ガオガエン [編集]
No.727 タイプ:ほのお/あく 通常特性:もうか(HPが1/3以下のときに炎技の威力が1.5倍になる) 隠れ特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる) 体重:83.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
いかく炎 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ガオガエン | 95 | 115 | 90 | 80 | 90 | 60 | 530 | もうか/いかく |
145 | 585 | いかく込み無振り | ||||||
161 | 601 | いかく込み全振り | ||||||
ウインディ | 90 | 110 | 80 | 100 | 80 | 95 | 555 | いかく/もらいび/せいぎのこころ |
130 | 605 | いかく込み無振り | ||||||
146 | 621 | いかく込み全振り | ||||||
Hウインディ | 95 | 115 | 80 | 95 | 80 | 90 | 555 | いかく/もらいび/いしあたま |
130 | 605 | いかく込み無振り | ||||||
146 | 621 | いかく込み全振り | ||||||
Pケンタロス炎 | 75 | 110 | 105 | 30 | 70 | 100 | 490 | いかく/いかりのつぼ |
167 | 552 | いかく・無振り | ||||||
183 | 568 | いかく・全振り |
アローラの御三家で、攻守ともに優秀なほのお×あく複合。
今作では他にヘルガー、イーユイが存在するが、唯一の物理アタッカー気質な配分により差別化は不要。
数値の上では鈍足気味の物理アタッカーだが、弱点が物理寄りでいかくにより被害を軽減しやすい。
素の耐久力・耐性が優秀な上、ここにいかくが加わることで繰り出し回数を稼ぎやすく、ねこだまし・とんぼがえり・すてゼリフなどこの性質を活かせる技も多数習得。
これらの要素が噛み合った結果、ガオガエンを単に出し入れするだけでアドバンテージを稼ぎやすい。
特にダブルでは登場以降トップメタに君臨し続けており、まさにダブルバトルを象徴するポケモンと言っても過言ではない。
シングルでも前世代ではクッション型が確立され躍進した。
アタッカーとしても高威力のほのお、等倍範囲の広いあくをそれぞれ一致で使えることから一貫性が高い。
サブウェポン、積み技も比較的豊富で、Cも80と役割破壊には十分。
火傷無効やいたずらごころ無効の耐性により誤魔化しも通じにくいため、数値以上に高性能なポケモンである。
第8世代以降、いかくを無効化されるケースが増えてきているが依然として優秀な特性であることには変わりない。
技方面では失っていたはたきおとす、ニトロチャージを再習得、新たにバトンタッチ、てだすけも獲得してサポート性能も強化された。
HウインディやPケンタロス炎など新たな炎いかくポケモンも登場しているが、
依然として総合耐久力はトップであり覚える技も全く違うので差別化は容易である。
一方でDLCで登場したはやてがえしには注意。ねこだましと同じ優先度からひるませる技であり、Sが低く上を取られやすい上に弱点も突かれる。
特性考察 [編集]
- もうか
- おなじみ御三家の固有特性。HP1/3以下でほのお技の威力が1.5倍になる。
いかくが無くとも耐久力には優れるため発動圏内で踏み留まることも多い。
が、ほのお技の最大打点が反動技のフレアドライブであり、いかくが優秀すぎる為にあまり採用されない。
- いかく
- 隠れ特性。ガオガエンの耐久力・耐性・習得技と非常に上手く噛み合っており、基本的にこれ。
とんぼがえり・すてゼリフを覚えるため繰り出し回数を稼ぎやすく、何度も発動させやすい。
タイマン性能の底上げ、サイクルの中で後続の起点作成、いかく持ちを重ねて物理アタッカーを機能不全にする等、用途は様々。
対象が相手全体になるダブルでは更に有用で、ねこだましとの相性もよく、出し入れするだけでも強烈なアドバンテージを生み出せる。
第八世代からはいかくを無効化する特性が増えているが、依然として強力。
本人が物理アタッカー気質の性能を持つ都合上、トレースやミラーアーマーには注意。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
フレアドライブ | 炎 | 120(180) | 100 | 火傷10% 反動1/3 | タイプ一致技。高火力だが反動が痛い。 | |
やけっぱち | 炎 | 75(112) | 100 | 技失敗後 威力2倍 | タイプ一致技。怯み戦術の多いダブルでは倍撃の条件を満たしやすい。 ただし、まもるやファストガード等で技を防がれても 2倍となる条件は満たさないので注意。 | |
ニトロチャージ | 炎 | 50(75) | 100 | 素早↑100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。とつげきチョッキでも使えるが抜けない相手も多い。 | |
DDラリアット | 悪 | 85(127) | 100 | 能力変化無視 | タイプ一致技。専用技。相手の防御・回避の上昇を無視できる一方、 下降ランク補正も無視してしまう点には注意。 | |
はたきおとす | 悪 | 65(97)→ 97(145) | 100 | 持ち物排除 | タイプ一致技。追加効果が優秀。初撃の威力が高い。 | |
じごくづき | 悪 | 80(120) | 100 | 音技封じ | タイプ一致技。性能安定。ハイパーボイスやほえるに強い。 出したターンを含め2ターン限り。後攻なら実質1ターン。 | |
なげつける | 悪 | - | 100 | - | タイプ一致技。一度きりの一発芸。でんきだまやでかいきんのたまとあわせて。 | |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 自分交代 | 攻撃しつつ撤退。Sの低さを活かし後続の無償降臨にも。 いかくを発動しやすいほか、こだわりアイテムとも好相性。 | |
インファイト | 闘 | 120 | 100 | 自分防御・特防 ↓100% | 対岩・悪。高威力かつゴーストを呼ばないので通りやすい。 一致技を両方半減するバンギラスに有効。 デメリットが鈍足高耐久と相性が悪いため、撃ち逃げ向きか。 ダブルではミラーが発生しやすいためミラーに勝ちたいなら。 | |
ドレインパンチ | 闘 | 75 | 100 | HP吸収1/2 | 追加効果が優秀。タイプ不一致だがビルドレインも可能。 | |
けたぐり | 闘 | 20~120 | 100 | 威力体重依存 | 対岩悪。デメリット無しだが相手の重さによって威力が変化。 | |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | 対炎岩。定番のサブウェポン、ヒードランやドヒドイデに。 | |
かみなりパンチ | 電 | 75 | 100 | 麻痺10% | 対みず、ひこう。特にギャラドスやマリルリへ。 | |
ねこだまし | 無 | 40 | 100 | 怯み100% | タスキやコンボ崩しに。ダブルでは必須技。 シングルでも交代技とあわせて利用できる機会は多い。霊は呼びづらい。 | |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
オーバーヒート | 炎 | 130(195) | 90 | 自特攻↓↓ | タイプ一致技。連発には向かない。両刀・役割破壊向き。 使い分けによりフレアドライブの反動をケアできる。 | |
バークアウト | 悪 | 55(82) | 95 | 特攻↓100% | ダブル用。タイプ一致技。追加効果が優秀。みがわり貫通。相手全体攻撃。 | |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
すてゼリフ | 悪 | 100 | 相手の攻撃・特攻を下げつつ交代。いかくと好相性。とんぼがえりと選択。 | |||
おにび | 炎 | 85 | 物理アタッカー対策。交代読みで。 | |||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 起点回避や耐久型の機能停止に。搭載するならS調整したい。 | |||
つるぎのまい | 無 | - | 攻撃を強化。突破力を強化。相手のじこさいせいやなまけるに強い。 | |||
ビルドアップ | 闘 | - | 攻撃・防御を補強。居座りを重視するなら。ドレインパンチ・きゅうけつと相性がよい。 | |||
みがわり | 無 | - | 補助技対策や、もうかの発動に。 | |||
ほえる | 無 | - | 起点回避技、みがわりも流せる。 | |||
てだすけ | 無 | - | ダブル用。耐久に多めに振って味方のサポートに主軸を置くなら候補。 |
採用率の低い技 |
テラスタル考察 [編集]
タイプ | 主な技 | 解説 | |
---|---|---|---|
炎 | フレアドライブ ほのおのパンチ やけっぱち ニトロチャージ | フェアリー耐性を付与&格闘弱点を消して一致技の強化。対ハバタクカミが安定しやすい。 | |
悪 | DDラリアット はたきおとす じごくづき | 範囲が優秀な一致技の強化。炎としての弱点を消す。 | |
草 | テラバースト | 地面や水に切り返す他、粉技を無効化。ダブルでは最も採用されているタイプ。 但し水ウーラオス意識の場合珠以上のテラバーストが必要。 | |
妖 | テラバースト | 格闘やドラゴンへの切り返し・悪への遂行。 | |
水 | テラバースト | 対ウーラオスや特殊水意識で。 | |
虫 | とんぼがえり きゅうけつ | 種族値・特性との相性が良い。とんぼがえり強化でサイクル回しも活かしやすい。 | |
鋼 | アイアンヘッド | じめんが一貫する。フェアリーを重く見るなら。 | |
竜 | げきりん テラバースト | 水に耐性を持てるがフェアリーが抜群になってしまう。 | |
電 | かみなりパンチ | 対みず。弱点は少ないが元々呼びやすい地面が一貫する。 | |
毒 | テラバースト | 毒無効。ビルドレなど居座る型で候補になるか。フェアリーも半減になる。 | |
飛 | つばめがえし アクロバット テラバースト | 地面、格闘耐性。だが岩は一貫する。 | |
地 | じしん じならし じだんだ | 水弱点が据え置き。明確な仮想敵がいるなら。 | |
ステラ | テラバースト | 優秀な耐性を維持しつつ必要な時に技を強化して撃てる。撃つタイミングに注意。 テラバーストで下がった火力はいかくの再使用でついでに取り戻せる。 | |
闘 | インファイト クロスチョップ ドレインパンチ けたぐり | ミラーにおいて採用価値があるかくらい。 |
候補外のテラスタル |
型考察 [編集]
物理アタッカー型 [編集]
特性:いかく
性格:いじっぱり/ようき/ゆうかん
努力値:HA252ベース BDS調整
持ち物:とつげきチョッキ/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/いのちのたま/ゴツゴツメット/混乱実
確定技:フレアドライブ/DDラリアットorはたきおとす
攻撃技:じしん/ドレインパンチorインファイト/かみなりパンチ/とんぼがえり/ねこだまし/テラバースト(草・フェアリー・ステラ)
補助技:すてゼリフ/つるぎのまい/ビルドアップ/おにび/まもる/みがわり/ちょうはつorほえる
相性補完に優れた2つの一致技を軸に戦う。
場持ちを活かして積むもよし、いかくをフル活用してサイクルを回すもよし。
ほのお×あくの一貫性により腐りにくい。
繰り出す度に使えるねこだましは一見有用だが、シングルではタスキ潰しや一部の確定数ずらし程度の削りにしかならないため優先度はあまり高くない。
ほのお技はフレアドライブが安定。
高めの耐久が削れるのは痛いが、ほのおのパンチではまったく決定力が足りない。
- 型サンプル
- 性格 :いじっぱり
努力値:H244 A244 S20 (実数値H201 A182 B110 C× D110 S83)
技構成:DDラリアット/フレアドライブ/つるぎのまい/じしん
- Sは4振りバンギラス+1、火力やフレアドライブの反動考慮でHAは可能な限り多く振っている。
つるぎのまいを搭載することで物理受けも突破できる。技構成に関する議論
クッション型 [編集]
特性:いかく
性格:わんぱくorのんき
努力値:HB252
持ち物:オボンのみ/フィラのみ/たべのこし/あつぞこブーツ
優先技:すてゼリフ/おにびorしっとのほのお
攻撃技:フレアドライブorやけっぱち/はたきおとす/バークアウト/とんぼがえり/ねこだまし
補助技:ちょうはつ
いかく+すてゼリフorとんぼがえりを活かし、相手の決定力を削いで積みエースを着地させる、もしくはこだわり持ちなどの強力なアタッカーを回していくのが仕事である。
種族値や特性に沿ったB振り物理型が基本だが、D振りや特殊型などの派生もある。
第9世代ではたきおとすを再習得。妨害性能に磨きがかかった。
テラスタイプは水が最多。次点でフェアリー、炎など。
【ダブル】基本型 [編集]
特性:いかく
性格:いじっぱり/ゆうかん/しんちょう/わんぱく/ようき
努力値:下記にて
持ち物:とつげきチョッキ/混乱実/オボンのみ/半減実/じゃくてんほけん/いのちのたま
優先技:フレアドライブorやけっぱち/DDラリアット/ねこだまし/すてゼリフorとんぼがえり
攻撃技:インファイトorドレインパンチorけたぐり/バークアウト
補助技:まもる/ほえる/ちょうはつ/てだすけ
まもるを採用しにくいこともあって集中攻撃を食らいやすいので、とつげきチョッキや混乱実で耐久を補うのが基本となる。
シンプルなアタッカー型からサポート性能を重視し耐久に厚く振った型まで、性格・努力値振りにかなりの多様性がある。
- 性格・努力値振りについて
- 主に以下の4つが考えられるが、どれを選んでもよいというわけではなく、構築にあった選択が求められる。
- いじっぱり(HAベース・ASベース)
基本的な性格。
耐久はいかくやとつげきチョッキで補えるため、性格・努力値振りによりガオガエン自身に決定力を与える合理的な選択である。
アタッカー性能にも期待が持てるため、自由枠としてサブウェポンになる補完技、特にインファイトの優先度が高まる。
HAベースがメジャーだが、頻発するミラーや対バンギラス・ラプラス、中速帯や追い風下での動きを意識してASベースに近い配分になることもある。
- ゆうかん(HAベース)
トリックルーム下での活用を意識した選択。トリックルーム下でのエース運用か、対トリルの役割として採用される。
もっとも、60族近辺はミラーを含め激戦区なので安易に逆補正をかけるべきではなく、完全にトリックルームに特化したパーティ、もしくはガオガエンに対トリルを一任する場合でもなければ候補に上がることは少ない。
- ようき(ASベース・HSベース)
頻発するミラーを制するためにSに補正をかける選択。最速を採ることが多い。
第八世代からは上からすてゼリフを差し込み隣をサポートする理由でも採用されるようになった。この目的の場合こだわりスカーフが採用されうる。
ガオガエンが大流行する現環境においては有用と言えるが、必然的に火力・耐久のどちらかを犠牲にするため扱いが難しくなる。
環境・構築依存の向きが強い。
- しんちょう・なまいき(HDベース)
場持ちのよさを最大限まで高めた選択。回復きのみやとつげきチョッキとの併用が多い。
火力・素早さを大きく犠牲にするが滅多なことでは処理されなくなり、相性不利な相手にも強引に居座れるため、自身のサポーター適性を十分に発揮できる。
アタッカー性能には期待できなくなるためサブウェポンのかくとう技は積極採用されず、そのサイクル性能を活かすためにとんぼがえりorすてゼリフを所持する。
後攻とんぼがえり・すてゼリフによる対面操作を重視したり、トリル下での運用を想定する場合、なまいきも選択肢に入る。
- わんぱく・のんき(HBベース)
基本的にはHDベースと同じだが、繰り出す物理からの役割破壊への耐性を重視した型。
威嚇が意味を為さない特殊アタッカーからの攻撃は耐えにくくなる代わりに、ザシアンのA±0インファイトを余裕を持って耐えられるようになるなど、物理アタッカーのサブウェポンでもそうそう倒されなくなる。
- 持ち物について
- とつげきチョッキ
いかくを持つガオガエンは特殊技での処理を狙われやすいため、その隙を補う形で採用する。
まもる・すてゼリフが採用できなくなるデメリットが痛く、特にすてゼリフはとんぼがえりで代用せざるをえない。
第八世代で混乱実が弱体化したため特殊耐久ではこちらが上となったが、すてゼリフを採用できないデメリットは大きい。
- ぼうじんゴーグル
主にモロバレルのキノコのほうし・いかりのこな対策に採用される。
キノコのほうしを無効化しつつ後出ししやすい炎タイプとしての採用になる。
- オボンのみ・混乱実
大意はとつげきチョッキと同じ。
とつげきチョッキであれば耐えられたはずの大火力特殊技には弱くなるのがデメリット。
しかし発動圏内で踏みとどまれるなら、物理耐久と特殊耐久をバランスよく補強出来る。
まもる・すてゼリフを採用できるのがメリット。
第八世代からは混乱実の回復量が1/2→1/3と減少したことでオボンとの差が小さくなり、発動させやすいオボンの方が採用されやすくなった。
- タイプ半減実
高火力で弱点を突いて一撃で倒してくる特定のアタッカーの前で強引に動かすために採用される。
とつげきチョッキとすてゼリフの相性が悪いためとつげきチョッキを持たせたくないが、一発は耐える必要のある技があるというケースで採用される。
化身ランドロスのだいちのちからを耐えるためのシュカのみが多い。
- じゃくてんほけん
数の多いサポーター運用と思わせて裏をかき、いかく込みの高耐久で弱点技を受けて反撃する型。
想定の外から大火力を出せるが、ガオガエンの肝であるサイクル性能を活かしにくくなるデメリットがある。
- いのちのたま
撃ち分けしつつ火力を出せるが、高耐久との相性は悪い。
- こだわりスカーフ
すてゼリフやバークアウトでのコントロール性能を重視した持ち物。
素早さを重視していない型と比較して迅速にすてゼリフで下がれるためガオガエンの消耗は抑えられるが、引き先が消耗しやすくなる点に注意。
また、S振りを前提とするため耐久か火力を削る必要がある。
【ダブル】特殊型 [編集]
特性:いかく
性格:ひかえめ/れいせい/おくびょう/おだやか
努力値:上記を参考に
持ち物:同上
確定技:しっとのほのおorねっぷうorオーバーヒート(複数採用可)/バークアウト
攻撃技:ねこだまし/あくのはどう/ねっさのだいち/きあいだま/だいもんじorかえんほうしゃ/とんぼがえり
補助技:まもる/ほえる/よこどり/ちょうはつ/すてゼリフ
叩き台として作成。現環境での採用率は1%以下だがいかくが増加した現環境では有用。
フレアドライブの決定力こそ失うものの、ガオガエンミラー含むいかくを受けても火力を落とさない型。
反動ダメージでせっかくの高耐久を削らないで済む他、しっとのほのおやバークアウトを採用しやすいのもメリット。
進化前のニャヒートとCが同値でありSで負けているが、H252ガオガエンと耐久全振りしんかのきせきニャヒートの耐久はほぼ同等なため差別化の必要はない。
対ガオガエン [編集]
- 注意すべき点
- 通りのよい一致技に加え、高威力のサブウェポンも備える上に攻撃も高め。
耐久は数値だけなら中の上程度だが、みず以外の弱点は物理寄りのため、いかくで被害を抑えてくる。
変化技も豊富な上にいかくと相性の良い交代技も備え、特にサイクルを回していく展開に非常に強い。
とつげきチョッキを持たせている場合は物理・特殊両面に高い耐久指数を発揮。
タイプ特性でいたずらごころ、火傷無効のため何もさせずに落とすのは難易度が高い。
- 対策方法
- 耐久指数そのものは中の上程度。物理耐久の高さはいかくに依存しているので、まけんき持ちなら有利に戦える。
確定急所によりいかくを実質無効化する連撃ウーラオスも有効。一致技を両方半減できるので後出しも可能。
A252すいりゅうれんだでH252ガオガエンは確1。HB特化でも、いのちのたまで超高乱数に持ち込める。
とつげきチョッキ以外の場合は特殊アタッカーも有効。特にアシレーヌは一致技・サブウェポン共に有効打を受けづらい。
シングル・ダブル問わずサイクル戦が非常に得意な分、居座り続ける想定の型は数が少ない。
数の多い耐久振り相手の場合は交代を繰り返してくるため、ステルスロックなどの設置技が非常に効果的。