パーモット - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

パーモット [編集]

No.0923 タイプ:でんき/かくとう
通常特性:ちくでん(受けた電気タイプの技を無効化し、最大HPの25%を回復する)※パモのとき「せいでんき」
     しぜんかいふく(手持ちに戻ると状態異常が治る)
隠れ特性:てつのこぶし(パンチ技の威力が1.2倍になる)
体重  :41.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
電×闘複合HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
パーモット70115707060105490ちくでん/しぜんかいふく/てつのこぶし
テツノカイナ154140108506850570クォークチャージ

通常時でんこうそうげき使用後
ばつぐん(4倍)------
ばつぐん(2倍)じめん/エスパー/フェアリーひこう/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2)でんき/むし/いわ/あく/はがねむし/いわ/あく
いまひとつ(1/4)------
こうかなし------

特性「ちくでん」の場合、でんき無効


第九世代におけるでんきねずみ枠のポケモンで、同期のテツノカイナと合わせて初のでんき×かくとうの複合タイプ。
テツノカイナが鈍足物理型なのに対し、こちらは高速物理型なので特に差別化を意識する必要はない。
攻撃と素早さはなかなか良い数値だが、合計種族値は控えめである分その他の能力は70以下と心許ない数値。
等倍技でも一撃耐えるのが精一杯なので、その高めの攻撃と素早さでできるだけ相手に負荷をかけていきたいところ。

専用技のでんこうそうげきは物理でんき版もえつきるで、使用後はでんきタイプが消失してかくとう単タイプになる。
ただしもえつきるよりも威力は10低い120となっている。
連続して使える技ではないが、元々短期決戦向けのポケモンであるため相性自体は悪くない。
電気テラスタルするとタイプ喪失していても連発可能。
なお電気以外へのテラスタルやみずびたし、まほうのこなでタイプが変わっている場合は必ず失敗するようになる。

他には新規技であるさいきのいのりも習得可能で、効果は瀕死状態の味方を回復するという希少な技。他に覚えるのは同期のベラカスのみ。
2、3番手として出して暴れた後、次の一撃で倒されそうという状況で使うと効果的。
なおPPは1しかないが、ヒメリのみを持てば最大2回使うことができる。

碧の仮面ではたきおとす、きあいパンチ、いかりのまえばを獲得。



特性考察 [編集]

ちくでん
でんきタイプの技を無効化してHPを1/4回復。低耐久なので無効と半減の差は大きい。
テラスタルででんきに耐性の無いタイプに変化するのであれば、でんじは無効の高速アタッカーにもなれるなど、更に有効に活用可能。
元が短命なアタッカーであり、でんき技読みの受け出しにはリスクが伴うことは忘れずに。
ダブルでは味方のほうでんにより、能動的に回復が可能。
トレースされるとこちらのでんき技が通らなくなる。
かたやぶりの技には貫通される。ただし現環境で該当するのはルチャブルのかみなりパンチとデカヌチャンのでんじはのみ。
しぜんかいふく
引っ込むと状態異常が治る。技枠はやや厳しめ、かつ特殊技だがボルトチェンジと相性が良好。
物理アタッカーのため、やけどに強くなるのは嬉しい。ほのおのからだの受け出しにも有利。
普通に戻す必要があるが不意のねむり、こおりもケア可能。こちらも選択の余地はある。
てつのこぶし
隠れ特性。パンチ系の技の威力が1.2倍になる。
かみなりパンチ、ほのおのパンチ、れいとうパンチ、マッハパンチを習得。
かみなりパンチは実質威力がタイプ一致補正込みで135になり、ワイルドボルトと同威力で反動なし。
マッハパンチは威力72の先制技になる。他も補完が優秀だったり、強豪の4倍弱点を狙える。また、トレース対策にもなる。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力
[鉄拳]
命中効果解説
でんこうそうげき120(180)100使用後手持ちに
戻るまで電気
タイプ消失
タイプ一致専用技。でんきタイプ版もえつきる。接触技でもある。
でんきタイプでテラスタルすると連発可能になる。
逆にでんきタイプ以外でテラスタルすると必ず失敗するようになるので注意。
サンダーダイブ100(150)95外すと反動タイプ一致技。威力は高いが、外すと反動がワイルドボルト以上に痛い。
じめんタイプやまもる、でんき無効の特性にも注意。
かみなりパンチ75(112)
[135]
100麻痺10%タイプ一致技。威力では劣るがデメリットなし。
てつのこぶしならワイルドボルトと同威力。
ワイルドボルト90(135)100反動25%ちくでんでのメイン技に。反動が痛い。
ほっぺすりすり20(30)100麻痺100%タイプ一致技。タスキ潰しと麻痺撒きを兼ねる妨害技。
電気テラスタル時は素の威力が20→60。
インファイト120(180)100BD↓タイプ一致技。耐久が下がるがもともと高くないのでそこまで気にならない。
マッハパンチ40(60)
[72]
100優先度+1タイプ一致先制技。タスキ潰し等に。
ローキック65(97)100素早さ↓100%タイプ一致技。サポート用。
きあいパンチ150(225)
[270]
100優先度-3超威力だが読みが必要。みがわりと併せるか交代読みで。
はたきおとす65/97100道具除去対超霊。追加効果も優秀。
れいとうパンチ75
[90]
100凍り10%サブウェポン。4倍竜や地面テラスタル読みでギャラドスに。
ほのおのパンチ75
[90]
100火傷10%サブウェポン。4倍狙いでハッサムユキノオーなどに。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%追加効果が優秀。サポート用。
いかりのまえば-90-優秀な削り技。ゴーストには無効。
ねこだまし40100優先度+3
怯み100%
タスキ潰しや様子見。相手テラスタルを見てから動ける。
はやてがえし65(97)100優先度+3
怯み100%
先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。
優先度が高くても攻撃技以外が選ばれると失敗する。
怯み効果もせいしんりょく、おんみつマントなどで無効化されるので注意。
この技自体が先制技のため、先制技無効特性の前には無力。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ボルトチェンジ70(105)100交代タイプ一致技。先発偵察や交代読み等に。相手の地面タイプの無償降臨に注意。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
変化技タイプ命中解説
さいきのいのり-準専用技。ひんしの味方1体を最大HPの半分まで回復させる、技版げんきのかけら。
最大PP1で増やせないが、ヒメリのみを所持していれば2回まで使える。ねごとでも選択される。
アンコール100積み技や補助技を使う相手に刺さる。ちょうはつは覚えない。
ちくでんで電気技を縛れるとおいしい。
かいでんぱ100特殊アタッカーを弱体化。サポート型で。
あまえる100物理アタッカーを弱体化。サポート型で。
でんじは90無難に使える状態異常技。自身は速いので仕事をしやすい。
てんしのキッス75こんらんを狙うなら。
でんこうそうげきについて
テラスタル時に使用した場合も元のでんきタイプ喪失は起こるようで、交代しない限り2発目以降の威力はテラスタイプのみ一致の1.5倍になる。
具体的な例をあげると
  1. 電気テラスでんこうそうげき(威力2倍)→電気テラスでんこうそうげき(威力1.5倍)→電気テラスでんこうそうげき(威力1.5倍)
  2. 通常でんこうそうげき(威力1.5倍)→通常でんこうそうげき(失敗)→電気テラスでんこうそうげき(威力1.5倍)

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ねこだまし解説
ほのおのパンチ
テラバースト
火傷無効。
テラバースト地面への有効打を得る。特性ちくでんなら弱点はくさタイプのみになる。
でんこうそうげき
ほっぺすりすり
ワイルドボルト
でんこうそうげきを強化・連発するなら。弱点も2つ消える。
タネばくだん粉技無効。
れいとうパンチ主に対地。弱点を外しつつ一致抜群を取る。
インファイト
マッハパンチ
一致技の打点強化。マッハパンチでの削り切りも信頼性UP。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト呼びやすい地面技を無効化。特性ちくでんなら新たに発生する電弱点も消える。
テラバースト解説
テラバースト解説
がんせきふうじ解説
テラバーストカイリューのしんそくの無効化
テラバースト基本は氷テラスタルで十分。
テラバーストいたずらごころ耐性の獲得。
テラバースト弱点の超と妖を半減に抑える。低耐久を補う手段になり得るが、地面は一貫する。
じゃれつく解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

アタッカー型 [編集]

特性:しぜんかいふく/ちくでん/てつのこぶし
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/とつげきチョッキ/いのちのたま/パンチグローブ(パンチ技採用時)
確定技:でんこうそうげき/インファイト
選択攻撃技:マッハパンチ/ほっぺすりすり/れいとうパンチ/ねこだまし
選択変化技:アンコール/さいきのいのり
テラスタイプ:電気

高速アタッカー型。でんき/かくとうの攻撃範囲は優秀であり、ひこうタイプで止まらないかくとうアタッカーとして活躍を期待できる。
こうげき種族値はそう高くないが、一致技の威力が高いため火力は問題無し。

テラスタイプはでんこうそうげきを連発可能になる電気の採用率がダントツ。

さいきのいのりについては本来の動きの邪魔はしないものの、アタッカー型の場合は使用できる状況でもそのまま攻撃した方が有効なことも多い。
技範囲を狭めてしまうため、搭載するならそれに見合う活用が求められる。

サポート型 [編集]

特性:ちくでん
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:さいきのいのり
優先技:でんこうそうげき
選択攻撃技:ほっぺすりすり/ローキックorがんせきふうじ/ねこだまし
選択変化技:アンコール/かいでんぱ/あまえる

準専用技であるさいきのいのりを活かすサポート型。
先発で一仕事した後交代し、死に出しでさいきのいのりを発動させるまでが主な仕事となる。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対パーモット [編集]

注意すべき点
電気複合の格闘なので、飛行や耐久水では受けられない。
速攻物理だがでんじはが効かず、しぜんかいふくの場合はおにびも交代で治されてしまう。
さいきのいのりやねがいごとで味方の蘇生、回復も可能。
高威力の専用技でんこうそうげきを電気テラスタルで連発してくるのも厄介。
対策方法
積み技に乏しいのでスカーフガブリアスで先制したり、カバルドン等の物理受けで受けると良い。
フェアリーはサブウェポンでも弱点を突かれにくい。

外部リンク [編集]