イノムー - ポケモン育成考察Wiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

イノムー [編集]

No.0221 タイプ:こおり/じめん
通常特性:どんかん(メロメロ状態にならない、ちょうはつ・いかくを無効)
     ゆきがくれ(天気が「ゆき」の時、回避率が1.25倍になる)
隠れ特性:あついしぼう(ほのおタイプとこおりタイプの攻撃技のダメージを半減する)
体重  :55.8kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
能力比較HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
イノムー10010080606050450どんかん/ゆきがくれ/あついしぼう
130100540しんかのきせき無振り
146116572しんかのきせき全振り
マンムー11013080706080530どんかん/ゆきがくれ/あついしぼう

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/みず/くさ/かくとう/はがね
いまひとつ(1/2)どく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしでんき

特性あついしぼうの場合、ほのお等倍・こおり半減


マンムーの進化前で、攻撃と素早さは低いが耐久はほぼ同程度。
しんかのきせきを適用することで、マンムーを大きく上回る高水準な耐久を得ることができる。
ステルスロック・じわれなどサポート型向きの技はあらかた習得することができ、これらの技はマンムーよりも使いやすくなる。

きせき込みの耐久力を活かした運用が基本だが、耐性は脆く再生回復技も持たないので、主な役割は先発でステルスロックを撒く、使い捨てのサポートとなる。
こおりのつぶてによるタスキ潰しやがむしゃらによる削り、試行回数を稼げるじわれなど腐りづらい要素を持っていることが魅力。

第九世代ではくさわけ・きしかいせい・くろいきり・じごくづきを新規習得し、あまえる・ほえる・がむしゃらを再習得した。
しかし、ばかぢから、リフレクター、ひかりのかべが習得不可になり、サポート性能が低下した。

マンムーが覚えてイノムーが覚えられない技
アイアンヘッド/ダブルアタック/ハードプレス/はたきおとす/ヘビーボンバー/ボディプレス/リフレクター/ロックブラスト


特性考察 [編集]

どんかん
メロメロ・ちょうはつ・いかくを無効化。
ちょうはつでステルスロック等のサポートが妨害されないのは、決定力に欠け変化技が封じられると起点化されやすいイノムーにとって大きな利点。
一方炎技を軽減できなくなるため、行動回数の減少につながるのは欠点。
あついしぼう警戒で炎技を打たれない可能性はあるものの、どんかん警戒でちょうはつを受けないことも想定し得るため一長一短。
いかく無効の効果によりアタッカー型でも採用を検討できるが、あついしぼうの方が優先度は高いだろう。
なおかたやぶり持ちからちょうはつやメロメロを受けてもすぐに回復する。
ゆきがくれ
天候が雪の場合に技の回避率が若干上がる。
発動場面が少ないうえ、避ける確率も高くない。
トレース対策にしかならず、ほか2つが有用なこともあって候補外。
なお、かたやぶりで無効化される。
あついしぼう
隠れ特性。炎技と氷技のダメージを半減。弱点の炎は実質等倍になる。
最有力。対炎への撃ち合い性能を得られ、多くのポケモンがサブウェポンとして持ちうる炎技に怯えなくて済むのが最大の利点。
サポート型の場合でも炎技持ちへの行動回数を増やす意味で極めて有用。
こちらもかたやぶりで無効化される点は注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
じしん100(150)100-タイプ一致技。性能安定。ダブルでは味方を巻き込む。
10まんばりき95(142)95-タイプ一致技。グラスフィールド対策やダブルでの単体攻撃に。
接触技なのでゴツゴツメットや特性に注意。
こおりのつぶて40(60)100優先度+1タイプ一致技。先制技。対面性能を強化。
つららばり25(37)*2~5100-タイプ一致技。威力不安定だが、きあいのタスキやみがわりに強い。
4発でつららおとしの威力を超えるが、期待値は3発。
ゆきなだれ60/120
(90/180)
100優先度-4タイプ一致技。後攻かつ被弾で威力倍増。
つららおとし85(127)90怯み30%タイプ一致技。威力安定だが命中不安。鈍足なので怯みは狙えない。
がんせきふうじ6095素早↓100%追加効果が優秀。サポート用。
ストーンエッジ10080急所ランク+1対炎氷。
いわなだれ7590怯み30%ストーンエッジと選択。やや火力不足。鈍足なので怯みは狙えない。
ダブルでは相手全体攻撃。
じごくづき801002ターン
音技封じ
対エスパー・ゴースト。
くさわけ50100素早さ↑100%最速1積みで最速100族まで抜ける。ガブリアスは抜けない。
がむしゃら-100-削り技。こおりのつぶてと併せて。
じわれ-30一撃必殺耐久型対策や起点化防止に。
飛行、ふゆうどしょくがんじょうには無効。
特殊技タイプ威力命中効果解説
フリーズドライ70(105)100凍り10%タイプ一致技。威力は低いが、水タイプにも抜群。
ギャラドスウォッシュロトム等に。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
テラスタイプがステラなら威力100・使用後AC↓・テラスタルポケモンに抜群になる。
変化技タイプ命中解説
みがわり-変化技対策や、交代読みで。
ステルスロック-サポート用。交代読みで。ほえると相性がよい。
ほえる-ステルスロックと相性がよい。交代読みのほか、起点化防止に。
のろい-攻撃・防御を補強、素早さ低下。こおりのつぶてと相性がよい。
ドわすれ-特防を大幅強化。ひかりのかべ(とリフレクター)は没収された。
あまえる100物理アタッカーを弱体化。
くろいきり-お互いの積み状況をリセット。起点化回避に。自身の積み技やあまえると相性が悪い。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
のしかかり格闘が一貫する。
テラバースト火傷無効。水が一貫する。
テラバースト草が一貫する。
テラバースト元々でんじは無効かつ鈍足なので、麻痺無効の恩恵は薄い。
テラバースト粉技無効。炎が一貫する。
つららばり
ゆきなだれ
つららおとし
タイプ一致技の強化。耐性は氷1つのみになる。
テラバースト解説
テラバースト毒・猛毒耐性を得る。
じしん
10まんばりき
タイプ一致技の強化。岩が半減になる。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト炎が一貫する。
ストーンエッジ
いわなだれ
水・草・格闘・鋼が一貫する。
テラバースト解説
テラバースト解説
じごくづきいたずらごころ耐性を得るが、ちょうはつはどんかんでも無効化できる。
格闘が一貫する。
テラバースト毒・猛毒耐性を得る。炎と格闘が一貫する。
テラバーストコライドンにかなり強く出られる。鋼が一貫する。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

サポート型 [編集]

特性:あついしぼう/どんかん
性格:いじっぱりorわんぱくorおだやか
努力値:H252 AorBorD252
持ち物:しんかのきせき
確定技:ステルスロック/がんせきふうじ
攻撃技:じしん/つららばりorゆきなだれorこおりのつぶて/じわれ
変化技:ほえる/くろいきり

主に先発に出してステルスロックを撒く型。
きあいのタスキマンムーでも同じことができるが、こちらは耐久が高いため、相手によっては2回以上の行動回数を確保することも可能。
一方火力・素早さが低いために起点化されやすくなってしまうのは痛手。
ほえるやがんせきふうじで対抗はできるものの、前者はちょうはつが厳しく、後者は相手のS上昇しかリセットできない点で確実とは言えない。

特性はちょうはつをシャットアウトできるどんかん、炎技に強く出られるあついしぼうと少々悩ましい。
仮想敵などに応じて適切な方を選択したい。

Aも100と低くはないため、A振りにして自身に火力を持たせるのも一考。一致技の範囲も広いため、安易に起点化してきた相手を返り討ちにできる。
幸いH振りだけでも十分に耐久は確保できる。

アタッカー型 [編集]

特性:あついしぼう
性格:いじっぱり
努力値:HA252をベースに調整
持ち物:しんかのきせき
確定技:じしん/こおりのつぶて
攻撃技:ゆきなだれorつららばりorつららおとし/じわれ/ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ
変化技:のろい/ステルスロック

マンムーに比べて素早さは大きく下がるものの、こおりのつぶてはあるので、対飛行・ドラゴンへの処理能力には安定感がある。

体重もマンムーより軽いので、くさむすび・けたぐりで大打撃をもらわないのもポイント。
霊獣ボルトロスの無補正不一致くさむすびでH振りが高乱2(マンムーならH振りでも確1)。こちらは返しのゆきなだれで確1。


対イノムー [編集]

注意すべき点
しんかのきせきにより高耐久。持ち前の耐久力で一発は耐えて確実にステルスロックを撒いてくる。
マンムー同様あついしぼうがあるため、一致炎技でも余裕で耐えられ、じしんで返り討ちにされる。
一致弱点を付ける草・鋼タイプも地面と氷の補完により後出しが難しい。
Aも100と低くはないため、油断していると大きなダメージを食らってしまう。
対策方法
素早さは低いため、相手の行動前に動きを止めることが重要となる。
一番有効なのはちょうはつでステルスロックを封じること。
どんかんなら無効化されるものの、あついしぼうで炎技への行動回数を確保していることの方が多いため大体は通る。
上記が難しければステルスロックがあまり痛くない選出をしたり、先発にタスキ持ちを出したりしてイノムーが脅威とならないよう心がけたい。

外部リンク [編集]