ルガルガン（まひるのすがた） - ポケモン対戦考察まとめWiki｜最新世代（スカーレット・バイオレット）

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ルガルガン（まひるのすがた） [編集]

No.0745 タイプ：いわ
通常特性：するどいめ（命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる）
　　　　　すなかき（砂嵐の時に素早さが2倍になる・砂嵐ダメージを無効にする）※イワンコ時「やるき」
隠れ特性：ふくつのこころ（ひるみ状態になると素早さが1段階上がる）
体重　　：25.0kg（けたぐり・くさむすびの威力40）

第七世代で登場した単いわタイプ。3種類の姿を持ち、配分や特性、習得技も異なるため、性能はフォルムごとに別物と考えてよい。
いずれの場合も基本的には物理アタッカー向けだが、最低限のサポート技も覚えてくれる。

まひるのすがたは現環境のいわタイプではテツノイワオ・メテノ(コア)に次ぐ俊足の持ち主。すなかきで更に素早さの補強が可能。
純粋な高速岩物理アタッカーとしてはたそがれのすがたやテラキオン、テツノイワオに分があるので、砂パで素早さを生かしたサポーター兼アタッカーとして運用したい。

3フォルム共通の新規習得技は、くさわけ、じならし、あまえる辺りが採用圏内か。
技については前世代から大差ないが、ダイマックスの廃止で再びいわ技の命中率に悩まされるようになった。

シリーズ1ダブルではまひるのすがたとバンギラスを組ませていわなだれを上から撃つ構築が一定数見られた。
バンギラスに飛行テラスタルを使用することでじしんの一貫を切る。相手のヘイラッシャにはルガルガンの襷がむしゃらで負担をかける。

努力値を極振りした余り6をHPに振ると実数値が151となり、ちきゅうなげを耐えられる回数が増えるので、特に理由がなければ余りはHPに振ると良い。

特性考察 [編集]

するどいめ

命中率が低下せず、相手の回避率上昇も無視する。効果が相手依存で、発動機会は少ない。
砂パ以外、かつ相手の砂にも期待しない場合の選択肢程度。

すなかき

場が砂嵐の時に素早さ実数値が2倍になる。
同特性持ちの中で1位の素早さを持ち、素早さを発動前提に調整することで、性格の補正や努力値をほかに回せる。
また同特性持ちで唯一の岩タイプでもあり、特防1.5倍の効果も受けられる。
無補正無振りで発動すると実数値264となり、スカーフ最速108族（テツノコウベ）と同速。
ダイロックの廃止で能動的に攻撃しながら砂を撒く手段は喪失。
すなおこしもバンギラス、カバルドンのみになっている。
ほかの特性が微妙なため、特に理由が無ければ砂パに組み込んでこれを採用するのが基本になる。
なお砂嵐のスリップダメージを無効化する効果もあるので、テラスタルで岩・地面・鋼以外のタイプに変えても問題ない。
ノーてんきには実質的に特性を無効化されるので注意。

ふくつのこころ

隠れ特性。怯むと素早さが1段階上昇。元々素早さが高いので発動機会が少なく、バトンタッチも覚えないため、恩恵は小さい。
怯むこと自体は回避できず、おんみつマント等で無効化した場合も発動しない。
砂パ以外、かつ相手の砂も想定しない場合にするどいめと選択になる程度。

技考察 [編集]

物理技	タイプ	威力	命中	効果	解説
アクセルロック	岩	40(60)	100	優先度+1	タイプ一致専用技。優先度付き、命中100と岩技としてはかなり個性的。
ストーンエッジ	岩	100(150)	80	急所ランク+1	タイプ一致技。威力重視。命中不安。
いわなだれ	岩	75(112)	90	怯み30%	タイプ一致技。素早さが高いので怯みを狙いやすい。
がんせきふうじ	岩	60(90)	95	素早↓100%	タイプ一致技。起点作りに。
ロックブラスト	岩	25(37) *2~5	90	-	タイプ一致技。タスキやみがわりに強い。期待値は3発。
ドリルライナー	地	80	95	急所ランク+1	岩技との補完に優れる。稀に外れる。じしんは覚えない。
じだんだ	地	75/150	100	前ターン 技失敗で 威力倍	ふいうちとは相性がいい。ドリルライナーの命中95が気になる場合にも。
インファイト	闘	120	100	防御・特防↓	地面技と同様に岩技との補完に優れる。耐久が下がるのが難点。
ふいうち	悪	70	100	優先度+1	威力が高めの先制技。相手が攻撃技を選択していないと失敗。 抜群狙いならアクセルロックで良い。
かみくだく	悪	80	100	防御↓20%	対ゴースト。全フォルム中唯一じごくづきは覚えない。
アイアンヘッド	鋼	80	100	怯み30%	ミミッキュなどのフェアリーに。怯みも狙える。マリルリなどには等倍。
ほのおのキバ	炎	65	95	火傷10% 怯み10%	4倍狙い。ただし現環境で岩等倍以下でメジャーなのはハッサム程度。
かみなりのキバ	電	65	95	麻痺10% 怯み10%	4倍狙い。ギャラドスやペリッパーに。
サイコファング	超	85	100	壁破壊	対格闘。壁構築の役割破壊。
じゃれつく	妖	90	90	攻撃↓10%	対格闘、ドラゴン。
がむしゃら	無	-	100	-	タマゴ技。きあいのタスキ＆アクセルロックと相性がいい。
特殊技	タイプ	威力	命中	効果	解説
テラバースト	無	80<120>	100	-	テラスタル時にタイプが変化。AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技	タイプ		命中	解説
ステルスロック	岩		-	設置技。ほえると併せて。素早いため先手で撒きやすい。
ほえる	無		-	流し技。積み技対策や、ステルスロックとのコンボに。強制後攻になる点に注意。
ちょうはつ	悪		100	起点回避に。素早いため先手で撃ちやすい。
つるぎのまい	無		-	火力強化。
ファストガード	闘		-	自分と味方に対する先制技を無効化。ダブル向け。 マニューラなど素早さで上を取られるポケモンのねこだましは防げない。

+

採用率の低い技

物理技 タイプ 威力 命中 効果 解説 くさわけ 草 50 100 自分素早さ↑ すなかき以外での素早さ補強に。 かわらわり 闘 75 100 壁破壊 対鋼だが威力は低い。壁構築の役割破壊。 基本的にサイコファングかインファイトでいい。 でんこうせっか 無 40 100 優先度+1 基本的にアクセルロックやふいうちでいい。高速格闘・地面ピンポイント。 特殊技 タイプ 威力 命中 効果 解説 バークアウト 悪 55 95 相手全体 C↓100% 身代わり貫通。サポート技。 変化技 タイプ 命中 解説 とおぼえ 無 - ダブル用。自分と味方の攻撃を上げる。素早いので後続をスムーズに強化できる。 あまえる 妖 100 相手の物理アタッカーを弱体化。

テラスタル考察 [編集]

タイプ	主な技	解説
無	のしかかり	格闘が一貫する。
炎	ほのおのキバ	火傷無効。水と地面が一貫する。
水	テラバースト	対地面。草が一貫する。
電	かみなりのキバ	対水。地面が一貫する。麻痺無効。
草	テラバースト	粉技無効。元の弱点のうち、水・草・地面が半減、格闘・鋼が等倍。 弱点が多いため相手のサブウェポンには注意。
氷	テラバースト	対草地。格闘と鋼が一貫する。
闘	インファイト	対鋼。飛行には岩技で弱点を突ける。
毒	テラバースト	地面が一貫する。
地	ドリルライナー じだんだ	対毒鋼。水と草が一貫する。
飛	テラバースト	地面無効。草と格闘に攻防ともに有利になる。
超	サイコファング	対格闘。
虫	テラバースト	草・地面・格闘が半減になる。
岩	ストーンエッジ アクセルロック ロックブラスト いわなだれ	タイプ一致技の強化。純粋な火力強化として。 アクセルロックがタイプ一致補正込みで威力80と、先制技としてはかなりの威力になる。
霊	テラバースト	格闘無効。サーフゴーやコノヨザル意識。
竜	テラバースト	解説
悪	かみくだく ふいうち	対霊。いたずらごころ無効。格闘が一貫する。
鋼	アイアンヘッド	耐性は優秀だが、地面と格闘が一貫する。炎は岩技で弱点を突ける。
妖	じゃれつく	対格闘・悪。鋼が一貫する。
ステラ	テラバースト	解説

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性：すなかき
性格：いじっぱり/ようき
努力値：AS252 H6
持ち物：こだわりハチマキ/いのちのたま/きあいのタスキ
確定技：アクセルロック/ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじorロックブラスト
攻撃技：インファイト/かみくだく/ふいうち/ほのおのキバ/ドリルライナー/サイコファング/がむしゃら
変化技：ステルスロック/つるぎのまい/ちょうはつ

種族値に沿った物理アタッカー型。高い攻撃・素早さからの一致岩技で攻める。
技範囲の狭さとAの低さが難点か。

アクセルロックで無振りリザードンやウルガモスを確1。
ちょうのまいを積まれても先制できるので後出しも可能。
ただしソーラービームやギガドレインには弱いので注意。きあいのタスキがあれば安定。

先発ステルスロック型 [編集]

特性：すなかき/ふくつのこころ/するどいめ
性格：ようき
努力値：AS252 H6
持ち物：きあいのタスキ
確定技：ステルスロック/がんせきふうじorアクセルロック(両立可)
優先技：ちょうはつorほえる
選択技：かわらわり/かみくだく/ふいうち/ほのおのキバ/がむしゃら

ステルスロック撒きサポート型。高い素早さと、アクセルロックによる縛り性能が利点。
ちょうはつやほえる、がんせきふうじなど、ステルスロック要員に必要な技も大体覚える。

特性はふくつのこころはすばやさの関係上怯む機会が少なく、
するどいめは特に命中が低い技を採用することはなく、
すなかきはそもそもこの型ではすなあらしを活かす必要がないので、どれでもいい。

相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

対ルガルガン（まひるのすがた） [編集]

注意すべき点

素早さを生かし、ステルスロックやがんせきふうじ、ちょうはつなどを用いたサポートが得意。
ダブルでは砂パですなかきを発動し、圧倒的な素早さからのいわなだれで怯みを狙ってくることがある。

対策方法

一般的な物理アタッカー対策ができていれば問題ない。
おにびは火力低下やタスキ潰し、ふいうち対策もできるため有効。
全フォルムで唯一カウンターを覚えない。砂嵐下では特防が上昇するので、物理技で攻めたほうがいい。

外部リンク [編集]

• ルガルガン - ポケモン百科事典