リククラゲ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

リククラゲ [編集]

No.0949 タイプ:じめん/くさ
特性:きんしのちから(変化技を使うとき必ず後手になるが、相手の特性を無視できる)
体重:58.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
草/地HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
リククラゲ80706580120100515きんしのちから
ドダイトス95109105758556525しんりょく/シェルアーマー
キノコのほうしHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
リククラゲ80706580120100515きんしのちから
キノガッサ6013080606070460ほうし/ポイズンヒール/テクニシャン
モロバレル1148570858030464ほうし/さいせいりょく
アラブルタケ11112799799955570こだいかっせい
ドーブル552035204575250マイペース/テクニシャン/ムラっけ

ばつぐん(4倍)こおり
ばつぐん(2倍)ほのお/ひこう/むし
いまひとつ(1/2)じめん/いわ
いまひとつ(1/4)---
こうかなしでんき

ドククラゲの収斂進化と思われるじめん×くさ複合。
DLC碧の仮面ドダイトスが解禁された。同様に優秀な搦め手がありながらもあちらは鈍足物理アタッカーなので差別化は容易。

種族値はドククラゲと全く同じであり、数字だけを見れば最速のキノコのほうし使い。
ただし、専用特性きんしのちからにより、変化技を使う場合は必ず後手になるデメリットでバランスが取られている。
デメリットだけではなく、相手の特性を無視して変化技を使えるため、マジックミラーなどの特性で状態異常を対策している相手にキノコのほうしを撃ち込めるという強みもある。
また敢えて後攻から打つことで、相手の次のターンの即起きを防ぐことができるメリットもある。裏の無償降臨を狙うなどの目的がなければその恩恵は実感しにくいが。

それ以外の変化技にも両壁、ちょうはつ、トリックルームなど優秀な技が揃っているが、いずれも先手で使用したい技であったり、種族値とは噛み合わないのが難点。

原種と同じく平均以上の素早さと特殊耐久を持つが、耐性や特性による受けが可能だったドククラゲとの使用感は全く異なる。
特に耐性の数が少なく4倍弱点を持つ点がネックで、ヘドロえきやどくタイプといった固有の要素を失っているため、純粋な特殊受けを任せるのは数値以上に厳しいものがある。
でんきタイプには滅法強いものの、こおりタイプのテラバーストを所持している可能性があるため、必ずしも安定はしない。
一方で自身もテラスタルにより、耐性の微妙さを改善することが可能。

アタッカーとして扱う際は特殊アタッカー向き。まともな積み技がせいちょうしかないが、アシッドボムも覚える。
じしんなどの物理地面技を一切覚えないので、物理型は非推奨。



特性考察 [編集]

きんしのちから
専用特性。第二特性や隠れ特性は持たない。
変化技を使う際、後攻になる代わりにかたやぶりと同様に相手の特性を無視する。
使用する技の優先度自体は変化せず、 こうこうのしっぽを持つ状態と同じになる。
つまり、まもるを後手で使うことは起きず、ドラゴンテールなど優先度が低い技よりは早く変化技を使える。
キノコのほうしを習得するので、特性による変化技対策を無視して眠り状態にできるのが強み。

一方でデメリットも多い。
後攻になる都合上、1回は相手の行動を許すため、ちょうはつやみがわり等、技による変化技対策には明確に弱い。
おまけにこおり技が4倍弱点なので、こおり技を持っていそうな相手にはうかつに変化技を使えない。
また、ふみんやるきなどの状態異常そのものを防ぐ特性はターン終了時にも判定があるため、キノコのほうしで眠らせてもすぐに起きてしまう。
そのため、基本的にはマジックミラーミラクルスキンぼうじんなど変化技を受けるときに発動する特性でないと効果を発揮しづらい。
ただ、元が変化技であればよいため、ねごとで攻撃技を引いた場合もかたやぶりの効果が発揮される。
(例…ねごとでだいちのちからを撃てばふゆうを無視する。)

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
ギガドレイン75(112)100HP吸収1/2タイプ一致技。回復効果は高い特殊耐久と好相性。
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
リーフストーム130(195)90自身特攻↓↓タイプ一致技。最大打点。撃ち逃げ向き。
だいちのちから90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
ヘドロばくだん90100毒30%キノコのほうしを受けに来た草へ。
アシッドボム40100特防↓↓特殊受けへ撃ったりあまり高くない特攻の補助に。
たたりめ65/130100-対霊。キノコのほうしとあわせて。
マジカルシャイン80100全体攻撃対悪、ドラゴン、格闘。
テラバースト80<120>100-テラスタル時はタイプが変化。攻撃が高い場合は物理技に変化。
ミラーコート-100優先度-5高い特殊耐久で倍返し。
物理技タイプ威力命中効果解説
はたきおとす65/97100道具排除相手の持ち物除去。
イカサマ95100相手A換算攻撃無振りでも使える。
変化技タイプ命中解説
キノコのほうし100採用理由に直結する催眠技。
特性で後手になるがぼうじんそうしょくマジックミラー等を貫通できる。
やどりぎのタネ90流しや耐久型に。特性で草タイプではないそうしょくにも有効。
ちょうはつ100後攻になってしまうがマジックミラーアロマベールを貫通できる。
ただし、どんかんは即回復されてしまう。
トリックルーム-キノコのほうしと両立できる唯一のポケモン。使っても変化技が後攻になるのは相変わらず。
いかりのこな-ダブル用。相手の攻撃を引き付ける。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
はかいこうせん
テラバースト
解説
テラバーストこおりむし。弱点が反転。アーマーガアミミズズなどにも。
テラバーストこおりほのおを半減できる。電気技に注意。
テラバーストひこう。麻痺無効。
ギガドレイン
エナジーボール
くさむすび
リーフストーム
タイプ一致技の威力増加に。
テラバーストこおりを半減できる。ひこうにも刺さる。ただし耐性が少なく受けには向かない。
テラバーストこおり
ヘドロばくだん
アシッドボム
ベノムショック
アシッドボムが威力60(一致込みで90)に向上。耐久崩し性能が飛躍的に上がる。
だいちのちから
テラバースト
タイプ一致技の威力増加に。物理型で運用する場合はテラバースト一択。
テラバーストむし。氷弱点が一貫する点に注意。
テラバーストモロバレル
テラバースト耐性が悪いので非推奨。
テラバーストひこうむし
たたりめ
テラバースト
解説
テラバースト弱点であるほのおを半減できる。
はたきおとす
イカサマ
テラバースト
エスパー無効。
ラスターカノン
テラバースト
フェアリーこおりにも刺さる。
マジカルシャイン
テラバースト
ドラゴンかくとうあく
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

やどみがほうし型 [編集]

特性:きんしのちから
性格:おだやか/すぶとい/ひかえめ
努力値:H252 耐久調整 残りCS
持ち物:ヤチェのみ/オボンのみ/たべのこし/メンタルハーブ
確定技:キノコのほうし/やどりぎのタネ/みがわり
選択攻撃技:だいちのちから/ギガドレインorエナジーボール/ヘドロばくだん/アシッドボム/イカサマ/ミラーコート/テラバースト
選択変化技:ちょうはつ
テラスタイプ:草/地面/炎

キノコのほうしで確定催眠を取ることを重視したハイリスク・ハイリターンな型。
みがわりを盾に後攻キノコのほうしを受け続けると相手はやどみがから抜け出せなくなる。

サブウエポンはキノコのほうし無効の草対策となる毒技か炎テラバーストが有用。
毒技を草以外に使う場合、相手を毒状態にしてしまうとキノコのほうしが通らなくなるのを忘れずに。

ダブルバトルではタギングルと組ませて、うつしえで特性を書き換えてもらうとよい。
素の素早さを生かしやすくなるうえ、強特性を貰えればさらにおいしい。

アタッカー型 [編集]

特性:きんしのちから
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/きあいのタスキ/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/とつげきチョッキ
確定技:だいちのちから/リーフストームorギガドレインorエナジーボールorくさむすび
選択攻撃技:マジカルシャイン/ラスターカノン/ヘドロばくだん/アシッドボム/イカサマ/ミラーコート/くさわけ/テラバースト
選択変化技:キノコのほうし/せいちょう
テラスタイプ:草/地面/炎/水

タイプ相性的には氷技を受けたくないので、フルアタ気味にして先手必勝を狙う型。

自分の攻撃ステータスを上げる際は後手を取っても構わないので、変化技ではせいちょうも候補に。


相性考察 [編集]

炎×岩複合もらいびヒードランヒートロトムはリククラゲの弱点をすべて半減以下にする。
リククラゲは地面とセキタンザンとヒートロトムの弱点の岩を半減できる。格闘と水については3匹目でフォローしたい。
ダブルではマタドガスと組むことでS100からのキノコのほうしを撒ける。相手の特性も無効化されるのもメリット。


対リククラゲ [編集]

注意すべき点
専用特性のきんしのちからにより、キノコのほうしやどくどくで確実に状態異常を狙ってくる。
特性による状態異常受けがやりにくく、キョジオーンサーフゴーはタイプ相性も不利。
対策方法
4倍弱点の氷か、物理技の2倍弱点で状態異常を撒かれる前に倒す。
変化技を使う際は必ず後攻になるため、ちょうはつが有効。
タイプの性質は無視されないためくさタイプならキノコのほうしは効かないが、ヘドロばくだんに注意。

外部リンク [編集]