
→133(199)[260]
100抜群で
威力1.33倍
タイプ一致技。特性とタイプ一致で約2倍の火力。
特殊技ではあるが接触技なので注意。
パラボラチャージ65(97)[127]100ダメージの
2分の1吸収
タイプ一致技。回復しつつ殴りたい場合に。めいそうやメガネとあわせて。
フィールド込みで特性発動ハラバリー並の回復量を得られる。
ほうでん80(120)[156]100麻痺30%タイプ一致技。サポート型で麻痺狙い。ダブルでは味方にも当たる点に注意。
かみなり110(165)[214]70麻痺30%タイプ一致技。雨下で威力と追加効果を両立するなら。
ボルトチェンジ70(105)[136]100交代タイプ一致技。対面操作用。特性のおかげで侮れない火力が出る。
地面や特性によって無効化されると交代できないので注意。
りゅうせいぐん130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。撃ち逃げ向き。
りゅうのはどう85(127)100-タイプ一致技。安定技。連発可。
オーバーヒート13090特攻↓↓対草鋼。一致技を両方半減以下にするテツノワダチジバコイルなどに。
撃ち逃げ向き。
マジカルシャイン80100-ディンルーチオンジェンなど。ダブルにも。
ソーラービーム120100-対地技はこれのみ。晴れやパワフルハーブと合わせて奇襲用に。
ラスターカノン80100特防↓10%対フェアリー・氷。
バークアウト5595特攻↓100%追加効果が優秀。みがわり貫通。ダブルでは相手2体攻撃。
ミラーコート-100優先度-6
特殊技倍返し
禁止級では珍しい反射技。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
物理技タイプ威力命中効果解説
とんぼがえり70100味方交代攻撃しつつ交代。タスキを潰しつつ有利対面を作れる。
ボルトチェンジより火力が大幅に落ちるが、タイプや特性で無効化されない。
変化技タイプ命中解説
めいそう-特攻・特防を強化。わるだくみは覚えない。
こうそくいどう-素早さ補強。エレキボールを採用するなら候補。
きんぞくおん85特防↓↓。流し際に。のどスプレー対象技。
リフレクター-物理半減。サポート用。
ひかりのかべ-特殊半減。サポート用。
でんじは90スカーフ相手でも上をとれるようになる。
ちょうはつ100変化技封じに。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
イナズマドライブ
パラボラチャージ
かみなり
ほうでん
ボルトチェンジ
一致補正2倍。エレキフィールド・ハドロンエンジン補正に加え更なる火力を追求。
弱点が減るのも美味しい。
りゅうのはどう
りゅうせいぐん
一致補正2倍。地面が等倍になり、電気よりも耐性に優れる。
C特化眼鏡りゅうせいぐんでチョッキディアルガも確1。
テラバーストカバルドン意識。補正なしC252テラバーストでH252カバルドンを乱1。
とけないこおり等を持たせると確定になる。対ディンルーであれば妖と選択。
氷相手ならオーバーヒートによる逆襲が可能に。
マジカルシャイン対悪・竜。ダブルでは優秀な一致全体攻撃として打てるため、採用率は高め。
オーバーヒートザシアンの他、ミラー含む妖鋼テラス対策にも有用。
晴れていればコライドンもC特化オーバーヒートで確1。地面が一貫する点に注意。
テラバースト良耐性だが特性で強化された電気技が抜群になってしまう。
地面への打点を持てるが伝説環境ではカイオーガ意識でちょすい持ちが多く、通りはあまりよくない。
ソーラービーム
テラバースト
対地。粉技無効。水・草・電気耐性も維持するが氷は一貫。
ラスターカノン対妖、氷。攻防共に優秀なタイプで、地面以外の元の弱点を半減に抑えられる。
テラバースト地面無効だが、フィールドの恩恵を受けられず特性で強化された電気技が抜群に。氷も一貫。
とんぼがえり
テラバースト
地面半減。フィールドの恩恵も受けられる上電気と氷が等倍な分飛行テラスよりも適正が高い。
テラバースト弱点が1つのみになる。禁伝トップメタの黒馬バドレックス意識。
テラバースト雨でも電気半減以下の鋼への打点がほしいなら。
但しピンポイントすぎる上に氷が一貫する。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:ハドロンエンジン
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252orS12残りHC
持ち物:いのちのたま/こだわりメガネ/たつじんのおび/こだわりスカーフ/グランドコート/じしゃく/とつげきチョッキ/エレキシード
確定技:イナズマドライブorかみなりorほうでん(いずれかの併用可)/りゅうせいぐんorりゅうのはどう
優先攻撃技:ボルトチェンジorパラボラチャージ/オーバーヒート
選択攻撃技:パワージェム/マジカルシャイン/ラスターカノン/バークアウト/ミラーコート/とんぼがえり/テラバースト(氷・水・地面・草)
変化技:こうそくいどう/めいそう/エレキフィールド/リフレクター/ひかりのかべ/ちょうはつ

高い素早さから特性による超火力の電気技を放ちつつ、電気無効・半減タイプには竜技で対応するのが基本になる。
火力の出せる一致技の等倍範囲が広いため、アタッカーをこなしながら変化技を使う余裕もある。

不一致2倍弱点技でダメージを与えるのと、イナズマドライブでダメージを与えるのではそこまで威力に差がないため、
サブウェポンは電気技を無効・半減する相手を想定する。

上記の強みはエレキフィールド前提であり、これが消えると並の特殊アタッカーに落ち着いてしまう点には注意。

カイオーガを筆頭とするS90組はスカーフなし最速の場合無振りミライドンに実数値1の差で先制可能。
余程の理由がない限りは素早さに振って先制を確定させておきたい。

高い素早さからのめいそうやエレキシードで耐久を上げ、パラポラチャージでの回復で居座ることも可能。特防は補強されるためHSベースB調整振りが無難。
Cに振らなくても積みや特性のおかげで十分な火力が出る。
ボルトチェンジやとんぼがえりは相性が良くないので挑発やサブウェポンで。

【ダブル】基本型 [編集]

特性:ハドロンエンジン
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252 orCSベース耐久調整
持ち物:いのちのたま/エレキシード/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/グランドコート/じしゃく/とつげきチョッキ/おんみつマント
優先技:イナズマドライブ/まもる
攻撃技:りゅうせいぐんorりゅうのはどう/マジカルシャイン/ボルトチェンジ/パラボラチャージorほうでん/オーバーヒート/パワージェム/ラスターカノン/バークアウト/とんぼがえり
変化技:めいそう/エレキフィールド/リフレクター/ひかりのかべ/こうそくいどう

叩き台。第七・八世代におけるカプ・コケコの強化版とも取れる使い勝手である。
相方としてクォークチャージを即時発動できるテツノツツミテツノカイナ、あるいはパラポラチャージに巻き込まれないガチグマ(アカツキ)ランドロスなどが採用される。


相性考察 [編集]

  • リザードンファイアローファイヤー
    上記の二体ほどではないがこちらも相性補完が良好。おいかぜやおにびでのサポートも可能。
    特にダブルではフィールドを張り替えてくるゴリランダーに対して強い。
    炎枠がねこだまし汎用枠のガオガエンと競合するという懸念点はあるが、ミライドンであればテツノカイナの採用でカバーできる。

対ミライドン [編集]

注意すべき点
ハドロンエンジンによりエレキフィールドの火力補正と特攻1.33倍を得た超火力の電気技を放ってくる。
さらにこちらが電気弱点だとイナズマドライブの威力が1.33倍。
素早さ135族であり、ハバタクカミコライドンと同速。上をとれて弱点を突けるのはテツノツツミドラパルト程度だが
耐久も水準以上にあるので耐えられて返り討ちに遭わないように注意。
基本的に受ける場合は地面タイプが必須。半減程度では簡単にごり押しされてしまう。(C252振りイナズマドライブで無振りオーガポンが確2)
現環境のひらいしん等でんき無効特性持ちは全員ドラゴン等倍、かつ耐久が低めなので、対策としては安定しない。
対策方法
電気技の威力が特に高いため、スカーフ持ちの地面タイプで処理するのが手っ取り早い。
とんぼがえりがなければボルトチェンジを無効化でき、クォークチャージ持ちとの連携を阻害できる。
アイススピナーでフィールド破壊も有効。弱点も突ける。
オーバーヒートがなければテツノワダチが比較的有利。
+  具体的な対策方法

外部リンク [編集]