メガニウム - ポケモン育成考察Wiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

メガニウム [編集]

No.154 タイプ:くさ
通常特性:しんりょく (HPが1/3以下のときに草タイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:リーフガード(晴れのときに状態異常にならない)
体重:100.5kg (けたぐり・くさむすびの威力100)
高両耐久草単HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
メガニウム80821008310080525しんりょく/リーフガード
キレイハナ7580959010050490ようりょくそ/いやしのこころ
ジャローダ7575957595113528しんりょく/あまのじゃく
アマージョ7212098509872510リーフガード/じょおうのいげん/スイートベール

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/どく/ひこう/むし
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

ジョウト御三家の単くさタイプ。配分はフシギバナの防御・特攻を入れ替えた形。
耐久は高めでそれ以外は並とバランスは悪くなく、回復リソースも比較的豊富。
しかしタイプの都合上、居座って受けるのは難しく、特性も基本的に耐久向けとは言い難い。
単タイプに加え、サブウェポンもじめん以外は微妙に範囲が狭くアタッカーも少々辛い。
総じて何をさせても中途半端になりがちで、特別な役割を与えるのは難しい。

第九世代ではアンコール、はたきおとす、がむしゃらといった小技のほか、ボディプレス、しねんのずつきを新規習得。
ソーラーブレードも獲得し、晴れやパワフルハーブが前提ながら、一致物理技の最大火力は大きく更新された。
失った技もなやみのタネ、どくどく、廃止されたアロマセラピー程度で強化傾向にはあるが、ほかのポケモンも同様なので少々見劣りしやすいのは相変わらず。

一方でチェリムの不在により、禁止級かつフォルムチェンジ前提のバドレックスを除けば草唯一のいやしのはどうの使い手に。
味方を回復させる技としてかふんだんごも技マシン化し習得者が増えたため、個性としては弱まっているが依然有力。
御三家の専用技・くさのちかいも含めて、ダブルの方が独自の活躍を期待できるだろう。

新要素のテラスタルについては、難点である耐性を改善できるほか、技範囲も狭くはないので相性自体は悪くはない。
とはいえ、わざわざエース適性の低いメガニウムに1試合で1回のテラスタル権を切るべきかはよく考えておきたい。

  • 主な草ポケモンとの技の比較
    メガニウムジャローダフシギバナオーガポンモロバレルラフレシアキレイハナ
    カウンター
    やどりぎのタネ
    ひかりのかべ
    リフレクター
    げんしのちから
    げきりん
    いやしのはどう(かふんだんご)(かふんだんご)(かふんだんご)
    くさのちかい
    はたきおとす
    がむしゃら
    アンコール
    ()は代替となりうる技

輝石ベイリーフの考察はノートにあります。



特性考察 [編集]

どちらの特性も特別有用とはいい難いため、好みで決めて構わない。
ダイマックス廃止により天候パは激減したため、自身が晴れパでもない限りしんりょくが無難か。

しんりょく
通常特性。耐久は安定しており、等倍なら発動圏内で耐えることは十分考えられる。
しかし、弱点の多さにより一撃で落とされる可能性も高い。
くわえて、耐久振りした場合は発動圏外で耐えてしまうことも多く、少々ミスマッチ。
リーフガード
隠れ特性。晴れの間状態異常を防ぐが、混乱などの状態変化は防げない。
またうるおいボディと異なり、特性発動前に状態異常に陥った場合は治せず、かたやぶりにも貫通されるので注意。
第九世代で習得したアンコールとは相性が良い。ただしリーフガード+アンコール持ちの中では最もすばやさが低い。
くさ技を採用しない場合、しんりょくは無意味なので消去法でこれ。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
ギガドレイン75(112)100HP吸収1/2タイプ一致技。耐久力の高さと相性が良い。
リーフストーム130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。高火力。撃ち逃げ用。タマゴ技。
ソーラービーム120(180)100溜め技タイプ一致技。晴れで溜め無し。
くさのちかい80(120)100タイプ一致技。ダブルバトル用。主にみずのちかいと併せて使用される。
詳しい効果は※こちらを参照。
げんしのちから60100全能力↑10%対炎氷飛虫。火力が低いので4倍狙いで。タマゴ技。
ウェザーボール50/100100-晴れ・雨で威力150。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
物理技タイプ威力命中効果解説
はなふぶき90(135)100-タイプ一致技。ダブルでは全体攻撃。
味方のそうしょく持ちなどの補佐もできる。
タネばくだん80(120)100-タイプ一致技。性能安定。非接触。リーフブレードは覚えない。
ダブルバトルで味方を巻き込みたくない場合の選択肢。
タネマシンガン25(37)*2~5100-タイプ一致技。期待値は3発。4発以上当たればはなふぶきより高火力。
きあいのタスキ、がんじょう潰しは積まない限り難しい。
ソーラーブレード125(187)100溜め技タイプ一致技。晴れで溜め無し。
グラススライダー55(82)100GF時優先度+1タイプ一致技。グラスフィールド下限定で先制技となる。
くさわけ50(75)100素早さ↑100%タイプ一致技。積み技感覚で使える。
じしん100100-相性補完のよいサブウェポン。対鋼・炎・毒に。
じだんだ75/150100前ターンに
技失敗で威力2倍
ダブルでの単体攻撃や、グラスフィールド対策に。10まんばりきは覚えない。
そうしょく持ちで弱点を突けるのはゼブライカHヌメルゴンのみ。
じならし60100素早さ↓100%追加効果が優秀。
ボディプレス80100自身の防御で
ダメージ計算
デメリット無しだが、のろいは使いづらい。
しねんのずつき8090怯み20%対毒、闘。
はたきおとす65/97100道具排除相性補完は無いが、追加効果が優秀。
ドラゴンテール6090相手交代
優先度-6
唯一の起点回避技だが、フェアリーに無効化されるうえ、若干命中不安。
タイプ不一致かつ低火力なため、先手みがわりをされると一撃で壊せないことも多い。
げきりん120100行動固定
攻撃後混乱
攻撃範囲の広い技だが、フェアリーで止まる。
ドラゴンを一撃で倒すにはつるぎのまいが必須。
カウンター-100物理ダメ倍返し
優先度-5
タマゴ技。耐久型のメガニウムとは相性がよい。
ジャローダは代わりにミラーコートを覚える。
変化技タイプ命中解説
やどりぎのタネ90タマゴ技。とりあえず撃っておけば刺さる優秀な変化技。草タイプとそうしょくには無効。
つるぎのまい-物理型で運用する場合に。耐久が高めなので比較的積みやすい。
のろい-攻撃と防御を強化。トリックルーム下ならば、素早さ低下のデメリットを打ち消せる。
リフレクター-優秀なサポート技。物理を受けたいなら。ダブルでは味方全体の物理ダメージ2/3。
ひかりのかべ-優秀なサポート技。物理技を誘いカウンターという手もある。ダブルでは味方全体の特殊ダメージ2/3。
いやしのはどう-ダブル用。味方HPを半分回復。草御三家で唯一習得できるため、差別化にも有用。
かふんだんごは覚えない。
あまえる100妨害用。物理アタッカーの流しに。
みがわり-状態異常対策、やどりぎのタネの時間稼ぎ、しんりょくやきのみ発動の手助けにもなり、汎用性が高い。
こうごうせい-優秀な回復技。晴れで回復量が上がるが、それ以外では下がる。
グラスフィールド-草技の威力増強と自らの回復ができるが、相手のHPも回復してしまう。
グラススライダーと同時採用したり、後続のサポートにも。
てだすけ-ダブルで味方の火力補強に。
アンコール100妨害用。相手の使う技を固定する。中速なので使いどころが難しい。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト霊無効。
ウェザーボール(晴)
テラバースト
対草、氷。物理型なら火傷無効が嬉しい。
お面持ちオーガポンはすべて炎等倍、かつ井戸には弱点を突かれるので対策にならない。
ウェザーボール(雨)
テラバースト
対炎、氷。良耐性。
テラバースト対飛行。麻痺無効。
ギガドレイン
リーフストーム
ソーラービーム
タネマシンガン
タネばくだん
はなふぶき
ソーラーブレード
くさわけ
グラススライダー
タイプ一致技の強化。粉技耐性も維持する。
ウェザーボール(雪)
テラバースト
炎が一貫し、耐性も貧弱になるので非推奨。
ボディプレス
テラバースト
飛行が一貫する。
テラバースト対かくとう、フェアリー。毒・猛毒耐性。
じしん
じだんだ
テラバースト
氷が一貫する。
テラバースト氷が一貫する。
テラバースト
しねんのずつき
虫が一貫する。
テラバースト炎と飛行が一貫する。特にメリットがないので非推奨。
げんしのちから
ウェザーボール(砂嵐)
テラバースト
対炎虫飛氷。毒も半減。
テラバーストのろいの効果が呪いになるので、採用時はテラスタルを切るタイミングに注意。
げきりん
テラバースト
氷が一貫する。
はたきおとす
テラバースト
相手のいたずらごころからの変化技が無効になる。虫が一貫する。
テラバースト耐性は優秀だが、炎が一貫する。毒・猛毒耐性。
テラバースト対竜。良耐性だが、毒が一貫する。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

やどみが型 [編集]

性格:ずぶとい/おだやか
努力値:HP16n+1 素早さ調整 残り耐久
持ち物:たべのこし
確定技:やどりぎのタネ/みがわり
攻撃技:リーフストーム/ギガドレイン/テラバースト(炎/氷)/はたきおとす
変化技:まもる/アンコール/こうごうせい

やどりぎのタネを撒いた後、みがわり連打で相手のHPをじわじわ削っていく。
ちょうはつやアンコール持ちには注意。

物理受け型 [編集]

性格:ずぶとい/わんぱく
努力値:HP252 防御252 or HP252 素早さ調整 残り防御
持ち物:たべのこし/オボンのみ
確定技:ギガドレインorはなふぶき
攻撃技:リーフストーム/カウンター/ドラゴンテール/はたきおとす
変化技:やどりぎのタネ/こうごうせい/ひかりのかべ/リフレクター/まもる/みがわり/アンコール

物理水や地面あたりに役割を持ちやすい。
オボンのみ持ちならガブリアスあたりにも一応出ていける。
地面半減なのでドラゴンからげきりんを誘いやすい所もメリットと言えるか。
ひかりのかべは後続の負担を減らすために入れることが多いが、
物理攻撃を誘いカウンターを決めやすくするという使い方もある。

特殊受け型 [編集]

性格:おだやか/しんちょう
努力値:HP252 特防252 or HP252 素早さ調整 残り特防
持ち物:たべのこし
確定技:ギガドレインorはなふぶき
攻撃技:じしん/カウンター/はたきおとす
変化技:やどりぎのタネ/こうごうせい/つるぎのまい/ひかりのかべ/リフレクター/アンコール

特殊水・電気を受けに行く型。
H252くらい振っているなら物理にもある程度の繰り出しがきくため、汎用性がある。

【ダブル】湿原パーティ型 [編集]

性格:おだやか/ずぶとい/おくびょう
努力値:HD252 HB252 HS252ベースに調整
持ち物:オボンのみ/バコウのみ/たべのこし/メンタルハーブ
確定技:くさのちかい/いやしのはどう
攻撃技:エナジーボール/リーフストーム
変化技:まもる/ひかりのかべ/リフレクター/こうごうせい/アンコール/てだすけ

カメックスアシレーヌと組み、くさのちかい+みずのちかいで湿原を発生させ、相手のすばやさを4ターンの間1/4に下げる。
コンボ成立後はいやしのはどう等で相方をサポートし、相方に高火力技を連打してもらい押し切る。


対メガニウム [編集]

注意すべき点
単草で弱点は多いものの、半減範囲はそれなりに優秀。
アンコールやカウンターといった搦め手も持つ。
対策方法
耐久は特化した方はそれなりに固くなるが、特化していない方はそれほどでもない。素早さも高くない。
単草故の多い弱点を突けるポケモンで確実に攻めていこう。
耐久寄りゆえに火力は高くなく、変化技を多用してくるので、先手ちょうはつが有効。
耐久型のメインとなるやどりぎのタネを無効化しつつ一致毒技を撃つことができ、メガニウムからの有効打がないフシギバナ等がよい。
弱点が多いことを生かしたタスキカウンター持ちもいるので、ゴーストタイプで攻めるか、特殊技で弱点を突くことを推奨。

外部リンク [編集]