バシャーモ - ポケモン育成考察Wiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

バシャーモ [編集]

No.257 タイプ:ほのお/かくとう
通常特性:もうか(自分のHPが最大値の3分の1になったとき、炎技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:かそく(毎ターン素早さが1段階上がる)
体重  :52.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
炎・闘HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バシャーモ80120701107080530もうか/かそく
Pケンタロス(炎)751101053070100490いかく/いかりのつぼ/はんすう
ゴウカザル761047110471108534もうか/てつのこぶし
エンブオー110123651006565528もうか/すてみ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/じめん/ひこう/エスパー
いまひとつ(1/2)ほのお/くさ/こおり/あく/はがね
いまひとつ(1/4)むし
こうかなし---

第三世代のほのお御三家にして、ほのお×かくとう複合の一角。他はゴウカザルエンブオー、そしてケンタロス(パルデア炎)の3匹。
いずれも中速中火力のアタッカー気質だが、この中では強特性かそくと高威力の一致技を持つバシャーモが頭ひとつ抜けている。
耐久は紙とまでは行かないが低めなので耐久調整やタスキ、まもるなどで稼ぎたいところ。

第九世代では、やけっぱち、しんくうは、はやてがえし等を習得。特に先制技対策となるはやてがえしは非常に有用。
環境面はダイマックス廃止による天候パの凋落、まもるやタスキの安定感向上などが追い風。

2024年1月12日より最強バシャーモレイドが開催。テラスタイプはひこう。

ワカシャモの考察はノートにあります。



特性考察 [編集]

もうか
HPが最大値の1/3以下の時に炎技の威力が1.5倍。
悪い効果ではないが、かそくがあまりに強力かつバシャーモの採用理由に直結するため、基本的にかそくが優先される。
かそく
隠れ特性。ターン毎に素早さが上がる。現環境では他に同特性を持つのはメガヤンマクエスパトラのみであり希少性も高い。
シンプルに強力な特性であり、基本はこちら。
バトンタッチも習得するが低耐久の為、先制技には注意が必要。トリックルームも天敵。
今作のみステラ時のテラバーストとも相性が悪い。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
フレアドライブ120(180)100火傷10%
反動1/3
タイプ一致技。反動が痛い。きあいのタスキとの相性は悪い。
A特化で火力指数34020。
ブレイズキック85(127)90火傷10%
急所率+1
タイプ一致技。反動は無いが低威力で命中不安。
A特化で火力指数24007。
やけっぱち75/150
(112/225)
100前ターン技を
失敗時威力倍
タイプ一致技。素では低威力だが前のターン技を外していると威力が倍になる。
格闘無効、命中不安技、はやてがえしやカウンターの失敗後のフォローに。
また、まもる読み交代をされた場合でも、まもるが失敗扱いとなるため威力は倍となる。
インファイト120(180)100防御特防↓タイプ一致技。高威力かつ命中安定だがバトンタッチと相性が悪い。
けたぐり20~120
(30~180)
100相手体重依存タイプ一致技。威力不安定。最大でもインファイトと同じ。
きしかいせい20~200
(30~300)
100残HP依存タイプ一致技。タスキやこらえるとあわせて高火力。
かみなりパンチ75100麻痺10%対水飛。ギャラドスマリルリに。
とんぼがえり70100攻撃後交代対エスパー。不利対面回避に。
はたきおとす65/97100道具排除対エスパー・ゴースト。追加効果が優秀。
ブレイブバード120100反動1/3対闘。反動が痛い。
ストーンエッジ10080急所ランク+1対炎飛。リザードンウルガモスに。
いわなだれ7590怯み30%同上。かそくとあわせれば怯みを狙える。
じしん100100-対炎・毒。ドヒドイデシャンデラに。
カウンター-100優先度-5タスキと合わせて。使用後もかそくのお陰でアタッカーとしての役割は損なわない。
まもるにも強いがみがわりや積み技は裏目になる。
フェイント30100優先度+2
まもる解除
先制技。ダブル向け。
はやてがえし65(97)100優先度+3
怯み100%
先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。
かそく発動後ははやてがえし同士の打ち合いにも勝ちやすい。
特殊技タイプ威力命中効果解説
オーバーヒート130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。連発は利かない。両刀・撃ち逃げ向き。
無補正C無振りで火力指数25350。
だいもんじ110(165)85火傷10%タイプ一致技。高威力・命中不安。
ブラストバーン150(225)90次ターン
行動不可
タイプ一致の超火力技。ラス1に。
ねっぷう95(142)90火傷10%タイプ一致技。ダブルでは相手全体攻撃。シングルでは中途半端。
きあいだま120(180)70特防↓10%タイプ一致技。高火力・命中不安。特性ぼうだんには透かされるので注意。
はどうだん80(120)必中-タイプ一致技。必中だが威力不足。こちらもぼうだんに注意。
しんくうは40(60)100優先度+1タイプ一致先制技。マッハパンチは覚えない。
ソーラービーム120100溜め攻撃対水。晴れやパワフルハーブとあわせて。
ねっさのだいち70100火傷30%対炎毒。追加効果が優秀。だいちのちからは覚えない。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル時にタイプ変化し、ランクも含めて攻撃が高い場合は物理技になる。
変化技タイプ命中解説
まもる-かそくの発動に。みきりよりPPが多く戦闘が長引いた時に有利。
みきり-まもると同じ。ダブルでのふういん対策に。
PPは最大8と少ないが、物理の主力技と組み合わせると自身の場持ちはよくないため問題にはなりづらい。
みがわり-補助技対策や、かそくの発動に。まもる・みきりと選択。
つるぎのまい-攻撃を大幅強化。物理型の抜き性能の向上に。まもる・みきりと選択。
ビルドアップ-攻撃・防御を強化。場持ちを重視するなら。ドレインパンチは覚えない。
ふるいたてる-攻撃・特攻を強化。両刀型の抜き性能の向上に。
きあいだめ-急所ランク+2。ピントレンズとあわせれば確定急所を狙える。
バトンタッチ-かそくや積み技、みがわりとあわせて。
おにび85物理アタッカー対策。炎やこんじょうに注意。
こらえる-かそくのターン稼ぎ。きしかいせいとのコンボなどに。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト霊無効。
フレアドライブ
ブレイズキック
やけっぱち
オーバーヒート
だいもんじ
かえんほうしゃ
ねっぷう
ブラストバーン
ほのおのちかい
タイプ一致技。フェアリー耐性が欲しいなら。やけど耐性も維持できる。
テラバーストみず耐性が得られる。草よりは弱点が少なく、岩や地面の弱点を突けるのは共通。
かみなりパンチ麻痺対策だが、かそくだと恩恵薄め。
テラバースト
ソーラービーム
対地・水。胞子・粉対策にもなり、受けに来た水に刺さりやすい。
テラバーストれいとうパンチの代用として。ただし元の耐性氷以外失う。
インファイト
けたぐり
きしかいせい
きあいだま
はどうだん
しんくうは
はやてがえし
火力は上がるがやけど耐性を失う。
テラバーストエスパーが一貫する。
じしん
ねっさのだいち
でんじは対策に。格闘技と範囲が被りがち。
ブレイブバード地面透かしに。対闘・草。かそくミラー意識。弱点の岩は一致技で処理できる。
テラバースト解説
テラバースト
とんぼがえり
耐性がほぼズレず、抜群範囲も狭いので基本は候補外。
ストーンエッジ
いわなだれ
飛行対策
シャドークローエスパー対策。
テラバースト抜群範囲が狭く、役割を持ちにくい。
はたきおとすエスパー・ゴーストに。いたずらごころ耐性も得られる。
テラバースト対妖。サイクル破壊を意識するにはやや火力が心許ない。
テラバーストドラゴン受けに。良耐性。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:かそく
性格:いじっぱり/ようき/むじゃき(特殊技採用時)
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/ラムのみ
確定技:フレアドライブ/インファイト
選択物理技:ストーンエッジorいわなだれ/かみなりパンチ/じしん/ブレイブバード/とんぼがえり/はたきおとす
選択特殊技:オーバーヒート
選択補助技:まもる/みがわり/つるぎのまい/バトンタッチ
テラスタイプ:炎/闘/飛/電/草/ステラ

特性かそくによる圧倒的素早さで上から叩いて全抜きを狙うバシャーモの基本型。
特に、相手が消耗している終盤での抜き性能は圧倒的。

まもるは味方の壁張りなどのサポート後に出す前提であれば、代わりにつるぎのまいを入れることも視野に入るが、
型を見るための様子見や相手のスリップダメージの時間稼ぎ、そして何より安全にS上昇できる事を考えると、かなり有用なのも事実。
フレアドライブとインファイトで大部分はダメージが通るので、まもる/つるぎのまいの両立も視野に入ってくる。

バトン型 [編集]

特性:かそく
性格:ようき/わんぱく/ずぶとい
努力値:耐久振りでS調整 余りAC
持ち物:きあいのタスキ/じゃくてんほけん/ラムのみ/マゴのみ系/たべのこし
確定技:バトンタッチ/まもるorみがわり(両立可)orこらえる
積み技:つるぎのまい/ビルドアップ/ふるいたてる/きあいだめ
物理技:インファイトorけたぐりorかわらわり/フレアドライブorブレイズキック/じしん/きしかいせい
特殊技:かえんほうしゃorだいもんじ/ねっさのだいち/はどうだん

能力上昇をバトンして後続をサポートする型。
バトン先は全抜き狙いの物理アタッカーのほか、
素早さが重要などくみが・やどみが持ちも候補。

バシャーモはアタッカー性能が高く、バトンが読めていても対処が難しい点が他のバトン役に比べ優秀。
状況によっては自身がエースとなることも可能。

先制技や流し技に弱い点は他のバトン要員と同じ。

剣の舞→こらえる→きしかいせいでザシアン確1。
襷→こらえる→きしかいせいでカイオーガ確1。

持ち物考察

きあいのタスキ
弱点攻撃も一撃は耐えられるが、連続技やスリップダメージに注意。
じゃくてんほけん
積み技とあわせれば1ターンでA3~4段階アップが可能。ただし発動は相手依存。
またバシャーモ自身の耐久が低いため、事前に壁張り等のサポートが必要になる。
ラムのみ
状態異常技対策の定番。第七世代からの麻痺・でんじはの弱体化により需要低下。
マゴのみ系
みがわり連打で発動。ただし回復量が減少したのでみがわり1回分のHPしか回復できず、オボンのみと大差がなくなった。
麻痺撒き等とあわせれば、みがわりを残して積み技やバトンを使えることも。
たべのこし
まもる・みがわりとあわせて。マゴのみ系が3分の1回復に弱体化したので需要が出るか。

対バシャーモ [編集]

注意すべき点
強特性かそくと高火力の一致技・豊富なサブウェポンを併せ持ち、攻撃性能が非常に高い。
持ち物やつるぎのまいでさらに火力が高まる恐れもあり、受け出しは困難。
アタッカー型を装ったバトン型も存在し、読み違えるとパーティを半壊させられてしまう。
対策方法
相手の技やパーティ構築によるものの、比較的有利なポケモンは以下の通り。
+  先制技持ちのポケモン
+  一致技に強いポケモン
+  がんじょうやばけのかわ、タスキ持ちのポケモン
+  その他

外部リンク [編集]