エクスレッグ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

エクスレッグ [編集]

No.0920 タイプ:むし/あく
通常特性:むしのしらせ(HPが1/3以下のときに虫タイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:いろめがね(相手に半減される技のダメージが2倍になる)
体重  :17.5kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
いろめがねHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
エクスレッグ7110278525592450むしのしらせ/いろめがね
モルフォン706560907590450りんぷん/いろめがね/ミラクルスキン
Hウォーグル11083701127065510するどいめ/ちからずく/いろめがね

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/むし/いわ/ひこう/フェアリー
いまひとつ(1/2)くさ/じめん/ゴースト/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしエスパー

初のむし×あく複合。ワナイダーと同じく第九世代の序盤むし枠。
種族値傾向としては攻撃と素早さが高めのアタッカーで、特殊方面を切り捨てており無駄が少ない。
だが合計種族値の低さが祟り、数値はかなり低水準。耐久は物理・特殊どちらも平均以下。
耐性は弱点・半減ともに多めだが、どの道ほぼタスキ頼りになるので無効耐性があるだけマシな部類。

最大の特徴は隠れ特性のいろめがね。あくの等倍範囲を更に広げ、むしの通りの悪さをカバーできる。
過去作の同特性の持ち主は概ね特殊寄りなので、タイプ以外の部分でも差別化は容易。
一致技だけでかくとう×フェアリー複合以外に等倍以上での攻撃が可能で、現時点ではテツノブジンのみ。
素の攻撃が半端なので数値受けには弱いが、タイプによる受けは許さず、技枠も節約しやすい。
アタッカーでありながら追加効果に期待する技を複数搭載することも現実的。

かくとう技のサブウェポンとして、一致以外では唯一のかかとおとしを習得可能。一致技との補完に優れる。
ただし一致威力80技(いろめがねで実質半減なし)=不一致等倍かかと落とし。
採用は前述したテツノブジン対策の他、かくとうを弱点とする仮想敵を想定する場合に限られるか。
ちなみに採用する場合、いろめがね+あく+かくとうだけで未解禁を含む全ポケモンに等倍以上で攻撃できる。

碧の仮面ではたきおとすを新規習得。持ち物を持っている相手にはじごくづき以上の威力を発揮しつつ無効化できる。



特性考察 [編集]

むしのしらせ
HPが1/3以下の時にむし技の威力が1.5倍。倍率は悪くないが、通りがいまいちなむし技限定。
半減範囲があくと2つ被り、抜群を取れるあくタイプにはかくとうも抜群。
差別化も難しくなるので、基本的に候補外。
いろめがね
耐性で半減以下にされる技のダメージが2倍。半減なら等倍、1/4なら半減で済む。
むしとあく両方を1/4に抑えるのは未解禁を含めてもテツノブジンのみで、ほぼ全てのポケモンに等倍以上をとれる。
受け出しされるリスクを小さく保て、等倍範囲が広いあくとの相性は非常に良好。
半減されやすいが性能自体は優秀なものが多いむし技も格段に扱いやすくなる。
むしのしらせの恩恵がピンポイントなこともあり、基本的にこちらを選択。
現時点ではサーナイトしかいないがトレースされると相手の技の通りが良くなってしまうため注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
であいがしら90(135)100優先度+2一致技。場に出た時だけ使える高威力の先制技。
いろめがねで半減されにくく強力。
きゅうけつ80(120)1001/2回復一致技。追加効果が優秀。タスキの復活を狙える。
とびかかる80(120)100A↓100%一致技。性能安定。先手で使えれば物理相手に強く出られる。
はいよるいちげき70(105)90C↓100%一致技。命中がやや気になる。特殊の牽制に。
とんぼがえり70(105)100味方交代一致技。攻撃しつつ撤退。自身のタイプによりやや高威力で撃てる。
こだわり系アイテムと相性がいい。
とびつく50(75)100S↓100%一致技。虫版がんせきふうじ。
命中安定・無効タイプなしで安定したすばやさ低下が見込める。
ふいうち70(105)100優先度+1一致技。先制技。相手の攻撃時のみ成功。つるぎのまいと好相性。
はたきおとす65/97
(97/145)
100道具排除一致技。追加効果が優秀。
じごくづき80(120)100音技封じ一致技。性能安定。苦手なスキンハイパーボイスやフレアソング、
むしのさざめきなどを封じられる。
なげつける-100道具消費一致技。でんきだまでの奇襲やでかいきんのたまを使った高威力攻撃などに。
かかとおとし12090外すと自傷
混乱30%
準専用技。抜群範囲の広い優秀な高威力サブ技。
自身のタイプにより霊は呼びにくいが、ミミッキュには注意。
きしかいせい20~200100HPが減るほど
威力上昇
HP次第で最大火力に。襷・とびつくと併せて。
けたぐり20~120100相手の体重依存重い鋼・岩等に。威力が不安定なので採用する場合はややピンポイント。
くさわけ50100すばやさ↑殴りつつ加速する。いろめがねとあわせて全抜きを狙うなら候補。
カウンター-100優先度-5受けた物理ダメージを倍返し。タスキと併せて。
フェイント30100優先度+2
まもる解除
無条件で通る先制技。ダブルでの補助にも。
変化技タイプ命中解説
つるぎのまい-攻撃↑↑。ふいうちと併せると強力。
こうそくいどう-素早さ↑↑。とびつくと選択。
こわいかお100相手素早さ↓↓。後続補助に。
ちょうはつ100先発サポーターや耐久型の動きを制限する。
みがわり-変化技対策やむしのしらせの発動調整に。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ギガインパクト解説
テラバースト弱点の炎、フェアリー、虫を半減。火傷無効。等倍範囲拡張+非接触。
テラバースト解説
テラバースト麻痺無効。
くさわけ
テラバースト
解説
テラバースト解説
かかとおとし
けたぐり
バンギラス
テラバーストテツノブジンの一致技を半減しつつ弱点を突ける。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
であいがしら
とんぼがえり
はいよるいちげき
とびかかる
きゅうけつ
高火力のタイプ一致虫技で相手に負担をかける。
いろめがねのお陰で技の通りもいい。
テラバースト解説
テラバーストしんそくを無効化し、であいがしらやふいうちを使いやすくする。
テラバースト解説
ふいうち
じごくづき
はたきおとす
タイプ一致技。
テラバースト解説
テラバースト解説

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:いろめがね
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ
確定技:ふいうち
優先技:ちょうはつ
選択攻撃技:であいがしらorきゅうけつorとびかかる/とんぼがえり/じごくづきorはたきおとす/かかとおとし/きしかいせい/カウンター
選択変化技:つるぎのまい
テラスタイプ:むし/あく

種族値に沿った物理型。
タスキで耐えてつるぎのまいか、とんぼがえりでサイクル戦を仕掛けるのが基本的な戦略となる。
ただし第九世代ではてんねん持ちが流行傾向にあるため、積んでからの全抜きは厳しめ。

テラス虫の場合は「であいがしら」で負担をかけにいく。同時にとんぼがえりの威力も上がるためサイクル向きに仕上がる。
ただしエスパーが等倍になる点には注意したい。
フルアタよりは受けに来るカバルドンヘイラッシャ用にちょうはつを入れたいところ。

シーズン5で解禁されたディンルー意識でちょうはつの有用性は高まっている。ちょうはつ後につるぎのまいを積む余裕もできた。
オボンのみを持たせる場合はカタストロフィを受けた際のことを考えてHPを偶数にしておくと良い。虫技としては攻撃を下げるとびかかるが有用。



対エクスレッグ [編集]

注意すべき点
いろめがね込みの一致技両方を半減できるのがテツノブジンしかいない。
相手パーティにいることが分かっていても、等倍範囲の広さから後出しから対処することが難しい。
高威力の先制技も脅威であり、元の素早さが92とまずまずあるので、中速以下のポケモンに先制技を持たせても対策にならない。
対策方法
素の能力値は高くないため、シンプルに一致弱点を突かれない高物理耐久ポケモンが有効。
耐久は低いので、セグレイブのつららばりなど威力のある連続技を浴びせればあっさり落とせる。
ふいうちに対しては素早いポケモンのみがわりで様子を見るのも良い。
てんねんヘイラッシャならつるぎのまい無効で後出しも利くが、ちょうはつには注意。

外部リンク [編集]