ウインディ(ヒスイのすがた) - ポケモン育成考察Wiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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ウインディ(ヒスイのすがた) [編集]

No.059 タイプ:ほのお/いわ
通常特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる)
     もらいび(炎技を受けるとそれを無効にし、交代するまで炎技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:いしあたま(攻撃技の反動ダメージを受けない)
体重:168.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
原種/リージョンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
Hウインディ9511580958090555いかく/もらいび/いしあたま
ウインディ90110801008095555いかく/もらいび/せいぎのこころ
炎/岩HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
Hウインディ9511580958090555いかく/もらいび/いしあたま
マグカルゴ6050120908030430マグマのよろい/ほのおのからだ/くだけるよろい
セキタンザン11080120809030510じょうききかん/ほのおのからだ/もらいび

ばつぐん(4倍)みず/じめん
ばつぐん(2倍)かくとう/いわ
いまひとつ(1/2)ノーマル/こおり/どく/ひこう/むし/フェアリー
いまひとつ(1/4)ほのお
こうかなし---

ウインディのリージョンフォーム。いわが追加され、セキタンザンマグカルゴと同複合に。
いずれも種族値や特性、習得技が異なるので差別化は不要。
原種と比較すると配分は多少物理寄りになっているが、元がバランス型のため全体的に高水準なのは変わらず。
とはいえ素早さについては元が激戦区だったので、僅かに低下したことで霊獣ランドロスを下回り、90族とも同速勝負になってしまった。

耐性は弱点4、半減以下7と数の上では優秀だが、4倍弱点が2つ、かつ2倍も含めメジャーなタイプが多く、見た目ほどの堅牢さはない。
攻撃面はサブウェポンとしても需要が高いタイプ同士で、一致技だけで単タイプ相手ならすべてに等倍以上を取れる。
原種が初代出身とあって習得技もかなり幅広いので、技構成を多少意識しておけば打点が不足する状況は呼びづらいだろう。

最大の特徴は隠れ特性のいしあたま。一致技としてフレアドライブともろはのずつき、サブウェポンとしてワイルドボルトを覚えるため相性が良い。
前述した耐性や素早さの難はあれど、原種にない明確な強みも獲得しており、有利・不利のはっきりした性能も含めサイクル戦に適性がある。
もちろんいかくも優秀なので、構成に応じて特性や技を選択していくのがよいだろう。

だいふんげきはSVでもほのお版げきりんといった性能だが、あちらと異なり非接触。同威力のフレアドライブには反動無しの点でも勝る。
しかし半減されやすいほのお技での行動固定は非常に痛く、いしあたま以外でも優先度低め。
また原種やLAと違いじゃれつくは覚えない。かくとう対策としてはサイコファングが使える。

SVのDLC「碧の仮面」で発生するサザレの依頼を完了することで、隠れ特性のHガーディを入手可能。
孵化厳選する場合はかわらずのいしを持たせるのを忘れずに。

原種ウインディのみ覚える技
あまえる/じゃれつく/スピードスター/のろい
Hウインディのみ覚える技
いわおとし/いわなだれ/うちおとす/がんせきふうじ/ステルスロック/ストーンエッジ/すなあらし/スマートホーン/パワージェム/もろはのずつき/ロックブラスト


特性考察 [編集]

いかく
場に出たときに相手全体の攻撃を下げる。繰り出すだけでも強力で、サイクル戦向きのHウインディと相性が良い。
弱点が物理寄りかつメジャーなタイプ、とりわけじめん4倍が致命的なため物理受けには向かないが、後続の負担も軽減できるのは嬉しい限り。
強力ゆえにまけんき等での対策も多く過信は禁物。自身が物理アタッカー気質なのでトレースにも注意。
ほのおではほかに原種Pケンタロスガオガエンがいるが、差別化は容易。
一方いわでは唯一の特性保持者。ダブルでは一致いわなだれと併せて高い制圧力を発揮する。
もらいび
ほのお技を無効にし、自身のほのお技の威力を上昇。
性能自体は優秀だが、元々ほのお1/4・おにび無効なので対面からではまず撃たれず、補強できるのもほのお技のみ。
ほかの特性がHウインディの個性と噛み合っていることもあり、優先度は低い。
ほのお弱点のタイプにテラスタルしたり、ダブルでふんえん持ちと組んで積極的に活かすなら。
こちらもトレースに弱い。かたやぶりにも注意。
同複合の同特性持ちにセキタンザンがいるが、性能が全く異なるので差別化は考えなくてよい。
いしあたま
隠れ特性。反動でダメージを受ける技の反動を消す。Aガラガラが不在のため、ほのおタイプ唯一の所持者。
適用されるのはフレアドライブ、もろはのずつき、すてみタックル、ワイルドボルトの4つ。
耐久力を削がずに高火力の一致技2つを扱えるのは強力なアイデンティティ。タスキとの相性も良く、差別化でも実用面でも有用。
シングルでは最有力。ダブルでは型次第でいかくと選択か。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
フレアドライブ120(180)100反動1/3
火傷10%
タイプ一致技。反動が痛いが、いしあたまでカバーできる。
ニトロチャージ50(75)100素早さ↑100%タイプ一致技。追加効果が優秀。
最速なら原則不利な相手だが準速スカーフガブリアスを一応抜ける。
無振りの場合は最速98族と同速。
もろはのずつき150(225)80反動1/2タイプ一致技。いしあたまのメインウェポン。命中不安だが威力は強烈。
ストーンエッジ100(150)80急所ランク+1タイプ一致技。いしあたま以外でのメインウェポン。命中不安。
いわなだれ75(112)90怯み30%タイプ一致技。威力は低いが命中安定。ダブルでは相手全体攻撃。
ロックブラスト25(37)
*2~5
90-タイプ一致技。威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。
期待値は3発。いかさまダイスを持たせてもよい。
がんせきふうじ60(90)95素早↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。じならしと違い無効化されないが、まれに外す。
しんそく80100優先度+2高威力・高優先度の先制技。物理特殊問わず搭載される。
この技だけで大きなアドバンテージが取れる。
すてみタックル120100反動1/3いしあたま採用時に等倍範囲を広げることを重視するなら。
ほぼノーマルテラス前提。
インファイト120100防御特防↓タイプ一致技と併せて全ポケモンに等倍以上。耐久低下に注意。
バンギラスを初めとする岩タイプ等、撃つ相手は多い。
H252バンギラスは無補正140振り・たつじんのおび以上なら無振りで確1。
ワイルドボルト90100反動1/4対水。いしあたまで反動なし。
サイコファング85100壁破壊対格闘・ドオー。追加効果が優秀。
じならし60100素早さ↓100%対岩。追加効果が優秀。ダブルでは味方も巻き込むので注意。
他の物理地面技はあなをほるのみ。
かみくだく80100防御↓20%対ゴースト・エスパー。
特殊技タイプ威力命中効果解説
オーバーヒート130(195)90特攻↓↓一致技。対アーマーガア及びいかく型で反動を抑えたいなら。
バークアウト55100特攻↓100%攻撃しつつ相手の特攻を下げる。変化技感覚で。後続にも生きる。
テラバースト80<120>100タイプ変動自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
おにび85耐久型に必要。物理ポケモンの弱体化に。
ステルスロック-サポート用。いかくで相手の交代を促せるので相性が良い。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ステラテラバースト複合タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。
オーバーヒートを採用する場合は相性が良い。
フレアドライブ
オーバーヒート
一致技の威力上昇。火傷無効も維持する。元の役割も失いにくい。
もろはのずつき
ストーンエッジ
ロックブラスト
一致技の威力上昇。いしあたまで強烈な火力を出したいなら。
カイリューのしんそく半減も維持する。
特化もろはのずつきで無振りカイリューマルチスケイル込みで確1。H振りは乱1。
しんそく
すてみタックル
しんそくの威力上昇。非常に強力だが、格闘は一貫する。
ソーラービーム
テラバースト
相性補完に優れ、元の弱点である水と地面を半減できる。
草に有利になりほかの弱点もテラスタル前後で一貫しない。
テラバースト対ドラゴン・格闘。相手の鋼テラスタルを誘いにくい。
悪タイプの四災にも刺さる。イーユイのみフェアリー等倍だが、もらいびなら強く出られる。
なお原種と違いじゃれつくは覚えられないので、テラバーストは必須。
インファイト攻撃範囲と耐性スイッチの両方を取りたいなら。どちらかと言うといかく型向け。
テラバースト元タイプでは苦手な地面対策。水が4倍弱点から半減になるのも◎。
つばめがえし
テラバースト
草と異なり格闘を半減できるが、岩は一貫する。地震+飛行テラバ持ちに安定。
何より地面無効が大きく単純に地震は読みやすいので透かしにも使える。
アイアンヘッド地面と格闘が一貫するが、もらいびの場合の耐性は元の上位互換。
ただし特性の都合上、同じタイプでもセキタンザンの方が適任。
ワイルドボルト麻痺無効。水タイプを返り討ちにしたいなら。地面が一貫する。
げきりん
テラバースト
原種よりは耐性関連の相性が多少良い。水受けのテラスタルの候補。
テラバースト格闘無効。カイリューのしんそくも半減→無効に。
+  使用率の低いテラスタル

型考察 [編集]

いかく物理アタッカー型 [編集]

特性:いかく
性格:いじっぱり/ようき
努力値:A252 H252orS調整 残りH
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/ラムのみ/こだわりハチマキ/とつげきチョッキ/ふうせん
確定技:フレアドライブ/もろはのずつきorストーンエッジorロックブラスト
優先技:しんそく
物理技:がんせきふうじ/インファイト/サイコファング/ワイルドボルト/じならし/テラバースト(草・飛行)
特殊技:オーバーヒート/バークアウト
変化技:おにび/ステルスロック

種族値に沿った物理アタッカー型。
いかくで流した際にステルスロックを撒くこともできる。
原種より素早さが下がったため、Sは調整程度に留めてがんせきふうじやしんそくで補うのも良い。

いしあたま基本型 [編集]

特性:いしあたま
性格:いじっぱり/ようき
努力値:A252 H252orS調整 残りH
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/ラムのみ/ふうせん
確定技:フレアドライブ/もろはのずつき
優先技:しんそく(スカーフ以外)
物理技:ワイルドボルト/ニトロチャージ/がんせきふうじ/ロックブラスト/インファイト/サイコファング/じならし/すてみタックル/テラバースト(草・飛行)
特殊技:オーバーヒート/バークアウト
変化技:おにび/ステルスロック

いしあたまで反動技をメインに攻めるアタッカー。
反動が無いためHに振らずとも使いやすいが、S特化でもしんそくはあると何かと役に立つ。

一致技2種が高威力かつ広範囲なので、サブウェポンはどれもピンポイント気味。
ワイルドボルトは命中安定でみずに抜群だが威力は低く、2倍+帯でも等倍もろはのずつきを下回る。
水ウーラオス対策になるものの素の素早さで劣るため不利。
タイプや特性と好相性だが、無理に搭載しなくても良いだろう。

いしあたまタスキ型 [編集]

特性:いしあたま
性格:いじっぱりorようき
努力値:AS252 H4
持ち物:きあいのタスキ
確定技:フレアドライブ/もろはのずつき
優先技:インファイト/しんそく
選択技:ワイルドボルト/すてみタックル/ステルスロック/おにび
テラスタイプ:ノーマル/くさ

上の育成論のマイナーチェンジ版。
高性能の一致技と先制技、タスキによってタイマンに強い。
サブウェポンはインファイトが最有力。一致技と併せて全ポケモンに等倍以上、耐久低下もタスキでカバー。
テラスタイプはしんそく強化のノーマルか、弱点補完のくさが基本。


相性考察 [編集]


対ウインディ(ヒスイのすがた) [編集]

注意すべき点
ほのおいわという攻撃面に優れた複合。
いしあたまにより高威力の反動技をノーダメージで撃てるため、火力も耐久も数値以上。
しんそく、おにび、ステルスロックと先制技や変化技も厄介。
ダブルバトルではいかくと一致いわなだれが脅威。
対策方法
みずじめんの2つが4倍。サブウェポンの不一致じしんや、ダブル補正込みのだくりゅう等でも大ダメージ。
一致技に耐性があり、特殊技で弱点を突けるトリトドン等は後出しも安定。
せいしんりょくならいかくも怯みも怖くない。水ウーラオスも特性込みすいりゅうれんだでいかく・まもる・タスキ貫通。

外部リンク [編集]