スナノケガワ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

スナノケガワ [編集]

No.0989 タイプ:でんき/じめん
特性:こだいかっせい(天気が晴れの間、またはブーストエナジーを持って場に出てから交代するまで、一番高い能力が上がる)
体重:60.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
原種/パラドックスHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
スナノケガワ85819712185101570こだいかっせい
レアコイル5060951207070465じりょく/がんじょう/アナライズ
152115567しんかのきせき無振り
ジバコイル70701151309060535じりょく/がんじょう/アナライズ
特殊地面HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
スナノケガワ85819712185101570こだいかっせい
ガチグマ(アカツキ)113701201356552555しんがん
ランドロス(化身)891259011580101600すなのちから/ちからずく

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/くさ/こおり/じめん
いまひとつ(1/2)ひこう/いわ/どく/はがね
いまひとつ(1/4)----
こうかなしでんき

レアコイルに類似したパラドックスポケモンの1体で、でんき×じめん複合。現環境では固有タイプ。
防御・特攻・特防はレアコイルやジバコイルと似ているが、それ以外は上回っており、特に素早さは100族を抜けるほどに高くなっている。
じめんタイプの高速特殊アタッカーという個性も貴重で、それだけでも独自の役割を期待できる。

弱点にメジャーなタイプが多いのが最大の短所。特にこおり、じめんはサブウェポンに採用されやすい。
変化技はそれなりに豊富ながら、攻撃方面の積み手段がチャージビームとこだいかっせいのみ。
一致技が命中率か威力に若干不安を抱えていることもあり、正面からの撃ち合いは相手を選びがち。
また習得技のタイプも原種ほどではないが狭めで、特にくさに通るタイプに欠ける。

電気タイプではほかにジバコイル系統しかいないじゅうりょく使いで、かみなりや地面技と相性が良く、ダブルでのサポーターや先発での起点作成も可能。
じゅうりょく使い最速の地位はDLCで新規習得したエーフィに奪還されたものの、ほかの部分で十分に差別化できる。

DLC解禁に伴い、地面特殊アタッカーとなる化身ランドロスガチグマ(アカツキ)が参戦。
上述の性能から特性こだいかっせいで能力上昇・水技を半減できる点と技範囲と搦め手の違いで差別化したい。



特性考察 [編集]

こだいかっせい
基本仕様
隠れ特性や第2特性は存在せず、これのみ。
場がひざしがつよい状態であるか、持ち物がブーストエナジーである時に、HP以外の一番高い能力に補正がかかる。
両方の条件を同時に満たしても天候による発動が優先され、一度に2回発動することはない。
補正倍率は攻撃、防御、特攻、特防の場合は1.3倍、素早さのみ1.5倍。ランク補正ではないのでてんねんの影響を受けない。
実数値が最高値になるものが2つ以上ある場合、優先度がA>B>C>D>Sで設定されており、優先度の高い能力が補正対象になる。(例:AとSが最高値ならAが上昇)
ブーストエナジーは消費アイテム扱いなので、一度発動した後に引っ込んでもう一度場に出ても再発動できない。
ただし発動トリガーは天候が優先されるため、ひざしがつよい状態で繰り出せば天候が変わるまでブーストエナジーは消費されない。
トレース・なりきりによる特性コピーや、スキルスワップによる特性の入れ替えはできない。Ver.3.0.0で特性の書き換えや無効化は可能になった。
またこの特性を持つポケモンにトリックなどでブーストエナジーを渡したり奪うことはできないので注意。特性が書き換え・無効化を受けている場合も同様。
個別考察
スナノケガワの場合は全能力を補正対象にできる。
アタッカー運用する場合は最速にしつつ特攻努力値の匙加減で特攻と素早さどちらを強化するか決められ、サポーター運用する場合でもB振り・D振りで無理なく防御を上げられる。
攻撃も特に補正を考えずとも特化すればブーストできる。ただし素早さは最速80族相当までしか振れなくなり、本人の強みを大きく削いでしまうので非推奨。
晴れで発動する場合、相手のソーラービームが溜め無しになり、こちらのかみなりが当たりにくくなるデメリットはあるが、弱点の水半減というメリットもある。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
10まんボルト90(135)100麻痺10%一致技。威力命中ともに優秀。
かみなり110(165)70麻痺30%一致技。高火力だが命中不安。晴れだと命中が50に低下。
晴れで特性を発動させたい場合は非推奨。
ほうでん80(120)100麻痺30%一致技。命中安定かつ麻痺の確率が高い。ダブルでは味方も巻き込むので注意。
でんじほう120(180)50麻痺100%一致技。命中不安。じゅうりょくを使えば命中率は83%。
チャージビーム50(75)90特攻↑70%一致技。特性以外で特攻を高める手段。安定性には欠ける。
ボルトチェンジ70(105)100自分交代一致技。様子見や対面操作に。
だいちのちから90(135)100特防↓10%一致技。威力命中共に優秀。じゅうりょくとシナジーあり。
マッドショット55(82)95素早↓100%一致技。S操作に。ひこうタイプは呼びづらいがふゆう相手に無効。
パワージェム80100-ウルガモスタイカイデンなどに。対氷にも。
ラスターカノン80100特防↓10%対氷・フェアリー。
ミラーコート-100優先度-5特殊ダメージを倍返し。タスキとあわせて。
物理技タイプ威力命中効果解説
ボディプレス80100防御力で
ダメージ計算
てっぺきと合わせて。
変化技タイプ命中解説
じゅうりょく-サポート技。5ターンの間全員の回避率を下げ、地面に下ろす。
地面技の一貫性を高め、でんじほうなどの命中補佐にもなる。
ステルスロック-設置技。後続補助に。
まきびし-設置技。重ねて撒けるが浮いている相手に効かない。じゅうりょくとシナジーあり。
でんじは90S操作に。電気は呼ばないが、地面や無効特性持ちには注意。
リフレクター-物理ダメージ半減。後続の補助にも。
ひかりのかべ-特殊ダメージ半減。後続の補助にも。
てっぺき-防御↑↑。ボディプレスと相性が良い。
かいでんぱ100相手特攻↓↓。流し技として。
きんぞくおん85相手特防↓↓。命中不安。特殊受けの強引な突破に。てんねんにも有効。
エレキフィールド-火力補強しつつ催眠対策。
にほんばれ-こだいかっせいのトリガーに。水威力半減。かみなりとは相性が悪い。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
10まんボルト
かみなり
ほうでん
ボルトチェンジ
一致技の強化のほか、弱点が地面のみになる。
相手のボルトチェンジも通ってしまう点には注意。
だいちのちから一致技強化に加えて地面弱点を消せるが、それ以外の耐性はほぼ据え置き。
テラバースト草と地面への打点を得られ、攻撃範囲が大きく広がるが、耐性が脆くなる。
テラバースト対ドラゴン。妖×地×電はヒートロトム以外に等倍以上。耐性も悪くない。
ラスターカノン耐性は優秀だが、地面が一貫する。
テラバースト元の弱点である水・氷に強くなるが、草とフリーズドライが一貫する。
テラバースト氷以外の弱点を半減にしつつ、地面に対しての打点も得られる。粉技も無効。
テラバースト対草・氷。鋼耐性は残るが水・地面が一貫する。
テラバースト地面を透かせるが、地面への有効打はないので注意。
苦手な草には強くなるが、氷技には一貫して弱い。
テラバースト草・地面の耐性を残し、氷弱点も無くなる。
弱点は全て一致技で対処可能な一方、虫自体の攻撃面での恩恵はほぼ無い。
テラバースト元の弱点である草、水に強くなるが氷弱点は変わらない。
テラバーストダブルにおいて、テツノカイナへより強く出られるようになる。
ハバタクカミや霊テラスタルへの打点ができるが、使い道は薄い。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。
+  使用率・採用率の低いテラスタル

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:こだいかっせい
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252
持ち物:ブーストエナジー/こだわりスカーフ/こだわりメガネ/いのちのたま
確定技:10まんボルト/だいちのちから
選択技:パワージェム/ラスターカノン/ボルトチェンジ/テラバースト
テラスタイプ:氷/フェアリー/電気/地面

電気の一貫を切りつつ、通りの良い一致技で崩す。サイクル戦に組み込む場合はスカーフやメガネを選択。
素早さ調整をするならすぐ下にいるイーユイを意識したい。

ステロ起点作成型 [編集]

特性:こだいかっせい
性格:おくびょう
努力値:HSベースに耐久、抜き調整
持ち物:ブーストエナジー/レッドカード/きあいのタスキ
確定技:ステルスロックorまきびし
攻撃技:ボルトチェンジ/だいちのちから
選択技:でんじは/リフレクター/ひかりのかべ/じゅうりょく

平均以上の耐久と高めの素早さでステルスロック、まきびしを安定して撒くことができる。
でんじはや両壁、じゅうりょくサポートも可能。
でんきタイプを呼びづらいためでんじはは決まりやすく、アタッカーの可能性もあることからちょうはつも飛んできづらいため、仕事はしやすい。
ブーストエナジーを採用する際は先発に多く、上を取られると厳しいテツノツツミを抜けるようにしておくと良い。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対スナノケガワ [編集]

注意すべき点
ステルスロックやじゅうりょくなどの先発サポート技を一通り備え、自身も高い特攻からでんき+じめんの広範囲で攻めてくる。
100族を追い越す素早さを持ちつつ耐久力も並以上あり、ボルトチェンジの対面操作も含めて行動させずに倒すことは難しい。
対策方法
くさタイプやサザンドラに有効打がない。
でんじはもボルトチェンジも許さないリククラゲなどの地面タイプは非常に有利な対面を作れる。
そのほかふゆうのでんきは繰り出しやすいが、じゅうりょくの存在は頭に入れておきたい。
ちくでんタイカイデンなら一致技を完封できるが、ステルスロックやパワージェム、じゅうりょくには要警戒。

外部リンク [編集]