セグレイブ [編集]
No.0998 タイプ:ドラゴン/こおり 通常特性:ねつこうかん(ほのおタイプの技を受けると攻撃が上がる。やけど状態にならない。) 隠れ特性:アイスボディ(天気が「ゆき」の時、毎ターン終了時にHPを最大値の1/16ずつ回復する) 体重 :210.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
物理竜 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 | ![]() ![]() |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セグレイブ | 115 | 145 | 92 | 75 | 86 | 87 | 600 | ねつこうかん/アイスボディ | ![]() ![]() |
オノノクス | 76 | 147 | 90 | 60 | 70 | 97 | 540 | とうそうしん/かたやぶり/きんちょうかん | ![]() ![]() |
ガブリアス | 108 | 130 | 95 | 80 | 85 | 102 | 600 | すながくれ/さめはだ | ![]() ![]() |
ボーマンダ | 95 | 135 | 80 | 110 | 80 | 100 | 600 | いかく/じしんかじょう | ![]() ![]() |
カイリュー | 91 | 134 | 95 | 100 | 100 | 80 | 600 | せいしんりょく/マルチスケイル | ![]() ![]() |
ドラパルト | 88 | 120 | 75 | 100 | 75 | 142 | 600 | クリアボディ/すりぬけ | ![]() ![]() |
第九世代で登場したドラゴン×こおり複合の600族。キュレムが未解禁のため唯一の複合タイプ。
攻撃とHP中心に無駄なく分配した優秀な種族値を持つ。
特に攻撃はオノノクスに肉迫する高さで、ここから等倍範囲の広い龍と、抜群範囲の広い氷を撃てるため非常に強力。
特性ねつこうかんでおにびによる受けも許さず、攻撃性能は非常に高い。
一方で耐性は4倍弱点こそないが、氷タイプがゆえに耐性は脆い場面も。
中速なので被弾する事も多く、種族値の優秀さに反して耐久力はさほど期待できない場合が多い。
とはいえ、種族値そのものはドヒドイデ並の水準なこと、4倍弱点を抱える傾向が多い600族の中では4倍弱点はないこと、ドラゴンの強みである独自の耐性が比較的残っていること、とつげきチョッキとの相性の良さから、努力値やテラスタルで耐性以上の硬さが得られる場合もある。
HPは無振りで190となる為、攻撃と素早さに252振りする場合はステルスロック対策にH4振りを推奨。
専用技の「きょけんとつげき」は高威力の物理ドラゴン技。
同威力のげきりんと違い、行動固定がなく、ダブルでは攻撃対象も指定出来る。
高威力の物理ドラゴン技を自由に打ち分ける事が出来るのは、他の600族ドラゴンも持たないセグレイブの個性となる。
代わりに相手の攻撃が必中+ダメージ2倍というデメリットもあるが、それを差し引いても非常に強力。
なおゲーム中では、使った次のターンに相手の攻撃が必中+ダメージ2倍とあるが、実際にはこの技を使ってから次に自分が行動するまでがデメリットの対象期間となる(みちづれの効果持続と同じ仕様)。
そのため先制で使うと同一ターン内でもダメージが倍化する一方、次のターンでも先に行動出来ればデメリットは無くなる。
例えば自身より早い相手に後攻きょけんとつげき→次ターンにこおりのつぶて、と動けばデメリットを克服することもできる。
また、まもるやフェアリータイプによって技が無効になった場合はデメリットも発動しない。
その他の習得技も、氷との補完に優れるじしん、先制技のこおりのつぶて、積み技のりゅうのまいなど優秀。
ただ若干偏りがあり、マリルリ、ヘイラッシャ、ミミズズなどは有効打が少なく突破がかなり困難
素直に他のポケモンに交代して対応しよう。
総じて高い性能を持つが、やはり微妙な耐性+中速ということで一部の相手に縛られやすいのが欠点。
具体例としてはH4振り程度では無補正ボーマンダのA252振りげきりんで119.4~141.4%、C252振りりゅうせいぐんで117.3~139.3%でそれぞれ確1。
「りゅうのまい」を積んで上から殴る、テラスタルで耐性を変えて耐えるなど、何らかの手段で弱点を補いたい。
行動機会さえあれば、高火力かつ龍+氷と言う範囲は非常に強力。
ただ龍と氷は攻撃範囲がかぶり気味のため、龍技を覚えさせずに他のタイプの技を覚えさせるという選択肢も十分にあり得る。
特性考察 [編集]
- ねつこうかん
- 専用特性。炎技でダメージを受けた時に攻撃力が上昇する+火傷状態にならない。
炎版せいぎのこころにみずのベールを複合したような強力な特性。
とはいえもらいびのように炎技を無効化はできず、相性も等倍で狙って受けに行くのはやや無理がかかる。
「おにび」や「しっとのほのお」など火傷にしてくる技を防げるメリットの方が本体と言える。
炎技の牽制にはなるため、後続に炎が一貫してしまう場面でもある程度撃ちにくくさせるような心理的効果は期待できる。
物理偏重なセグレイブにマッチした効果であり、基本的にはこちら。
ダブルバトルでは、味方が「ふんえん」を使うことによって相手にもダメージ+火傷の負担をかけつつ能動的な発動が狙える。
かたやぶりには貫通されるが、即座にやけど状態から回復する効果もあるので問題無い。
- アイスボディ
- 隠れ特性。天候がゆきの時に毎ターンHPが1/16回復する。
ねつこうかんの火傷無効が優秀なこともあり優先度は下がるが、特性がバレるまでは相手もむやみにおにびを撃てないのを踏まえてこちらを採る手もある。
今作のゆきにはこおりタイプの防御を補強する効果があり、たべのこしやきょけんとつげき用のまもるを絡めることで相手の確定数を大きくずらせる。
耐久型にするというよりは、アタッカー型の撃ちあい性能を補強する目的で採用する特性と考えると良い。
テラスタルでこおりタイプを失うと防御は補強されなくなるが、回復効果は残るので耐性を切り替えつつ臨機応変に戦いたい。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | ![]() ![]() |
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きょけんとつげき | 竜 | 120(180) | 100 | 次の行動まで 被ダメージ2倍 相手の技が必中 | タイプ一致専用技。高威力だがデメリットが痛い。一撃必殺であっても必中してしまう。 まもるや交代をすればデメリットは消える。攻撃を受ける前に先手で倒しきるのも手。 デメリットの詳しい仕様については後述。 | ![]() ![]() |
ワイドブレイカー | 竜 | 60(90) | 100 | 攻撃↓100% | タイプ一致技。威力は低いが追加効果が優秀。ダブル向け。 | ![]() ![]() |
ドラゴンテール | 竜 | 60(90) | 90 | 優先度-6 相手交代 | タイプ一致技。積み技対策や、交代読みで。 | ![]() ![]() |
つららばり | 氷 | 25(37)*2~5 | 100 | - | タイプ一致技。威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。 いかさまダイスを持てば4~5回攻撃になるので威力はつららおとし以上に。タマゴ技。 | ![]() ![]() |
つららおとし | 氷 | 85(127) | 90 | 怯み30% | タイプ一致技。非接触だが、積まないと怯みを狙うには足が遅い。 | ![]() ![]() |
こおりのつぶて | 氷 | 40(60) | 100 | 優先度+1 | タイプ一致先制技。素早さは平凡なのでありがたい。 りゅうのまいを採用しないならほぼ確定。 攻撃特化でいのちのたまを持たせれば、いかく込みでH4振りボーマンダ確1。 きょけんとつげきのデメリットも相殺できる。 | ![]() ![]() |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | 対岩・鋼。氷技とあわせて全18タイプに等倍以上。 | ![]() ![]() |
アクアテール | 水 | 90 | 90 | - | 対岩、またはテツノワダチにも。タマゴ技。 | ![]() ![]() |
かみくだく | 悪 | 80 | 100 | 防御↓20% | 対霊。 | ![]() ![]() |
かわらわり | 闘 | 75 | 100 | 壁破壊 | 対岩・鋼・氷。壁対策になるが威力は中の下。 | ![]() ![]() |
かみなりのキバ | 電 | 65 | 95 | 麻痺10% 怯み10% | 対水だが、威力は低い。 | ![]() ![]() |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | 自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 対鋼用にほのおタイプ、対妖用にどくタイプを推奨。 | ![]() ![]() |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | ![]() ![]() |
りゅうせいぐん | 竜 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | タイプ一致技。物理受け対策。連発は効かない。 | ![]() ![]() |
こごえるかぜ | 氷 | 55(82) | 95 | 素早さ↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。サポート用。 | ![]() ![]() |
フリーズドライ | 氷 | 70(105) | 100 | 凍り10% | タイプ一致技。みずタイプに抜群が取れる。ギャラドスなどに4倍。タマゴ技。 | ![]() ![]() |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ![]() ![]() | ||
ゆきげしき | 氷 | - | 5ターンの間は雪を展開する他、防御力も上がる。 アイスボディとの相性は良いが、技スペースが足りないので味方に降らせてもらいたい。 | ![]() ![]() | ||
りゅうのまい | 竜 | - | 攻撃・素早さ補強。素早さは中途半端なので優先度は高い。 | ![]() ![]() | ||
つるぎのまい | 無 | - | 攻撃を強化。味方でおいかぜや麻痺撒き等のサポートがあるとよい。 | ![]() ![]() | ||
まもる | 無 | - | 防御手段。きょけんとつげきのデメリットを補ったり、アイスボディと合わせて。 | ![]() ![]() |
きょけんとつげきの仕様について |
テラスタル考察 [編集]
タイプ | 主な技 | 解説 | ![]() ![]() |
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竜 | きょけんとつげき ドラゴンクロー げきりん ドラゴンダイブ ワイドブレイカー りゅうせいぐん | 主にきょけんとつげきの火力を高める目的での採用か。 物理ドラゴン最大の懸念であるげきりんの暴走もなく、 こだわりハチマキと併用すればフェアリータイプ以外で受けきれるポケモンは少ないだろう。 | ![]() ![]() |
氷 | こおりのつぶて つららばり つららおとし ゆきなだれ こごえるかぜ フリーズドライ | いじっぱりこおりテラスタルこおりのつぶては無振りドラパルト程度なら乱数1発。 こおり4倍ドラゴンたちも一瞬で葬り去れる。 | ![]() ![]() |
地 | じしん テラバースト | こおりとじめんの組み合わせを両方軽減できるポケモンは限られており、 積みアタッカー型のテラスタイプとして非常に優秀。 | ![]() ![]() |
電 | かみなりのキバ | 麻痺で崩されなくなり、呼ぶマリルリに対して強烈な反撃ができるようになる。 なおヘイラッシャに対してはきょけんとつげきとあまり威力が変わらない。 | ![]() ![]() |
炎 | テラバースト | 対くさ・はがね。等倍である炎技を半減し、ねつこうかん発動のトリガーとしての用途も。 | ![]() ![]() |
闘 | かわらわり | 瓦割りで無振りルカリオぐらいならワンパンで落とせる。 | ![]() ![]() |
飛 | テラバースト | 対くさ・かくとう。 | ![]() ![]() |
超 | テラバースト | 対かくとう。 | ![]() ![]() |
霊 | テラバースト | 対コノヨザル・ハバタクカミ・ミミッキュ・ドラパルト・サーフゴー。 | ![]() ![]() |
草 | 弱点が多くなるが、粉技や宿り木のタネの対策として。 | ![]() ![]() | |
毒 | テラバースト | 対くさ。 | ![]() ![]() |
無 | ミミッキュに対するかげうち無効化の目的として。 | ![]() ![]() | |
妖 | テラバースト | 弱点であるかくとう・ドラゴン・フェアリーを半減以下に抑える。 はがねは変わらず弱点のままなので注意。 | ![]() ![]() |
鋼 | アイアンヘッド テラバースト | 苦手なドラゴン技やフェアリー技を半減できるようになる。 かくとう技は弱点のままなので注意。 | ![]() ![]() |
採用率の低いテラスタル |
型考察 [編集]
基本アタッカー型 [編集]
特性:ねつこうかん
性格:ようきorいじっぱり
努力値:A252 S252orH252orBD調整
持ち物:いのちのたま/こだわりハチマキ/じゃくてんほけん/たつじんのおび/とつげきチョッキ/オボンのみ/たべのこし/いかさまダイス
確定技:つららおとしorつららばり(いかさまダイス所持時)
優先技:きょけんとつげきorげきりん/じしん/こおりのつぶて
選択攻撃技:テラバースト/アクアテール/アイアンヘッド/かわらわり/かみなりのキバ
選択補助技:まもる/ゆきげしき/つるぎのまい
テラスタイプ:こおり/ドラゴン/じめん/ほのお/でんき/どく
種族値に沿ったアタッカー型。
HPが高いので、耐久調整はBDベースのほうが指数が伸びやすい。
いかさまダイスはつららばりにしか効果がないが、積みアタッカーの天敵ミミッキュやきあいのタスキ持ちを簡単に仕留められるようになるため好相性。
りゅうのまいで全抜きするASベースと、サイクルを回すHAベースに別れると思われる。
前者の場合、タスキやミミッキュのばけのかわを貫通できることからいかさまダイスの優先度は高い。
この場合氷技と範囲が被る竜技よりじしんを優先すべき。
りゅうのまいを主軸とする場合、こおりのつぶての優先度が落ちるため確定技から優先技へ移行。
後者の場合、耐性の都合上でんき・みず・くさタイプの特殊アタッカーへ受け出しやすいことから、とつげきチョッキとの相性がよい。
特性により炎技も牽制可能。
りゅうのまい型 [編集]
特性:ねつこうかん
性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252 H4
持ち物:いかさまダイス/いのちのたま/たつじんのおび
確定技:りゅうのまい/つららばり
選択攻撃技:じしん/きょけんとつげき/テラバースト/こおりのつぶて
選択補助技:みがわり
テラスタイプ:じめん/ほのお/こおり/ドラゴン
能力を上げて全抜きを狙っていく型。こおり+じめんの技範囲は前作のマンムーで有名。また鋼テラスタルのサザンドラやアーマーガアに打点を取れる炎テラスタルも一考の余地あり。
やけど状態にならないので機能停止しづらいのが強み。いかさまダイスを持つとつららばりで安定した高火力を出せ、タスキ持ちやミミッキュなどエースのストッパーとなるポケモンに対し強くなれる。
性格はようき推奨。すぐ下にはロトムがいるほか、準速サザンドラも抜けるようになる。いじっぱりでもキノガッサは抜けるのでパーティと相談。
相性考察 [編集]
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対セグレイブ [編集]
- 注意すべき点
- こおりとドラゴンの比較的通りやすい一致技を高火力で放ってくる。
弱点が多いが四倍弱点はなく、耐久種族値が高いため生半可な攻撃では倒すことができない。
こおりのつぶてや積み技も完備しており、隙を見せると積まれて全抜きを狙われる可能性が高い。
しかもねつこうかんによりやけどが通用せず、ほのおタイプの技を食らうと更に火力を高めて来る。
高耐久みずポケモンによる対応が安定しやすいが、高い火力でゴリ押しされる場合もあるため注意。
- 対策方法
- 弱点自体は多いので先手を取って倒しきる。
一致技については、はがねやみず・フェアリーで半減以下に出来るが、相手もそれを見越して技調整している為、なるべく交換で2発受けるような事態は避けたい。
なお、ミミッキュはセグレイブにいかさまダイスを持たれているとつららばりで瞬殺されるため注意。
具体的にはH4振りミミッキュがA特化セグレイブのつららばり5発でばけのかわ込みで倒され、
さらにりゅうのまいを1度積まれているとばけのかわ込みで4発で倒される。
- ヘイラッシャ
氷半減。数値で受ける。きょけんとつげきを使った後ならじわれも必中。
ただしそれを見据えて電気テラスタルにしている可能性があるので
電気等倍以下のテラスタル(フェアリーなど)だとより安全。
役割遂行速度を早めるならボディプレスなどがあるとよい。
- ドータクン@ふゆう
セグレイブからの有効打は電気テラバーストのみ。
てっぺき+ボディプレスで早めに処理すべし。
- マリルリ
ドラゴン無効、氷半減。一致じゃれつく。
ただしマリルリが苦手なことは相手もわかっているのでテラスタルで対策してくる可能性がある。
より安全に行くならフェアリータイプにテラスタルするとよい。
- ミミズズ
ドラゴン・氷半減、どしょくにより地面無効。
しっぽきりによるバトンは連続技のつららばりがあるのでできればミミズズ単体で処理したい。
とぐろをまく+鋼技なりてっぺき+ボディプレスなど。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
9th | 技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シンカ1 | シンカ2 | シンカ3 | |||||||
1 | 1 | 1 | 技名 | 0 | 0 | ノーマル | 物理 | 0 | |
- | - | - | きょけんとつげき | 120 | 100 | ドラゴン | 物理 | 5 |
遺伝 [編集]
遺伝経路 [編集]
技 | 習得方法 | 覚える系統 |
アクアテール | レベル | ギャラドス/カイリュー系統/ドラミドロ系統/ヌメルゴン |
---|---|---|
つららばり | ハーブ | パルシェン |
ドラゴンダイブ | レベル | カイリュー系統/ガブリアス系統/サザンドラ系統/アップリュー/ドロンチ/ドラパルト |
フリーズドライ | レベル | オニゴーリ |
ハーブ | グレイシア/フリージオ/コオリッポ/テツノツツミ |