スワンナ [編集]
No.581 タイプ:みず/ひこう 通常特性:するどいめ(命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる) はとむね(防御を下げられない) 隠れ特性:うるおいボディ(雨の時に、ターン終了時に状態異常が治る) 体重 :24.2kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
水/飛 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スワンナ | 75 | 87 | 63 | 87 | 63 | 98 | 473 | するどいめ/はとむね/うるおいボディ |
ペリッパー | 60 | 50 | 100 | 95 | 70 | 65 | 440 | するどいめ/あめふらし/あめうけざら |
ギャラドス | 95 | 125 | 79 | 60 | 100 | 81 | 540 | いかく/じしんかじょう |
ウッウ | 70 | 85 | 55 | 85 | 95 | 85 | 475 | うのミサイル |
通常時 | はねやすめ使用時 | |
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ばつぐん(4倍) | でんき | --- |
ばつぐん(2倍) | いわ | でんき/くさ |
いまひとつ(1/2) | かくとう/むし/はがね/ほのお/みず | ほのお/みず/こおり/はがね |
いまひとつ(1/4) | --- | --- |
こうかなし | じめん | --- |
第五世代出身の「みず×ひこう」複合タイプ。
種族値配分は両刀寄りで一見器用そうだが、攻撃・特攻・素早さいずれも100に届かず全体的に低水準。
特性も取り柄となるものはなく、実用的な型はかなり限られる。
競合となる同複合は第七世代から続投のギャラドス・ペリッパーに加えウッウが追加。
これらの中では型を絞られづらいが、実際の運用においてはその3体との差別化に強烈に悩まされることになる。
同複合最速・多彩な飛行技・がむしゃら+アクアジェットなどが差別化のカギになるか。
連撃ウーラオスに強いタイプなので、あちらを抜ける素早さは特に活かしたい。しかしやはり他の数値が不安。
同複合との比較 |
第九世代ではねっとう、めざめるパワー、ゴッドバード、さきどり、オウムがえし等を喪失したが、役割的には他の技で概ね代替可能。
新規習得技にはクイックターン、ハイドロポンプ、アクロバット、はたきおとす、くさわけなどが恵まれる事になった。
特にクイックターンはペリッパーの覚えるとんぼがえりと火力差が大きく、今後の差別化に役立つと思われる。
くさわけは自分のステータスを上げる唯一の技であり、火力と耐久のランク補正を上げる技は一切覚えない。
藍の円盤では新たにみわくのボイスを新規習得した。
特性考察 [編集]
- するどいめ
- 命中率が低下せず、相手の回避率ランクも無視できる。
自身のハイドロポンプやぼうふうの命中率を上げる効果は無く、ちいさくなるやだくりゅう対策になる程度。
非常にピンポイントだが、他の特性も似たようなものなので充分に候補。
- はとむね
- 防御ダウンを無効にできる。
防御を下げられることがあるとすれば、アクアブレイクやかみくだくの追加効果くらい。
発生率が低い上、もともと低耐久なので恩恵も少ない。
一応、フェザーダンスとはシナジーがある。
- うるおいボディ
- 隠れ特性。雨のときにターン終了毎に状態異常を回復。
麻痺や火傷での機能停止を防げるが、状況が限定的。
雨パに組み込むとなるとペリッパーを差し置いて採用する意義を見つけにくい。物理型にしても始動役とタイプが被る。
今作ではダイマックスの廃止でより活かしにくくなった。
技考察 [編集]
テラスタル考察 [編集]
型考察 [編集]
物理アタッカー型 [編集]
特性:するどいめ
性格:いじっぱり/ようき/むじゃき/せっかち
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/たつじんのおび/タイプ強化アイテム
確定技:ブレイブバード/アクアジェット
優先技:アクアブレイク
攻撃技:はたきおとす/クイックターン/がむしゃら
第九世代で習得技を多数獲得して躍進した型。
ギャラドスとの差別化のため、連発できるブレイブバード、先制技のアクアジェットは必須。無補正A振りブレイブバードで無振りウーラオスを乱1、+アクアジェットで確定。プレート以上なら確1。
上を取られる相手にはきあいのタスキを使ってがむジェットを仕掛けられる。ゴーストには無効だが、ハバタクカミはアクアブレイク+アクアジェットで確定。
スカーフならA特化ブレイブバードで先制確1だが、タスキやブーストに注意。
特殊アタッカー型 [編集]
特性:するどいめ
性格:おくびょうorひかえめ/むじゃき/せっかち
努力値:CS252
持ち物:こだわりスカーフ/きあいのタスキ/こだわりメガネ
確定技:ハイドロポンプorなみのり/ぼうふうorエアスラッシュ
攻撃技:れいとうビーム/ブレイブバード/がむしゃら/クイックターン/アクアジェット
変化技:フェザーダンス/はねやすめ
特殊型。水・飛行という組み合わせは優秀。
攻撃面は相性補完もさる事ながら、どちらも半減されにくく、相手パーティに一貫性を持って撃てる機会が非常に多い。
防御面も耐性を利用しての交換出しがしやすく、タイプ上出て行った相手を一致弱点で倒しやすくもなっている。
難点はハイドロポンプ、ぼうふうの命中率。技威力のお陰で動けているものの、常に外しの不安がつきまとう。
かといってなみのりやエアスラッシュだと極振りしても低火力。一致弱点ですら耐えられてしまうことも。
- ブレイブバード
- 命中安定、高威力で無振りでもゴウカザルやコジョンドは確1。特殊型でも採用の余地はあるか。
その場合、耐久はもともと低いので割り切って攻撃ではなく耐久面下降補正の性格を選びたい。
弱点を突くならば無補正無振りでも充分な火力だが、相性補完として等倍以上で撃つ目的なら、無振りでは若干火力不足。
耐久を下げたくない場合、H4振りゴウカザル・ウルガモスは下降補正A36振りの実数値100で確1。
タスキおいかぜ型 [編集]
特性:するどいめ
性格:やんちゃ/うっかりや/さみしがり/おっとり/むじゃき/せっかち
努力値:ACS調整
持ち物:きあいのタスキ
確定技:おいかぜ
選択技:ハイドロポンプorアクアブレイク/れいとうビーム/ブレイブバードorぼうふう/がむしゃら/クイックターン
きあいのタスキで耐えておいかぜを発動し、自身より速い相手を上から叩いたり、ブレイブバードやクイックターンで次につなげる型。
Sは調整程度で良いので攻撃面に特化でき、両刀にもしやすい。
A特化ブレイブバードで無振りハバタクカミを確1。ウーラオスは乱1。
微々たる差だが、むじゃきorせっかちでAC252振りするより、
やんちゃorうっかりやorさみしがりorおっとりでACS調整した方が努力値効率がよい。
例(個体値ALL31で計算)
①むじゃきAC252・S4振り→実数値:A139・C139・S130
②うっかりやA252・C164・S92振り→実数値:A139・C140・S130
S実数値 | 必要努力値 | おいかぜで抜ける相手 | 備考 | ||
S補正無し | S補正有り | ||||
119 | - | - | 最速スカーフ93族 | ACに努力値を回せる。 | |
127 | 68 | - | 最速スカーフガブリアス | 無補正C振りで無振りガブリアスを高乱1。C特化なら確1。 | |
130 | 92 | 4 | 最速スカーフ106 | ACの兼ね合いは取れるが中途半端。 | |
135 | 132 | 44 | 最速スカーフ111族 | おいかぜ無しで最速70族も抜ける。 |
相性考察 [編集]
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。
対スワンナ [編集]
- 注意すべき点
- 攻撃と特攻が同値で型を読みにくい。
効果が優秀な水技、高威力の飛行技を多数覚える。
おいかぜ撤退時のクイックターンや、がむしゃら+アクアジェットもかなりの痛手。
- 対策方法
- 耐久はタスキ頼みなので、ロックブラストなどの連続技が有効。
攻撃面の種族値も低く、りゅうのまいやあめふらし等の補強手段も無いため、先手を取れれば被害を抑えて倒せるだろう。