クレベース - ポケモン育成考察Wiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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クレベース [編集]

No.0713 タイプ:こおり
通常特性:マイペース(混乱状態にならない、特性いかくを受けない)
     アイスボディ(天気が「ゆき」の時、毎ターン終了時にHPを最大値の1/16ずつ回復する)
隠れ特性:がんじょう(一撃必殺技を受けない・HP満タン時に攻撃技でひんしになるダメージを受けても必ずHPが1残る)
体重  :505.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
高耐久単氷HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
クレベース95117184444628514マイペース/アイスボディ/がんじょう
ハルクジラ17011365455573521あついしぼう/ゆきかき/ちからずく
リージョンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
クレベース95117184444628514マイペース/アイスボディ/がんじょう
Hクレベース95127184343638514がんじょうあご/アイスボディ/がんじょう

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/かくとう/いわ/はがね
いまひとつ(1/2)こおり
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

圧倒的な防御と高めのHPを両立した単こおりタイプ。純粋な数値だけでいえば、全ポケモン最高の物理耐久を誇る。
耐性は貧弱ながら弱点は物理寄りが多いので、不一致程度であれば高速再生と合わせて真正面から受けられるほどの堅牢さ。
火力も素でそこそこある上に相性の良いボディプレスも覚え、一致技の範囲の広さも含めてアタッカーとしての適性もある。

一方で特殊耐久は低い。数値の上ではパルシェンよりは大分マシとはいえ、鈍足で上から縛られやすいのが難点。
こおりのつぶてを失っており、自前で素早さを補強する手段はこうそくスピンのみ。嫌でもこの短所とは向き合う必要がある。
素直に役割対象を物理に限定するか、役割放棄になるががんじょう+ミラーコートで実質相討ちに持ち込む辺りが妥当なライン。

第九世代では天候の霰が雪に変更。場にいるこおりタイプの防御が1.5倍になる。
無補正・無振りでも種族値286相当という圧倒的な防御になり、効果時間は限定されるが一致弱点相手でも殴り合える要塞と化す。
ただし特殊耐久には一切関与せず、ボディプレスの威力にも影響しないので注意。
新要素のテラスタルについても、脆弱な耐性をカバーしたり攻撃の威力を底上げして殴り合いを補強してくれるので便利。
こおり以外になると雪の恩恵は受けられなくなるが、タイプ特性で無効にするぜったいれいどについてはがんじょうなら引き続き無効化できる。

技方面では一致技としてアイススピナー、つららおとしが追加。選択肢が広がった形。
DLCでジャイロボール、10まんばりきを再習得しており、技範囲がある程度戻っている。
失った技は前述のこおりのつぶて以外だとばかぢから程度で、ボディプレスで代用可能。

リージョンフォームとしてHクレベースが存在する。
攻撃範囲に優れたいわタイプとの複合だが、その影響で4倍弱点を2つ抱えており、物理受けよりもトリルアタッカーとしての適性が強い。
こちらとはかなり性質が異なるため差別化は意識しなくとも良いだろう。
あちらは専用技にひょうざんおろしを備えるが、こちらも覚えるつららおとしとの互換技といった趣きで、決定的な差にはならない。



特性考察 [編集]

マイペース
混乱といかくを無効化。元が物理アタッカーなので相性は悪くはない。
とはいえ、がんじょうの安定感を捨ててまで採用するのであれば明確な仮想敵が欲しいところ。
アイスボディ
天候が雪ならターン終了時にHPを最大値の1/16回復。雪の防御上昇と合わせて高い耐久力を得られる。
しかし手間がかかるのと回復量やターン制限に難があり、多弱点かつ特殊耐久の低いクレベースでは居座りも不安定。
回復リソースとしてはじこさいせいの方が使いやすく、がんじょうを捨ててまで選ぶほどのものではない。
がんじょう
隠れ特性。HPが満タンであれば致命傷をHP1でこらえ、一撃必殺も効かない。安定感では一番。
物理技で軽く削られてもじこさいせいで再発動可能、ミラーコートとの相性も抜群。基本的にはこれ。
かたやぶりには貫通されるが大半は物理アタッカーなので一発は耐える。一撃必殺を備えるオノノクスドリュウズには注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
つららおとし85(127)90怯み30%タイプ一致技。非接触。やや命中不安。トリックルーム下なら怯みも狙える。
アイススピナー80(120)100フィールド破壊タイプ一致技。性能安定。追加効果に注意。
ゆきなだれ60/120
(90/180)
100優先度-4タイプ一致技。後攻かつ被弾で威力倍増。
相手の交代時には威力が上がらないので注意。
つららばり25(37)*2~5100-タイプ一致技。多段命中技。DLC第一弾で復活。
タスキやばけのかわを強く意識するなら。
交代先への負担を意識する場合も悪くない。
じしん100100-対炎・鋼。氷技とあわせて全18タイプに等倍以上。ダブルでは周囲全体攻撃。
10まんばりき9595-同上。グラスフィールドやダブルバトル意識なら。
ボディプレス80100-対氷・鋼。防御値で火力計算。圧倒的に高い防御種族値と相性が良い。
雪の防御補正はダメージ計算に乗らないので注意。
ストーンエッジ10080急所ランク+1対炎・氷。炎オーガポンテツノツツミに。いわなだれも覚える。
ジャイロボール1~150100-対氷・フェアリー。鈍足と相性が良い。DLC第一弾で復活。
ヘビーボンバー40~120100ちいさくなるに
必中&2倍
同上。フェアリーの多くに高威力が出せる。
デカヌチャンに威力100、それ以外には威力120になる。
「ちいさくなる」相手に必中・威力2倍。
アイアンヘッド80100怯み30%同上。トリックルーム下なら怯みも狙える。
かみくだく80100防御↓20%対霊超。イダイトウグレンアルマに。
こうそくスピン50100トラップ排除
S↑
素早さアップの恩恵は薄いので、ステルスロック等の排除目的で。
特殊技タイプ威力命中効果解説
なみのり90100-ダブルバトル用。味方のじゃくてんほけんやじょうききかんを低ダメージで発動させる。
ミラーコート-100優先度-5特殊技を倍返し。がんじょうとあわせて。
テラバースト80<120>100-自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
のろい-攻撃・防御を補強。トリックルームと相性が良い。S低下のデメリットは無いに等しい。
てっぺき-防御とボディプレスの威力を強化。
じこさいせい-回復技。積み技とあわせて。
ねむる-回復技。毒や火傷を警戒するなら。カゴのみとあわせて。
ワイドガード-ダブル専用。全体攻撃を防ぐ。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

クレベースはテラスタルしても耐性が減らない為、好きなタイプで戦いやすいという点が最大の強みと言える。
雪を活用しないなら雪の防御補正消滅も気にならない。

タイプ主な技解説
のしかかりゴースト無効。弱点が格闘のみ。他の耐性は無い。
テラバースト火傷無効。鋼半減。おにびでの威力減少を嫌う場合に。岩が一貫する。
テラバースト弱点は特殊寄り。炎と鋼が半減になり役割対象もほとんど変わらない。
ただしマスカーニャは辛くなるので注意。
テラバースト弱点が地面のみ、鋼半減。氷鋼が止まる水の弱点を突ける上に麻痺無効。
てっぺきを積んだ後であれば物理地面技も持ち前の防御で受けられる。
テラバースト粉技、やどりぎのタネ無効。対キノガッサに。ただし炎は一貫する。
つららおとし
アイススピナー
ゆきなだれ
つららばり
メインウェポンの強化。天候雪の恩恵を残せる。
ボディプレス岩半減、ステルスロック半減、ボディプレスが一致技に。
耐性はあまり良くないが、物理アタッカーには弱点を突かれづらい。
よってノーマルテラスや鋼テラスした物理アタッカーと対面を張るときに。
テラバースト格闘半減。毒・猛毒無効、場に出た時にどくびし回収。
じしん
10まんばりき
補完技。電気無効、岩半減、ステルスロック半減。
元タイプから弱点がガラリと変わるが特殊寄り。
テラバースト格闘半減。岩は一貫しフィールドの効果を受けなくなる。
テラバースト格闘半減。弱点は特殊寄り。
テラバースト格闘半減。炎と岩が一貫するが、飛行と違いフィールドの恩恵は引き続き受けられる。
ストーンエッジ
いわなだれ
がんせきふうじ
対炎氷。砂嵐で特防1.5倍、弱点多数。
テラバースト格闘・ノーマル無効。不意な拘束からの離脱。のろいの効果が変化する。
イッカネズミのネズミざんを確実に避ける。
かたやぶり持ちのノーマルの一撃必殺技を無効にできる。
自身もゴースト弱点になり、ミミッキュへの役割は失うので注意。
テラバースト特殊寄りに半減が多い。同タイプ弱点。
かみくだくいたずらごころ無効。格闘が一貫している。
ジャイロボール
ヘビーボンバー
アイアンヘッド
対氷妖。闘・炎が一貫するが耐性は良い。どくびしも無効で居座りやすい。
ミミッキュカイリューなどの対策をより安定させるなら必須。
地面が弱点になる点には注意。
テラバーストパオジアン・格闘。物理耐久の高いフェアリーは中々いないので有用。
鋼が一貫するも弱点を突かれる機会は少なめ。
ステラテラバースト技範囲を活かすポケモンなので相性良好。

型考察 [編集]

物理受け型 [編集]

特性:がんじょう
性格:わんぱく/のんき
努力値:H244 B252 or A調整
持ち物:ゴツゴツメット/イバンのみ/あつぞこブーツ/オボンのみ/たべのこし/おんみつマント
確定技:ボディプレス/じこさいせい/てっぺき
選択技:氷技/ミラーコート

物理相手に繰り出してっぺき+じこさいせいで完封しつつボディプレスで負担をかけていく型。
残り1枠は相性補完の一致氷技か特殊対策のミラーコート。

持ち物は相手への負担を重視するならゴツゴツメット、何度も繰り出すことを考えるのであれば回復アイテムやあつぞこブーツ。
イバンのみはがんじょうと相性が良くミラーコートを持たずとも特殊相手に一矢報いることができる。
HP全振りで202のためオボン以外なら244振り推奨。

物理アタッカー型 [編集]

特性:がんじょう(推奨)/マイペース
性格:ゆうかん(推奨)/いじっぱり
努力値:HP244 攻撃252 余りBS
持ち物:こだわりハチマキ/たつじんのおび/じゃくてんほけん/ラムのみ/ゴツゴツメット/とけないこおり/いかさまダイス/イバンのみ/あつぞこブーツ
確定技:ゆきなだれorつららおとしorアイススピナーorつららばり(いかさまダイス持ち以外はつららばりと両立可)/ジャイロボール
攻撃技:じしん/ヘビーボンバー/かみくだく/ストーンエッジ/ボディプレス/ミラーコート
変化技:じこさいせい/のろい/てっぺき

素の物理耐久の高さを活用し火力を高めて物理相手と打ち合う型。
テラスタルすることでこおりに強いタイプの物理型を相手取れる可能性も生まれている。
一致技はどれも一長一短なのでお好みで。

DLCでジャイロボールが復活したのもあって、純粋な物理アタッカーの場合ゆうかんでの最鈍調整を推奨。
余談だが、ジャイロボールの最大火力指数はつららばり4発より上で、その差が何とたったの2(ジャイロボールが27750、つららばり4発が27748)となっている。


相性考察 [編集]

  • ギャラドスボーマンダ
    弱点の炎や格闘への引き先になり、いかくで物理受けにも更に磨きがかかる。
    岩と特殊技全般が一貫するので残り1枠には鋼や特殊受けを加えるのがベスト。
  • サザンドラ
    こちらはロトムなどへの引き先になる。サーフゴーにも多少有利に。
    但し格闘は一貫するので裏にはゴーストやフェアリーなどを控えておくこと。

対クレベース [編集]

注意すべき点
圧倒的な物理耐久。じこさいせいや積み技、テラスタルで物理に対し要塞化する。
HB特化で炎半減テラスタルの場合、特化コライドンのハチマキ炎テラスタルフレアドライブが確定3発になる程なので
てっぺきを連打された場合、物理では突破が事実上不可能となる。
がんじょうにより一撃必殺も効かず特殊技も耐えてミラーコートで反撃される。
サブウェポンも豊富でアタッカー型にも注意が必要。
特にジャイロボールは超鈍足で事実上メインウェポン化しているので、安直に高速アタッカーを使うのは返って危険。
対策方法
特防は低いので特殊アタッカーで攻める。
ミラーコートは怖いものの役割放棄の行動であり本来クレベースで止まるはずの物理アタッカーが通るようになるので一概に悪いわけではない。
おにびがあればがんじょう潰しと攻撃低下で大幅に弱体化を狙える。どくどくも有効。
かたやぶりならがんじょうを貫通できるがA特化ラムパルドの珠もろはのずつきくらいの火力がないと確1にできない。

外部リンク [編集]