ドンカラス - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ドンカラス [編集]

No.0430 タイプ:あく/ひこう
通常特性:ふみん(眠り状態にならず、受けている眠り状態を回復する)
     きょううん(全ての攻撃技の急所ランク+1)
隠れ特性:じしんかじょう(相手を瀕死にさせると攻撃が1段階あがる) ※ヤミカラスの時「いたずらごころ」
体重  :27.3kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
悪/飛行HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ドンカラス100125521055271505ふみん/きょううん/じしんかじょう
オトシドリ7010385608582485はとむね/するどいめ/いわはこび
テツノコウベ94808612280108570クォークチャージ
Gファイヤー90859010012590580ぎゃくじょう
ヤミカラス608542854291405ふみん/きょううん/いたずらごころ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/こおり/いわ/フェアリー
いまひとつ(1/2)くさ/ゴースト/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしじめん/エスパー

攻撃面の補完に優れたあく×ひこう複合。高い攻撃・特攻を併せ持つ二刀流アタッカー。
防御・特防は低いが、HPが高いので耐久調整である程度の補強は可能。
素早さも微妙ながら、最速スカーフで最速130族抜き抜き。ふいうちも覚えるのである程度は補完可能。

第九世代では同複合にオトシドリテツノコウベが登場。Gファイヤーも復帰。
同複合としては物理火力が最大のため差別化は容易ながら、単に使いやすいあくの補完が欲しければそれらも選択肢に。

技方面ではあく版メタルバースト・ほうふくを習得。進化前を除くと使用者としては最鈍、HPも高いので相性は良い。
他の新技ではアクロバット、とんぼがえり、ぼうふう、エアスラッシュ辺りが採用圏内か。
碧の仮面においてはダブルウイングを新規習得。初の連続技でタスキ、みがわりを貫通できる。
またうっぷんばらしはあくの物理技としては、追加効果抜きに僅差でつじぎりを上回る威力。
きょううん以外で運用する場合、新たなメインウェポンとして候補に入るだろう。
他方、BDSPで廃止された技に加えてはねやすめは喪失。一致技を半減する相手に刺さりやすいばかぢからも再習得しなかった。

なお、進化前のヤミカラスいたずらごころにより完全な差別化が可能。
運用が異なるので説明・考察は別ページにて。

進化させるといくつかの技を思い出せなくなるが、ナイトヘッドとちょうはつは技マシンでも習得可能。



特性考察 [編集]

ふみん
催眠技やあくびに強く出られるようになる。特にくさへの役割を持ちやすい。
新顔のアラブルタケに後出しが利きやすくなる。キノガッサにも有効だが、いわ技を持つので交代読みを食らわないよう注意。
同じく新ポケモンのリククラゲは特性を貫通して眠らせてくるが、即座に回復できる。
きょううん
急所ランク+1。第九世代ではきょううんを持つのは現状ドンカラスのみ。
ピントレンズと組み合わせるとつじぎり、エアカッター、ゴッドバードは確定急所。他の技も50%の確率で急所となる。
相手の積みや壁、自分の能力低下を無視できるのでアタッカー運用と相性良好。
きあいだめをバトンさせれば、持ち物・技を問わず確定急所に。自身はきあいだめを覚えない。
じしんかじょう
隠れ特性。発動すればかなりの攻撃力になるが、素早さが微妙。
スカーフで補強する、ふいうちを上手く使うなどの工夫に加え、起点作成と組み合わせることが重要。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
ブレイブバード120(180)100反動1/3タイプ一致技。反動が痛い。
ドリルくちばし80(120)100-タイプ一致技。性能安定。
ダブルウイング40×2
(60×2)
90-タスキ・みがわりを貫通できる。
アクロバット55/110
(82/165)
100道具消費で
威力2倍
消費用の道具としてはタスキが候補か。
ふいうち70(105)100優先度+1タイプ一致技。読みが要るが高威力の先制技。
うっぷんばらし75/150
(112/225)
100能力低下で
威力倍
タイプ一致技。いかくなどの対策に。
つじぎり70(105)100急所ランク+1タイプ一致技。性能安定。きょううん+ピントレンズなら確定急所。
ほうふく-100-受けたダメージを1.5倍で返す。あく版メタルバースト。優先度0なのも同じなので注意。
とんぼがえり70100自分交代優秀な交代技。
特殊技タイプ威力命中効果解説
あくのはどう80(120)100怯み20%タイプ一致技。スカーフやおいかぜとあわせれば怯みを狙える。
エアカッター60(90)95急所ランク+1タイプ一致技。きょううん+ピントレンズなら確定急所。ダブルでは相手全体攻撃。
エアスラッシュ75(112)95ひるみ30%タイプ一致技。命中安定。こちらも怯みを狙える。
ぼうふう110(165)70混乱30%タイプ一致技。命中不安。
ねっぷう9590火傷10%対鋼。ダブルでは相手全体攻撃。
こごえるかぜ5595素早↓100%追加効果が優秀。最速なら130族・スカーフ70族を抜ける。ダブルでは相手全体攻撃。
変化技タイプ命中解説
でんじは90サポート用。地面は呼びにくいが、電気やひらいしん等に注意。ほうふくと相性が悪い。
ちょうはつ100変化技対策。ふいうちと相性が良い。
ほろびのうた-流し技。まもる・みがわり貫通かつ必中。
おいかぜ-サポート用。味方の素早さ倍増。
わるだくみ-特攻を強化。特殊型の決定力向上に。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
つじぎり
ふいうち
あくのはどう
イカサマ
バークアウト
一致技の強化。メインのふいうちの威力向上を考えるとかなり有力。
ブレイブバード
ドリルくちばし
ぼうふう
エアスラッシュ
エアカッター
一致技の強化。
ねっぷう
テラバースト
ねっぷうの威力向上。また、火傷無効も採用理由。
テラバーストヒードランピンポイント。でんき技もカットできるのは美味しい。
テラバーストあくと併せた攻撃範囲は良好。凶悪な伝説ポケモンにも刺さる。
テラバーストもとのタイプとの補完は良い。弱点タイプの技はもとの耐性を考慮すると打たれにくい。
テラバースト弱点が減り、耐性も減る。じめん技は打たれにくい。ギャラドス対策にも。
テラバーストかなり多くの耐性を得ることができる。じめん技は打たれにくい。対フェアリーとしても優秀。
テラバーストふいうちの天敵と言えるしんそくを無効。耐性補完も◎。
テラバーストウーラオスのすいりゅうれんだ対策。ただし、返しの攻撃で倒せないと次ターンは中々不利に。
テラバーストガブリアスランドロスなど氷4倍狙い。当てる前に倒されたくないので、タスキが欲しい所。
テラバーストくさの変化技。キノコのほうしはふみんで対処可能。
テラバースト攻撃範囲の拡張だが、ばかぢからが無いため、フェアリーテラスの方が有用かもしれない。
テラバーストとつげきチョッキを持って特殊に強く出たいならあり。氷とフェアリーの弱点一貫が残念。
テラバースト明確な強みが無い。候補外。
とんぼがえり
テラバースト
とんぼがえりの威力が向上する程度。候補外。
テラバースト中々明確な役割対象を定めにくい。
テラバースト耐性的に良くならず、ノーマルテラスを生かす技もない。

型考察 [編集]

確定急所型 [編集]

特性:きょううん
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252
持ち物:ピントレンズ(するどいツメ)
確定技:つじぎり/ブレイブバードorダブルウィング
攻撃技:ふいうち/とんぼがえり/テラバースト(鋼・フェアリー)
変化技:ちょうはつ/でんじは/おいかぜ

きょううん+ピントレンズで確定急所、実質威力157のつじぎりをメインに戦う型。
それ以外の技も50%の確率で急所に当たる。
素早さが微妙で技スペースも余っているので、ふいうちも入れると心強い。

単に火力を上げるだけならこだわりハチマキでも可能だが、行動制限がなくふいうちや変化技も入れやすい点で勝る。
また積み技やリフレクター、攻撃ダウンの影響を受けない点も優秀。

確定急所戦術全般に言えるが、特性「シェルアーマー」「カブトアーマー」「いかりのつぼ」持ちのポケモンには注意。

じしんかじょう型 [編集]

特性:じしんかじょう
性格:いじっぱり/ようき/むじゃき /ゆうかん
努力値:AS252 HA252 あるいは耐久調整
持ち物:こだわりハチマキ/いのちのたま/ラムのみ/オボンのみ/きあいのタスキ/とつげきチョッキ
確定技:ブレイブバードorダブルウィング/ふいうち
攻撃技:つじぎりorうっぷんばらし/ねっぷう/テラバースト(鋼・フェアリー)/ほうふく
変化技:ちょうはつ/みがわり/おいかぜ
テラスタイプ:悪/鋼/フェアリー

対面突破した後、じしんかじょうを生かしてふいうちで後続に負荷をかける型。
相手がある程度削れていればふいうちで無双も可能。

ふいうちとの兼ね合いで、みがわりを残した状態でじしんかじょうを発動させれば一気に抜き性能が上がる。
また次に出てきたいかく持ちを空かしたり、鈍足のでんじは・おにび読みなどにも使えるので何かと有用。
ただしブレイブバードの反動とあわせてHPがゴリゴリ減るので、オボンのみを持たせることで安定性を高められる。

ほうふくについて
ほうふくは悪版のメタルバースト。本人のHPがある程度高いため相性が良く、広い範囲の敵を一撃で葬れる。
採用する場合、ほうふくの優先度が0であること、なるべく多くのダメージを与えるためHPに努力値を振ることが考えられる。HPに努力値を最大に振った実数値は207。
ほうふくで一体倒した後はきっちり自信過剰が発動し、ふいうちで圧力をかけていくことができる。他のポケモンには無い個性なので、生かしていきたい所。
持ち物の候補は確実に一撃耐えるためにきあいのタスキ推奨。特殊を厚く見ていくならとつげきチョッキもありだが、あまり安定しない。
当然ながら変化技に弱く、先にちょうはつを入れたくても素早さの関係上不可能。非常に読まれやすくもあるので、こちらも相手の行動をしっかり読むことが要求される。

スカーフ型 [編集]

性格:いじっぱり/ようき/せっかち/むじゃき/さみしがり/やんちゃ
特性:じしんかじょう/きょううん
努力値:S252 AorC252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:ブレイブバード/つじぎり
選択技:とんぼがえり/あくのはどう/ねっぷう/こごえるかぜ/テラバースト(鋼・フェアリー)

こだわりスカーフを持たせブレイブバードorつじぎりを連発し、じしんかじょうでガンガン攻撃力を上げていく単純な戦法。
数値上、最速スカーフだと130族抜き抜き。無補正だと115族抜きまで。
最速でマニューラサンダースなどの天敵を抜けるので、基本的には最速を推奨。

素早さ調整目安
性格補正努力値目安
あり252スカーフ70族抜き(キノガッサ/パルシェン等)
あり244130族抜き(サンダース/コオリッポ(ナイス))
あり220125族抜き(マニューラ/タイカイデン
あり196120族抜き(ダグトリオ/ウミトリオ
あり172116族抜き(テツノブジン
なし252115族抜き(ペルシアン/フローゼル

対ドンカラス [編集]

注意すべき点
攻撃力が高く、一致技の等倍範囲も広い。
特性じしんかじょうで攻撃が上がると、ふいうちで全抜きされる恐れがある。
きょううん+ピントレンズを用いた確定急所型の場合、いかくやリフレクターに強い。
特性ふみんの可能性もあるので、特性が割れるまではねむり状態で流そうとするのはやめた方がいい。
対策方法
一致技半減のバンギラスドドゲザン、ばけのかわで全抜きを阻止できるミミッキュ等で弱点を突くのが良い。
ほうふくは優先度0なので、こちらが後手なら怖くない。

外部リンク [編集]