ホワイトキュレム - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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ホワイトキュレム [編集]

No.646 タイプ:ドラゴン/こおり
特性:ターボブレイズ(特性に関係なく相手に技を出せる)
体重:325.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
ドラゴン・氷HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
キュレム125130901309095660プレッシャー
ホワイトキュレム1251209017010095700ターボブレイズ
ブラックキュレム1251701001209095700テラボルテージ
セグレイブ11514592758687600ねつこうかん/アイスボディ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう/いわ/ドラゴン/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第五世代の禁止級伝説で、数少ないこおり×ドラゴン複合。ほかは一般ポケモンのセグレイブのみ。
「いでんしのくさび」を使いキュレムレシラムを取り込んだフォルムチェンジ形態。
攻撃が若干下がる代わりに特殊面が強化され、特に特攻は現環境の全ポケモン中2位タイという凄まじい数値を誇る。
また素早さは禁止級の激戦区である90を上回っているところもポイント。
抜群範囲の広いこおり、等倍範囲の広いドラゴンの組み合わせにより、タイプ一致技による攻撃性能は高め。
準専用特性により、がんじょうマルチスケイルなどの特性による受けも許さない。
耐性はやや貧弱だが、ドラゴンとしては珍しいこおり等倍も魅力。
特性による補正を考えなければ、りゅうせいぐんの火力指数は他のドラゴンを圧倒的に上回る。

反面、一致技が双方はがねに半減されてしまう点は痛い。
準専用技であるクロスフレイムのほか、きあいだまやだいちのちからを覚えるため対抗自体は可能だが、
剣王ザシアンソルガレオ等、一致で弱点を狙ってくる相手に軒並み上を取られる。
有利・不利がかなりはっきりしており、相手の構築によって出せるか否かが分かりやすく、読まれやすさが欠点となる。

ブラックキュレムに比べ使いやすい一致技が揃っており、攻撃面の性能が安定している。上記の通り鋼への有効打があるのも大きい。
特殊型がメインとなる関係上素早さを補強する手段に欠けるため、自身より低速のポケモンに役割を絞った広範囲の崩し役としての運用がメイン。
受けられづらさと一致技の使い勝手の良さから、ダブルバトルにおいても活躍が期待できる。

第九世代ではこおりのキバ、ゆきなだれ、ほえるを新規習得。
また天候のあられが廃止され、スリップダメージがなくなったことによりがむしゃらとのコンボが成立しなくなった。
代わりに追加されたゆきにより、やや高めの物理防御を強化することが可能。ふぶき必中化は据え置きで、特殊メインのホワイトキュレムとの相性は良好。

主要な過去作限定技(廃止技除く)
いばる/かげぶんしん/つめとぎ/どくどく/はねやすめ

フォルムチェンジした場合、一部の技が以下の通りに変化する。
こわいかおとクロスフレイムorクロスサンダーを両立させた状態で通常キュレムに戻した場合、技欄の後ろ側のこわいかおを忘れ、欄が一つ空く。クロスフレイムorクロスサンダーのPPを増やしている場合は並び順に注意。

ホワイトキュレム通常キュレムブラックキュレム
コールドフレアこごえるせかいフリーズボルト
クロスフレイムこわいかおクロスサンダー

フォルムチェンジに必要ないでんしのくさびは、手持ちかボックスにキュレムがいれば、マリナードタウンの競売で入手可能。
なおいでんしのくさびの仕様上、合体状態のキュレムを1つのデータに複数存在させることはできない[1]



特性考察 [編集]

ターボブレイズ
準専用特性。かたやぶりと同様の効果で、相手の特性を無視して技を繰り出せる。
氷技、炎技をたいねつあついしぼうによって軽減されず、もらいびに炎技を無効化されないほか、がんじょうばけのかわを貫通できるなど便利な特性。

例外的にファントムガードメタルプロテクトプリズムアーマーかたやぶりおよび類似特性の影響を受けないという特徴があり、ターボブレイズで無効化できない。
ソルガレオはこごえるかぜに受け出された時くらいしか影響はなく、日食ネクロズマは素早さで勝っているが、基本的に相性不利(いずれもクロスフレイムが確2)。
テラパゴステラスシェルは貫通可能。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
りゅうせいぐん130(195)90特攻↓↓タイプ一致の主力技。ドラゴン最高の特殊火力を活かせる。
りゅうのはどう85(127)100-タイプ一致技。性能安定だが、火力が物足りない。
コールドフレア140(210)90溜め攻撃
火傷30%
ホワイトキュレム専用技。追加効果は優秀だが、パワフルハーブが必須。
ふぶき110(165)70凍り10%全ポケモン最高火力のふぶきを繰り出せる。ゆき下で必中。
れいとうビーム90(135)100凍り10%タイプ一致技。性能安定。
フリーズドライ70(105)100水に効果抜群
凍り10%
タイプ一致技。水に役割を持つなら。パルキアなどに4倍。
こごえるかぜ55(82)95素早↓100%追加効果が優秀。ダブルでは相手全体攻撃。こごえるせかいは通常キュレム限定。
クロスフレイム100100-ホワイトキュレム限定の準専用技。補完も優秀な鋼対策。
きあいだま12070特防↓10%対岩鋼。バンギラスに。命中不安。剣王ザシアンにはクロスフレイムで。
だいちのちから90100特防↓10%対鋼。特性でふゆうを無効化。
シャドーボール80100特防↓20%黒馬バドレックスピンポイント。
ぜったいれいど-30一撃必殺持ち技ではどうしようもない相手への博打。氷には無効。
特性によりがんじょうは貫通できる。
テラスタルで氷以外のタイプになると命中が20に下がる点に注意。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
タイプがステラなら威力100・使用後攻撃と特攻一段階ダウン。
物理技タイプ威力命中効果解説
ストーンエッジ10080急所率+1役割破壊技。ホウオウなど4倍弱点持ちへの牽制に。
がむしゃら-100-相手のHPを自分と同値まで減らす。
禁止級では数少ない習得者だが、先制技を覚えない。死に際に。
変化技タイプ命中備考
りゅうのまい-抜き性能を上げる強力な積み技。
ふういん-相手のりゅうせいぐんやまもる等を使用不能に。
ゆきげしき-セルフで降らす。物理防御の強化やふぶきの必中化に。
リフレクター-味方のサポートに。
ひかりのかべ-味方のサポートに。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ハイパーボイス格闘が一貫する。
クロスフレイム禁伝鋼+フェアリーへの切り返し。ただし岩は一貫する。
クロスフレイムが強化され、一致技と併せて広範囲に等倍押しできるように。
重要な役割対象のカイオーガや一部地複合への役割を放棄してしまうので、切るタイミングは重要。
テラバースト対岩。耐性は優秀だが、電気や草は受けられなくなる。
テラバースト麻痺無効。水にはフリーズドライで弱点を突けるので、テラバーストの優先度は低め。
テラバースト粉技無効。
コールドフレア
ふぶき
れいとうビーム
フリーズドライ
タイプ一致技の強化。ルギアカイオーガなどへの確定数が変動する。耐性は酷くなる。
きあいだま
テラバースト
対岩鋼。フェアリーが一貫する。
テラバースト対フェアリー。
だいちのちから対岩鋼。電気耐性は維持するが、水や草を受けられなくなる。
テラバースト格闘半減だが、岩が一貫する。
サイコキネシス対格闘。
テラバースト岩が一貫する。
ストーンエッジ
テラバースト
格闘と鋼が一貫し、水や草を受けられなくなる。
シャドーボール格闘無効。
りゅうせいぐん
りゅうのはどう
タイプ一致技の強化。役割関係を維持したまま火力を底上げするなら。
ただし氷技が抜群になる。
テラバーストいたずらごころ耐性の獲得。格闘とフェアリーが一貫する。
ラスターカノン禁伝ドラゴン+フェアリーへの切り返し。ただし格闘は一貫する。
テラバースト禁伝ドラゴン+格闘への切り返し。ただし鋼は一貫する。
ステラテラバースト氷技を等倍に抑えつつ役割関係を維持。加えて全てのタイプの技を一度ずつ強化。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

性格:おくびょうorひかえめ
努力値:CS252
持ち物:こだわりスカーフ/とつげきチョッキ/いのちのたま/じゃくてんほけん/こだわりスカーフ/こだわりメガネ/ラムのみ
確定技:りゅうせいぐん/フリーズドライ/クロスフレイム
優先技:だいちのちから
攻撃技:りゅうのはどう/ふぶきorれいとうビーム/こごえるかぜ/きあいだま/シャドーボール/ぜったいれいど
変化技:みがわり/りゅうのまい

高火力の特殊技で一掃する型。
C170から繰り出される一致りゅうせいぐんの威力は凄まじく、いのちのたまを持たせればグラードンディアルガ程度なら確1になる。

一致技を半減にする鋼に対しても、クロスフレイムとだいちのちからどちらかが必ず抜群以上で通る。
フリーズドライ+炎+地の範囲は全18タイプ中12タイプに抜群が取れ、そこに等倍範囲と威力に優れた竜技も加わるので、受け出しは極めて困難。

素早さがネックだが技範囲と火力は申し分ないため、味方によるサポートがあるとより活躍が望める。
氷技で飛行を牽制しやすい関係でねばねばネットとの相性がよく、ダブルではおいかぜ構築での運用も視野に入る。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ホワイトキュレム [編集]

注意すべき点
全ポケモン中トップクラスに高い特殊火力と豊富なサブウェポンを持つ。
一致技を両方半減する鋼にも有効打を持ち、がんじょうなどの特性を無効化するので、とにかく受けにくい。
特にメガネりゅうせいぐんの火力は半減でも油断できない。氷以外で受けられないぜったいれいども厄介。
また特殊耐久も高く、耐性が特殊寄りなため、生半可な特殊技だと削りにくい。
ダブルでは雪からの必中ふぶきを連打してくる上に物理耐久も強化される。
対策方法
ザシアンソルガレオなら不一致クロスフレイムに耐えつつ鋼技を撃ち込める。
また、ホウオウも安定する。
パルキアは無補正あくうせつだんが耐久無振りでも乱数止まり(特化で確1)、かつこちらが耐久無振りだとフリーズドライで確1をとられるので非推奨。
一般ポケモンならかそくバシャーモ等速い格闘ポケモンの物理一致技で攻めるのもよい。

外部リンク [編集]


[1] フォルムチェンジ状態のままで通信交換・ポケモンバンク・ポケモンHOMEによる転送や逃がすこともできない。