ジュナイパー - ポケモン対戦考察まとめWiki｜最新世代（スカーレット・バイオレット）

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ジュナイパー [編集]

No.0724 タイプ：くさ/ゴースト
通常特性：しんりょく (HPが1/3以下のときに草タイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性：えんかく（接触技を非接触技にする）
体重：36.6kg（けたぐり・くさむすびの威力60）

第七世代の御三家で、くさ×ゴースト複合タイプの一体。
種族値合計は高めながらも配分が悪い中速二刀流。ポテンシャルは低くないが、明確な役割を想定しないと器用貧乏になりがち。

第九世代でははねやすめを再習得。PPは低下したが、天候に左右されない回復手段。先制技も引き続きかげうち、ふいうちを使用可能。
第八世代の教え技も碧の仮面で軒並み再習得、藍の円盤ではのろいも再習得できた。
新規習得技としては連続技のタネマシンガン、相手に依存するがかくとうの新技としてけたぐり辺り。
失った技で有用なものはどくどく程度。技マシンに復活しているが、覚えることは出来ない。

専用技のかげぬいは交代を封じつつ攻撃できる。今作ではダダリンの不在により個性として強まることに。
同じく交代を禁止するくらいつくの習得者は増加しているが、あちらは自分の交代も封じてしまうため差別化は容易。
また、ダイマックスの廃止でえんかくの恩恵を受けられるタイミングも増加。
新要素のテラスタルについても、テラバーストと組み合わせて前世代で失ったタイプの技を使用可能に。
元が多耐性・多弱点ということで、耐性を変化させる点についても役立つ盤面は多くなる。

ランクマッチで使用できなくなった耐久型2つはノートにあります。

特性考察 [編集]

どちらも技構成によっては無駄になるので、構築と相談して選択。

しんりょく

通常特性。HP3分の1以下でくさ技威力1.5倍。
仮想敵の攻撃をぎりぎり耐えるような調整も可能な絶妙な耐久なので、発動機会はそれなり。
ただし、通りの悪いくさ技より一貫性の高いゴースト技のほうが撃つ機会は多い。
特殊型だとえんかくの判定がくさむすびや先制技程度になるので、こちらの優先度が高め。

えんかく

隠れ特性。自分が使用する技の接触判定を無くす。これにより接触技で発動する相手の特性や持ち物を無力化する。
接触技を採用しなければ実質特性なしになるので、基本的にリーフブレードなどの接触物理技をメインとする場合に。
ガブリアスやゴツゴツメット持ちなどを受け出されても、負担をかけられることなくサイクルを回せる。かげうちやふいうちでの追撃にも有用。
ナットレイの不在により、仮想敵が減少したのが懸念点。

技考察 [編集]

物理技	タイプ	威力	命中	効果	解説
リーフブレード	草	90(135)	100	急所ランク+1	タイプ一致技。性能安定。
ソーラーブレード	草	125(187)	100	溜め攻撃	タイプ一致技。晴れとあわせて。
タネマシンガン	草	25*2~5 (75~187)	100	-	タイプ一致技。タスキやばけのかわに強い。期待値は3発。
くさわけ	草	50(75)	100	素早さ↑	タイプ一致技。半端な素早さを多少補える。
かげぬい	霊	80(120)	100	交代封じ	タイプ一致技。性能安定。追加効果も優秀で非接触。 ゴーストタイプは拘束できないが、抜群を取れるので倒しきりやすい。 無効化されたり技を外した場合も拘束できない。
ゴーストダイブ	霊	90(135)	100	溜め攻撃	タイプ一致技。時間稼ぎができる。
ポルターガイスト	霊	110(165)	90	相手道具所持時に 技が成功	タイプ一致技。高威力だがたまに外す。
かげうち	霊	40(60)	100	優先度+1	タイプ一致の先制技。
ふいうち	悪	70	100	優先度+1	読みが要るが高威力の先制技。
はたきおとす	悪	65/97	100	持ち物排除	範囲は霊と被る。補助技感覚で。
ブレイブバード	飛	120	100	反動1/3	対草・虫。反動が痛い。
アクロバット	飛	55/110	100	-	対草・虫。消費アイテムとあわせて。
ダブルウイング	飛	40*2	90	-	対草・虫。反動も条件も無いがたまに外れる。
とんぼがえり	虫	70	100	自分交代	対草・悪。攻撃しつつ撤退。かげぬいとあわせて。
ローキック	闘	65	100	素早さ↓100%	対無・鋼・悪。追加効果が優秀。
けたぐり	闘	20~120	100	-	同上。威力は相手の体重に依存する。
特殊技	タイプ	威力	命中	効果	解説
リーフストーム	草	130(195)	90	特攻↓↓	タイプ一致技。高威力。連発には向かない。
エナジーボール	草	90(135)	100	特防↓10%	タイプ一致技。性能安定。
ギガドレイン	草	75(112)	100	HP吸収1/2	タイプ一致技。耐久型との相性が良いが、かげぬいが優先されやすい。
くさむすび	草	20~120 (30~180)	100	-	タイプ一致技。100.0kg以上ならエナジーボール超え。
ソーラービーム	草	120(180)	100	溜め攻撃	タイプ一致技。晴れとあわせて。
ハードプラント	草	150(225)	90	行動不可	タイプ一致技。ラス1に。
シャドーボール	霊	80(120)	100	特防↓20%	タイプ一致技。性能安定。
ナイトヘッド	霊	定数ダメージ	100	-	耐久全振りでも使える攻撃技。耐久型との殴り合いを想定して。 ただし、ジュナイパーはAC両方が高いので、 役割を考えておけば普通に攻撃した方が早い場合も。
ぼうふう	飛	110	70	混乱30%	対草・虫。雨下で必中。
エアスラッシュ	飛	70	95	怯み30%	怯みは狙いにくい。
変化技	タイプ		命中	解説
みがわり	無		-	補助技対策や、しんりょくの発動に。
まもる	無		-	たべのこしのターン稼ぎに。
フェザーダンス	飛		100	物理アタッカーを弱体化。自身にも有用。
ひかりのかべ	超		-	味方の特殊耐久を強化。主にサポート用。リフレクターは覚えない。 リージョンフォルム版とは違い、最終進化時でも習得できる。
あやしいひかり	霊		100	妨害技。ローリスクローリターン。
つるぎのまい	無		-	攻撃を強化。物理型で。 1回積むとHBに全振りしない限り、相手のイカサマがタイプ不一致でも確1になる点には注意。
わるだくみ	悪		-	特攻を強化。特殊型で。
かげぶんしん	無		-	回避率を上げて運ゲーに持ち込む。必中技やするどいめには注意。 特殊耐久力が高いので連発が見込める。
バトンタッチ	無		-	積み技やみがわりとあわせて。
にほんばれ	炎		-	こうごうせいの強化に。相手の炎技に注意。
あまごい	水		-	ぼうふうの必中化と炎技の威力半減。ただしこうごうせいの回復量が下がる。
こうごうせい	草		-	回復技。回復量は天候に左右される。
はねやすめ	飛		-	回復技。天候にも左右されない。PPは5に低下。
のろい	霊		-	ダメージ源。まもる・みがわり貫通かつ必中。HPが減るリスクに注意。 かげぬいと合わせて相手の耐久型を確実に仕留められる。
くろいきり	氷		-	積み技対策。起点化回避に。
おいかぜ	飛		-	一時的に素早さ倍増。後続の手助けにも。

テラスタル考察 [編集]

タイプ	主な技	解説
無	テラバースト	かげうち無効化の恩恵はある。
炎	テラバースト	火傷無効。
水	テラバースト	炎、氷半減。草、電気はテラス前で半減。
電	テラバースト	麻痺無効。
草	リーフブレード リーフストーム	一致技の強化。
氷	テラバースト	解説
闘	けたぐり	霊との相性補完に優れる。飛行が一貫する。
毒	テラバースト	解説
地	テラバースト	解説
飛	ブレイブバード ぼうふう	対草・虫。
超	テラバースト	解説
虫	テラバースト	半減範囲が草と被る。
岩	テラバースト	解説
霊	かげぬい ポルターガイスト	一致技の強化。
竜	テラバースト	解説
悪	テラバースト	いたずらごころ耐性の獲得。
鋼	テラバースト	対氷・フェアリー。炎が一貫する。
妖	テラバースト	対悪・ドラゴン。
ステラ	テラバースト	タイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性：えんかくorしんりょく
性格：いじっぱり/ようき
努力値：A252　S調整　残りH
持ち物：とつげきチョッキ/いのちのたま/じゃくてんほけん/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/ラムのみ/オボンのみ/半減実/のろいのおふだ(かげぬい&かげうち両立時)
確定技：かげぬい
優先技：リーフブレード/つるぎのまい
攻撃技：かげうちorふいうち/ブレイブバード/とんぼがえり/ローキックorけたぐり/はたきおとす
補助技：みがわり

種族値に沿った役割をもたせた物理型。
一貫性の高いかげぬいをメインに据えられるほか、サブウェポンの選択肢も豊富。

特性は先制技やとんぼがえりを入れるなら、接触ダメージが無効になるえんかくを推奨。
サブウェポンにこだわらず、一致技と各種変化技を組み合わせて動くならしんりょく。

とつげきチョッキもタイプとの相性がよく、特殊型との打ち合いに強くなる。

特殊アタッカー型 [編集]

特性：しんりょくorえんかく(物理技採用時)
性格：ひかえめ/おくびょう/れいせい/せっかち
努力値：C252　S調整　残りH
持ち物：いのちのたま/とつげきチョッキ/じゃくてんほけん/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/ラムのみ/オボンのみ/半減実
確定技：リーフストーム/シャドーボール
優先技：わるだくみ
攻撃技：ぼうふう/かげうちorふいうち/とんぼがえり/はたきおとす
補助技：みがわり

同タイプの中で最高の特攻を活かした特殊型。
物理型ほど技の選択肢は豊富ではないものの、高火力の草技が採用できるのが魅力。
リーフストーム以外は威力90止まりと物足りないので、わるだくみはぜひとも採用したい。物理型と違って相手のイカサマに利用される心配もない。
もちろん先制技や物理技を入れるのもあり。
特性は特殊メインの場合接触を気にする場面は少ないため、基本的にしんりょくで良いが、ふいうちやとんぼがえり等を採用する場合はえんかくも一考の余地はある。

草は霊に比べ一貫性が低いため、こちらをメインに据えるのは不安が残る。
貴重な個性であるかげぬいを捨てることにもなるため、採用には一考を要する。

弱点も5個ある為じゃくてんほけんとの相性もよい。
HPの調整次第でしんりょくも発動しやすく、草技の威力も相当なものになる。

HD型 [編集]

特性：しんりょく/えんかく
性格：しんちょうorおだやか
努力値：HD252ベースで調整
持ち物：オボンのみ/たべのこし/ラムのみ/ヤチェのみ/ひかりのこな/タラプのみ
確定技：はねやすめorこうごうせい
優先技：のろい
選択物理技：かげぬい/ふいうち/リーフブレード/とんぼがえり/ローキック
選択特殊技：ナイトヘッド/ギガドレイン
選択補助技：ひかりのかべ/あやしいひかり/くろいきり/まもる/みがわり/つるぎのまいorわるだくみ/かげぶんしん

耐性と特防種族値、はねやすめを生かし、特殊水や電気に役割を持つ型。
のろいの再習得により、削り手段を確保したので復刻。

かげぬいで逃げられなくして、有効打を持たない相手にかげぶんしんを積むという手も。
ナイトヘッドも新規習得したので、此方で確実に削る事も可能。

D特化ならC無振りサンダーのねっぷうも確3になる。

相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

対ジュナイパー [編集]

注意すべき点

専用技かげぬいが強力。補助技も豊富で、交代封じからの妨害や場作りが非常に厄介。
物理型はつるぎのまい、特殊型はわるだくみも覚える為、起点にされると辛くなる。
特殊耐久も高めでじゃくてんほけんも発動されやすい。

対策方法

安易な後出しはかげぬいで拘束される恐れがあるため、なるべく対面で倒したいところ。
突出して高い能力は無いので、積み技を使われる前に弱点を突いて落とす。
つるぎのまいを搭載している場合はイカサマでも対処可能。
かげぬい・ふいうちを半減できる悪タイプなら対処が楽だが、格闘技を覚えている可能性もあるので注意。
ガオガエンならいかくも入り草・ゴースト共に半減できる。

草・ゴースト・悪半減以下、格闘等倍以下のポケモン

飛行×悪複合、毒×悪複合、エクスレッグ

外部リンク [編集]

• ジュナイパー - ポケモン百科事典