ジュナイパー(ヒスイのすがた) - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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ジュナイパー(ヒスイのすがた) [編集]

No.0724 タイプ:くさ/かくとう
通常特性:しんりょく (HPが1/3以下のときに草タイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:きもったま(ゴーストタイプにノーマル・かくとうタイプの技が当たるようになり、更に相手の特性「いかく」の効果を受けない)
体重:37.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
原種/リージョンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
Hジュナイパー8811280959560530しんりょく/きもったま
ジュナイパー(原種)781077510010070530しんりょく/えんかく
中速草闘HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
Hジュナイパー8811280959560530しんりょく/きもったま
キノガッサ6013080606070460ほうし/ポイズンヒール/テクニシャン
ブリガロン88107122747564530しんりょく/ぼうだん
きもったま闘HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
Hジュナイパー8811280959560530しんりょく/きもったま
カラミンゴ8211574756490500きもったま/ちどりあし/きょうえん

ばつぐん(4倍)ひこう
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/どく/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん/いわ/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

ジュナイパーのリージョンフォームで、くさ×かくとう複合の一角。
原種を少し物理寄りにした配分だが、素早さが少し低下。元が激戦区だったこともあって影響は大きい。かげうちやふいうち、グラススライダーでフォローは可能。
数値の上では耐久は上昇しているが、先手を打たれやすく、ひこう4倍を始めとして弱点が多いため、場持ちは今ひとつ。
同複合のキノガッサブリガロンとは多少配分の傾向が似ているが、特殊耐久が高いほか、専用技やきもったまで差別化は容易。

技方面のレパートリーは、概ね原種の主力技だったゴーストがかくとうに変わった形。
原種が覚えないビルドアップを習得しており、火力と耐久を同時に上げられる。ただし相性の良いドレインパンチは覚えない。
専用技の3ぼんのやは急所に当たりやすく、50%の確率で防御を低下させ、30%の確率で怯ませる高性能な技。
威力も90と高めで、命中不安や反動もない安定した性能を持つ。
鈍足と怯みの相性は悪いものの、ガチグマディンルーなどさらに鈍足で抜群を取れる相手も一定数いる。きもったまによりゴーストテラスタルによるごまかしも許さない。
インファイトも覚えるので、威力を重視したり撃ち逃げを想定するならそちらでもよい。
くさ技については物理方面はリーフブレード、タネマシンガン止まり。原種と違い、癖は強いが高威力のソーラーブレードは覚えない。
特攻の種族値も高めなので、一発だけ火力が必要ならリーフストームを用いた両刀運用も考慮したい。

最も低い素早さをトリックルームで活用することも考えられるが、エースとして使うには少々早め。
採用の際は前述した優秀な専用技や特殊火力も一定数あることを活かした二刀流、或いはきもったまを意識しておきたい。
進化前がひこう複合だったことで、ひこうタイプのサブウェポンが豊富な点も差別化において有用。

きもったまを持つ格闘としてはカラミンゴがライバルとなる。
あちらは飛行技を一致で撃てるだけでなく、素早さ・攻撃共に上であるため、草技やかげうち等で差別化を図りたい。

LAで覚えられたサイコカッター、まきびし、きあいだめは習得不可になった。
解禁当初は設定ミスでひかりのかべはモクローしか習得できなかったが、Ver.2.0.1で進化しても習得可能になった。

入手にはLAで進化させる必要がある。進化させるモクロー・フクスローの出身ソフトは問わない。
2023年10月6日から開催の最強レイドでも入手できた。草テラスタイプ・いじっぱり・6V・隠れ特性固定。



特性考察 [編集]

しんりょく
通常特性。HP3分の1以下でくさ技威力1.5倍。
仮想敵の攻撃をぎりぎり耐えるような調整も可能な絶妙な耐久なので、発動機会はそれなり。
ただし鈍足故に追い詰められるとそれ以降くさ技を撃つ機会を失くしがちであり、能動的な活用は難しいことから汎用性できもったまに大きく劣る。
戦略に組み込むならくさわけなどのS補強手段との併用が望ましいか。
きもったま
ノーマル格闘技がゴーストにも当たる。
サーフゴーはもちろん、キョジオーンのようにゴーストテラスタルの採用率が高めの相手にも構わずかくとう技を選べる。
いかく無効の耐性も嬉しい。これにより、繰り出し時にしろいハーブやだっしゅつパックが暴発しないで済む。
3ぼんのやとも噛み合っており、非常に優秀な特性である。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
リーフブレード90(135)100急所ランク+1一致技。性能安定。パワーウィップやウッドハンマーは覚えない。
タネマシンガン25*2~5
(75~187)
100-一致技。連続技なのでタスキやばけのかわに強い。期待値は3発。
くさわけ50(75)100素早さ↑100%一致技。スカーフ以外でサーフゴーを抜くなら。
グラススライダー55(82)100GF時優先度+1一致技。グラスフィールド下限定で先制技となる。
インファイト120(180)100防御・特防↓一致技。鈍足なので先手で倒しきれなかった際のリスクが大きい。
3ぼんのや90(135)100急所ランク+1
防御↓50%
怯み30%
専用技。追加効果により次ターン以降の火力に期待できるが、
素早さが低く怯みは狙いにくい。
ローキック65(97)100素早さ↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。
けたぐり20~120
(30~180)
100相手の体重依存タイプ一致技。100.0kg以上なら3ぼんのや超え。
ブレイブバード120100反動1/3対草虫。強力だが反動が痛い。
ダブルウイング40*290-対草・虫。反動も条件も無いが、たまに外れる。
シャドークロー70100急所ランク+1対超霊。きもったま込みで一致技半減のゲンガーなどに。
がんせきふうじ6095素早↓100%ブレイブバード以外でウルガモスに刺すなら。
追加効果こそ優秀だが低威力。岩技はこれとうちおとすのみ。
はたきおとす65/97100道具排除対超霊。追加効果が優秀。
ふいうち70100優先度+1読みが要るが高威力の先制技。
かげうち40100優先度+1低い素早さをフォローできる。ノーマルや悪は呼びにくいため、使いやすい。
はやてがえし65(97)100優先度+3
怯み100%
先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。
優先度が高くても攻撃技以外が選ばれると失敗する。
怯み効果もせいしんりょく、おんみつマントなどで無効化されるので注意。
この技自体が先制技のため、先制技無効特性の前には無力。
特殊技タイプ威力命中効果解説
リーフストーム130(195)90特攻↓↓一致技。最高火力。撃ち逃げ向き。連発するならしろいハーブを。
地面や岩にはこちらの方が刺さることも多い。
エナジーボール90(135)100特防↓10%一致技。性能安定。
くさむすび20~120
(30~180)
100相手の体重依存タイプ一致技。100.0kg以上ならエナジーボール超え。
きあいだま120(180)70特防↓10%タイプ一致技。高威力・命中不安。
岩や鋼などには物理よりダメージを与えやすい。
はどうだん80(120)必中-一致技。
エアスラッシュ7595ひるみ30%対草虫。威力はブレイブバードに劣る。
反動を嫌う場合や特殊一本に絞る場合なら候補。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
ちょうはつ100耐久型や積み技対策に。遅いので使いづらい。
おいかぜ-サポート用。味方の素早さを4ターン倍増させる。
ビルドアップ-攻撃・防御↑。攻撃を上げつつ居座れるが、飛行技には無力。
つるぎのまい-攻撃を大幅強化。
ひかりのかべ-後続のサポート用。自身の特防を強化できる。
はねやすめ-高速再生回復技。居座るなら。
こうごうせい-回復技。晴れ下では効果増幅。ほかの天候では逆に回復量が下がる。
くろいきり-積み技対策。起点化回避に。自分の積みも無駄になるので注意。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト解説
テラバースト対虫草氷。フェアリーも半減。物理型なら火傷無効も嬉しい。
テラバースト対炎。氷も半減。
テラバースト対飛行。麻痺無効。
リーフブレード
タネマシンガン
くさわけ
グラススライダー
リーフストーム
エナジーボール
くさむすび
一致技強化。粉技無効を残すなら。
テラバースト炎が一貫する。
インファイト
3ぼんのや
けたぐり
ローキック
きあいだま
はどうだん
一致技強化。最大火力はこちらの方が高い。
テラバーストエスパーが一貫する。
テラバースト対炎毒。氷が一貫する。
ブレイブバード
ダブルウイング
エアスラッシュ
対虫草。氷が一貫する。
テラバースト解説
とんぼがえり
テラバースト
飛行と炎が一貫する。
がんせきふうじ
テラバースト
対炎飛氷。毒も半減だが、弱点は多め。
シャドークロー
かげうち
テラバースト
対エスパー。
テラバースト氷とフェアリーが一貫する。
はたきおとす
ふいうち
テラバースト
いたずらごころ耐性の獲得。フェアリーが一貫する。
テラバースト炎以外の弱点をすべて半減以下に。
テラバースト毒が一貫する。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:きもったま
性格:いじっぱり/ようき
努力値:A252 S252orH252
持ち物:とつげきチョッキ/いのちのたま/回復きのみ/たつじんのおび/ラムのみ/こだわりハチマキ
確定技:リーフブレード/3ぼんのやorインファイト
優先技:くさわけ/かげうち/ふいうち(どれか1種類)
選択攻撃技:ブレイブバード/はたきおとす/とんぼがえり/がんせきふうじ/テラバースト(炎を推奨)
選択変化技:ビルドアップ/はねやすめ/ちょうはつ
テラスタイプ:草/格闘/炎

パーティとあわせてサブウェポンを構成するべし。
同タイプ複合との差別化点として、特性はきもったまで確定。先制技もふいうちが欲しい。
鈍足重火力型ポケモンが増えているので、S60の低さに反して3ぼんのやのひるみ効果が活きる場面は多い。

耐性はそこそこ優秀なのでビルドアップとはねやすめのコンボで居座りやすいが、役割破壊技、特に飛行技に注意。

二刀流アタッカー型 [編集]

特性:きもったまorしんりょく
性格:やんちゃorうっかりや/さみしがりorおっとり/むじゃきorせっかち/ゆうかん/れいせい
努力値:A252orC252 その他調整
持ち物:とつげきチョッキ/いのちのたま/回復きのみ/たつじんのおび/ラムのみ/こだわりメガネ/しろいハーブ
確定技:リーフストームorエナジーボール/インファイトorきあいだまorはどうだん
優先技:くさわけ/かげうち/ふいうち/おいかぜ(どれか1種類)
選択攻撃技:ブレイブバードorエアスラッシュ/はたきおとす/とんぼがえり/がんせきふうじ/テラバースト(炎を推奨)
選択変化技:はねやすめ/ちょうはつ
テラスタイプ:草/格闘/炎

上記の物理アタッカー型から分離。こちらは特殊技を加えて役割範囲を広くした。
此方では3ぼんのやによる防御低下が活かしにくいため、威力重視でインファイトやはどうだん優先。
リーフストームを採用する際は特攻低下が著しいため、打ち逃げを重視したサイクル戦になりやすい。
しろいハーブを持たせて連発を狙うのも手。

ちなみに特殊技一本で構築する場合、サブウェポンはエアスラッシュだけなので、残り一枠はテラバースト固定となる。

特攻より攻撃重視でも、物理受け、特にヘイラッシャ意識でリーフストームの採用もあり。
例えば無補正無振りいのちのたまでH振りヘイラッシャを確1。
HP44振りで実数値169。HP204振りで実数値189となり、いのちのたまによるHP効率が良くなる。

ガッツリ特攻に振る場合、相手がとつげきチョッキH244振りガチグマ(アカツキ)なら、補正有C228振りたつじんのおびリーフストームで確1。

性格をれいせいにするとガチグマ(アカツキ)と同速になるため、ガチグマ意識ならおっとりかうっかりやを推奨。

スカーフ型 [編集]

特性:きもったま
性格:ようき/いじっぱり
努力値:AS252 残りBorD
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:3ぼんのやorインファイト/リーフブレード
優先技:とんぼがえり
選択攻撃技:ブレイブバード/はたきおとす/がんせきふうじ/テラバースト

追加効果が強力な3ぼんのやを活かすべく、先手を取ることを重視したスカーフ型。
主に相手も疲弊したバトルの終盤時に掃除役として繰り出したい。ひるみが発動すれば御の字。
とはいえ3割のひるみに期待するのはややリスキーなので、初動から火力が出るインファイトと選択。
ゴーストタイプ繰り出しによる詰みを防ぐべく、特性はきもったまで決まり。

ようきなら最速116族と同速。いじっぱりであれば最速101族と同速。

ピントレンズ型 [編集]

特性:きもったま
性格:いじっぱり
努力値:A252 残り耐久ベース S調整
持ち物:ピントレンズ
確定技:3ぼんのや/リーフブレード
優先技:かげうち/とんぼがえり
選択攻撃技:ブレイブバード/はたきおとす/がんせきふうじ/テラバースト

メインウエポン2つの急所率を50%に上げる型。
3ぼんのやの急所orB↓のいずれかが75%で出るため、耐久型崩しとしての性能に磨きがかかる。
相手が鈍足ならば怯みも含めてどれか一つでも出る確率が約83.3%に。
追加効果はいずれもてんねんの影響を受けず、急所に関してはおんみつマントで防げない点も優秀。

Bダウンを有効に活かすには行動回数が重要となるため、Sよりも耐久に厚く振る。怯みは鈍足耐久型相手への圧力として割り切る。
特性きもったまで相手の交代先にも安定してダメージが入るが、上を取ってくる相手は苦手なため、かげうちで落とせないなら逃がす。
ひこう耐性のあるほのおタイプを控えさせておくと優秀な補完になる。


相性考察 [編集]

もらいびヒードランとの組み合わせが相性補完として優秀。
一貫するのは等倍のゴーストと、ヒードランの弱点である格闘のみ。


対ジュナイパー(ヒスイのすがた) [編集]

注意すべき点
すばやさ以外の種族値は高水準で、耐性が多く有利な相手にはとことん強い。
きもったまにより、いかくやゴーストタイプによる受けが通用しない。
3ぼんのややビルドアップなどのこちらの守りを崩す手段にも長けており、はねやすめで長期戦を仕掛けてくる場合も。
対策方法
弱点の数は6つと多く、特に飛行が4倍。上から飛行技で一撃で倒すのがベスト。
飛行タイプと毒タイプは弱点を突きつつジュナイパーの一致技をどちらも半減するので、有利を取りやすい。

外部リンク [編集]