フロストロトム [編集]
No.0479 タイプ:でんき/こおり 特性:ふゆう(地面タイプの技を受けない) 体重:0.3kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
ロトム:ゴースト ヒート ウォッシュ フロスト スピン カット
でんき×こおり複合のFCロトム。専用技はふぶき。パッチルドン不在につき、現時点では固有タイプ。
一致技の補完が非常に優秀で、でんきに耐性を持つくさ、じめん、ドラゴンに抜群を取れる。
第九世代ではテラスタル+テラバーストで他のでんきタイプもこおり技を獲得したが、テラスタルを消費せず使えるのは大きな個性。
ただしこおり技はふぶきのみで、威力は十分ながら命中不安なのが痛い。
耐性についても、こおり複合の宿命としてロトム系列の中では悪い部類。
特に高威力の技が多いほのお、かくとう、いわ、かたやぶり+じめんが軒並み弱点なのは辛いところ。
なお、一応4倍弱点を持たず、弱点が実質3つなのはこおり複合としては見ると耐性は良好。
前述したテラスタルの登場で、ボルトチェンジを無効化されやすくなったのは他のロトム同様に逆風。
とはいえじめんはふぶきで牽制できるので、ヒートロトム、スピンロトムよりは呼びづらい。
ふゆう全般、およびFCロトム全般に言えることながら、でんきにテラスタルすれば実質弱点を潰せる。
また第九世代で霰が廃止され、代わりに登場した雪はこおりタイプの防御を上昇してくれる。
これにより耐性の悪さに反してロトムでは最高の物理耐久を実現することも可能。ふぶきが必中になる点も相性が良いため、雪パでの採用も考えられるか。
特性考察 [編集]
- ふゆう
- 隠れ特性はなく全フォルム共通の特性。弱点であるじめん技を無効化できる。
他のフォルムと比べると貧弱だが、こおりタイプとしては比較的優秀な耐性を得られている。
逆に各種フィールドの恩恵を得られない点はデメリット。
フィールドに阻害されずにねむるを使えるメリットはあるものの、耐性が半端で受け向きではないためメリットとしては小さい。
当然、かたやぶりには貫通されるため過信しないこと。
技考察 [編集]
攻撃技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
10まんボルト | 電 | 90(135) | 100 | 麻痺10% | タイプ一致技。性能安定。 | |
かみなり | 電 | 110(165) | 70 | 麻痺30% | タイプ一致技。雨とあわせたいが、ふぶきが命中不安になる。 | |
ほうでん | 電 | 80(120) | 100 | 麻痺30% | タイプ一致技。攻撃しつつ麻痺撒き。 | |
ボルトチェンジ | 電 | 70(105) | 100 | 自分交代 | タイプ一致技。攻撃しつつ撤退可能。 | |
ふぶき | 氷 | 110(165) | 70 | 凍り10% | タイプ一致技。雪とあわせて。氷技はこれのみ。 | |
シャドーボール | 霊 | 80 | 100 | 特防↓20% | ミミッキュ、ハバタクカミに。 | |
たたりめ | 霊 | 65/130 | 100 | - | 状態異常の相手に威力倍増。おにびやでんじはとあわせて。 | |
あくのはどう | 悪 | 80 | 100 | 怯み20% | シャドーボールと選択。スカーフなら怯みを狙える。 | |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | テラスタル中にテラスタイプの技に変化。電気と氷の範囲を補う手段として使いたい。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
でんじは | 電 | 90 | サポート用。地面は呼びにくいが、電気やひらいしん等に注意。 | |||
おにび | 炎 | 85 | 物理アタッカー対策。炎やこんじょうに注意。 | |||
トリック | 超 | 100 | メガネやスカーフとあわせて。 | |||
リフレクター | 超 | - | サポート用。味方の物理耐久を強化。 | |||
ひかりのかべ | 超 | - | サポート用。味方の特殊耐久を強化。 | |||
わるだくみ | 悪 | - | 火力を強化できるが、耐性の都合上あまり積む余裕は作れない。 |
テラスタル考察 [編集]
タイプ | 主な技 | 解説 | |
---|---|---|---|
炎 | テラバースト | 対草。ふゆうで弱点が1つ減る。毒との違いは炎耐性が残る、水と岩(ステロ)が弱点になる所。 | |
水 | テラバースト | 対炎・岩・地面。水弱点を半減する。草と竜は氷技で牽制できる。 | |
電 | かみなり 10まんボルト ほうでん ボルトチェンジ | 一致技の強化。ふゆうと合わせて弱点なしになり、耐性が大きく改善される。 | |
草 | テラバースト | 水無効特性持ちの水・地面に刺さる。粉技無効。 | |
氷 | ふぶき テラバースト | 一致技半減の草とドラゴンに抜群。一致技と合わせてジバコイル・ヒートロトム以外に等倍以上。 ただし耐性が酷く、炎も一貫する。 | |
毒 | テラバースト | 対草。ふゆうにより弱点は超のみ。猛毒無効。 | |
飛 | テラバースト | 対草だが、特性が無意味化する点に留意。競争が激しい格闘をテラバーストで狩れる点は有用。 | |
霊 | シャドーボール たたりめ | 暁ガチグマの台頭により価値がやや低下。 通常ガチグマには一致技両方無効+ふぶきで圧倒的有利。 | |
悪 | あくのはどう イカサマ | あくのはどうは性格ひかえめ+帯でサーフゴーが確定1発、ドラパルトは火力強化無しでも1発。 | |
鋼 | テラバースト | カイリューの主要攻撃技を半減できる上、ふゆうも活きる。 | |
妖 | テラバースト | 竜に対して耐性を得る。 トドロクツキをはじめとしたドラゴンとの撃ち合いのために。 ディンルーやイダイナキバの一致技にも耐性を持てる。 |
使用率・採用率の低いテラスタル |
型考察 [編集]
特殊アタッカー型 [編集]
性格:ひかえめorおくびょう
努力値:C252 S252or調整 残り耐久
持ち物:きあいのタスキ/半減実/こうかくレンズ/こだわりメガネ/とつげきチョッキ/オボンのみ
確定技:ふぶき/10まんボルトorかみなりorほうでん
攻撃技:ボルトチェンジ/あくのはどうorシャドーボール/テラバースト
補助技:トリック/でんじは/おにび/わるだくみ
基本的なアタッカー型。一致電気+氷の優秀な範囲を活かして攻める。
電気受けをじめんやドラゴンに一任しているパーティに刺さる。
攻撃面は優秀だが、耐久面は弱点が多く不安定なため、基本的にはCS振りで先手を取って弱点を突いていく形が理想。
浮いているのでエレキフィールドの恩恵は受けられない点に留意すること。
主力技ふぶきは強力だが、霰パ以外では命中不安が痛手。
かみなりやおにびも命中不安なので、天候を用いないならこうかくレンズに頼るのも手か。
メジャーな特殊みずやでんきを仮想敵に据えるなら、とつげきチョッキを持たせるのも良い。
不一致弱点やテラスタルによる不意打ちも比較的耐えやすくなる。
変化技を使いたい場合はオボンのみをもたせる手もあるが、弱点が多く一発耐えることすら危うい場面もしばしばあるためやや微妙か。
こだわりスカーフ型 [編集]
性格:ひかえめorおくびょう
努力値:C252 S252or調整 残り耐久
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:ふぶき/10まんボルトorほうでん/ボルトチェンジ
優先技:トリック
選択技:あくのはどうorシャドーボール/おにび
他フォルムのこだわりスカーフ型同様、トリックやボルトチェンジなどこだわりつつも小回りが利くのがポイント。
フロストの場合は先手で動いたほうが何かと都合が良いので、スカーフとは特に相性が良い。
対フロストロトム [編集]
- 注意すべき点
- 他ロトム同様特攻が高く、電気+氷の範囲を持つため攻撃性能では随一。
耐性も独特で、電気タイプのメインの技範囲である「電気+氷」を両方半減に出来る為でんきタイプに強め。
他のロトムにはない点として、雪が降っている間は防御が上昇する。物理技だと弱点でも落としきれないことも。