ユキメノコ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ユキメノコ [編集]

No.0478 タイプ:こおり/ゴースト
通常特性:ゆきがくれ(天気が「ゆき」の時、回避率が1.25倍になる)
隠れ特性:のろわれボディ(30%の確率で受けた技をかなしばり状態にする)
体重  :26.6kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
高速霊+みちづれHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ユキメノコ7080708070110480ゆきがくれ/のろわれボディ
ゲンガー60656013075110500のろわれボディ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/いわ/ゴースト/あく/はがね
いまひとつ(1/2)こおり/どく/むし
いまひとつ(1/4)---
こうかなしノーマル/かくとう

第四世代出身の、唯一のこおり×ゴースト複合。弱点は多いが、耐性も5つとこおりタイプとしては多い方。
種族値は全体的に平坦ながら、素早さが高め。ゴーストらしく豊富な変化技を上から入れやすい。
より正確に言うとアタッカーとしては明確に力不足なため、それらを用いて上手く立ち回るのが前提となる。
特にこおりとしては珍しいおにびを習得するのは重要なポイント。

第九世代ではダイマックスの廃止により、特性が活用しやすくなった他、みちづれの通りも良くなっている。
ゆきなだれと交互に使うことで、1:1交換か長期的な負担かを選ばせることが可能。
相手も強制的に後攻になる技を使うとループを抜けることが出来るが、採用率の高いものはそう多くないので多くの相手を嵌められる。
藍の円盤でトリプルアクセルが復活し、攻撃技の候補も増加。他にいたみわけ、じこあんじを再習得、のろいを新規習得している。
ちなみに、設定ミスで進化前限定習得だったウェザーボール、くさわけは碧の仮面で進化後も覚えられるように修正された。

反面、新たな高速こおりタイプにパオジアンが登場。
ゴーストもドラパルトが続投した他、ハバタクカミという新たな高速ポケモンが登場。
種族値の強みは薄れてきており、採用する場合はある程度の差別化を意識する必要が出てきている。



特性考察 [編集]

ゆきがくれ
通常特性。天気が雪の時に回避率が上昇する。
第九世代では霰が廃止され、スリップダメージが消滅した代わりに防御が上昇する雪に変化。
耐久が上昇したことで、一応試行回数は稼ぎやすくなっている。
元の数値が数値なので信頼できるほどではないが、のろわれボディも運に左右されるので選択肢には入る。
のろわれボディ
隠れ特性。接触・非接触を問わず、相手から受けた技をかなしばり状態にすることがある。
こちらも低耐久のため、試行回数を稼ぎづらいのがネック。
発動しても複数の攻撃技を持つ相手には上手く決まりづらいが、天候に依存しない。
相手の雪にも期待せず、雪パに組み込まない場合は消去法的にこちら。すりかえ+こだわりアイテムとの相性も良い。
どちらかといえば後続に託す意味合いが強いが、こちらもダイマックスの廃止で多少使いやすくなっている。
ちなみに条件を満たすと敵・味方の区別はしないので、ダブルバトルで採用すると相方の全体攻撃に発動してしまう可能性もある。
じゃくてんほけん発動目的の低威力技ならさほど問題はないが、そうでなければまもるを覚えさせておきたい。
ちなみに1ターン姿を消すゴーストダイブは覚えない。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
れいとうビーム90(135)100凍り10%タイプ一致技。性能安定。
ふぶき110(165)70凍り10%タイプ一致技。雪とあわせて。
こおりのいぶき60(90)90急所100%実質威力135。命中に不安が残るがれいとうビームと威力は同じ。
壁や積んでくる相手に強くなれる。
こごえるかぜ55(82)95素早↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。サポート用。
シャドーボール80(120)100特防↓20%タイプ一致技。性能安定。
たたりめ65/130
(97/195)
100-タイプ一致技。状態異常の相手に威力倍増。
おにびやでんじはとあわせて。
10まんボルト90100麻痺10%対水。一致技とあわせて全ポケモンに等倍以上。
サイコキネシス90100特防↓10%対格闘。サイコショックは覚えない。
ウェザーボール50/100100-天候下で各天候に応じたタイプの威力100の特殊技になる。
雪はふぶきがあるのでそれ以外の天候で。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
テラスタイプがステラなら威力100・使用後AC↓・テラスタルポケモンに抜群になる。
物理技タイプ威力命中効果解説
トリプルアクセル20→40→60
(30→60→90)
90-タイプ一致技。高威力の連続技であり優秀な性能。3発当たる確率は72.9%。
つららおとし85(127)90怯み30%タイプ一致技。怯みを狙えるが、たまに外れる。
アイススピナー80(120)100フィールド破壊タイプ一致技。命中安定。相手のフィールド戦術を台無しにできる。
れいとうパンチ75(112)100凍り10%タイプ一致技。低威力だが命中安定。自分でフィールドを活用したい場合に。
つららばり25(37)*2~5100-タイプ一致技。連続攻撃。期待値は3発。
ゆきなだれ60/120
(90/180)
100優先度-4タイプ一致技。みちづれとのコンボ用。
こおりのつぶて40(60)100優先度+1タイプ一致技。先制技。タスキ潰しに。
ポルターガイスト110(165)90相手道具所持時に
技が成功
タイプ一致技。
高威力だが、相手の持ち物消費を見逃さないよう注意。
くさわけ50100素早↑100%S補強に。みちづれとも良相性。
変化技タイプ命中解説
おにび85物理アタッカー対策。炎やこんじょうに注意。
でんじは90サポート用。地面は呼びにくいが、電気やひらいしん等に注意。
ゆきがくれやみがわりと相性が良いが、みちづれとは相性が悪い。
あやしいひかり100妨害技。たたりめの威力は上がらない。
ちょうはつ100補助技対策。みちづれと相性が良い。
かなしばり100起点作りに。のろわれボディより確実。
すりかえ100こだわりメガネやこだわりスカーフとあわせて。トリックでも可。
まきびし-サポート用。飛行は呼びにくいが、ふゆうにも無効。
みちづれ-苦手なアタッカーを道連れに。連続使用で必ず失敗。
効果は次の自分の行動まで有効なので、強制後攻となるゆきなだれとのコンボが可能。
みがわり-何かと有用。でんじはやかなしばり、ゆきがくれと相性が良い。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
オーロラベール-サポート用。味方の物理・特殊耐久をまとめて強化できるが、雪状態でないと失敗する。
うそなき100特殊受けを弱体化。擬似的に特攻を強化。あまのじゃくに注意。
あまえる100攻撃2段階下降。
いたみわけ-削り技兼回復技。低めのHPと相性が良い。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバーストゴースト無効。
テラバースト対鋼。物理型なら火傷無効がおいしい。岩が一貫する。
テラバースト対炎岩。鋼も半減。
かみなり
10まんボルト
テラバースト
麻痺無効。
テラバースト対岩。粉技無効。炎が一貫する。
ふぶき
れいとうビーム
トリプルアクセル
タイプ一致技の強化。耐性はほぼ劣化し、格闘が無効から弱点になる点に注意。
テラバースト対岩悪鋼。
テラバースト解説
テラバースト対炎岩鋼。でんじは無効。
テラバースト岩が一貫する。
サイコキネシス
テラバースト
ゴーストと悪が一貫する。
テラバースト対悪。炎と岩が一貫する。
テラバースト対炎。鋼が一貫する。
シャドーボール
たたりめ
ポルターガイスト
タイプ一致技の強化。耐性はほぼ上位互換。
テラバースト解説
テラバースト対霊。いたずらごころ耐性の獲得。
テラバースト対岩。炎が一貫する。
テラバースト対悪。格闘耐性を維持しつつ悪を半減。鋼が一貫する。
ステラテラバースト解説

型考察 [編集]

特殊基本型 [編集]

特性:のろわれボディorゆきがくれ
性格:おくびょうorせっかちorむじゃき
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/こだわりメガネ/いのちのたま
確定技:ふぶきorれいとうビーム/たたりめorシャドーボール
攻撃技:こごえるかぜ/かみなりor10まんボルト/サイコキネシス/ウェザーボール/こおりのつぶて
補助技:みちづれ/おにび/でんじは/ちょうはつ/あやしいひかり/かなしばり/うそなき/すりかえ

第四世代からほとんど変わらない特殊型。ゲンガーとの違いは一致こおり技。
こおりのつぶて採用ならより強く差別化出来るが、ほぼタスキ潰し専用となる。

単純なダメージ量ならば、おにび、でんじは→たたりめよりも、シャドーボール×2の方が高くなる。
元々火力は不足気味なので、サポートを主軸にしつつ状況に応じてアタッカーに転ずる場合に優先度が上がる。
最早絶対の信頼がおける数値ではないとはいえ、こおり特殊アタッカーとしては最速。
スカーフでなければボーマンダに対しても有利に立ち回れる。

物理基本型 [編集]

特性:のろわれボディorゆきがくれ
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/こだわりハチマキ/いのちのたま
確定技:アイススピナーorつららおとしorトリプルアクセル/ポルターガイスト
優先技:こおりのつぶて
攻撃技:こごえるかぜ/ゆきなだれ/ギガインパクト/くさわけ
補助技:みちづれ/おにび/でんじは/ちょうはつ/あやしいひかり/かなしばり/すりかえ

ゲンガーとの差別化は意識する必要が無いが、攻撃は80と控えめ。
特殊型同様、単純なアタッカーとしてではなく補助技も絡めて器用に立ち回る運用が求められる。

雪による安定した高火力を発揮できない点は特殊型に劣り、当然だが火傷に弱くなる。
またサブウェポン、積み技ともに貧相であり、一致技の通りが悪い相手には退くしかなくなりやすい。
この為、ラスト1体前提だがギガインパクトも候補技に入る。

素早さを活かした先制みちづれ→強制後攻ゆきなだれで、みちづれの有効時間を延ばしつつ火力を発揮できる。
過去世代に存在したゲンガーのみちづれ→きあいパンチとほぼ同じコンボ。

サポート型 [編集]

特性:のろわれボディ
性格:ようき/おくびょう
努力値:HS252
持ち物:つめたいいわ/ひかりのねんど/メンタルハーブ/きあいのタスキ
優先技:オーロラベール&ゆきげしき/リフレクター&ひかりのかべ
攻撃技:こごえるかぜ/ゆきなだれ/シャドーボールorたたりめ
選択技:おにび/でんじは/ちょうはつ/みちづれ/かなしばり/あやしいひかり/まきびし/いたみわけ

雪を降らせ、オーロラベールを張る、または両壁を張り、後続のサポートをする。
おにびやでんじはで状態異常撒き、ちょうはつで相手の補助封じなど色々なことができるため、パーティに合わせて選ぶ。

自身も変化技を読まれてちょうはつされる場合があるが、追加効果の優秀な攻撃技を多数習得する点が優秀。
素早さを下げるこごえるかぜは非常に有用。
仮に一方的に倒されても特性が発動する場合もあり、多少読み違えても何かしらの仕事はこなせる場合が多い。


対ユキメノコ [編集]

注意すべき点
氷・ゴーストという攻撃範囲の広いタイプを持つ。
素早さが高く、上から広い範囲で弱点を突いてきたり、豊富な補助技を駆使してかき乱してくる。
みちづれを決められたり、のろわれボディが発動するとこちらの戦力を大きく削がれる。
状態異常を撒かれた状態だと、高火力たたりめで低耐久アタッカーは潰される危険性がある。
耐久型もちょうはつやすりかえで機能停止させられる。
対策方法
耐久の低さ、弱点の多さから倒すこと自体はあまり苦労しないので、より素早いポケモンで上から叩きたい。
ゴースト無効かつ高耐久のポリゴン2などは比較的安定して受けられるが、すりかえには注意。

外部リンク [編集]