リキキリン - ポケモン育成考察Wiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

リキキリン [編集]

No.0981 タイプ:ノーマル/エスパー
通常特性:はんすう(きのみを食べた次のターンにも再び同じきのみを食べる)※キリンリキの時「せいしんりょく」
     テイルアーマー(先制技を無効化する)※キリンリキの時「はやおき」
隠れ特性:そうしょく(草タイプの技を受けた時、その技を無効化し、攻撃が1段階上昇する)
体重  :160.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
ノーマル/エスパーHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
リキキリン12090701107060520はんすう/テイルアーマー/そうしょく
キリンリキ708065906585455せいしんりょく/はやおき/そうしょく
しんかのきせき無振り(107)(107)(539)
アヤシシ103105721057565525いかく/おみとおし/そうしょく
ヤレユータン9060809011060490せいしんりょく/テレパシー/きょうせい
イエッサン♂6065551059595475せいしんりょく/シンクロ/サイコメイカー
イエッサン♀7055659510585475マイペース/シンクロ/サイコメイカー

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)むし/あく
いまひとつ(1/2)エスパー
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

特性「そうしょく」の場合、くさ無効


キリンリキの進化系。進化前と同様の二刀流気質で、素早さが低下した代わりにほかの数値が上昇。
通常特性も強力な新特性になり、実用性・差別化共に役に立つ。
ヤレユータンとの差別化に困ることもなくなり、独自の需要を見いだしやすくなった。

系統専用技のツインビームは、エスパー初の連続攻撃。
タスキやみがわりで行動回数を稼ごうとするどくかくとうに強い。
ただし合計威力はサイコキネシスを下回り、現環境のがんじょう持ちの弱点は突けないのが惜しい。

そうしょくとツインビームの存在によりキノガッサに滅法強く、無補正C無振りツインビームで無振りキノガッサを確1。
ひかえめBC振りの場合、第七世代のテンプレート型相手ならマッハパンチを低乱3に抑えつつ、タスキやみがわりも貫通して倒せる。
ただし、素早さは負けているのでインファイトやテラスタルには注意。

BDに比べHが高いので、耐久に252振る場合は68-92-92(実数204-102-102)とするのが最も耐久効率が良い。
ただし204は4nかつ16n-4なので、用途に応じ要調整。

二刀流気質なのもあって性格をゆうかんやれいせいにしたくなるが、その場合は素早さ52族と同速。
50~65族付近はハッサムニンフィアマリルリなど多くのポケモンがひしめく激戦区。
どこまで抜きたいかを明確にしたうえで努力値配分を決めるといいだろう。

主な活躍の場はダブルバトル。
イエッサン(メスのすがた)と違ってゴリランダーなどに上書きされない先制技無効を付与出来るので、ねこだましを始めとした先制技による妨害を安定してカット出来る。たとえ他の特性にしても初見では見分けが付かない。
トリパやおいかぜパなどのねこだましの妨害に弱い短期決戦パーティによく採用され、安定して10位台の採用率を誇っている。
流行りの黒馬バドレックスにはかみくだく、もしくはシャドーボールで落とせる。

以下はアヤシシ、およびキリンリキとの耐久指数比較。

ポケモン(耐久無振り時)物理耐久指数特殊耐久指数備考
アヤシシ1637616910特性いかく
リキキリン1755017550
キリンリキ1232512325
キリンリキ(きせき)1848718487道具を持てない

進化前のキリンリキの考察については後述。



特性考察 [編集]

はんすう
準専用特性。自分で消費するか、なげつけるでぶつけられたきのみを次のターンの終了時にも食べる。
回復系のきのみは確定数をずらしやすくなり、能力上昇実はバトンタッチと相性良好。
ダブルバトルでじゃくてんほけんを持ち、相方に能力上昇実をなげつけてもらうことで超強化が可能。
純粋に効果が2倍になるじゅくせいと異なり、2回目の発動は次のターンの終わりなので、きのみの恩恵を余さず受けられるまでにラグがあることは意識しておきたい。
また、最初にきのみを食べてから次のターンの終了までに交代、特性変更、きのみの効果がない状態になる(オボンのみ使用後にHP最大など)と特性が発動しなくなるので注意。
なお、きのみを既に食べた状態できんちょうかんを後出しされても発動は阻害されない。
Ver.1.2.0で発生した「特性が2ターン毎に永続で発動する」挙動は不具合であり、Ver.1.3.0で修正された。
テイルアーマー
専用特性。相手から受ける先制技を無効化。ふいうちを防げるのはおいしい。じょおうのいげんビビッドボディと同じ効果。
サイコフィールドも覚えるが、そちらと違い自分や味方の先制技は無効化せず、浮いている味方も守れる。
ただし、リキキリン本人はふいうちを忘れて、先制技を覚えなくなった。
ダブルバトルでのサポーターとしての役割を強調させるならこちら。
ハギギシリとはエスパーで被っているが、習得技やゴースト無効の耐性で差別化は容易。
特にダブルではふういんの存在が大きい。
なお、かたやぶりで貫通されるのは忘れずに。
そうしょく
隠れ特性。くさ技を無効化し、攻撃を1段階上昇。発動すると物理アタッカーにもなれる。
発動が相手に依存するが、ダブルバトルでは味方の「はなふぶき」で能動的に発動できる。
粉技も無効にできるので、キノガッサなどを仮想敵に据えるならば採用範囲に。
相手から受けるイカサマの火力も上がる点は注意。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
サイコキネシス90(135)100特防↓10%タイプ一致技。安定したメインウェポン。
サイコショック80(120)100-タイプ一致技。特防の高い相手を意識するなら。
ツインビーム40(60)*2100-タイプ一致専用技。がんじょうやタスキを貫通。
サイコノイズ75(112)1002ターン回復封じタイプ一致技。威力は控えめだが相手の回復動作を封じられる上にみがわり貫通。
のどスプレーと併用可能。
アシストパワー20(30)~100能力上昇で
威力上昇
タイプ一致技。積み技や道具等と併せて。バトンタッチ型のお供にも。
みらいよち120(180)1002ターン後に
攻撃
エスパー最高火力。強制交代技は覚えないので、悪タイプの受け出しには注意。
ハイパーボイス90(135)100みがわり貫通タイプ一致技。ぼうおんには無効。じごくづきにも注意。
ダブルでは相手全体攻撃。
テラバースト80(120)100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
テラスタル前でもタイプ一致なので扱いやすい。
そうしょく発動後には物理技にもなり得る。
マジカルシャイン80100-悪タイプへの牽制として。特にみらいよちの使用後に。ダブルでは相手全体攻撃。
シャドーボール80100特防↓20%タイプ上有利なゴーストに対して。鋼にも通る。
B4振り黒馬バドレックスには補正有C204振りで確1。
10まんボルト90100麻痺10%水・飛行タイプ意識。特にギャラドス
かみなり11070麻痺30%命中は不安だが火力を求めるなら。雨乞いも覚える。
チャージビーム50100特攻↑70%積み技感覚で使える。
エナジーボール90100特防↓10%水・地・岩を意識するなら。
くさむすび20~120100相手体重依存威力不安定。100.0kg以上ならエナジーボール超え。特にヘイラッシャ
ミラーコート-100優先度-5高HPと相性が良い。
耐久調整と併せて。悪タイプには無効。
物理技タイプ威力命中効果解説
サイコファング85(127)100壁破壊タイプ一致技。性能安定で壁破壊も可能。
のしかかり85(127)100麻痺30%タイプ一致技。命中安定。追加効果優秀。
ちいさくなる使用後の相手には必中・威力2倍。
すてみタックルは覚えない。
じしん100100-鋼・岩に有効で、相性補完が優秀。
10まんばりき9595-ダブルでの単体攻撃に。じしんと異なり接触技。
グラスフィールドの影響を受けない。
じならし60100素早さ↓100%追加効果が優秀。ダブルバトルでは味方を巻き込むので注意。
イカサマ95100-高火力物理アタッカーに。サポート主体なら特に扱いやすい。
かみくだく80100防御↓20%対ゴースト。B4振り黒馬バドレックスには補正有A164振りで確1。
ダメおし60/120100-ダブル用。被弾後の相手に威力倍増。トリル以外なら採用候補か。
ふくろだたき-100ダブルで味方のせいぎのこころびびりなどを発動させる。
アイアンヘッド80100怯み30%対妖・岩。でんじはと併せたまひるみ戦術にも。
A特化でH4振りハバタクカミが高乱数1発(81.25%)。
けたぐり20-120100相手体重依存貴重な闘技。ドドゲザンバンギラスなど仮想敵を定めて採用したい。
にどげり30×2100-がんじょうやタスキに強いが、低威力。そうしょくと好相性。
性格補正有A252でH4振りパオジアン高乱数。@帯やテラスタルで確1。
くさわけ50100素早さ↑100%バトンタッチ型やダブルバトルで味方を巻き込みたくない場合は
じならしよりも使いやすく、タイプによって無効化もされない。
変化技タイプ命中解説
でんじは90妨害技。地面や電気タイプには無効。
こうそくいどう-進化で低下した素早さのケアに。無補正164振りで積むと最速130族抜き。
無補正S212振りで積むと最速ドラパルト抜き、通常時もS無振り85族抜き。
のろい-攻撃・防御を強化。素早さ低下のデメリットもあるが、トリックルームで活用も可能。
めいそう-特攻と特防を強化。
わるだくみ-自身の特攻を二段階強化。
ドわすれ-特防を強化。
ひかりのかべ-サポート用。ドわすれと選択。
リフレクター-サポート用。
ねがいごと-バトンしない場合に味方後続の低負荷降臨を目的に採用。
HPが多いので味方を助けやすい。まもるとセットで自身の回復も可。
トリック100こだわりアイテム等の持ち物を押し付ける。
トリックルーム-低下した素早さを逆手に取る手段。
テイルアーマーなら発動時にねこだましで妨害されず、発動後も先制技で崩されない。
サイドチェンジ-読みが要るが、ゴースト弱点の味方などを守る手段として。
ふういん-ややダブル向き。技は多彩なので決めやすい。かみくだくやイカサマを封印できれば儲けもの。
サイコフィールド-フィールドを張り替えてエスパー技の強化を図る。
テイルアーマーと少し役割が被るものの、相性は〇。
バトンタッチ-積み技、そうしょく、道具、くさわけ等による能力アップやみがわりを引き継げる。
くろいまなざし-有利対面から積みの起点化に。役割対象に合わせた耐久調整が肝要。
霊や脱出系の持ち物、バトン等には逃げられる。
パワースワップ-お互いのAとCのランク補正を交換。ややダブル向き。そうしょくの攻撃上昇を味方に渡せる。
ガードスワップ-お互いのBとDのランク補正を交換。ややダブル向き。
積んでくる耐久型相手や、ドわすれの特防上昇を隣の味方に渡す。
スキルスワップ-ほぼダブル用。草弱点にそうしょくを渡せる。シングルでも厄介な特性を奪うのに使える。
てだすけ-使用ターンの味方の攻撃技が1.5倍になる。優先度+5。ダブル用。

テラスタル考察 [編集]

テラバーストを採用しやすい両刀な種族値、タイプ、特性であることも相まって、鈍足中耐久とはいえテラスタルを切る意義は大きい。

タイプ主な技解説
ハイパーボイス
はかいこうせん
のしかかり
ギガインパクト
一致2倍。虫・悪弱点が消える。格闘には超技がある。
テラバーストそうしょくで草技読み受け出し、A補正の上で草を返り討ちに。
弱点を突いてくる虫も対処可能。
テラバーストそうしょくなら弱点は電気とフリーズドライのみ。居座り性能も高いため有用。
10まんボルト
かみなり
チャージビーム
テラバースト
麻痺無効。
エナジーボール
くさむすび
くさわけ
テラバースト
そうしょくでは無いとバレがち。
テラバースト格闘は超技で対抗できる。
けたぐり
にどげり
テラバースト
苦手な虫・悪を半減。飛・超・妖には電・悪・鋼で抜群を取れる。
けたぐりでH252ドドゲザンを、にどげりでH4振りパオジアンを確1にできる。
テラバースト解説
じしん
じだんだ
じならし
テラバースト
解説
テラバースト対虫。
サイコキネシス
サイコショック
アシストパワー
ツインビーム
サイコファング
一致2倍。ノーマルテラスよりも火力が見込める。
虫や、特に悪相手はさらにキツくなる。霊が無効→抜群になる点も注意。
テラバースト対悪。
テラバースト格闘は超技で対抗できる。
シャドーボール
テラバースト
虫半減だが、悪が一貫する。
テラバースト解説
イカサマ
かみくだく
ダメおし
悪半減。フェアリーのほうが耐性に優れるが霊・超耐性が欲しいなら。
いたずらごころちょうはつにも有効。虫は抜群のままなのはネック。
テラバースト
アイアンヘッド
耐性が優秀。格闘は超技で対抗できる。
マジカルシャイン
テラバースト
苦手な虫・悪を半減。
テイルアーマーと併用するとハッサムに対しとても強く出られるように。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

特殊型 [編集]

特性:はんすう/テイルアーマー
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:耐久調整残りC or CS252
持ち物:オボンのみ/フィラのみorウイのみ/いのちのたま/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/とつげきチョッキ/のどスプレー
確定技:サイコキネシスorサイコショックorツインビームorサイコノイズ
選択攻撃技:テラバーストorハイパーボイス/シャドーボール/10まんボルトorかみなり/エナジーボールorくさむすび/マジカルシャイン/ミラーコート/みらいよち
選択変化技:めいそう/でんじは/ドわすれ/ひかりのかべ/リフレクター/こうそくいどう/バトンタッチ/トリック/くろいまなざし/トリックルーム/まもる(特性はんすう時)

耐久力を活かして殴り返していく。
初手こうそくいどうorトリックルームで先手を取り返しておくのも手。
サーフゴーにはゴースト技読みで後出しでき、シャドーボールを叩きこめる。

そうしょく物理ベース型 [編集]

特性:そうしょく
性格:いじっぱりorやんちゃorさみしがり/ゆうかん/ようきorむじゃきorせっかち
努力値:A252ベース、残り調整
持ち物:たつじんのおび/いのちのたま/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/オボンのみ/とつげきチョッキ
確定技:サイコファングorツインビーム
優先技:テラバーストorのしかかり/じしん
選択攻撃技:かみくだく/アイアンヘッド/けたぐりorにどげり/くさわけ
選択特殊技:マジカルシャイン/10まんボルト
選択変化技:バトンタッチ/こうそくいどうorでんじは/みがわり/くろいまなざし/ガードスワップ

そうしょくと一致エスパー技でモロバレルキノガッサ等に有利に出られるようにした型。
A上昇後を考え、物理技が中心になる。
特にじしんは一致技との相性補完が良好で優先度が高い。

特攻は無振りでもそれなりの高さなので、二刀流の育成も選択肢。
中でもテラバーストはテラスタル化抜きでも扱いやすい。

両刀にして性格に下降補正を掛ける場合はゆうかん、もしくはやんちゃorさみしがりを推奨。
いじっぱりだと努力値のロスが多すぎるので損。
ちなみにS4振り60族抜きに育てて、下降補正で下がった分を努力値で補う場合、性格をやんちゃにした方が必要な努力値が少なくて済む。
実数値C134 D90 S82の時、やんちゃ:D76、S12振り。ゆうかん:S92振り。

【ダブル】トリックルーム始動型 [編集]

特性:テイルアーマー/はんすう/そうしょく
性格:のんき/なまいき/れいせい
努力値:BD振り耐久ベースでHBDC調整
持ち物:オボンのみ/メンタルハーブ
確定技:トリックルーム
選択攻撃技:ハイパーボイス/サイコキネシスorサイコショックorツインビーム/イカサマ/サイコファング/ふくろだたき
選択変化技:てだすけ/まもる/ふういん/ひかりのかべ/リフレクター/サイドチェンジ/ねがいごと/パワースワップ/スキルスワップ

テイルアーマーによるねこだまし無効に加え、メンタルハーブを持たせることでまず阻止されない堅牢な始動役となる。
2体の集中攻撃で倒す、状態異常やふういんを使う、などが阻止手段に挙げられるが、
これらは隣のポケモンでねこだましすることで解決できる。テイルアーマーは味方にも有効なので味方も邪魔されることはない。
素のとくこうも高く、トリル後はハイパーボイスで自らダメージを稼ぐこともできる。
壁構築にはサイコファングで対抗。素早さ下降性格なので、攻撃無振りでもそれなりの威力に。

また、テイルアーマーは相手に表示されないため、他の特性を選択しても特性発動まで先制技を牽制することが可能。
キノコのほうし無効のそうしょくや、オボンのみ込みでの超耐久を得られるはんすうを選択すれば単体性能はより高まる。
その場合、交代出しから先制技をカットする動きができなくなる点は注意。

ふういんを覚えさせれば対トリックルームとしての役割もこなせるようになる。
ハイパーボイスと両立することでニンフィアの主力技も同時に封印可能。

ねこだまし無効のトリックルーム始動役としてはイエッサン♂より高耐久かつ鈍足。
せいしんりょくヤレユータンはさいはいによる独自の強みを持つ競合だが、隣へのねこだましも防げる点や、
H振りでコノヨザルのいのちがけを耐えられる点が強みになる。

【ダブル】じゃくてんほけんはんすう型 [編集]

特性:はんすう
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:BD振り耐久ベースでHBDC調整
持ち物:じゃくてんほけん
確定技:アシストパワー
選択攻撃技:ハイパーボイス/マジカルシャイン/シャドーボール/10まんボルト/エナジーボール
選択変化技:まもる/こうそくいどう/めいそうorわるだくみorドわすれ

じゃくてんほけんを持たせ、味方からカムラのみやリュガのみを投げつけてもらう。
能力が一気に5段階、次のターンでさらに1段階上がるので、アシストパワーの威力は120→140に。
その後は一気に攻め立てるか、ドわすれも積んで要塞化する。

例として、ひかえめC76,S212振りを施し、味方にカムラのみを投げつけてもらうことで
ようきHS252振りドラパルトを抜いた上にシャドーボールで確1。


対リキキリン [編集]

注意すべき点
ゴースト無効のエスパー。特性がテイルアーマーなら先制技、そうしょくなら草が無効。
でんじはでの妨害やバトンタッチ、両壁などのサポート能力も高い。
ダブルではねこだまし無効のトリル始動型、なげつけるコンボのはんすう型も。
対策方法
S60とやや半端な数値なので、通常でもトリル下でも上を取るのは容易。
悪タイプや物理技ならミラーコートも恐れず攻められる。
ちょうはつはメンタルハーブ、はたきおとすはじゃくてんほけんに注意。

キリンリキ [編集]

No.0203 タイプ:ノーマル/エスパー
通常特性:せいしんりょく(怯まない、相手の特性「いかく」の効果を受けない)
     はやおき(ねむりの継続ターンが本来の半分になる)
隠れ特性:そうしょく(草タイプの技を受けた時、その技を無効化し、攻撃が1段階上昇する)
体重  :41.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
草食ノーマルHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
キリンリキ708065906585455せいしんりょく/はやおき/そうしょく
しんかのきせき無振り(107)(107)(539)
リキキリン12090701107060520はんすう/テイルアーマー/そうしょく
アヤシシ103105721057565525いかく/おみとおし/そうしょく

リキキリンとはページを別にする必要も無いが、進化後とは性能が違っているのも確かなので分離。
進化後とは覚えられる技に差はない。第九世代からしんかのきせきが適用されるようになったが、ふいうちは覚えなくなった。

きせきを持たせた場合は耐久が改善されるが、やはり進化後のリキキリン、および同タイプのアヤシシが壁になる。
それぞれきせきキリンリキに対して、耐久力が約0.94倍~0.85倍に補正される点はあるが、道具を持てる点や火力で上回っている。
そのため、特性や素早さも加味した上で差別化する必要があるだろう。

此方もツインビームを覚えるので、無補正C76振りならD4振りキノガッサを先手で確1にできる。
リキキリンと比べた場合、攻撃種族値の差は小さいので、物理アタッカーとして運用するためのそうしょくせいしんりょくの意義も増した。

耐久指数の比較はリキキリンの概要を参照。


特性考察 [編集]

せいしんりょく
怯みといかくを無効化。物理アタッカーであれば優先度が上がる。
ミラーコートとの両立はキリンリキのみ。とはいえ素の耐久があまり高くないので、狙うなら基本的にタスキやきせきが必須。
はやおき
眠るターン数が縮まるが、眠らないわけではないので対策として不完全。
速効性の高い睡眠技は粉技も多く、そうしょくの方が確実な場合が多い。
一方でねむるとの相性は良く、しんかのきせきによって耐久数値の底上げに成功。
さらに耐久を上げられるドわすれやめいそうを覚えるので、特殊流しとして運用する際の選択肢に。
そうしょく
上記リキキリンの欄を参照。
しんかのきせきによる耐久向上により、読み違えた際のリスクも減少している。

型考察 [編集]

アタッカー型 [編集]

特性:せいしんりょく/そうしょく
性格:おくびょう/むじゃき/ようき
努力値:S252 C252orA252ベース
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/しんかのきせき
確定技:サイコファングorツインビーム
選択物理技:のしかかり/かみくだく/じしん/けたぐり/くさわけ
選択特殊技:テラバースト/ハイパーボイス/シャドーボール/10まんボルトorかみなり/エナジーボールorくさむすび/マジカルシャイン/ミラーコート
選択変化技:わるだくみorめいそう/こうそくいどう/でんじは/ひかりのかべ/リフレクター/バトンタッチ/トリック

耐久に振るだけではリキキリンの劣化になりやすいので、S振りをベースとした育成になる。
同速にはウェーニバルなどが該当し、B4振りの相手ならいのちのたまA228振りサイコファング、もしくはいのちのたまC116振りツインビームで確1。
素早さを最速ギャラドス抜きに留めてかみなりor10まんボルトの採用も手。

単に殴るだけでは火力不足なので、ミラーコートでの反撃やでんじは、壁等の変化技を使い分ける。

はやおきめいそう型 [編集]

特性:はやおき
性格:おくびょう/すぶとい/おだやか
努力値:H252 BDS調整
持ち物:しんかのきせき
確定技:ねむる/めいそう/アシストパワーorツインビーム
選択特殊技:テラバースト/ハイパーボイス/シャドーボール/10まんボルトorかみなり/マジカルシャイン
選択変化技:でんじは/ひかりのかべ/リフレクター

はやおきとねむるを合わせて特殊受けとして運用する型。主にゴーストやくさタイプが狙い目。
特殊耐久を上げて受け性能を高めたいので、めいそうも確定。

確定技だけで技枠を三つ使ってしまうので、残りはタイプ一致のノーマル技、
もしくは、あくタイプ対策となるマジカルシャインが優先か。


対キリンリキ [編集]

注意すべき点
リキキリンに比べて素早さが高い。しんかのきせきによって耐久の改善にも成功。
ツインビームにより、キノガッサメタとしてより確実に働ける。
対策方法
弱点を突かれない耐久型なら止めやすい。
しんかのきせきによって一撃では倒せなくとも、耐久に振るケースは少ないので確2に追い込めるケースも多い。
このため、素早いアタッカー相手なら受け出しされ辛い。

外部リンク [編集]