ウツボット [編集]
No.071 タイプ:くさ/どく 通常特性:ようりょくそ(天気が「ひざしがつよい」の時、すばやさが2倍になる) 隠れ特性:くいしんぼう(本来、HPが最大HPの1/4以下の時に使用するきのみを、HPが最大HPの半分以下の時に使うようになる) 体重 :15.5kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
草/毒 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ウツボット | 80 | 105 | 65 | 100 | 70 | 70 | 490 | ようりょくそ/くいしんぼう | |
モロバレル | 114 | 85 | 70 | 85 | 80 | 30 | 464 | ほうし/さいせいりょく | |
フシギバナ | 80 | 82 | 83 | 100 | 100 | 80 | 525 | しんりょく/ようりょくそ | |
ラフレシア | 75 | 80 | 85 | 110 | 90 | 50 | 490 | ようりょくそ/ほうし |
くさ×どく複合タイプの一角。種族値は合計500未満で両刀・中速・低耐久とバランスも悪い。
基本的にはようりょくそ型で晴れ構築での採用になるが、何をするにもより優秀なライバルの存在を意識したい。
一致技は双方どくやはがねに半減以下、サブウェポンも貧弱なため攻撃性能はいまひとつ。
他方で搦め手は得意な複合で小技・補助技は充実しており、
アタッカー兼サポーターとして運用できるのが強みとなる。
特に目立つのはちからをすいとる。ようりょくそでは他にワタッコ・ラフレシア・キレイハナも覚えられるが、火力・素早さ・タイプの違いで差別化できる。
勿論ねむりごな・どくどく等も習得可能。せいちょうとしびれごなはウツドンまでしか覚えられない点に注意。
今作では第四世代以来となるふいうちを再習得。高速アタッカーへの奇襲の他、晴れ下での先制技対策にもなる。
藍の円盤でヘドロウェーブも獲得した。代わりにゲップを失ったため、特殊どく技の最大火力はこちらとなる。
くいしんぼう型の使い勝手は落ちてしまったが、ようりょくそ型は引き続きウェザーボールを習得可能。
ただし技マシン化されたことで覚えられるポケモンが増えており、差別化としては活かせなくなった。
特性考察 [編集]
- ようりょくそ
- 晴れ下で素早さ倍増。最速ならスカーフ110族、準速なら96族抜き。
多くの相手に上を取って攻撃や妨害を仕掛けられる。
晴れパで使う場合はもちろん、きのみを持たせない場合も消去法によってこちら。
- くいしんぼう
- 隠れ特性。HP1/4で使用するきのみを1/2の時点で使える。
主に混乱実とちからをすいとるを持たせて耐久型で。
ゲップ・はらだいこ・リサイクル等の相性の良い技は覚えない。
技考察 [編集]
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
リーフストーム | 草 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | 高火力だが居座りに向かない。晴れ型以外での撃ち逃げ用。 |
ソーラービーム | 草 | 120(180) | 100 | - | 晴れ型でのメインウェポン。天候上書きに注意。 |
くさむすび | 草 | 20~120 (30~180) | 100 | - | 相手によっては高火力だがメインにするには不安定。 |
エナジーボール | 草 | 90(135) | 100 | 特防↓10% | 晴れ以外でも安定感のあるメイン技。晴れ型ではやや火力不足。 |
ギガドレイン | 草 | 75(112) | 100 | HP吸収1/2 | 威力は低いが回復効果が魅力。 |
ヘドロウェーブ | 毒 | 95(142) | 100 | 毒10% | 草技と相性のよいメイン技2。フェアリーにも有効。ダブルでは周囲全体攻撃。 |
ヘドロばくだん | 毒 | 90(135) | 100 | 毒30% | 毒を狙うならこちら。ダブルでの単体攻撃にも。 |
アシッドボム | 毒 | 40(60) | 100 | 特防↓↓100% | 追加効果は優秀だが、試行回数を稼がないと威力不足。 晴れパ型ならせいちょうとヘドロばくだんで事足りる。 |
ウェザーボール | 無 | 50/100 | 100 | - | 晴れ下で強力なサブウェポン。晴れ・雨状態では実質威力150の炎・水技に。 また、砂パでの使用で弱点タイプを3つ消去可能。 |
まとわりつく | 虫 | 20 | 100 | 拘束 | 居座るのには厳しい耐久だが、有利な相手をキャッチできればうれしい。 |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | タイプ変動 | テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。 |
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
パワーウィップ | 草 | 120(180) | 85 | - | 物理最大火力。 |
リーフブレード | 草 | 90(135) | 100 | 急所ランク+1 | 安定した草技。期待値はタネマシンガンより上。 |
タネマシンガン | 草 | 25(37)×2-5 | 100 | - | 威力は不安定だがきあいのタスキ・がんじょう・みがわりに強い。 いかさまダイスで4発以上確定になる。 |
どくづき | 毒 | 80(120) | 100 | 毒30% | 物理毒のメインウェポン。 |
きゅうけつ | 虫 | 80 | 100 | HP吸収1/2 | 回復効果が優秀だが範囲は微妙。 |
とびかかる | 虫 | 80 | 100 | 攻撃↓100% | きゅうけつと選択。追加効果は便利。 |
はたきおとす | 悪 | 65/97 | 100 | 持ち物排除 | 持ち物を持っている相手には高火力。 |
ふいうち | 悪 | 70 | 100 | 優先度+1 | とどめに使える先制技。タマゴ技で再習得。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
ちからをすいとる | 草 | 100 | 対象の攻撃実数値分自身のHPを回復した後に攻撃も1段階下げる強力な回復技。 | ||
ねむりごな | 草 | 75 | 積みの隙を作れるが、草タイプやぼうじんに無効。 | ||
しびれごな | 草 | 75 | 晴れ型以外での素早さ確保、妨害用。 | ||
アンコール | 無 | 100 | ようりょくそなら先制で補助技等を縛って積みの隙を作れる。 | ||
リフレクター | 超 | - | サポート用。 | ||
にほんばれ | 炎 | - | スペースは厳しいが積み技感覚で使えなくもない。 | ||
せいちょう | 無 | - | 晴れ時には攻撃・特攻を2段階上げる。強力な積み技だが耐久が低く積むタイミングが難しい。 | ||
つるぎのまい | 無 | - | 非晴れ時でも使える積み技。ふいうちと相性がよい。 | ||
こうごうせい | 草 | - | 決して打たれ強くはないが、晴れ時にはかなりの回復量が見込める。 | ||
みがわり | 無 | - | ピンチ系きのみと合わせて。しびれごなやアンコール、ふいうちとも相性がよい。 | ||
いえき | 毒 | 100 | 相手の強力な特性を掻き消す。 |
テラスタル考察 [編集]
タイプ | 主な技 | 解説 | |
---|---|---|---|
無 | テラバースト ウェザーボール | 解説 | |
炎 | テラバースト ウェザーボール(晴れ) | 対こおり、むし、くさ、はがね。 | |
水 | テラバースト ウェザーボール(雨) | 対ほのお。 | |
電 | テラバースト | 解説 | |
草 | リーフストーム ソーラービーム くさむすび エナジーボール ギガドレイン タネマシンガン リーフブレード パワーウィップ くさわけ グラススライダー | タイプ一致技。 | |
氷 | テラバースト ウェザーボール(雪) | 対ひこう。 | |
闘 | テラバースト | 解説 | |
毒 | ヘドロばくだん アシッドボム ゲップ どくづき | タイプ一致技。 | |
地 | テラバースト | 解説 | |
飛 | テラバースト | 解説 | |
超 | テラバースト | 解説 | |
虫 | テラバースト まとわりつく きゅうけつ とびかかる | 解説 | |
岩 | テラバースト ウェザーボール(砂嵐) | 対ひこう、ほのお。 | |
霊 | テラバースト | 解説 | |
竜 | テラバースト | 解説 | |
悪 | テラバースト はたきおとす ふいうち | 解説 | |
鋼 | テラバースト | 解説 | |
妖 | テラバースト | 解説 |
型考察 [編集]
ようりょくそ特殊アタッカー型 [編集]
特性:ようりょくそ
性格:ひかえめorおくびょう
努力値:CS252
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ
確定技:ソーラービームorエナジーボール/ヘドロウェーブorヘドロばくだん/ウェザーボール
優先技:アンコール/ふいうち
選択技:せいちょう/ねむりごな/にほんばれ
晴れ下で上昇した素早さから範囲の広い特殊火力で制圧していくエースアタッカー。
種族値上はA>Cだがどく技の威力やソーラービーム・ウェザーボールの存在で勝る。
コータス・キュウコンら特性ひでりのポケモンとのセット採用が主。
確定技3種で等倍を取れないのは炎×毒や炎×霊、ヒードラン、ドラパルト等。
また残り1枠がせいちょうやねむりごなだとほぼフシギバナの劣化となる。
ヘドロウェーブの威力だけではほとんど差別化できないので、あちらが覚えないアンコールやふいうち等を優先したい。
型サンプル |
物理型 [編集]
特性:ようりょくそ
性格:いじっぱり
努力値:A252 S調整 残りH
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりハチマキ/ラムのみ/たつじんのおび/いかさまダイス
確定技:パワーウィップorリーフブレードorタネマシンガン/どくづき/ふいうち
攻撃技:はたきおとす/とびかかる
変化技:つるぎのまい/ねむりごな/アンコール/みがわり/ちからをすいとる
使いやすい物理技をメインにしたアタッカー。
ふいうちやつるぎのまいで晴れに依存せず戦える。
相性考察 [編集]
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対ウツボット [編集]
- 注意すべき点
- 晴れ下ではようりょくそにより倍速化。高い火力で殴ってきたり、豊富な搦め手でサポートを行ってくる。
初見ではアタッカーかサポーターか分かりづらく、両刀気質の配分なので物理・特殊も判別が難しい。
いずれもウェザーボール・ふいうち・ちからをすいとる等厄介な技を持ち、一致技や状態異常の対策だけでは不充分。
- 対策方法
- 種族値自体は低水準。晴れていなければ素早さが上がらず、ソーラービームやせいちょうも怖くない。
耐久も低めなので、速攻で倒してしまえばアタッカーだろうとサポーターだろうと無関係。
一致技の抜群範囲が狭く、はがねへの有効打はウェザーボール・テラバーストのみ。ヒードランならほぼ確実に受けられる。
ふいうちや粉技・ちからをすいとる等の妨害技はみがわりで躱せる。アンコールには注意。